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ナナト自閉症であると診断されたのは、3歳10ヶ月の時でした。 1歳から療育グループに通い、2歳で検査の予約をしましたが、検査は1年待ち。 1年経った頃には、私が双子を妊娠し。 絶対安静の身になってしまい、予約をズラしていただき。 ナナトとの生活が安定したところで検査をしていただきました。 検査名は、田中ビネー式知能検査V。 ナナトはこの日、とても調子が良く。 普段よりとても落ち着いていたと思います。 診察室は初めてでしたが、機嫌よくおしゃべりをしていました。 視線はふわふわとしているものの。 ドクターのお話をおうむ返しするなどしながら、ドクターの方に注意を向けていました。 丸を描いてと言ったら丸を描いたり、二語分の復唱が出来たりと。 私が思っていた以上に、出来た課題も沢山ありました。 よく検査で、いつも出来ているのに、検査では出来なかったという話を聞いていましたが。 ナナトは、ベストを尽く
双子出産後。 私と双子が退院して、1週間程経った頃のお話です。 ナナトが風邪をひいたので、小児科に連れて行ったことがありました。 小児科の待合室に座っていると。 「ママ!ナナトくんがいるよ!ナナトくんだよ!」 という声が聞こえてきました。 この時期ならではのフルネーム!! 見ると、ナナトと同じ歳くらいの男の子がこちらを見ています。 そして。 「ナナトくーん!やっぱりナナトくんだ!」 と、こちらに駆け寄ってきてくれました。 ナナトは目も合わさず、気配を消そうとしています。 いやいやこんな至近距離で無理よ。 「ナナトくん、風邪ひいたの?大丈夫?」 と聞いてくれる優しい男の子。 この子こそ、後にナナトの心の支えとなる、 ナナトにとっての初めてのお友達。 太陽くん(仮)です♡ 太陽くんのお母さんが、 この子がナナトくんなんだ! 1ヶ月くらい前から、毎日ナナトくんの話をするようになって。 ナナトくん
双子出産後、私と双子が退院した頃のお話です。 私と夫とナナトと。 新しく仲間入りした次男と三男。 そして。 手伝いに来てくれた、私の母との6人での生活。 これ以上ないほどの幸せを感じていた私とは逆に。 ナナトはこの状況に、とても戸惑っていました。 母のことも、嫌いなわけではないけれど。 毎日泊まるとなると、なんで?どうして?と不安になってしまいます。 いつも変わらない日常に安心感を覚えるナナトにとって。 母と双子の弟たちが毎日お家にいるという状況は、とても不安だったのです。 母が手伝いに来てくれていた3ヶ月間。 ナナトは、何度母に「バイバイ!」(帰ってください)と言ったか分かりません。 ごめんねお母さん。 そして、何よりナナトを不安にさせたこと。 それは、夫の不在でした。 1ヶ月間、父子生活を過ごした2人の間には。 これまで以上に深い、深すぎる絆が出来ていました。 朝幼稚園に行くのもパパが
双子出産の管理入院のために始まった、ナナトと夫の父子生活中。 送迎ができないため、入園式以来休園していた、ナナトの幼稚園生活も始まりました。 ナナト初登園の日は、 大丈夫かな、大丈夫かな、、 と、病院でソワソワソワソワ。。 プレには喜んで行ったものの、制服で行くのも、バスに乗って行くのも、この日が初めて。 不安そうな顔が目に浮かびます。 訳も分からずバスに乗ったかんじだけど、無事に送り出したよ! という夫からの電話に一安心。 先生からもご丁寧にお電話をいただいて。 不安ながらも頑張っていたナナトの様子を聞くことができました。 その日の夕方。 夫から届いたLINEに驚愕!!! ナナト、帰りのバスの中でずっと寝てたよ! バスから降りた時、寝起きだった? 寝起きっていうか、ずっと寝てた! なんでずっと寝てたって分かるの? だって俺、幼稚園からバス追いかけて、ずっと見てたから。 怖ーっっ!!! 心
愛するナナトの、記念すべき幼稚園の入園式。 実はこの時、私は双子を妊娠していました。 双子に関してはこちらのブログにまとめています♡ note.masakano-non.com 双子妊娠中、妊娠4か月からずっと絶対安静でした。 ナナトの晴れ姿、一目見たいな♡と思いつつも、私は行けないんだなと、悲しくも諦めていました。 双子妊娠も7カ月に入っていたこの時、一時は短くなっていた子宮頸管の長さも安定していたので。 思い切って医師に相談してみると。 なんと! 入園式行ってもいいですよ! との回答が!!! 嬉しくて嬉しくて嬉しくて嬉しくて。 飛び上がるほど嬉しくて。 ナナトの晴れ舞台を、見守ってあげられると思うと。 本当に本当に嬉しくて。 涙が出ました。。。 ウキウキしながら、声を弾ませ夫に報告! でも。 夫は、首を縦には振りませんでした。 実はこの時、子宮頸管は落ち着いていたものの。 張りも頻繁で
ナナトの幼稚園が決まってすぐのこと。 療育グループで、地域療育相談室の相談支援専門員さんとの面談の募集がありました。 療育グループで遊ぶナナトの姿と、私の関わりを見てもらい、専門員さんにアドバイスをいただけるというもの。 幼稚園に向けてのアドバイスも欲しかったため、迷わず面談をお願いしました。 この専門員さんは相談室の中でも、大変人気な方なのだそうですが。 納得!!! 本当に短い時間で私の性格、ナナトの特性を見抜き、的確にアドバイスをくださいました。 専門員さんからのいただいたアドバイスがこちら↓ ナナトくんは、視覚優位で、目に入ったものが全て刺激になるという特性を持っていると思います。 だから、個々で遊ぶ自由遊びでは楽しく遊べるのに、集団になる主活動などでは、落ち着かなくなってしまうんです。 様々な情報が沢山入ってきてしまい、不安になり、お母さんに抱っこを求めてしまうのです。 視覚情報を
ナナトが2歳の時。 療育園に行くべきか、幼稚園に行くべきかで、私は揺れ動いていました。 ちょうどそのタイミングで、ナナトが通っていた療育グループで、臨床心理士さんに相談できる機会があったので。 心理士さんへの個別相談を申し込みました。 診断を下すことはできないけれど、簡単な発達検査はできますよというもの。 この時点ですでに、病院での発達検査の予約はしていたのですが。 3歳に満たないということもあり、なんと1年待ち!! それだけ、同じように悩まれている方が多いということですね。 2歳半で受けたこの心理士さんによる簡易発達検査。 内容は以下のようなものでした。 *先生の積んだ通りに積木が積めるか? *先生が紙に○を書き、○を書いてと言ったら○が書けるか? ナナトは2つ共見事に無視。。 ただひたすらマイペースに遊んでいました。 ナナトへのテストはこの2つのみ。 あとは、私への聞き取りでした。 質
療育を受けたいなら、療育園に行くしかない私の住む地域。 療育園を勧められたその日のうちに予約を取って。 翌週、夫とナナトと一緒に、療育園の見学に行きました。 保育園の敷地内にある療育園は、思っていたよりもずっと小さな、プレハブの施設。 園内に入ると、肢体不自由の子や、ダウン症の子、知的障害の子などが座っていました。 中にはお着替え中の子どももいました。 部屋は薄暗く、先生方の表情も暗く、どんよりとした雰囲気。 私も実習に行ったことがあるので、現場の大変さは理解しています。 それにしても。 見学の私たちがいるのにも関わらず。 ピリピリした空気がすごい。 子どもたちへの言葉かけも、完全に怒っている口調。 先生同士の会話からも、ギスギス感が伝わってきます。 誰一人、ナナトに声をかけてくれる先生はいません。 怖い。。。。 見学の後、園長先生から色々とご説明いただいたのですが。 園長先生も、なんか怖
優しい園長先生に惹かれて、絶対ここに通わせたいと思っていた憧れの幼稚園。 面接も見事合格して、入園を待つばかりでした。 しかし。 プレ生活につまづき、ナナトは先生に怯え、先生からも「集団生活は無理」と言われ。 親子で限界ギリギリでした。 せめて園長先生が、敷地内にいて下さったらなぁ。 プレの延長に幼稚園があるはずなのに。 なんでこんなにも違うんだろう。 当時並行して通っていた療育グループの先生に、その経緯を説明し相談すると。 「ナナトくんにも相当負担になっているようだから、入園が決まっているなら、一旦プレは退園した方がいいんじゃない?」 とアドバイスをいただきました。 でも今辞めたら、4月からの幼稚園が更に大変になってしまうのではないかという思いもあり。 色んな葛藤がありましたが。 ナナトがあまりにも不安定で、日常生活でもパニックを起こすことが増え、ついに夜泣きまで始まったので。 これはも
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