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TGS2024
blogs.itmedia.co.jp/kumatori
2chが閉鎖されるという話が飛び交っている。遅ればせながら、何も書かないのも気持ちが悪いので、少し感想を書いておく。 それから、実際に今回閉鎖されるかどうかはともかく、こういうネット上の空間、特に2chなんかは、危機管理を考えた運営をした方がいいのではないか。 ■ひろゆき氏への感想 「気の長い話:Winnyが作る歴史」というエントリでも少し触れたとおり、ひろゆき氏が日本のインターネットに与えた影響は大きくて、大したものだと思っている。(もちろん、オトモダチになりたいかどうかという論点とは別にして。そこまで個人的な感想は、僕は持っていない) 日本のインターネットの一部は確実に彼が作っている。 しかし稼ぎまくっておきながら賠償からは逃げ回ってるのもなー、しかも少なくとも脱法行為だもんなー、と、庶民的感覚から言えば釈然としない気持ちがあるのも事実。 その一方で、「イチイチ払ってたり、イチイチ裁判
Winnyの判決が持つ意味を、少し大きな枠から考えてみたいと思う。しばらく更新をさぼっていたが、Winny開発者である金子氏が逮捕された前後に多くのエントリを書いてきたことを考えると、この機会に一言、思ったことを書いておかざるを得まい。 ★有罪か。 個人的には、そうかあ。という気分だ。Winnyに関する議論は一通り出尽くした感があるので、この有罪という結果は「途中経過」として受け取るばかりだ。もちろん弁護団は控訴するわけだから、一つのマイルストーンに到達したな、というような感想を持つ程度だ。 この判決が「ソフトウェア開発者」にとって実際にどのくらいの危機を及ぼすかというと、その点は疑問だ。(これはもちろん後知恵だが)金子氏は脇が甘すぎた。今回の有罪判決が導かれた大きな理由は、金子氏のこれまでの発言が一貫して「反現行著作権的」だったということにあるのではないか。その発言と、Winnyのような
かねがね、携帯電話(携帯メール)や電子メール、IMなど、各種の情報ツールが普及することで、国語力は高まりそうだと考えてきた。今日、「IM表現は「優れた言語能力を示す」――カナダの大学が調査」(ITmedia)なんて記事が出ていて、さもありなんと改めて思った。この機会に、これまで考えていたことを簡単にまとめておこうと思う。 ★日本の国語教育は国語力を高めるか 大昔から、日本の国語教育には疑問を持っていた。というのはまあ大げさだとしても、自分が小学生から高校生までの12年間、国語の授業を受けてきた経験から言って、国語の授業が自分の「国語力」を高めたとは思えない。もちろん全部が無駄だったとも思えないけれど、はっきり役に立ったのは漢字の書き取りとローマ字、あとはことわざや敬語・丁寧語の教育くらいか。どれも暗記の範疇のものばかりだ。古文と漢文のについては、外国語の授業に近いと思うので、まあ今回は考え
身辺で、「地域SNS」というキーワードが飛び交っている。「地域SNS」は、今はまだ小さいが、これから世間で大きく扱われるかも知れないキーワードだ。SNSは「mixi」をその代表としてここ半年くらいで広く認知されるようになったが、地域SNSはそこから現れてきたソーシャルウェアの流れの一つだ。そして、古くて新しい「地域情報化」の流れも汲んでいる。 その地域SNSに関することで、今日職場で議論していて、ここ数ヶ月うまく説明できなかったことを、ようやく言葉にすることが出来たので、記しておく。SNSの世界は「パッチワーク」になるだろうということだ。まともに説明すると長くなるので、ここでは、日本のSNSの状況を駆け足で整理し、地域SNSの特徴について説明した上で、なぜ「パッチワーク」という言葉なのかということを(主に自分のために)書いておく。少し説明が乱暴になるが、ご容赦いただきたい。 ★SNS乱立時
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