好きなものと生きていく#24 「数年前強がってオタク卒業するって言って、スーパーポジティブお洒落ガール目指してやってきたんだけど、お洒落なオタクが増えて、もうオタクという概念が消えかかってきてる素晴らしい世の中になってると気がついて、私ダッサって恥ずかしくなってる」 2020年1月末、こんな言葉が突然Twitter上に現れた。投稿したのはMOREでモデルを務め、ドラマの出演にグラビアまで幅広く活動する内田理央だ。 「小学生の頃からオタク」と自称する彼女だが、数年前までオタクを卒業しようと躍起になっていたそうだ。 「私なんかが芸能界にいていいのか……劣等感がすごかったし、自分の好きなことを話すと止まらなくて、後で反省しちゃう。気持ち悪いって思われてたらどうしようって」 彼女はなぜ、オタクを卒業しようとした自分を「私、ダサい」と一蹴できるようになったのか? (編集/メルカリマガジン編集部、撮影