──現代では戦争の性質も変わったように思います。子どもたちにも親しみのあるドローンやAIが、人を殺傷するために使われていると聞くと、親としてはやりきれない気持ちになります。 小泉先生:技術革新によって、戦争はより安価で効率的に行われるようになりました。かつては戦闘機が必要だった攻撃が、今やドローンで人を殺すことができます。これらの技術がウクライナの戦場で使われ、衛星画像によって「大量の死」が可視化されています。 小泉先生:しかし、画面上で「死を表す点」として処理されるその一つひとつには、かつて名前があり、家族がいて、日常がありました。技術がどれほどハイテクになっても、最後に破壊されるのは血の通った人間の体であり、失われるのはかけがえのない日常です。 さらに今、ロシアは圧倒的な兵員不足を補うために、北朝鮮から兵士を呼び寄せたり、占領した地域のウクライナの子どもたちをロシア本土へ連れ去ったりし