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今月の「かわいい」
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Agile Journeyをご覧の皆さん、こんにちは。ヴァル研究所の熊野壮真 / 小泉翔太です。 私たちの勤務する株式会社ヴァル研究所は、日本で最初に発売された経路検索サービス「駅すぱあと」を中心に、公共交通に関連するさまざまなプロダクトを展開しています。最近では MaaS (Mobility as a Service))といった、未来の移動のあり方を変えていくような取り組みにもチャレンジしています。 これらプロダクト開発の現場にはアジャイルの考え方が浸透しており、各チームでは現場ごとに合わせたさまざまな形のアジャイルの実践が見られます。その実践手法は多様ですが、各チーム、共通して力を入れているのが「カンバン」による仕事の可視化の取り組みです。こと「カンバン」に関しては開発部門のみならず、バックオフィス部門でも積極的に活用しており、その活用場面の多さ、バリエーションの豊かさは当社の特色と言
組織にアジャイルな考え方やプラクティスを取り入れていく際、アジャイルに関して豊富な知識と経験を持つアジャイルコーチは非常に頼りになる存在です。Agile Journeyを読む方であれば、もしかしたらコーチングを受けた経験をお持ちかもしれません。 ただし、「アジャイル」は考え方や価値観であり、単一の実装形態があるわけではなく、また、アジャイルに取り組みたいと考える組織の規模や業種、メンバー構成も当然ながらまちまちです。このように前提が不確実な状態で、アジャイルコーチはいかにして依頼する組織の課題と改善のアプローチを見つけていくのでしょうか。 本稿では、こうしたアジャイルコーチにまつわる疑問を、数多くの組織の改革にコーチとして携わってきた吉羽龍太郎(よしば・りゅうたろう / @ryuzee)さんに投げかけます。組織に内在する課題の見つけ方、アジャイルな取り組みを進めていくための準備やアプローチ
ソフトウェア開発チームのパフォーマンスを測る指標、それがFour Keysです。「Four Keysはすぐに上がる数字ではなく、地道で本質的な取り組みをしながら、数値を見ることで自分たちはうまくやれていることを確認するもの」と語るのは、Findyのプロダクト開発部でエンジニアリングマネージャーを務める栁沢正二郎さん。 栁沢さんが開発に携わっているFindy Team+は、エンジニア組織がパフォーマンス改善に利用できるSaaSです。GitHubのリポジトリやJiraのイシュートラッキングなどを解析して、エンジニアやチームのパフォーマンスを数値化できます。2022年8月には、Four Keysについても可視化・分析できる「DevOps分析」機能をリリースしました。 注目したい点は、Findy Team+の開発組織自身がFindy Team+をドッグフーディングしていること。つまり、Four K
「アジャイルリーダーシップは、これからのリーダーシップです」 変化の速度が速まり、また、複雑化した現在のビジネス環境に適応し、価値を創出し続ける組織であるためには、旧来的ではない、新たなリーダーシップが必要になる。 こう説く書籍『アジャイルリーダーシップ』が2022年秋に刊行されました。著者であり高名なアジャイルコーチであるZuzana Šochová(ズザナ・ショコバ / @zuzuzka)さんは、自身の経験と多くの情報を融合し、変化に適応するアジャイル組織を形作るうえで重要な要素である、アジャイルリーダーシップを具体化し、それを体現するために必要なコンピテンシー(行動特性)やエクササイズを同書にまとめました。 書籍で語られる、アジャイルリーダーシップの価値はどこにあるのか、組織内で浸透させるための課題は何か、いかにして現場で発露するか。こうした「アジャイルリーダーシップの実践」を、同書
比較的小さなチームで小回りのきくプロジェクトを進める場合には、アジャイル開発やスクラムの利点をすぐに感じられる場面も多いでしょう。しかし、より多くのステークホルダーが関わってくる大規模な開発プロジェクトとなるとどうなるでしょうか。 いくつかのチームで2010年代前半からアジャイル開発に取り組んできたヤフー株式会社の開発組織ですが、現在では新規にスクラムを導入したいプロジェクトを支援する組織があり、たくさんのステークホルダーが関わる世界的なスポーツイベントの特設メディアサイトの構築においても効果を発揮しています。 スクラムマスターとして2021年にスポーツナビの総合メディアサイト開発を推進した田原慎也さんと、その田原さんたちをアジャイルコーチとして支援した荒瀬中人さんに、複数チームをまとめたスクラム開発での工夫や課題を聞きました。 後出しの追加要望や市場変化への対応が容易なスクラム開発 経験
日々、懸命に開発にあたっていても、スコープ調整は否応なく発生します。Agile Journeyの読者の方も、「予定していた機能開発を削らないといけない」と判断せねばならない経験をお持ちかもしれません。こうした判断をネガティブなものではなく、「変化への対応」と捉えて前向きにプロジェクトを進めるためには、なによりも信頼が必要、と語るのは、10年以上、アジャイルコーチとしてさまざまなチームに関わってきた安井 力さんです。安井さんが信頼を積み重ね、「変化に対応できる」チームになるために必要なことを解説してくれました。 プロダクト開発の中で「あれがほしい」「いつまでにほしい」「もっと早くほしい」とリクエストされることは珍しくないでしょう。また一方で、開発側から「これは難しい」「それまでにはできない」「思ったよりも時間がかかる」と伝えないといけない状況も、これまた珍しくはありません。さまざまなツールや
はじめまして!GMOペパボの和島(@wajimaf)です。私が勤務するGMOペパボは「ロリポップ!レンタルサーバー byGMOペパボ」をはじめ、ハンドメイドマーケット「minne byGMOペパボ」、ネットショップ作成サービス「カラーミーショップ byGMOペパボ」、オリジナルグッズ作成・販売サービス「SUZURI byGMOペパボ」など、「インターネットで可能性をつなげる、広げる」をミッションにさまざまなサービスを展開しています。 各チーム、それぞれが最適な開発体制を追求しており、もちろんスクラムに取り組むチームも多いです。そして、弊社ではスクラムやスクラムに含まれるプラクティスに取り組んでいるのは“開発”チームだけではありません。バックオフィスや広報など、“開発以外”の業務でも関わるメンバーたちが朝会や振り返り会といったプラクティスを導入し、効率化を進めているのです。 私自身は2010
はじめまして。株式会社イノベーター・ジャパンでフロントエンドエンジニアをしている、うじた(@besburg)です。弊社ではスクラムによる開発を取り入れており、スプリントの最後には毎回スプリントレトロスペクティブという振り返りを行っています。そこで試した振り返りの手法をこの記事ではまとめてみました。 私たちのプロジェクトではタスクの優先度に入れ替わりが多く、今やっていることを可視化するため、2021年8月からスクラムを開始しました。参加メンバーは各プロジェクトのエンジニア全員で、スプリント期間に合わせて1週間ごとに振り返りを行っています。スクラムによる開発が初めてだったこともあり、当初は自分たちに合った手法を見つけることを目標に振り返りを進めました。 週ごとにメンバーが交代でファシリテーターを担当し、試したい振り返り手法を持ち寄ってレトロスペクティブを行いました。そのため基本的には振り返り手
みなさん、こんにちは。「制御不能なアジャイルモンスター」こと及部敬雄(@TAKAKING22)です。私は現在、 Silver Bullet Club というソフトウェア開発チームに所属していますが、チームでは2017年5月にモブプログラミングを採り入れ、現在も継続しています。こうした経験のなかで得られたモブプログラミングに関する知見を、書籍、記事、コミュニティ活動などを通して発信してきました。また、アジャイルコーチとしてチームや組織へのモブプログラミングの導入支援もしています。 本稿では、モブプログラミングを実際の現場で活用する際に直面しがちな悩みポイントを抑えつつ、個人やチーム、そして組織がモブプログラミングとどう向き合っていけばよいのかについて、ご紹介します。 モブプログラミングとは モブプログラミングの流れ なぜモブプログラミングが必要なのか 分担作業とモブプログラミングの比較 2つ
アジャイルソフトウェア開発を企業が導入する際に、スクラムと並んで名前が挙がる開発手法にエクストリームプログラミング(XP)があります。ガイドブックや研修が存在するスクラムに対して、ペアプログラミング(ペアプロ)やテスト駆動開発といったプラクティスをエクストリーム(極限的)に実践しようというXPの導入には、どこから始めればよいのかと戸惑う開発組織もあるようです。 2022年6月に開催されたユーザベース主催の勉強会「エクストリームプログラミングで見える開発風景」では、XPの提唱者であるケント・ベックの著作などの翻訳者として知られる角征典さんと、XPを導入しているユーザベースのソフトウェアエンジニアである野口光太郎さんが講演したのち、XPの始め方やエンジニア以外との体制づくりなどについて、視聴者の質問をもとにパネルトークが行われました。 本記事では、組織にXPをどのように導入するか、またスクラム
はじめまして。そーだい(@soudai1025)です。私は普段は技術コンサルティングや受託開発を請け負う合同会社HaveFunTechの代表として、また、予防治療の自社サービスを展開する株式会社リンケージのCTOという二足の草鞋を履き、日々、さまざまなWebサービスの開発に携わっています。 これまでの開発経験のなかで、データベース設計に関わるさまざまな問題に遭遇してきましたが、本稿ではとくに、アジャイル開発時に発生しやすい問題とその対処についてお伝えしたいと思います。開発の現場で目にしやすい実装におけるアンチパターンを示しつつ、アジャイルという指針を維持しながら、対処となるデータベース設計についてご紹介します。 会員登録のアンチパターンと処方箋 イージーな実装とシンプルな実装 Userと言う名の罠 拡張と破綻 データベースは変化に弱い 仕様変更とテーブル変更 Addで変化に追従する 正規化
仕様書の通りのITシステムをカッチリと時間をかけて作っても、顧客に「依頼したものと違う」と言われてしまう。ソフトウェアエンジニアの「いいものを作りたい」という気持ちがビジネスに生かされていない。そう感じていた平鍋健児さんは、ピラミッドのように大きな建築物を数十年かけて作るやり方ではなく、生鮮食品のように鮮度を大切にしたアジャイルの開発手法に出会い、この20年を実践と普及に取り組んできました。 近年はビジネスの立場からも語られる「アジャイル」ですが、このインタビューではアジャイルを導入する企業がステージや事業規模に応じてどのような課題に直面するのか? とくに、小さなスタートアップ企業がアジャイルネイティブから大きくなったメガベンチャーだけでなく、旧来の開発手法を続けてきた既存の企業が、自分たちにフィットしたアジャイルを見つけるときに参照できるいくつかの事例とあわせて紹介します。 アジャイルが
こんにちは。株式会社アカツキでエンジニアリングマネージャーをしている、石毛琴恵です。私がマネージメントするチームでは、約1年半前から、スクラムのスケール手法であるLeSS(Large-Scale Scrum)を導入しています。本記事では、「これから自分の環境でLeSSを取り入れたい」「スクラムをスケールさせたい」と考えている方に向け、私のLeSS導入体験やそこから得た学び、失敗したこと、導入した結果や今後の挑戦についてお伝えしたいと思います。 なお、本記事のテーマは、「LeSSの実践」です。そのため、スクラムやLeSSの基本的な概要については、詳しく触れません。これらの基本概念に関しては、スクラムガイドやless.worksをご参照ください。 LeSSを導入した環境について LeSSとはなにか?なにをどのように解決するものなのか? なぜLeSSを採用したのか LeSS導入のプロセス。チーム
現在ではさまざまな企業が変革に取り組むため「アジャイル」な手法に注目しています。しかし具体的に推進していくとなると、どこから手をつければよいか、またどう広げていけばよいか、導入して実践するだけでもハタと悩む場面が多いようです。 アジャイルコーチ、カイゼンファシリテーターとしてさまざまな企業のカイゼン・変革を支援してきた『カイゼン・ジャーニー』著者の新井剛さんに、そもそもアジャイルな手法がなぜ注目されていて、何に対して取り組んでいくのか、どのようにチームに取り入れ、組織全体に浸透させていくことができるのかを聞きました。 プロダクト・チーム・プロセスそれぞれをカイゼンする チームで「もやもや」を整理することより始めよ ノウハウや情報を横展開しやすくする取り組みを進める アジャイル実践時に陥りがちな3つの課題 受託・ウォーターフォール・日本的な計画への対応 まとめ:アジャイルを継続していくために
明日のエンジニアリングを もっと良くする。ずっと良くする。 アジャイルの実践につながる技術情報・開発ヒントなど、あなたの開発をより良くする情報をお届けします! Agile Journeyは、ユーザベースと株式会社はてな編集部が運営しているWebメディアです。
みなさん、こんにちは。 ユーザベースという会社でSaaS事業のCTOを務める林 尚之です。 本日、新しいWebメディア『Agile Journey』がローンチされました。私はこのメディアに編集長として関わりますが、本稿では『Agile Journey』がどんなメディアで、なぜアジャイルをテーマとしたメディアを立ち上げたのかをお伝えしたいと思います。 『Agile Journey』はできるかぎり「実践」にフォーカスしていきたいと考えています。すでに世の中には、アジャイルに関する事柄を解説する本や資料がたくさんあり、「ペアプロってなに?」「TDDってなに?」という問いに対する基本的な解は容易に見つかるでしょう。しかし、「やり方を知る・理解する」と、「それをいかに実践するか」には別の難しさがあります。実際、私も「アジャイルをいかにして、実践するか」に関して日々、頭を悩ませていますし、試行錯誤を繰
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