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ノーベル賞
bizmania.hatenablog.com
体力を夜のうちに回復させることがビジネスで生き抜くコツです。 1日の疲労をその日の夜の6-9時間で100%回復させることが長く活躍のための基礎条件です。 あんまりこのワザは語られないですけど、夜のうちに回復させるワザを持ってる人が30代以降で長く活躍できるんじゃないかなあって思っています。というのも、きっかけは部下の若い子がそういうワザを知らなくて疲労溜め込んでいるんですよね。これはいかん、と。それで回復の仕方の話をしたのですが、それについて今回書いてみようかと。 学生時代は体力回復のワザがなくてもやっていけます。何しろ体力余ってるし。それに疲労回復させる時間も余ってます。プレッシャーもきつくない。だから、学生の間は、そういうテクがなくても済みます(体育会とか除き)。 ところが社会人になると、疲労を翌日に持ち越さないってのが難しくなります。何しろ毎日課題があるし、それは解けるか分からないも
天才でない普通の人間でビジネスアイデアを量産するワザというのを書いてみたいと思います。 僕は今、ネットの業界に来て2年ですが、提案とかコンサルで割合といくらでも湧いてきます。販売の仕方や対応の仕方も、こうしたら、とか、ああしたら、とか、案がいろいろ出てきます。それは、別に天才とか才能があるわけではなくて、単にワザなんです。そのコツの話です。業界に来て1年半経過くらいからポコポコ出せるようになって、2年で量産が効くようになりました。 では、僕は昔から独創性のある人間かというとそんなことはないのです。僕はむしろ独創性に乏しいです。独創性は欲しいとは思っていたのですが、どうにも自分にはないんですな。 独創性は訓練で身に付くのかなあと20歳前後くらいのときは考えていたんですが、どうも根気の要素+アルファみたいなのが必要なようで、僕の持っている能力と逆でした。 僕は子供のころから科学好きで家でもあれ
昨日の(1)から続く。 ......。 それから5年が経過し、2000年7月に至る。 今年で5回目の夏になる(会計士試験の受験は毎年夏にある)。 当時の僕は前年度の不合格から立ち直れず、調子も回復しないまま受験に突入していた。 2次試験は5月下旬の短答式試験と8月下旬の論文式試験の2回に渡る。5月の短答式試験で受験生を選抜し、合格者が8月の論文式試験を受験する。 この年の僕は短答式試験に落ちる。自動的に5回目の不合格が決まった7月であった。 「今年受からなければ受験はもうやめよう」と前年の秋には決めていた。最後の挑戦だった。 なので、短答式の不合格は会計士試験受験をあきらめることが決まったということでもあった。 5回目の受験は放心した1年であった。実のところ僕は4回目で燃え尽きてしまっていたのだ。 燃え尽きたとわかっても、こうした国家試験受験は引き際が難しい。卒業しても受験している場合、損
このところ、自分の経験の話を書いていますが、 大学5浪、30歳で就職活動したときのこと(2) 大学5浪、30歳で就職活動したときのこと(1) こういうのを書いていて、未経験30歳で就職する場合にはどうするか?、という話でもう少しポイント化した話を書いてみます。 私は、まあ就職に苦労したり、今では採用する側もやったりして、なんとなく分かってきたことがあります。 採用側には応募者がどのくらいまで伸びるかなんてあまり分からない、ということ。 「どこまで伸びるか分かる」なんて言う人がいますけど、それは神様クラスか、自分の程度を知らないかのどちらかですよ。まあ、そりゃ、なんとなくは分かるけど、化けるヤツは分からないですよ。 つまり、未経験で30歳とか年齢を食っていたりすると、応募する側としては「オレは就職したら伸びる」とか思っていても、採用側には良く分からないわけです。伝えようがないんです。 じゃあ
前回のエントリ 『天才でない普通の人間でビジネスアイデアを量産するワザ』 http://d.hatena.ne.jp/bizmania/20080902 桁外れの数読むためのインプット&アウトプットする方法、ということで、前回のエントリで後回しにした読み方について書いてみます。 「アウトプットも大事」とコメントもらっていてまったくその通りなので、それについても併せて紹介してみます。考えてみると僕はインプットとアウトプットをくっつけていました。というわけで、たぶん長いので急ぐ人は太字のとこだけ読むといいようにしておきますね。 何を読むかということ。 そもそも、僕の読書は自己改造や読書を通じての社会や自分の再発見(「ああ、こうだったのか」)なので、ビジネス書を起点にします。というのも、ビジネス書というのは課題解決型だから。これ大事なんです。この読書は自分の悩みとか課題の解決のためなんです。だか
内藤(bizmania)の妻です。ご報告をと思いつつ、日があいてしまいました。 夫は膵臓癌で昨年2020年10月に永眠しました。49歳でした。 一昨年11月に腹痛になってから、1年後を迎えることは残念ながら叶いませんでした。がんは今は治せるイメージを持っていたのですが、治らないがんも普通にあることを知りました。私にとっては短い1年でしたが、死を覚悟しつつ癌の痛みとともに闘病した夫にとっては、長く感じた1年弱だったようです。夫は夫らしく自分の人生に納得していた様子でした。その様子をみて私はだいぶ救われる思いでいることができました。 夫が旅立ってからそろそろ4ヶ月が経ちます。お墓の準備ができて納骨する予定なのですが、6歳の息子がさびしいのか嫌がっているので、言い聞かせなければならないところです。 今までブログを読んでくださった皆様、ご心配くださった皆様、本当にありがとうございました。夫に代わり
少し前の記事で、 asahi.com:細切れ雇用の果て 39歳、全財産100円 - 暮らし というのがあって、はてなブックマークでも話題になっていたのを見た。 はてなブックマーク asahi.com:細切れ雇用の果て 39歳、全財産100円 - 暮らし これって他人事じゃないと思った。 私は、大学5浪し、27歳で大学卒業後、公認会計士試験受験で卒3で挫折し、ほぼ30歳で初の就職活動して、とにかく仕事がなかったりした。そういう私からすると、すごく近い、ありえた未来と思えた。 今でこそ、30歳から始めた営業職の領域で、37歳の今は転職を経て管理職になり、まだまだ途上なんだけど、なんとかやってきた。ここに至る道はいろいろな偶然や運と出会い、ちょっとした心がけがミックスした結果だった。 ライフハック的な解決策としては、すでに分裂勘違い君劇場さんで、うまく書かれている。 無学歴、無職歴、無実力のニー
内藤です。 このブログを読んでいる人はご存知と思いますが、私は大学5浪して、会計士受験していて失敗して卒3で就職しました。それが2000年のときで、29歳8ヶ月という30歳目前のときでした。 今回はその後2006年から2009年あたりに転職を4回したので、まずは35歳の最初の転職で学んだことをまとめようかと。なんとなくとりあえずドキュメンタリータッチで。(ホントは最近までのを書きかけたのだけど、なんだか大長編になってしまったので、とりあえず最初の転職まで) オススメ⇒ 過去ログ 過去ログまとめ 大学受験〜30歳初就職 - 安易に転職するな 今から4年前。2006年の7月、2000年にほぼ30歳の僕を雇ってくれた会社を退職して、ネット系のベンチャー企業に転職した。 僕は転職に関して言うと、転職はそんなにすんな、というのは思ってる。これ大事なので、繰り返しておくと、「安易に転職はするな」。特に
新入りビジネスマンになった皆さんこんにちは。 新入社員は、情報として日経を読め、といわれる。 そりゃまー、読まないよりは読んだほうがいいには違いない。 だが、あれで差をつけるのは難しい。だから、そういうアドバイスを真に受けてはいけない。 そもそも、皆が言っているときは当たり障りのないことに世の中は決まっている。 もし日経を読んで差をつけるつもりならこうする。 日経の隅から隅まで読んで覚える。特に、企業名と何に投資したかといった小さな記事を押さえることがポイントであとで役に立つ。 とはいえ、こんなことは皆が出来るわけじゃない。時間も毎日2時間くらいかかる。 そのうち、日経記者が執筆した記事はあまり勉強していないものがあるということに気がつきはじめたら卒業だ。春秋なんて読んでいられない。 そもそも、新入社員は研修やらOJTなどで忙しいはずだ。そうした中で効率よくやるならどうするか? そもそも何
大学受験5浪したときに得たことを中心に自分なりに得た26項目をまとめてみました。 結局のところ、私にとって長い浪人時代は成功したとは言いがたいのですが、私と同じように人生を遠回りする人のための近道へのガイドとして。 ルート1. 頑固だと人生は遠回りになる。 ルート2. 最初の自分のやり方にこだわると人生は遠回りになる。 ルート3. 同じような失敗を繰り返しても直さないと人生は遠回りになる。 ルート4. 今よりいい方法が見つかっていてもなかなか切り替えないと人生は遠回りになる。 ルート5. 何でも頭で理解しようとすると人生は遠回りになる。 ルート6. できるようになる前に、その意味があるかどうかを考えると人生は遠回りになる。 ルート7. 試験は思考力を測るものと思うと人生は遠回りになる。 ルート8. 人生の問いにはあれこれ問答しないと人生は遠回りになる。 ルート9. 仕事では、顧客と上司の意
営業職について実のところ中身が知られていないせいか、結構おかしな説明を見るんだけど、特に新規開拓営業とルート営業(既存顧客営業)の違いについて書いてみます。 新規開拓は大変だけど華だとか、ルートは簡単だとか書いてあるの読みますけど、えーと、僕の30からの経験では、まるっきり逆なんだけど。少し乱暴にまとめてみたのが下記。 簡単にまとめると。 『新規開拓営業は結構誰でも出来る。新規開拓メインは精神が損耗するから5年くらいで飽きとか限度が来るから、限度が来たときに会社にサポート体制があるかどうかが注目点。 ルート営業は一生やる長期戦ゆえに、実は適性が凄く大事で、向いてないとキツイ。』 では解説を以下に。 会社や事業によって、営業の形態はいろいろ。 とはいえ、新規開拓とルート営業(既存顧客に物を売る)は組み合わせのパターンがあるだけ。 住宅販売みたいな新規開拓だけというもの。電話回線売るとかもこれ
ビジネス本マニアックス内藤です。 今年40歳になって、約30歳初めての就職から10年が経過した。今も大変だったりもあるけど、楽しい。あれこれ考えて工夫して読みが当たると楽しい。世の中ってこういう仕組みか!とか。 この10年を思い返すと、無意識に意識していたことがいくつかあって、それがいろいろ役立ったなあと思うことがあったので、それを書いてみる。 無意識だから今まで書いていなかったので。 - ■将来のことは緻密に考えない 僕は30歳未経験で就職しようとしていた。これは要は、『世の中に出るのが出遅れている状態』なんだと思う。 自分は出遅れただけなんだ、って認識を持っておくことが大事だと思う。「出遅れた、もうダメだ」じゃなくて。 当時から、その後も長い間、どうやってこの周回遅れを取り戻すか、が悩みだった。そもそも最初は、今から社会にどうやって参加させてもらうか、というのが悩みだった。 例えると、
キリンさんへ。内藤です。こんばんは。 前回のエントリのコメント欄にコメントいただいたのですが、長くなりそうなのでエントリとして。 3浪中堅大学二部卒業で就職するための準備で考えられること キリン 2009/02/22 21:09 初めまして。 「30歳の時に就職活動した時のこと」の記事を偶然見つけ読まさせていただきました。 私は現在21歳のフリーターなのですが、いろいろあり、このままではいけないと思い、大学に進学する事を決めました。 そしてなんとか都内にある中堅大学の二部に進学出来る事になりそうです。 そこで最近になり今後どのように大学生活を送るべきか、そのヒントを求めインターネットで自分の現在の状況を打ち込み、検索してみました。 すると自分は年齢的にストレートで進学した方と比べると三年遅れているので世にいう「新卒」の枠から外れていることがわかりました。 そんな風に絶望していた所このブログ
年末はバタバタしていました。内藤です。 久しぶりに更新します。 タイトルに書いたように、この1か月くらいですい臓がん(ステージ4)が判明しました。48歳男性会社勤め。妻子。子供は1人いて5歳です。 自分と同じような人に役立つようにいろいろ気づいたことを書いておきます。 ステージとは がんは進行状況をステージ(0~4)で表現します。ステージ4というのは手術不能で進行した状態です。すい臓がんでは、一般的には余命12か月ほどか、もっと短いようです。 すい臓(膵臓)の機能 すい臓というのは、地味な臓器なんですが、体内では重要な臓器でして、消化をつかさどる消化液を出す機能と、血糖値を下げるインシュリンを出す機能があります。 すい臓がんについて 治療が難しい難治のがんです。スティーブ・ジョブズもそれでなくなりましたね。一般的な健康診断ではほぼわからず、かなり進行して症状が出てから見つかります。私の場合
ゴブサタです。バタバタしておりました。いやー、まあ、いろいろあります。 先日、若いコにクライアント先に行ったときに質問するために必要なことをレクチャーしていたのですけど、それについてまとめておこうかと。 というのも、ウチに来る営業の人もいて、そうした人の相手をしていて思うのは、質問力が新人は弱いなあと。質問すらできない人は、もちろん仕事が出来ないのですけど、他方、質問するものの、その意図が見えないのも素人くさいなあと。そういうのを回避するための質問力育成テクニックです。 ●そもそも営業は何のために客先に行っているのか? 商品やサービスを必要としているところに売るため。 ●そこにおいて質問とは何か? 質問とは、必要としているかどうかの見極めるためであり、質問により何を必要としているかを明確にして、お客さんに最適な商品やサービスを見極めるためです。 つまり商品のアドバイザーとしての機能を果たす
「売れる営業になるルールは2つだけ」 モノあまりの時代に売れる営業になるルールは2つだけです。 1. 売れる瞬間に立ち会うように行動する。 2. 顧客対応は、手は抜かず、強弱をつける。 例外はありますし、私の理解してるだけなので、俺はそうは思わないという人もいると思いますが、私はこういう風に理解しています。 以下に解説します。 [解説] 1. 売れる瞬間に立ち会うようにする。 営業は、売るんじゃないんです。売れているんです。逆に、売ってると思ってる営業は数年経つと売れなくなります。そういう傲慢さがダメです。あくまで、売れているんです。売る技術そのものはそれほど重要じゃありません。 自分が買うときを想像しても分かると思いますが、買わないときはどうやって売り込んでもダメですよね。買うときなら、割合とダメな営業からでも買うんです。つまり、大事なのはお客さんが買う瞬間かどうかということなんです。そ
前回、私は就職するまでの話を書いて、次は就職後の話を書くつもりでいたのですが、その前に大学に入るまでの話を先に書いてみます。こちらもいろいろあります。 大学受験5浪したときのこと。そこから得たこと。(前編)←ココ 大学受験5浪したときのこと。そこから得たこと。(中編) 大学受験5浪したときのこと。そこから得たこと。(後編) - 僕は大学には23歳で入った。大学受験で5浪したのだった。 5浪したことがある人にはまだ会ったことがない。わりあいと珍しいと思う。留年だとときどきいるけど、浪人はあまり聞かない。恥ずかしいから人に言わないのかもしれない。 僕は1971年生まれ(早生まれ)で、1989年3月(平成元年)に神戸にある公立高校を卒業した。昭和天皇が1月に崩御して平成が始まってすぐである。 ちょうどバブリーな真っ盛りなときで、また、第二次ベビーブームの大学進学ピークに近づきつつあり、浪人が増え
前回の続きです。 大学受験5浪したときのこと。そこから得たこと。(前編) 大学受験5浪したときのこと。そこから得たこと。(中編)←ココ 大学受験5浪したときのこと。そこから得たこと。(後編) - 前回の話は4浪目を決意したところで終わった。 4浪目を安直に決意した当時の僕であったが、そう決意したのは受験で上手くやるためのめどが立っていたからでもあった。そのきっかけは1浪目にさかのぼる。 1浪目の予備校に通っていたとき、クラスメイトに六甲学院から来たAという同級生がいた。受験はテクニックであるということを彼から学んだことが大きい。そのときのクラスは、京大阪大神戸大クラスというアバウトなクラスで、6名の少人数クラスだった。Aは京大志望、僕はとりあえず神戸大志望だった。 Aは、「俺のうちは公家の家なんや」というのが口癖の少し自慢気な男であったが、名門高校出身だけあって受験技術に長じていた。ちなみ
えと。先日はやけに体力ネタでアクセスが多くて、ブックマークしてくださった皆さんや、はてなスターくださった皆さんに感謝です。 というわけで、(関係ないけど)、僕のテーマの話に戻ります。 今回は対人恐怖を克服した話です。僕のやり方は別に最善ではないと思いますが参考になれば。 - 大学に5浪して入ったとき、僕はすごい対人恐怖症になっていた。 キャンパスにはキャピキャピとした18,19歳ばかり。そうした中で、自分は23歳と思っているわけで、身の置き場がない気がした。 後から考えると、それは単なる自意識の問題に過ぎないと思う。とはいえ、当時はそんな割り切りなんて出来るわけがないので、「大学5浪のことがバレやしないか、いや、バレてもいいんだけど、馬鹿にされやしないか」など悶々と考えたり「俺何やってるんだろ」と頭の中でいろんな言い訳考えたりで、不安でいっぱいだった。 自分がここにふさわしくない余所者なの
前のエントリーがすごくブクマされてびっくりなんですが。 実は前のエントリであまり書いていない部分があるんです。 「2. 自分が興味が持てる業種・職種を選ぶ。」とサラリと書きましたけど、選べないケースってあります。何しろ、働いていないのだから何がいいのか分からないと思うのですよ。けれど一般的な解答は難しいので流したのですけども。 そこは id:NAT さんの下記エントリで指摘されていて、 選ぶ先の見極めと、数をこなす、というのが大事なポイントじゃないかな この方のチェックリストには、企業の特徴を見て応募先を選ぶ、という項目が多いけど、自分の特徴を見て応募先を選ぶ、というのも大事なんじゃないかな。 関連するエントリも読んだのだけど、この方は自分の興味や強みをよく考えて、応募先を選んでいる。 そうだなあ、と。というわけで、補足を兼ねてこのエントリで書いてみます。 どんな仕事だって慣れれば何とかな
前回からの続きで本編最終回です。 大学受験5浪したときのこと。そこから得たこと。(前編) 大学受験5浪したときのこと。そこから得たこと。(中編) 大学受験5浪したときのこと。そこから得たこと。(後編)←ココ - 今回は4浪目を新聞配達の住み込みで開始するところから。 新聞配達をすることを決めた僕はその年の3月下旬には引越しを終えて、新聞配達の仕事をはじめることになった。 ここの新聞配達のシゴトは、朝3時くらいから始まる。 この店は、みな住み込みで働く新聞奨学生ばかりの店だったので、そのころに起き出して店にやってくる。郊外の店だと、アルバイトの主婦の人が家から来るところもある。 新聞奨学生というのは、新聞社が各社で制度として運営している。学生は新聞配達をする代わりに生活費と学費を出してもらうというもの。一見すると、福祉事業に見えるが、そういう学生支援事業として思って入るとエライ目に合う。とは
あー、時間が空いてしまいました。忙しくて間が開いてしまったですよ。 仕事はばたばたしてます。収益的には黒字なんですけども、競争が激しくなり、セミナー開催などあれこれ手を打っておったりします。(このセミナー開催ってのもいろいろな本から学んだテクニックで、もう少しテストしたら、役に立った本などを紹介します。) ウチの市場環境は厳しいですが、事業運営側はなんとかワタクシの方で手を打ちつつあるわけですが、参ったのがウチの経営権を巡って株主間の争いがあって、拡大も撤退も転進も出来ない状況で事業運営に支障が出ておるんですよね。僕の方は新商品開発して売ったりしてるのに、いやはや。ベンチャーってのはまさにベンチャーですなあ。いろいろ試せて面白いですが、そろそろ転職も視野に入れないとアカンようです。 というわけで、僕のほうに「仕事はどういうのを選んだらいいですか?」という感じの相談メール頂いていたりするわけ
■よくある相談 コメント欄でよく相談を受けます。「引きこもってます、これからどうしたら良いでしょうと。不安で、行動しなければいけないのは分かってるんだけど、手がつかない。」と。 そういうとき、はっきりとは言わないんですが、「いまさらやっても遅い」とぐるぐると思ってるんだなと僕は思います。僕もそうだったし。 ■失敗をどうすれば無かったことにできるか 悩みは、「もう出遅れた、失敗した、いまさらやっても遅い、どうすればいい? どうすれば無かったことにできる?」ということだと思います。 僕が毎回言うアドバイスは、「失敗してる。それは確定したこと。失敗は無かったことには出来ない。それを引き受けて前に進むしかない。」ということを毎回形を変えて言っているだけです。 ■人生に練習はない。毎回本番という恐怖 こわいことに人生にリセットボタンはないんですね。そんなこと聞いてなかった。いや、正しくは、学校の先生
(前回からの続き) ●師匠を得る 【30歳はじめての就職のあと(3)】 入社してから取り組んだことは勉強以外にもいくつかあった。 そのひとつが「師匠を得ること」だった。これってかなり重要なポイントだと思う。 自分の中での意識の持ち方でいいのだけど、会社の中で師匠となる人を見つけるのだ。そして、その師匠の一挙手一投足を観察する。必要なことはメモする。そして、なぜそうするのかを考えてから覚えていく。必要に応じて、なぜそうするかを尋ねて教えてもらう。これが上達の最短コースだと思う。 ビジネス社会というのは、独自のルールで動いているわけで、学生から見ている世界とはルールが違う。この中で登っていくのであれば、ビジネス社会独自のルールに熟達することが大事で、そのルールに熟達している人を見て学ぶのが早い。入社前の自分が考えている正しさなんて捨てて、自分を空にして学んだほうがいい。自分の正しさにこだわると
どもども。ご無沙汰です。ちと、とてもバタバタしてました。 それについては追々書くとして、今日はちょっと別な話。 少し前に三田紀房さんの「銀のアンカー」って就職マンガを読んだんですよ。 ドラマ化されたヒットマンガ「ドラゴン桜」の新卒就職版ですね。 いやー、いいこと書いてある。 何がいいって、最初の就職は大事だってことで、それは大企業、一流企業に入れ、というもの。 この本は基本的にはそれが主張で、あとは面接突破のテクニックの話になってます。 最初にベンチャーに行くと、転職してもベンチャーを渡りあるくことになるぞー、という。 これね。すごく正しい。 最初の職歴って大事で、一流企業の職歴があると次の転職はすごくやりやすい。 転職って多くの場合、下ってく感じが多いんだけど(大企業⇒中小企業みたいな)、 そういうときも最初が大企業なら、次は準大企業になるけど、最初が小企業だと次も小企業になる。 まあ、
お待たせしました。つづきです。 ●8年の遅れを挽回する基本的な考え方 【30歳はじめての就職のあと(5)】 まあ、なんとか入社できた僕であったが、ホサれ気味で、ヤバかった。それに対して猛勉強しまくるというのが前回までに書いた方法。 とはいえ、それは決定打に欠ける。他人より8年遅れを挽回するにはもう少しショートカットを取る必要がある。 普通ならこうかんがえる。成績をがんばって上げる、と。でも、それは違うと思う。 それって、同期と同条件でヨーイドンで競争するようなもので、そんなことしたら負けるに決まってる。もともと、僕なんか走らせたら遅いほうだ。同条件で競争すると損だ。これが基本的な発想。 どう考えるかというと、自分にとって有利なハンデが使えるところを探す、ということ。 今までの人生で自分が頑張ってきたり得意だったりすることがたぶんあると思う。それを仕事に組み合わせる。過去に自分が頑張ってきた
頑張るとは健康と引き換えに何かを得ることではないのです 「俺の身体がバラバラになろうとも、この試合には勝つ!走りぬく!」 こういうマンガのシーンてありますよね。ドラマでも小説でも。 これ、仕事について言うと徹底的に間違ってますが、結構、不器用な人は勘違いする人が多いので書きます。かなり大事です。 「ウツなので頑張れないんです」「身体を壊して頑張れないんです」とコメント欄に質問を貰うんですが、そんな風に『頑張る』必要はないんです。『頑張る』にすごく誤解があるんです。 マンガや小説、ドラマなどのフィクションの影響のためか、私たちは何かを犠牲にしないと何かは得られないと思い込んでいます。なので、『頑張る』ことを、何かを犠牲に(主に身体や精神)することと思い込んでいる人がいるんです。 例えば、今の自分にはすぐに得られないような成果を目指す場合、身体とか心か何かを犠牲にすることで得られる、と思い込む
えと。読んでくれるかたが増えて嬉しいので、そろそろ本の紹介を再開しようと思ったのですけど、就職してから編も書こうかな、と。 大学5浪、30歳で就職活動したときのこと(2) この続きなんですけども、いやー、やっぱりハンデあるだけに採用されてからも大変でした。もともとハンデあると自覚があったので苦労ってことはないんですけど、ちと工夫が必要なのです。その話を書いていこうと思います。たぶん私のようにハンデのある人に参考になるのではないかと思います。 - (前回から続く) ●最初は勉強しまくり 【30歳はじめての就職のあと(1)】 70通くらい履歴書を書いた末に、業界では中堅の専門機器輸入商社に採用が決まり、2000年10月1日から出社となった。 同期は中途採用ながら僕を含めて5名。サラリーマン経験者、ほぼ新卒など23〜30歳くらい。その半年前にも同じくらいの年齢層で5名ほど採用していて、その会社で
(前回からの続き) ●本当の自由は厳しい 【30歳はじめての就職のあと(2)】 この就職した中堅輸入機器商社はとても個人主義的なところで、それぞれ営業マンが独立して活動していた。主要な顧客は担当がいたりするが、あとは特に組織立った活動がなく、社内で特に勉強会もなく、とにかく個人で研究し、開拓し、サポートするという風潮だった。 会社からは強制されることがほとんどなかった。一応、営業の数値目標もあったりするが、会社全体でその数値を目指すぞー、みたいなのもないし、課内でもそういう雰囲気がなかった。個人的にも営業数値で責められることがない。そういうところは、営業マンばかりの会社なのに不思議な雰囲気のところであると今も思う。 会社の社長の方針で、上司は部下をいじめるな、というものがあって、上司も部下を叱らない。だから好き放題とも言えた。逆に言うと、秩序がないというか、まったくの新人の場合、ぼーっとし
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