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アウトドアを安全に楽しむために欠かせないのが、ファーストエイドキットだ。転倒による擦り傷、虫刺され、体調不良…… 自然の中では、ちょっとしたトラブルが命取りになることもある。 筆者は2014年より山岳ガイドとして従事しており、主に低山登山をはじめ、釣りやキャンプなど自然を楽しむアウトドアに取り組んでいる。ファーストエイドは、そうした現場でのトラブル対応の初期段階において、重要な役割を担うため、応急処置に関する講習も定期的に受講し、備えを見直すようにしている。 本記事では、日帰り〜1泊程度の一般的なアウトドア活動(低山登山、ハイキング、キャンプなど)にて、筆者が携行している中身を紹介するとともに、これだけは持っておきたいアイテムをいくつか取り上げる。 ■アウトドアでは「もしも」が現実になる、その時どうする? 自然の中で過ごす時間は、癒しや冒険に満ちている反面、思わぬトラブルと隣り合わせでもあ
■『天空の城ラピュタ』のモデルとなった孤高の集落 約2500年前にエトルリア人によって築かれた村チヴィタ・ディ・バーニョレージョは、古来より建築資材として重用されてきた「トゥーフォ(凝灰岩)」の産地の渓谷にポツンと残っている集落である。 もともと、この渓谷の高台には多くの集落があったのだが、風雨や地震などの自然災害の侵食を受けやすい凝灰岩の上に立っていたため少しずつ崩壊していった。周囲の大地が侵食や地滑りで徐々に削られていく中、奇跡的に残ったのがこのチヴィタ・ディ・バーニョレージョの村である。しかし、13世紀から18世紀にかけてこの村も5回の大きな地震に見舞われ、住民の多くは崩壊を恐れて村を離れるようになる。特に18世紀に起こった大地震では、隣接するバーニョレージョの村とチヴィタを結んでいた道が断絶して村は孤立し、その際にほとんどの住民が離村してしまった
お花見登山シーズンに突入し、足元の花々を愛でる季節がやってきた。ウキウキ気分で山に出かけたくなる頃だが、自分自身の足元にも気を配るのも忘れないでほしい。それは、登山靴のひもの結び方だ。 足を酷使するハードな登山でなくても、未舗装の道を歩く場合、一般的な蝶結びでは解けやすい。靴紐の結び方は案外見落とされがちで、ひものゆるみは足が疲れやすくなり、パフォーマンスにも影響が出るので、快適な登山のためにもしっかりと学んでおこう。 そこで今回は、簡単にできて尚且つ解けにくい結び方を解説する。いずれも慣れてしまえば数十秒でできるので、ぜひマスターしてほしい。 ■簡単なのに解けにくい結び方3選! 今回紹介する結び方は、下記の3種類だ。いずれもすぐに役立つため、しっかり学びたい。 ・イアンノット結び ・二重蝶結び ・ベルルッティ結び それでは早速、結び方を確認しよう。 ●1. イアンノット結び アスリート結
本格的な登山シーズンが始まった。 筆者は福井県大野市にある日本百名山・荒島岳(あらしまだけ)の麓で民泊宿を運営しているが、毎週末になると多くの登山客が荒島岳へ訪れている。日々、木々の緑が色濃くなり春から夏への移ろいを感じる季節だ。 しかし、登る途中でバテてしまいせっかくの山登りが苦行になっている人も少なくない。自分自身学生時代の平成元年に山登りを始めて35年になるが、バテて辛い思いをしたことは一度や二度ではない。 6月上旬の週末、荒島岳に登り、過去の山行を振り返りながら、バテる理由と対策をあらためて考えてみた。 ■長く歩くための歩行術 その1 最初の1時間はゆっくり歩く この日は6時ちょうどに宿を出て、荒島岳中出(なかんで)ルートの登山口から少し登った所にある駐車場に車を停め、6時15分に出発した。日曜日とはいえこの時間で駐車場の半分は埋まっており、多くの登山者がすでに登り始めている。 少
港などでよくみる運搬用のコンテナ。このコンテナに宿泊できるホテルが現在注目を集めている。コンテナホテルとよばれ、専用に開発されたコンテナモジュールを客室にしたユニークなホテルである。ユニークな見た目もさることながら、泊まってみるととても快適! 家族旅行にもビジネスにもおすすめできるポイントがいくつもある。今回は、北関東を中心にコンテナホテルを展開する、HOTEL R9 The Yardに泊まった感想をまとめてみた。夏休みや連休の宿泊先に検討してみてはどうだろうか? ■ロードサイドに突如現れるクールなコンテナホテル 今回、筆者が利用したのは栃木県矢板市にある、HOTEL R9 The Yard 矢板のデラックスツインルーム。関東と東北を結ぶ大動脈・国道4号線沿いにあり、周辺には店も多くにぎやかな場所に位置している。ロードサイドに黒いコンテナがならぶ光景はなかなか圧巻だ。 敷地内にあるフロント
子ども2人を連れ、家族でキャンプをはじめて5年以上が経つ。 2ルームテントと寝袋をかろうじて揃えて挑んだ最初のキャンプ。調理器具はとりあえず家のものを使用した。慣れてくると、周りのキャンパーのオシャレなアイテムが目に入り、キャンプ専用の調理系ギアが欲しくなる。 自宅が狭く、キャンプ用品を収納するスペースを十分取れない我が家。「コンパクトかつ、普段使いもできるアイテム」を求め、夫婦で話し合い、デザイン・コスパともに納得感のあるものを選んできた。使ってみて大満足のものがほとんどだが、なかには失敗だったと思うものもあった。 ■「調理系アイテム10点」のうち、過去50回のキャンプで使用頻度が多かった「買うべきギア5点」は? 現在使っているメインの調理器具は10点。毎回持っていくものもあれば、最後に使ったのはいつ? というものもある。 そこで直近50泊で使用した、調理系アイテム10点の「使用頻度」を
靴紐を結ぶときには、ほとんどの方が子供の頃から蝶結び(はな結び)を使っているはず。何の疑問もなく使い続けてはいるけれど、じつはこの結び方をほんの少しアレンジするだけで、格段に解けづらくなる結び方になるって知っていましたか? 日常生活ではもちろん、ハイキングやスポーツにも有効なので、ぜひ今日からでもお試しください。 ■蝶結び+ひと結びで強化する
温泉や銭湯が恋しくなる、寒い日が続く今日この頃。 観光帰りの疲れを癒すも良し、目的地とするも良し! お風呂好きの筆者が選んだ、個性と魅力が溢れる関東の日帰り温泉&銭湯を3つ紹介する。 ■宮沢湖温泉 喜楽里別邸(きらりべってい) 埼玉県の圏央道・狭山日高ICから約6kmに位置する「宮沢湖温泉 喜楽里別邸」は、飯能観光の締めくくりにぴったりな大人向けリゾートスパ施設。 岩盤浴や山々に囲まれた展望露天風呂などが人気だが、筆者イチオシは高濃度炭酸泉。入浴して1分ほどでシュワシュワ〜と細かい泡が身体中にびっしりつき、10分も経つと身体が芯から温まる。このシュワシュワ感、病みつき間違いなし! メッツァビレッジや天覧山、物見山など飯能の自然を満喫した疲れを癒しに立ち寄りたい温泉だ。
令和4年夏山シーズン、「疲れて動けない」という見出しの山岳遭難ニュースを何度か目にした。長野県警察が公表している年別山岳遭難発生状況を確認したところ、疲労による山岳遭難件数が令和3年に過去最高(平成23年以降)を記録していた。 人はなぜ山で疲れて動けなくなるのか。筆者自身のヒヤリ体験から「疲労遭難」について考えたい。 ■疲労による山岳遭難ヒヤリ体験 筆者はニュースを見るたび「なぜ疲弊するまで行動するのか理解できない、自分にはあてはまらない」と思っていた。しかし振り返ってみると、筆者自身にも2度のヒヤリハット体験があった。 ヒヤリハット体験とは、ヒヤッとしたり、ハッとしたり、危ないと感じた体験のこと。ハインリッヒの法則では、1件の重大事故のウラに、29 件の軽傷事故、300 件の無傷事故(ヒヤリハット体験)があると言われている。 複数のヒヤリハット体験を収集し、危険の認識と対策を深めることで
この黒井城跡は、竹田城跡と同じく、空に浮かんでいるような浮遊感を感じる眺望を持つ。また秋から冬の早朝、雲海に浮かぶ城跡を撮影できる知る人ぞ知るスポットだ。 なぜこんなに眺望がよいのかというと、明智光秀の攻撃を2度もしのいだという戦国時代の山城だからだ。まさに足元を見下ろすといった感じで、どちらから攻めて来ようと、360度まる見えなのである。 では、同じ天空の城ながら、竹田城跡とは異なる黒井城跡のおすすめポイントを、3つ挙げてみよう。 まず1つ目に黒井城跡は、観光地化されていないということ。近年、竹田城跡は観光地化され、多くの人が訪れるようになった。一方、黒井城跡は国史跡だけあって登山道はしっかり整備されているが、観光地化はされていない。そのため、城跡で絶景を見ながら、静かにゆっくり過ごせるのが魅力だ。 2つ目に黒井城跡は、空に浮かんでいるような錯覚を強く感じること。筆者の目測ではあるが、城
NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は、大泉洋が演じる源頼朝が起こした史上初の武家政権・鎌倉幕府で、金子大地演じる二代目将軍源頼家が御家人らと政治を行う合議制を作っていく様を描く。13人の合議制が始まってからは、小栗旬が演じる主人公の北条義時が他の有力御家人を粛清しながら、北条氏が将軍に次ぐNo.2の役職「執権」を世襲していく様が丁寧に描写されている。 ドラマの中で人気を博しているのが中川大志演じる畠山重忠。重忠公は、頼朝公が最初に挙兵した「石橋山の戦い」では平家方として敵陣についていたが、その後頼朝公に降伏し、恭順。この後、重忠公はさまざまな合戦で武功をあげ、清廉潔白な人柄から「武士の鑑」と称された人物である。 13人の合議制の一員ではないものの、幕府の中心人物の1人でもあった重忠公。晩年、重忠公の息子と北条時政と牧の方の娘婿である平賀朝雅(ひらがともまさ)が酒席で言い争いになったことをき
アウトドアシーンで重宝するロープ。テントを張ったり、結んだりするときに必ず必要になるギアだ。しかし、一般的な結び方だと解けてしまう可能性があり、逆にしっかり結びすぎると解けなくなることがある。 そこで、さまざまな場面で使える結び方を写真付きで紹介する。知っていると何かと便利に使えるため、ぜひ確認してほしい。 ■8の字結び(エイトノット)
長野県松本市、長和町、下諏訪町の境にある標高1,887mの三峰山(みつみねやま)。観光客や登山者で賑わう美ヶ原と霧ヶ峰に挟まれ、これらとは対照的に人が少なく穴場の山だ。 三峰山の魅力は、30分足らずで山頂まで行けることと、短いコースでありながら、頂上から360度のパノラマが楽しめる点。 本格的な登山には不安が残るが、長野の景色を一望したい登山者でも気軽にチャレンジでき、登山道が整備され、見晴らしがよく迷う心配もない。軽量の荷物で山歩きが楽しめるのもおすすめポイントだ。 ■まずはビーナスラインをドライブ! 三峰展望台を目指す 三峰山へ行くには、ビーナスライン沿いにある三峰展望台の駐車場に車を停める。展望台の他にも小さな売店があり、有料だがトイレも完備されている。 登山口は道路を挟んだ向かい側。看板や標識がないため、少しわかりづらいが、そこから延びる登山道は1本しかなく、それを目印にしよう。
軽自動車の箱バンは、ソロもしくは二人旅での車中泊に人気だ。筆者もホンダバモスで車中泊をすることが多いが、一つ気になっていたことが、後部座席がフルフラットと表示されながら、実は微妙にフルフラットではない点。厚めのシートを敷いても微妙な段差や金具が邪魔になり、安眠できないという悩みがあった。 そこで、この「微妙にフルフラットではない」点を、DIYで改善することを決意。今回はDIY初心者の筆者でもできた、簡単な車内フルフラット化方法を紹介する。 ■事前準備 まずは材料。今回床材にはラワン合板を使用した。
キャンプや登山、旅行などで活躍するリュック。さまざまなメーカーから販売されているが、メーカーアイテムはしっかりしているが高価。しかし、ノーブランドアイテムは、品質がイマイチで機能面でも物足りなさを感じることが多い。 そこで今注目したいのが、ワークマンのリュック。作業服専門というイメージが強かったワークマンは、最近一般向けの商品を集めた「ワークマンプラス」を展開し、アウトドアシーンに安価で品質のよいアイテムを世に送り出している。 今回は筆者が実際に使っている、41Lの大容量でありながら4900円(税込)と高コスパのワークマンリュック『ジョイントバックパック ハイカーズエディション』を紹介したい。。 ■41Lのリュック、実際どのくらい入る?
雑誌やネットでよく目にするキャンプの裏技。実際はどうなのかと半信半疑の人も多いはず。そこで、よく聞いたり見たりするキャンプの裏技5つを実際に試して検証してみた。本当にキャンプで活用できるのか参考にしてほしい。 ■寝袋の収納ケースを枕として使う
ようやく冬が明けて、快適に登山を楽しめる季節がやってきた。ポカポカ陽気の中、体を動かしたい衝動に駆られている人も多いだろう。 そんな春シーズンの到来を機に、これから登山をはじめようと意気込んでいる方に向けて、登山ビギナーが最低限知っておきたい基本的な「登山マナー」を5つ紹介する。 緑豊かな山地に恵まれた日本で、古くから育まれてきた登山文化を尊重し、安全・快適に登山を楽しもう! ■マナーその1 挨拶をする 山ではすれ違う人と「挨拶」をする文化がある。なぜ山の中でだけ挨拶するの? と疑問に持つ人もいるだろうが、挨拶をすることで「相互認識」や「情報収集」に役立ち、不測の事態があったときに助け合うことができるのだ。 例えば、これから歩く登山道の情報を一番知っているのは、山頂から降りてきたばかりの登山者であることは間違いない。先の登山道の土砂崩れや残雪、水場の状況など、最新の情報は彼らに聞くのが一
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