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書籍と経済に関するsirouto2のブックマーク (12)

  • ゾウとサメは、どちらが危険か? リスクについての考え方 | Bizトピックス | キャリコネ

    2011年、世界は二つの深刻なリスクの顕在化に遭遇した。一つは技術のリスク、もう一つは経済のリスクだ。言うまでもなく、それは日の原子力発電所事故であり、ギリシャの財政問題だ。  リスク――それは、目の前にはっきりと姿を現すまで、「ありえないもの」として取捨される。そして、いざ出現すれば今度は「想定外だった」と責任回避される。  リスクとは何かを、この機会に考えてみよう。 ◇ ゾウとサメは、どちらが危険か。  シカゴ大学経済学部のスティーブン・D・レヴィット教授は近著で、そんな興味深い例を挙げて、リスクの考え方を示している。さあ、どちらが危険だろうか。  ごく素朴な感覚にしたがえば、恐ろしいのはサメだろう。しかし、教授は違うという。教授はこれを具体的な数値を示して、考えてみせる。 「1995年から2005年の記録で、サメの襲撃による世界中での死者数は、年平均で5.9人だった。多い年で11人

  • シンボリズムの価値 : 池田信夫 blog

    2010年03月21日16:01 カテゴリ科学/文化 シンボリズムの価値 モースの『贈与論』や書のような古典が訳で読める日は、幸福な国だ。一般の読者が読んでおもしろいではないが、経済学が想定している市場による交換とは別のクラという贈与のメカニズムが存在するという事実だけでも知っておく価値がある。 この贈与が何を意味するのかについては多くの議論があるが、中沢新一氏は解説で、その質は互酬性(reciprocity)だとしている。これは最近の実験経済学の調査でも、ほとんどすべての社会に見られる原理である。それは必ずしも「利他的」な行動ではなく、贈与のネットワークによって社会を統合して紛争を防ぐ機能をもっている、というのがマリノフスキ以来の機能主義的な解釈である。 しかし中沢氏も指摘するように、クラには豊かなシンボリズムがあり、芸術や儀礼の役割もある。これは機能主義的な観点からは余計な

    シンボリズムの価値 : 池田信夫 blog
  • イノベーションとは何ではないか : 池田信夫 blog

    2010年03月20日18:50 カテゴリ経済 イノベーションとは何ではないか アゴラ連続セミナーの4・5月のテーマは「イノベーション」。今さらという人もいるかもしれないが、18日に出た日経団連の提言を読むと、まず「イノベーションとは何ではないか」を経営者や官僚に理解してもらうだけでも意味があるような気がする。 経団連は、政府が「イノベーション・ハブ」をつくって技術革新を推進し、「知的財産保護を強化」するよう求めているが、こういう官民の合意によってイノベーションが生まれることはありえない。経営者はイノベーションを、マーケティング調査→社内のコンセンサス→技術開発→製造・販売という単線的なサイクルで考えるが、それは神話だと書は断定する。 たとえば、かつて洗剤の史上最大のヒット商品となった花王の「アタック」は、小型の洗剤が売れるというマーケティングによって開発された製品ではなかった。当初

    イノベーションとは何ではないか : 池田信夫 blog
  • 萌え絵が表紙のビジネス本をジャケ買いした

    GWで1週間お休みして、久しぶりのトップ10。先週最も読まれた記事は「1000円乗り放題で過去最悪? GWの渋滞ランキング」。2位は「インサイダー取引はなぜ見破られるのか……ベテラン審査官が明かす摘発の“極意”」、3位は「“使える”新入社員の見極め方」だった。 筆者もGWはゆっくり休んで、イースオンラインでレベル上げをしたり、東風荘で麻雀を打ったりしていたのだが、気晴らしに秋葉原のある書店に行った時、驚いたことがあった。表紙に萌え絵を使用しているビジネスが並べられていたのだ。 そのの名前は『華人経済師のみた中国の実力』。憂いを帯びた表情が印象的なこの絵を描いているのは美樹晴彦さん。『超時空要塞マクロス』『トップをねらえ!!』などのキャラクターデザイン、『機動戦士ガンダム』シリーズの小説表紙などを手がけたベテランイラストレーターだ。 昔からライトノベルでは表紙や挿し絵などにマンガ絵が使

    萌え絵が表紙のビジネス本をジャケ買いした
  • なんで実験経済学の話が出てこないのか謎だ - A.R.N [日記]

    # 2008年11月05日 id:luke_randomwalker 経済学, これはどうかと うーんBISビュー/バブルだとわかるなら空売りかければ大もうけですがな/で、誰が見てもバブルなら皆が売ってたちまちバブル消滅ですがな/後から「あれは誰が見てもバブル」なんていうのはただの後だしジャンケンでしょ # 2008年11月03日 id:mojimoji セルクマ バブル退治の難しさは、バブルかどうかわからないことより、バブルとわかってる人がバブルと認めない(インセンティブをもつ)ことの方でしょう。/後は実需に直接関わる政策を金融政策より重視すればいい、ということ。 # 2008年11月03日 id:kmori58 神のごとき目を持つモジモジ君にはそれがバブルかバブルでないか見分けられるのでしょうね。我々凡人には無理だ。 「バブルとわかってる人がバブルと認めない(インセンティブをもつ)」

    なんで実験経済学の話が出てこないのか謎だ - A.R.N [日記]
  • 堤 未果 『ルポ貧困大国アメリカ』

    堤 未果 『ルポ貧困大国アメリカ』
  • トヨタ式、キャノン式、アマゾン式 - 川崎裕一 / マネタイズおじさん

    せっかくのゴールデンウィークということで、読書しました。「トヨタ式 孤高に挑む「変革の遺伝子」」「キヤノン式―高収益を生み出す和魂洋才経営」「アマゾン・ドット・コムの光と影―潜入ルポ」の三冊です。 どれもおもしろいですが、アマゾンのは特にお勧め。 トヨタ式 孤高に挑む「変革の遺伝子」 作者: 日経済新聞社出版社/メーカー: 日経済新聞社発売日: 2005/04/19メディア: 単行 クリック: 10回この商品を含むブログ (5件) を見るキヤノン式―高収益を生み出す和魂洋才経営 (日経ビジネス人文庫) 作者: 日経済新聞社,日経=,日経済新聞=出版社/メーカー: 日経済新聞社発売日: 2004/04メディア: 文庫 クリック: 20回この商品を含むブログ (16件) を見るアマゾン・ドット・コムの光と影 作者: 横田増生出版社/メーカー: 情報センター出版局発売日: 2005

    トヨタ式、キャノン式、アマゾン式 - 川崎裕一 / マネタイズおじさん
  • 梶ピエールの備忘録。:島耕作もびっくり!なぜ中国企業が作るものはこんなに安いのか

    『クーリエ・ジャポン』6月号に掲載された山形浩生さんの記事で、Economist誌の中国系自動車メーカーについての記事が紹介されていた。まあ一連のコピー製品を揶揄するような内容なんだが、それにしてもいくらコピーしているからといってどうしてそんなに安い(オリジナルの半額くらい)製品を作れるのか、謎だ、とEconomistも山形さんも首をひねっており、Economistのことだからそのうち何かもっともらしい分析結果を出すかもしれない、という言葉で締めくくられていた。 しかし、わざわざEconomistが謎を解いてくれるのを待つ必要はない!中国産業研究の分野ではたぶん世界のトップランナーである、丸川知雄さんの新著を読めばその答えが(あらかた)わかるからである。 現代中国の産業―勃興する中国企業の強さと脆さ (中公新書) 作者: 丸川知雄出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2007/05メデ

    梶ピエールの備忘録。:島耕作もびっくり!なぜ中国企業が作るものはこんなに安いのか
  • 「行動経済学」友野典男(光文社新書) - bhikkhu's diary

    行動経済学 経済は「感情」で動いている (光文社新書) 作者: 友野典男出版社/メーカー: 光文社発売日: 2006/05/17メディア: 新書購入: 35人 クリック: 411回この商品を含むブログ (197件) を見る 概要 近年急速な発展を遂げ、今なお進展中の「行動経済学」という学問領域の基礎的な紹介。 現在の標準的経済学はその理論のミクロ的基礎となる人間行動のモデルにかなり強い仮定を置いている。それはいわゆる「経済人」と呼ばれる極めて合理的で利己的な人間のモデルである。「経済人」は自らの嗜好を明確に理解し、複数の嗜好間には矛盾がなく、さらにこの嗜好は常に不変である。そして、その嗜好に基づいて、いついかなるときでも自分の効用が最も大きくなるような選択肢を選ぶことが出来るとされる。また「経済人」は極めて合理的であると同時に完全に利己的であり、自己の物質的利益を常に最大化するよう行動する

    「行動経済学」友野典男(光文社新書) - bhikkhu's diary
  • 東京猫の散歩と昼寝 - 所有と国家のゆくえ

    稲葉振一郎・立岩真也『所有と国家のゆくえ』(asin:414091064X) 稲葉氏は、この対談で、自分が教わろうと思っていたことと、自分が教えようと思っていたことの、割合はどれくらいだったのだろう。半分半分? でも結果としては、どうも8割がた教えることになってしまったなと、感じているのではないか。 私はというと、「なるほど〜」「そうか〜」と知識が広まり深まったのは、100パーセント稲葉氏のレクチャーからだった。 なぜか。 じつをいうと、私が心のなかで思っていても世間の風向きを考えればいくらなんでもまともには口にできない類の、きわめて愚直な思いつきのまるで100パーセントを、気弱ながらも堂々たる論陣を張って展開しているのが、立岩氏だからだ。 「みんな生きなきゃいけない。だからとにかくみんなで分けよう」「あなたがもっているそれですけど、どうしてあなたのものだと言い張るのか、私にはわからないん

    東京猫の散歩と昼寝 - 所有と国家のゆくえ
  • 論座 2006/08 Book Review

    『ヤバい経済学』:お金だけが大切じゃないことを、説教としてではなく理論的に解明しようとする経済学の新潮流 レヴィット、ダブナー『ヤバい経済学』(東洋経済新報社, 2006) (『論座』2006 年 8 月号) 山形浩生 要約: 『ヤバイ経済学』は、経済学お金だけを扱うものではないことをはっきり示し、その方向性を次々に打ち出している実に楽しくも有意義な一冊だ。でも日のタコツボ経済学の世界はそれをきちんと評価できない。「お金ばかりを重視してはいけない」と年寄りの説教は大好きなくせに、ではお金以外をどうやって学問として考えようかについてまったく考えていない。書はそれをやっているのが偉大なところである。 書は刊行されてからすでにかなりの時間がたっている。ぼくは原書で読んで狂喜したし、すでに版権が取られていて自分では訳せないことを知って不安になったが(だってこんな楽しいが、どんよりした学者

  • ヒルズ黙示録・最終章 - 池田信夫 blog

    村上=ライブドア事件の捜査にも影響を与えたといわれる『ヒルズ黙示録』の続編。冒頭で、ライブドアがソニーの買収を考えていたことを明らかにして驚かせるが、書の最大の価値は、堀江・村上被告などの公判をフォローして事件と捜査の全容を明らかにしたことだろう。 公判の過程でもっとも驚いたのは、宮内亮治・中村長也被告が1億5000万円あまりを横領していたという疑惑だ。弁護側も指摘するように、検察がこれを隠すことと引き換えに彼らに検察の「堀江主導」説に沿った供述をさせていた疑いは強い。一種の「司法取引」といえばいえなくもないが、横領や特別背任は証取法違反よりも重い犯罪であり、これは末転倒の取引である。 しかし被告側の戦いも拙劣だ。特に「逮捕前会見」でインサイダー取引の容疑を進んで認めた村上被告が、逮捕されてから無罪を主張しはじめたのは支離滅裂で、彼が「プロ中のプロ」ではないことを露呈してしまった。

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