「クライテリオン・コレクション」と言えばアメリカのソフト・メーカーの最高峰。 正式には「THE CRITERION COLLECTION」。 昔は高品質レーザーディスク・ソフトで知られ、買い求めたものだが、いまは小さなDVDになった。 素晴らしい会社で、世界中の名作・傑作をフォローし、ここから出ると「殿堂入り」を果たした気がする。 大手メジャー作品の発売は難しいだろうが、とにかく思わず感動してしまうラインナップなのだ。 画質は保障済みで特典映像のクオリティも高い。 しかし何と言ってもパッケージのデザイン・ワークが見事なのである。 パッケージだけで欲しくなることもしばしばであり、実際それほどでなくともお気に入り作品のような気がしてくる。つまりデザインの魔法にあてられてしまうのである。 例えばこれ。 サミュエル・フラー「拾った女」 フラーの中でも上位に入る好きな作品だが、このデザインにはしびれ