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2011年09月25日 Permalink Comments(0) TrackBack(0) 書評 日本近現代史 井口武夫『開戦神話』(中公文庫、2011年)を読む 戦争における指導者たちの思想と行動は、とかく後世の歴史家から関心の的になりやすい。特に、開戦や終戦の判断に迫られた際のそれは、さまざまな憶測を生む。 日米開戦も例外ではない。曰く、米大統領・ルーズベルトは真珠湾攻撃をあらかじめ知っていた上でこれを見逃し、日本の「だまし討ち」として世論を誘導したとか、日本の首脳部に対米戦争を決意させたハル・ノートが、実はソ連のコミンテルンの指示によるものだったといった、いわゆる陰謀論が現在においても広く流布しているのは、その証拠である。 一方、日本側も、いざ開戦というときに、ワシントンにある駐米日本大使館の職員たちほとんどが不在で、肝心の対米通告が真珠湾攻撃よりあとになり、国際世論からの批判を浴
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