サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
会話術
blog-tech.rikunabi-next.yahoo.co.jp
ええと、つい先月、私の著書『ウィキペディアで何が起こっているのか』のご紹介をさせていただいたのですが……。その、ですね……。出版社がどうやら破産したようでございまして(汗。 (株)九天社 メンテナンス中です。いましばらくお待ちください。 そんなわけで、ウィキペディアで何が起こっているのかについては在庫限りで終了となりそうです。皆さん買うなら今ですよ!もっとも、いくら売れたところで私に印税が入ってきたりはしませんけど(笑。 もっとも、私は笑い事ですみますが、本を書くにあたってお世話になった編集の方や、共著の古田さんとかはその道で食べているプロですので、笑い事では済みません。生活に直結する大問題です。 出版不況は構造的な問題ですが、一方で、現在の出版ビジネスの枠組みを変えて収益構造を前向きに改めていかなければ、様々な出版のプロフェッショナルを失うことにもなりかねません。 ネットの拡大で
今や世界に知られるオープンソースのプログラミング言語「Ruby」。 シンプルで利便性に富んだこの言語を開発したのが、まつもとゆきひろさんです。 「我らがクレイジー☆エンジニア主義」で、まつもとさんのプログラマとしてのルーツを取材したのですが、「Ruby」を開発したのは、サラリーマンプログラマ時代。その当時のお話がとても興味深い! 世界のプログラマから高い評価を得たことで、オープンソースソフトウェア開発で、最も成功した日本人とも言われるまつもとさんが、どう会社から「自由」を得たのか? 今回はそんなこぼれ話をお伝えします。 ■■同僚が力を認めてくれれば、自由でいても大丈夫 黒幕Q :会社の業務をやりながら、「Ruby」開発をしてたんですか? まつもと:「Ruby」の開発を始めた1993年は、ちょうどバブル崩壊で 景気が冷え込んだ時期だったんです。 僕は、ソフトハウスで社内シ
みなさんこんにちはー!テックハニーきゃんちです! 今回はこちら! 『内藤寛@ランナバウトは、カリフォルニアワインに夢中』 「ドラクエ」や「ランナバウト」を生んだ内藤さんは、カリフォルニアワインに夢中だそうですが、きゃんちもワイン大好きです(*⊃ω`*) だいたい最初はビールでスタートして、しばらくすると赤ワインをちびちびずーっと飲んでます!というか、最近ワイン飲んでない気がする(´・ω・`) そろそろ飲みにいきたいですねぇ♪ 内藤さんオススメの『「HESS」の2004年』や『「INNISFREE」の2005年』、見つけたら飲んでみようと思います! カリフォルニアワインと、フランスやイタリアのワインがどれくらい違うのかとかわからないので、これから違いのわかる女になれたらいいな! 前回コメントをくださった、ゆったんさん、ありがとうございました! 味噌汁は本当にすばらしいですよね
経済学インタビューを続ける中で、何回か「会社は誰のものなのでしょうか?」という質問をしてきました。その質問に対する、(それぞれの先生の)答えを聞きながら、私は「会社は株主のものなのかなぁ…」と感じるようになっていました。けれど、少し前に、 GRAPHICATION(グラフィケーション) No.146「 特集:企業社会は今 」を読んで、私の中に大きな疑問が湧いてきたのです。それは、その冊子中に書かれていた「会社人間をこえて(佐藤俊樹氏)」や「もっと株式会社について考えよう(奥村宏氏)」などを読んだからです。 もし自分の犬が他人を噛んだら、所有者は相手の被害を償わなければならない。自分のものである以上、管理する責任があるからだ。所有するというのは、そういうことでもある。 ところが、会社法人が誰かに被害をあたえても、株主には賠償責任はない。…責任はとらないが自分のもの、なんて虫のいい話は資本
以前、ナンシー関風に画像を加工するソフトウェアを作ってみました。白黒版画風というのも味わい深く良いとは思いますが、その一方で、カラフルな画像に惹かれる人も多いと思います。そこで、今回はカラー漫画(版画)風に画像を加工するソフトを作ってみました。右上の画像が今回作ったソフトウェアで写真を画像加工した例です。ちなみに、元画像はその下にある写真です。 元写真に写っているのが目鼻立ちが派手なアメリカ人のせいか、それとも、そのアメリカ人の口元に私が「(英語が書かれた)吹き出し」を向けているせいか、いかにも「アメコミ(アメリカン・コミック)」のような画像に加工されていることがわかるでしょう。この加工画像に使われた元写真と眺め比べてみれば、平面的で立体感を喪失した「カラーマンガ」独特の雰囲気を醸し出す画像に変化しています。今回作ってみたのは、このように画像を加工するソフトウェアです。 ちなみに、今回の
以前、「ナンシー"小"関 風 パッチもん版画」作成ソフトというものを作ったことがあります。どんな画像でも消しゴム版画風にしてしまおう、というソフトウェアです。その時は、Windows版とMac OS X for PPC 版を作りました。当時はintelのCPUを使ったMacがまだ一般的でなかったようにも思うのですが、現在ではintel CPUのMacもメジャーになってきたように思います。そこで、今回は版画作成ソフトのMac OS X for intel 版を作ってみました(ダウンロードはここからどうぞ)。また、作成する画像の大きさ(縦横ピクセル)を小さめに作り直したPPC版も作成してみました(ダウンロードはここからどうぞ)。右のスクリーンショットが、そのアプリ"nancy.app"をMac OSX for intel上で動作させたようすです。適当な画像をnancy.appの上にドラッグ・ア
(このソフトの新しいバージョンが公開されています。その記事中では、加工画像の保存対応や、 Mac OS X for intel 版およびMac OS X for PPC 版の作成が行われています。) 前回の高速動作版!「本城直季」風ミニチュア写真作成ソフト で作ったソフトウェアを、今回は画質改良や機能追加をしてみました。さらに、Windows版だけでなく、Mac OSX (intel) 版も作ってみました(ただし、今回のバージョンでは画像ファイルの保存ができません)。ファイルは、Windows版が toyphoto.20061129.lzh (2.4MB) で、Mac OSX (intel) 版 が toyphoto.i.20061129.dmg (6.1MB)toyphoto.i.20061130.dmg(11MB) になります。画質改良については、処理速度を落とさない範囲で疑似輪郭が
Re: 株式会社は「誰のもの」ですか?(かか : 01/18 13:07) Re: 最高に小さなデジカメ一眼レフが登場!(ぼけ : 10/16 00:25) Re: 画質改良版&OSX(intel)版 ミニチュア写真作成ソフト (よっしー : 10/14 01:35) Re: 「クールビズ」と「大便所1個と小便所2個の法則」(ken : 09/05 00:46) Re: 画質改良版&OSX(intel)版 ミニチュア写真作成ソフト(リッツ : 08/21 00:44) 『「水からの伝言」と「できる人のジレンマ」』で、「文章が論理的・科学的に書かれているために(科学を)できない人に伝わりにくい、というジレンマがある」と書きました。そのジレンマとは一体どのようなものなのか、そして、それを解決していく策としてどのようなものがあるか、を今回は図解してみることにします。また、『なぜ、「でき
(続編は「図解 できる人 v.s. できない人」と「図解 できる人のジレンマ (水からの伝言 編)」です) 昨日、二つの文章を読みました。その一方は『「水からの伝言」を信じないでください 』というWEB上の記事で、もう一つは『なぜ、「できる人」は「できる人」を育てられないのか? 』という本です。同じ日に読んだせいでしょう、この二つの文章が(私の印象では)とても重なり合っている感じを受けたのです。「重なりあっている」といっても、主張が同じだという意味ではありません。『「水からの伝言」を信じないでください 』という実に真摯で心から丁寧な文章が、『なぜ、「できる人」は「できる人」を育てられないのか? 』の題材そのままに(ふと)思えたのです。この本の中にある小題、例えば「じっくり丁寧に教えれば伝わるものだと思っている」 「自分で決めた”わかりやすさ”の危険」 という言葉が頭の中に浮かんだのです。
高木浩光@自宅の日記の「駄目な技術文書の見分け方 その1」を読みました。タイトルに関する部分を大雑把にまとめてしまえば「セキュリティを考える際には、安全に動作しない"例外"こそが重要なのだから、"100%防ぐといった効果はない"というような文言は飾りに過ぎない」というものです。この記事中の (「完全に○○ないわけではない」という表現は)技術文書には許されない。技術文書なら、前提を明らかにした上でその前提の上で何が言えるかを書くのであって、例外があるなら例外を書くようにする。 こんな一節を読みながら、「技術的でありつつも、いくつもの選択肢が存在するような題材」を扱う場合の「ダメな意見」の見分け方が頭の中に浮かんだのです。「研究者」でなく「技術者」と呼ばれるような人たちが見聞きする文書・議論は、「技術的でありつつも、いくつもの選択肢が存在する」ことが多いものです。例えば、「ノートPCの設
VMware Converter がとても便利だ。VMware Converter はvmware 社がベータ版として(ソフトの母体自体は以前からあったが)最近公開したソフトウェアで、実際のPC環境などから仮想マシンの環境を生成するものである。例えば、SonyのノートPC上で動かせば、その「SonyのノートPC上のシステム」からVMware Converter が (vmware社の仮想PC環境ソフト)vmware用の「仮想PCの設定・ディスク」を作り出す。つまり、SonyのノートPCで動いていたシステムが、他のPC上(のvmware上)で動くようになる…というソフトウェアだ。このVMware Converter は、実機からの仮想マシン作成だけでなく、他社の仮想PC環境からの移行もサポートしているが、「実機から仮想的なPC環境を作り出す」というのはちょっと面白そうだ。そこで、先週末に、V
家人が専門学校で講師をしているのですが、そこの生徒さんの何人かが、Windowsのウィンドウサイズの変更をするのに、角の部分がドラッグできることを知らなかったそうです。つまり、ウィンドウの縦横を両方広げたいときには、ウィンドウの右端をドラッグしてから幅を広げ、続いて下端をドラッグするという手間をかけていると。 「そりゃひどいね」と反応したものの、よく考えてみたら知らなくて当然という気がしてきました。自分はWindowsを3.1の頃から使っているから知っているのです、ウィンドウの角をドラッグすると、ウィンドウの幅と高さを同時に変更できることを。キャプチャ画像の上はWindows 3.1のものですが、ウィンドウの隅がちゃんとそういう形状になっています。 ところがWindowsXP(図の下)には、そういうアフォーダンスがありません。右下にはいちおうそこに何かありそうなマークがあるものの、それ
「 理系のためのプレゼンのアイディア 」という本を書きました。"Idea of Presentation for Science Cource"という副題がつけられたこの本は、技術評論社から11月13日に発売になります。「理系のための」という枕詞が題名についてはいますが、想定読者を理系だけに絞って書いてはいないつもりです。もちろん、私自身が「(ヘッポコ)理系」でもありますから、技術系のプレゼンテーションで起きがちな問題点をどう上手く解決するか?なんていうことも書いてあります。けれど、「人のふり見て我がふり直せ」ともいいます。「技術系のプレゼンテーションで起きがちな問題と対策」が書かれた一節だって、きっと「文系」の人にも面白いはず、と思います。 ですから、「文系」の人にも、もちろん理系の人にも、この本を手にとってみたら頂けたら良いな、と思っています。少なくとも、この文章を今読んでいるような
先日、「若い女性たちが走る車中で下着をはだけ、その直後ブラジャーが車の窓から飛び出して対向車のラジオ・アンテナに引っかかってしまい、回避しようとした(見とれた?)対向車が横転事故を起こした」という事件があった。そして、車が横転し大怪我をした対向車のドライバーたちが、赤いブラジャーを車の外へ投げ出した女性たちを訴えている。その結果、「空飛ぶ赤いブラジャーが交通事故を起こし、訴えられた!」というニュースが世界を賑わしているのである。いきなり、車の運転中にブラジャーが視界に入ってきて、それがピラピラとアンテナの先端ではためいていたとしたら…確かに、驚きのあまり交通事故を起こしてしまう男性も多いかもしれない。 セクシーな女性(の下着)に対して(おそらく男性の)ドライバーがどれだけ目を惹かれてしまうかを示す証拠として、「道端に赤いセクシーなコスチュームを着た女性が立っていると、その女性の横を通過し
ブラジャーが引き起こす「ブラジャー肥満」という問題が、女性たちを襲い始めているというニュースを読みました("'Bra' Fat Causing Concerns For Some Women" )。なんでも、「ブラジャー肥満」というのは、背中に回されたブラジャーのストラップの周囲に脂肪の塊ができてしまう…というものだといいます(ニュース動画)。その発生原理は、どうやら、肩の下〜背中の「ストラップで押さえつけられた部分」には脂肪がつかずに、ストラップの圧力を受けない部分に脂肪が集まりために脂肪塊ができるようです。ブラジャー肥満になる人は太目の若くない女性が多いようですが、若くて痩せている女性であっても、ブラジャー肥満になってしまう人もいるといいます。 胸の周りの肉を「力いっぱい」寄せて上げるブラジャーでは、ストラップの張力が(昔のブラジャーよりも)高くなっている、という話を聞くことがあり
昨夜、タスク管理に使っているRemember The Milkが落ちていて、かなり焦りました。なにしろGTDを実践しているので、頭の中は常に空っぽです。タスクリストが見えないと、次に何をしたらいいのかすらわかりません。 今回はただのメンテナンスということですぐに復旧し、事なきを得ましたが、こういうWeb上のサービスはスタートアップしたばかりのベンチャーが運営していることも多いため、突然倒産→終了しても不思議ではありません。そうでなくても、トラブルでデータが消えたりするかも知れませんし、アカウントを消されたりする可能性もあります(なにしろWeb2.0の世界ではいつまでもベータ版なのですから、消えてしまっても文句は言えません)。 そう考えて、自分が使っているネットサービスを数えてみたら、自分でも驚くくらい、けっこうな量のデータをネット上に置いていることに気づきました。 メールはGmail
たださんが書かれた「公共の機器にはユーザテストを義務付けるべきじゃないかな」に「列車の運行状況を知らせる電光掲示板はスクロールしないと全文が表示されず、(文末に動詞が位置するため)最後に読まないと意味がわからない日本語の特性を考えると、運行状況にもっとも関心がある急いでいる人たちに情報が伝わりにくい」という指摘がされていました。その指摘を読んで思い出したのが、新幹線に乗っているときに聞いた「あるアナウンス」です。 その時、私は「上り」の東海道新幹線に乗って、東京駅に向かっていました。新幹線が品川駅を発車してすぐ、なぜか新幹線は品川駅と東京駅の間で停車してしまったのです。そして、あるアナウンスが流れてきました。それは、「10分ほど前から、東京駅構内のポインターが切り替わらないという異常が発生しているため、ポインタ故障から復帰するまで本列車はこのまま停車致します」というようなアナウンスでした
スラッシュドットで「オープンソースマガジン(旧UNIX USER)が12月8日発売の1月号を最後に休刊」という話題を読みました。最近のオープンソースマガジンには、電子工作やコンピュータ技術など私の好みに合う面白い記事が掲載されていたので、とても残念に思いました。 オープンソースマガジンと言えば、「ハッカー養成塾」というリレー連載中に記事を一つ書いたことがあります。そこで、今回は残念がてら、その記事の元原稿を掲載してみることにします。題して、『「オッパイ星人」だって、ハッカーになりたい……!?』です*。 *このタイトルについては、オープンソースマガジンの編集者からは「タイトルについては、弊誌のカラーを塗り替える画期的なものになったと思います…」と言われました。また「(文章のタイトルは)冷静に見ると一線を越えてしまっているように思えないでもない(笑)」という感想も頂いています。 ■ 「
昨日、今日と東京近辺はすごい雨で、そういう日に限って出張が入ってオフィスでぬくぬく過ごせなかったり、鉄道のダイヤが乱れて遅刻したりして、散々でした。そういえば先日、平林さんがJRの券売機のユーザインタフェースがなってない件について書かれていましたが、鉄道のIT化はユーザがないがしろになっている場面が多い気がします。 たとえば写真の、最近見かけるようになった列車の運行状況を知らせる電光掲示板。実際に駅で目にするだけで、何が問題かすぐにわかります。狭い画面内に冗長な文章を表示しているため、スクロールしないと全文が表示できず、立ち止まってしばらく待たないと何が書かれているのか判断できないのです。日本語は文章を最後まで読まないと文意を判断できないので、待たされている間に乗る予定だった列車が出てしまうかも知れません。これでは運行状況にもっとも関心があるはずの「急いでいる人たち」に情報が伝わりません
いつの時代も、「チタンネックレス」「ゲルマニウムネックレス」「マイナスイオンドライヤー」「酸素水」など、健康グッズが世の中には溢れています。色々なグッズがあると言っても、やはり「健康グッズ」の老舗中の老舗と言えば「磁気力」でしょう。そんな「健康グッズの王」とも言える磁気力を使ったコンドームが特許出願されているのを見つけて(リンク先は特許電子図書館)、思わず笑ってしまいました。何しろ、要約文を読むと、「従来のコンドーム、ペッサリーなどの避妊具と違い、磁性を持たせることにより、磁気が性器組織の血行を促進し、性交行為をより円滑にしたり、避妊具の認識を改めるさせる要素を持つ発明」と書いてあるのです。「磁気力が血行促進により方コリをなくす」といった謳い文句をよく見かけますが、「性器組織の血行促進(によるアレのパワーアップ)」を謳っているというのはやはり驚いてしまいます。しかも、この特許がさらにスゴイ
「産業技術総合研究所の増井俊之さんのAppleへの転職(10月から)」というNEWSに、驚くと同時にワクワク楽しい気持ちになりました。接点は全然無くとも、自分がとても尊敬している人が、何かを作っていくさまを眺められるかと思うと、「ワクワク楽しい気持ち」にどうしてもなってしまいます。そこで、"ユーザー・インターフェースの神様(Japanese)"増井俊之さんにちなんで、今日は「ユーザー・インターフェースに関する愚痴」を書いてみることにします。 私は週に2日くらい新幹線に乗ります。確実に席を確保して、いろんな作業をするために指定席をとることが多いのですが、そんな風に「JRの券売機で指定席をとる」時いつもフラストレーションを感じるのです。なぜかというと、指定席を取るためには、「必ず希望の乗車日を入れてから、さらに希望の乗車時間を入れなければならない」からです。 右上にJRの券売機(指定席確保
Windowsで綺麗なフォントレンダリングを実現する「gdi++.dll」 という記事をスラッシュドットで読みました。「二値文字を(ディスプレイ機器の解像度よりも)高解像度で展開し(オーバーサンプリング)、低解像度(=ディスプレイ機器の解像度)に変換し多階調文字として擬似高解像度を実現するソフトウェア」の話です。今回のソフトは、他アプリケーションのWindow描画をフックすることで、任意のアプリケーションで擬似高解像度描画を実現するところが実に面白い実装です(窓の杜の記事などを参照)。私は、この手の技術を嫌いというわけではないのですが、この手の技術は「想定ユーザが広くない場合に特に有効な技術であり、一般的に使える技術ではない」というように捉えています。つまり、「想定ユーザを広く考えているような会社」であれば、容易には出しえない(出すべきでない)技術だと考えています。 この手の技術を使った
興味深い体験談を読みました。デスマーチについて考える前にデスマーチの経験を書くとその続編デスマーチについて考える(デスマーチ経験のエピローグ)です。 デスマーチ経験者がその「当時」を振り返るのは、戦争経験者が体験談を語るかのようなもので、懐かしがっているようにも感じられる面があるものの、やはりその悲惨な状況は、涙なくして読めません。同じ経験者がそれを読んだり聞いたりすると、なんだか戦友の話を聞いているような気になってしまうものですね。 さて、このkshさんはいわゆる「火消し」としてプロジェクトに投入されたわけですが、「火消し」といってもいろいろあるものです。一番ひどいのは現場に爆発物を仕掛けて一気に消火を狙うタイプで、跡地には何も残らなかったりします。一方、火の出ているところをきちんと見極めて、地道にかつ確実に火を消していくタイプの人は、多少時間はかかっても結果的によい成果を残す、よい火消
奥村先生のブログで「少なくともこのページは読むべき」と紹介されていた「Ask E.T.: PowerPoint Does Rocket Science--and Better Techniques for Technical Reports」という記事を読みました。 スペースシャトル・コロンビア号は、打ち上げ時に剥落した液体燃料タンクの断熱材により翼部分が破損したことで、帰還中に空中分解しました。この「PowerPoint Does Rocket Science--and Better Techniques for Technical Reports」という記事では、(断熱材による破損の危険性を評価した)ボーイング社の報告書から正当な判断がされなかった理由として、報告書がPower Point のプレゼンテーション・スライドの形式で作られていたことが指摘されています。例えば、重要な情報が
この仕事について、先輩からまず最初に教わったのは、「一番大切なのは納期を守ること」という原則でした。理由は、納期が遅れるとお客様のビジネスチャンスを奪うことになるからです。さすがに納期を守るためなら品質を落としてよいとは言われませんでしたが、機能は落とせと言われました(もちろん機能も落とさず、納期も守れるならそれに越したことはありませんが)。おそらくIT業界に限らず、ほとんどの業種で通用する普遍的な原則でしょう。もっとも、IT業界ではなかなか納期が守られているのを目にするのは難しいのですが。 そんなことを思い出したのは、最近、Ruby 1.8.5のリリースを巡って起きた、一連の議論からです。作者のまつもとさんが1.8.5リリースエンジニアリングという記事でコトの経緯を書いたところ、今回のリリースで色々と発言していたmputさんがリリースの政治的な意味についての意見を表明、さらにまつもとさ
ORICON STYLEが「(世代・性別ごとの)理想のスリーサイズ」という実に興味深い調査を行い、その結果が「不二子伝説崩壊!?男は女よりスレンダーがお好き!」という記事になっています。10・20・30・40代の男性と女性たちに、それぞれの「理想のバスト」「理想のウェスト」「理想のヒップ」をリサーチしてみた結果です。掲載されていた「理想のプロポーション」がわかりやすいように、次の二つのグラフを作ってみました。女性・男性ごとに、(上から)バスト・ウェスト・ヒップの理想を年代ごとに横棒グラフにしてみたものです。 このグラフを眺めた限り、こんなことに気づきます。 女性は「下半身の数値ほど、年ごとに(理想)が太く(大きく)なる」 男・女で大きく異なる点として、「若い男性の理想のバストが小さい」 女性の場合、バスト・ウェストに関しては「年をとるにしたがって、理想の数値が微増する」だけであるの
こんにちは、ピンク少佐です。 ご存知の方も多いと思いますが、先日「googleが ググる という言葉の使用に難色」というニュースがかけめぐりました。 それと時を前後して、Tech総研ではこんなタイトルのレポートを掲載しておりました。 「とりあえずググる」を卒業!TOPエンジニアの検索術 「あの情報」がネット上にもPC内にも見つからないという経験は誰にでもあるだろう。そんなヤキモキ解消テクニックを検索ツール活用の達人に聞く 大変なご反響をいただいたレポートなだけに、激しく目立ってしまうタイトルの『ググる』。 まずいかしらやばいかしらと編集部ではこっそりどきどきしておりましたが、いまのところ米国内での問題とのことでほっと胸を撫で下ろしております。 さていつもみなさまがTech総研のレポートにお寄せくださるご意見をご紹介するこちらのピンク少佐ブログ。 今回は秘密情報部にてそんな大きなご反響
Microsoft が公開している adCenter Labs ではさまざまなネット広告に関連するデータやツールを眺めたり・楽しんだりすることができます(例えば、このページではWEBの読者をプロファイリングすることができます)。そこで公開されている Demographics Prediction は"検索キーワード"や"閲覧URL"に対し、利用者の年齢・性別を解析することができるツールです。最近、この Demographics Prediction を使って、自分のサイトや他のサイトの閲覧者の「年齢・性別」を眺めることが流行っているようです。私のサイト "www.hirax.net" の場合は男女比が72% v.s. 28%という結果になり、日記(ブログ)ページの inside out (hirax.net) "www.hirax.net/diaryweb/" の場合は男女比が 91%
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『blog-tech.rikunabi-next.yahoo.co.jp』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く