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ブックマーク / www.newsweekjapan.jp/newsroom (1)

  • 原発と生きる道はいらない

    「原発のある町」で育った。実家から原発までは8キロの距離。同じ町に暮らす祖父母の家からはわずか1.5キロ、少し高台にある畑からは原発の排気口が見える。 約45年前、原発の建設計画が発表された。町は賛成と反対に二分された。近所同士、親戚同士でも意見は割れた。文字通り「原発を抱えることになる」祖父母の集落では、住民投票が行われた。だが開票直前に県(町)が介入。投票箱が開けられることはなかった。電力会社は住民の説得に菓子折り以上のものをちらつかせた。ひとり、またひとりと反対派が減っていった。 着工から5年、運転が始まった。町内の全戸に小さなスピーカーが備え付けられた。原発で何か異常が発生した際、「真っ先に情報が伝わるように」と。でもこのスピーカーから、当に必要な情報が入ってきたことは一度もない。何かトラブルがあっても、住民が知るのは後日、数カ月後に新聞で。臨界事故は8年間、隠蔽されていた。いつ

    sisya
    sisya 2011/03/30
    ダーティーなエピソードは、そこまでしなければならないほど電力を消費している自分にもあるので複雑な気分/地熱降雨も面積辺りでは世界有数でも、いかんせん国土が狭すぎる
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