サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
TGS2024
blog.livedoor.jp/henry12
一昨日行われたAbemaTVトーナメント本戦一回戦は4勝5敗という成績で三浦九段チームに敗れる結果になりました。敗退してしまったというのもありますがせっかくの機会なので当日の心境や舞台裏など書いてみましたので興味のある方はぜひご覧ください。 本戦からルールが変わるということもあってオーダーをどうするかはチーム内でも考えましたが、我々で決めたことは初戦を青嶋六段でいくことと後手番を黒沢五段に託すことでした。フィッシャールールは先後の差がさほど関係ないように感じてはいますが作戦を準備する点ではやはり先手のほうが選択肢が広くやりやすいです。また黒沢五段によると後手番になると席の都合上対局時計が右側に置かれるのでありがたい、という終盤の叩き合いを見据えたコメントが頼もしかったです笑。 初戦の▲本田五段−△青嶋六段戦で敗れてからの2戦目に出るのは先後の関係もあって予定通りではありましたが、本田五段の
札幌から帰ってきました。 竜王戦の第2局の勉強でということでしたが、2日目の昼食休憩明けに着いたころにはもうすでに差がついていたようでほどなく終局となりました。最もこればっかりは予想できないので仕方がないところではあります。その分北海道ならではの料理を堪能できたのでよしとしましょう。 第3局ですが前回告知したように将棋連盟道場にて大盤解説会を行います。終了後にサイン会も行われるようなのでそちらも奮ってご参加ください。 詳細はこちら 帰ってきた翌日には元奨励会の天野貴元さんの葬儀に行ってきました。奨励会では2年先輩、年齢は1つ先輩なので何かとお世話になりました。常に明るくユーモアのある話は今でも懐かしく思います。自分が棋士になるまでは研究会仲間、棋士になってからは遊び仲間といったところでしょうか。奨励会での対戦はもちろん数多くあるのですが公式戦でも1局だけ対戦があります。自分にとっては最後の
第51期王位戦、望外の結果で終えることができました。 第6局はまたもや相穴熊の千日手に。今回は自分から千日手に誘導した形になりました。打開したかったのですがいかんせん玉の堅さが違うので次の先手番で勝負するプランでいくことにしました。 指し直し局は自分の振り飛車穴熊対後手銀冠で、中盤〜終盤にかけてはかなり指せるという感触があったのですが、心のどこかで気持ちが焦っていたようで攻め急いでしまいました。最終盤は負けにしたと思っていましたが、最後まで諦めずに指していたら突然勝ちが舞い込んできました。 終わったばかりはタイトルを奪取したという実感もなかったですし、今でも半信半疑ではあるのですが、これから少しずつ実感していくと思います。タイトルホルダーとして恥ずかしくないよう、普段から気をつけていきたいと思います。 たくさんのコメントや祝福メールなどをいただいてありがとうございました。これからも何卒よろ
王位戦第5局は計3日間に及ぶ戦いになりましたが、なんとか勝つことができました。千日手局は少し形勢の良さを自覚していて、たぶん細かいミスはいくつかあったと思います。最終盤で軽視していた手があり、正直敗戦を覚悟しましたが、居飛車側も決め切れるかどうかは難しいところかなとも思いました。 約30分後に指し直しで持ち時間はお互い約2時間。タイトル戦とは思えないスピードで進んでいくのは不思議な心境でした。中盤に駒損をして、もう攻めるしかない、という局面になってしまったので美濃囲いの端から強攻。やや無理筋な感はありましたが、本譜は手がつながり最後は綺麗な即詰みを発見して勝ちになったと思いました。 将棋の内容は個人的にはあまりほめられたものではないとは思うのですが、千日手になったことも含めてかなり印象深い一局になると思います。実は公式戦での千日手は初めてで、それがタイトル戦という大舞台で起きたのもその要因
すでにご存知の方も多いかと思いますが、北海道将棋連盟の常務理事である新井田基信さんが亡くなられました。 その知らせを聞いたとき、あまりにも突然のことに呆然としてしまいました。 新井田さんと初めて出会ったのは自分が小学3年生のときなので、15年ほど前になります。当時は現役のプレイヤーでもあり、道内の大会ではほぼ無敵の強さを誇っていました。 そんな新井田さんに何度も立ち向かい、何度も負けては泣いての繰り返しでした。持ち時間のある将棋では1回勝ったかどうか・・・。序盤の知識の豊富さもさることながら、敗勢の局面からの逆転するテクニックは今の自分の将棋の源でもあります。 自分が今こうして棋士になっているのも、新井田さんのおかげと言っても過言ではありません。まさに「恩師」でした。 自分が四段になったときに昇段記念大会を開いてくださったりと、棋士になってからもお世話になりっぱなしでした。その今までの恩返
金曜日の遠征の対局は自分の振り穴に対し村田四段の銀冠という戦型でした。ずっと自信がなく、ちょっと難しくなったかなと思った局面はもう負けでしたワンチャンスあったようですが、ものにできなかったのは実力なのでしょうがありません。。。 これで裏街道も終わり・・・に見えるのですが、人数調整の関係で実はもう1人昇級するチャンスがあります。まだ対戦相手は決まっていませんが、とりあえず5組には昇級しておきたいので全力で頑張ります! 村田四段とは実は同い年で関西の数少ない知り合いです笑 久しぶりに会ったので対局終了後連盟近場で軽くおごってもらいました。笑 勝った人がおごる、というルールはこの業界ではよくあることです。 明日は久々のオフなので雑用をいろいろこなそうと思います。
すでに何日か経ってしまいましたが、第40期新人王戦第2局の中村(太)四段のとの対局に勝ち、新人王になることができました! 今回は先後があらかじめ決まっていたので、居飛車で行く予定でした。結局あまりみないひねり飛車の将棋になり、昔を思い出しながら指すといった感じでした。 中盤でもう少し駒組みが続くかな、と思っていたら中村四段に強気に呼び込まれたのでこちらも強気に応戦、突如戦いになりました。少し指せそう、という自分の大局観を信じながら終盤戦へ。 実は最終盤の変化を検討する機会が昨日あったのですが、考え直してみると何気なく指した手が大悪手・・・というよりは敗着になりかねない手だったことがわかりました。その辺りの詳しい変化は来月号の将棋世界を楽しみにしていただくとして・・・笑 本譜の▲4二角は狙っていた筋で、見た目以上に厳しくようやく勝ちになったかなと思いました。ただ勝ちになったと思っても前の順位
昨日の対局に勝ち、決勝3番勝負に進出することができました! 西川四段の三間飛車に自分の居飛車穴熊・・・という戦型に落ち着きそうな序盤戦でしたが、隙ありとみていきなり仕掛けてみました。仕掛け自体は上手くいっていたようですが、その後の指しまわしがやや疑問で個人的にはあまり自信ありませんでした。しかし進んでみるとはっきり良くなって以下はなんとかふらつきながらもゴールイン、といった内容でした。 これで望外の決勝進出です。しかしここで終わりではないので3番勝負も引き続き頑張ります。決勝の相手は今週に決まり、開幕は10月頃になるのでゆっくり対策を練って行きたいと思います。9月は対局がほとんどなく、個人的には2回目の夏休み期間に入りそうです 昨日は結局朝までコースでした。今日もこれから友人のお祝いに行ってきます。
昨日の残念ながら午前中に敗れてしまいました 田中四段が動いてきた反動を利用して指した手順がなかなかだったようで、途中はかなり良さそうと感じていましたが、実際のところはそうでもなかったかもしれません。大局観が悪かったかなぁ・・・。終盤はお互いに何かあったような気がするのですが・・・。結構変化が複雑でよくわかりませんでした。 それにしても最近「一手も指す手が見えない」状態になることが多いです30秒将棋ならともかく、1分将棋でそうなってしまうとは・・・。少し10秒将棋で瞬発力をつけたほうがいいかもしれません。 これで10連勝3連敗です。連勝連敗型の自分らしい成績ですが、来週は順位戦があるのでそこで踏みとどまれるか、かなりの勝負どころです。
昨日のヒューリック杯棋聖戦△永瀬王座戦は矢倉の出だしから力戦の将棋に。飛銀交換の駒損ですが陣形差などあって互角の分かれではあったようです。香を取れる形になってまずまずかと思っていましたが考えているうちにだんだん自信がなくなってしまい自分から崩れる形になってしまいました。じっと手を渡すなどすればまだ大変な将棋で悲観しすぎてしまったのが敗因だったように思います。 これでベスト8で敗退に。残念ですがまた来期頑張ろうと思います。 療養明けに連続して対局しましたが、次の対局はしばらく先になりそうでオフシーズンに入ったと言えます。色々と雑用をこなしつつ自分自身の将棋を見つめ直す期間にしたいです。 昨日の竜王戦▲渡辺名人戦は相掛かりの将棋に。飛角交換になる順はある程度想定はしていましたが、その後の指し方に問題があり苦しめの将棋にしてしまいました。先手も模様の良さを具体的に生かすのは大変だったようで、夕食
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『広瀬章人の一喜一憂ブログ』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く