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チェックリストには、 仕事を進めるための道しるべ 現在地を知るためのGPS 同じ失敗を繰り返さないようにするためのガイド という3つの側面があると思う。 仕事を進めるための道しるべ その日に取り組む予定の仕事のリスト(一日のチェックリスト)があれば、このリストに沿って順番に取り組んでいけば迷わずに進めることができる。 このリストがないと、たやすく“遭難”してしまう。 現在地を知るためのGPS リストに沿って仕事を進めつつ、仕事が一つ終わるたびにチェックを入れたり取り消し線を引いたりしておけば、 リスト上でどこまで終わったかが分かる 残りの仕事がどれくらいあるかが分かる カーナビのように、現在地と目的地までの残りの距離を常に把握できる。 例えば、以下はまさに現在進行中のリストだが、「今日のシゴタノ!執筆」というタスクを実行中であること(=現在地)を示している(TaskChute Cloudの
先送りにはいつだってアンビバレントな気持ちが渦巻くものです。 やりたい、けれども先送る。 そういうものではないでしょうか? 先送りには両価的な気分がつきまとうわけです。 これは「大事なこと」だから、もっと体調がよくて時間も充分に取れるときにやろう。 ということもあるでしょう。おおいにやりたいからこそ、今はやりたくないというわけです。 これに対応して、もっと体調がよくて時間が充分に取れる「理想的な私」と、今は体調も悪くて時間に追われている「ダメな私」という二極化もあります。 まとめると次のようになります。 このタスクは理想的な私によって最高の成果になるか、 さもなければダメな私によって最悪の結末に終わってしまう。 いますぐ仕事を進められるのは「ただの私」だけ このような愛憎、または好悪のシッポをつかまえなくてはなりません。 「理想的な私」も「ダメな私」も、最高の成果も最悪の結末も、この時点で
私のカレンダーの色分けにはルールがあります。 「予定」または「予約」を「赤」「黄色」「青」で分けているのです。 開始時刻と終了時刻が決まっている「約束」は赤 終了時刻だけ決まっている多くは義務的な「仕事」は黄色 開始と終了が漠然としているものの「だいたいこの辺りの時間に」というあいまいな「約束ごと」は青 こうしているのはもちろん、赤が重要で、比較すれば青はそれほどの約束とは言えないからです。 色分けを実現するために機能としての「カレンダー」を分けています。 私が使用しているのはTickTickというタスク管理ツールのカレンダビューです。同じことはグーグルカレンダーでも実現可能です。 たとえば表示色を赤色に設定した「約束のカレンダー」だけを表示するとこうなります。 このカレンダーをみれば一目で、私が「開始時刻から意識しなければいけない約束」が把握できます。 どうしようもなく忙しいときには、こ
タスク管理するほどの人になってくると、どうしても、 休み中の過ごし方は? 休み明けの調子の取り戻し方は? 休み前に立てておくべき計画は? といったことが気になってしまうかもしれません。 休み中に読んでおくべき本とか、今後の人生設計だとか。 趣味でもあると思いますから、人の口出すところではありませんが、 毎年毎年そういうことを気にしているなら、今年くらいは、 ゴールデンウィークそのものに集中 してみてはどうでしょうか? せっかくの「黄金週間」です。 そのまっただ中に「前」だの「後」だのに気を回すのはもったいないと思いませんか? 「未来のために現在を使う」という視点を捨てる いくら「イマココ以外に現実はない!」などといってみたところで、オフィスの「灰色」の「事務机」の前で「イマココ」に集中してもうれしくもたのしくもなくてもしかたありません。 しかし「黄金連休」なのです。 こんな時こそ「イマココ
売れているとは言いがたいものの、Amazonの評価自体はいいほうです。 ★をつけたいただいた方に、改めてありがとうございます! 中に手厳しい意見もありますが、あって当然のものです。本を出せば必ずあります。まして今回の内容であればなおさらでしょう。 自分が出した本と、それへのレビューについて、著者からあれこれ書くのはやはり気が進みませんが、それでも補足の意味もあり少しだけ書いておきます。 問題にしたいのは「人が怖いこと」でした 私が自分自身に対しても、読者に向けても、課題としたかったのは「ふつうの他人を恐れること」でした。決して、 人間離れした恐怖の怪人 への対処法を説いた本ではなかったわけです。 ここが大事なポイントです。 私の考えでは「繊細さん」というのは、ありきたりな人や、ありきたりなトラブルを過剰に恐れてしまう性向のことをいうのです。決してDVに明け暮れる配偶者やパワハラモラハラセク
この種のタイトルで私は何回も記事を書いています。 飽きた! と思われているのは誰よりも私が痛感しています。 それでも書きたくなるのです。 なぜならどうしても理解されていないと思われてならないからなのです。 これは私がいましがた、じっと見ていたタスクシュートです。 ここに全てがあります。 これがあるから、私は仕事を進められるし、約束を守ることができています。 タスクシュートは「読む」もの 私が他の著者など、他人よりも相対的に「約束が守れている」というわけではありません。世の中で「約束守る競争」をしているわけではないのです。世のすべてがの約束が守られるならそれが理想的です。 これは私自身だけの問題です。おおむね私としては人との約束が守れているように思われるのです。だからそれでいいわけです。時間管理とは、人との約束を守れるように時間を使うための技術だと思うのです。 タスクシュートはまず「約束のす
前回はモダンなアウトライナーのWorkFlowyとDynalistを紹介しました。今回は、最近人気が急上昇しているNotionを紹介します。 Notion: タスクも、メモも、ナレッジも、すべてをひとつにする All-in-one workspace Notionとは? Notionは、超多機能デジタルノートです。おそらく、アナログのノート好きの人が、「こういうデジタルノートがあったらいいな」と想像できる機能のほとんどすべてを備えている、と言っても過言ではないでしょう。それくらいにさまざまな機能が備わっています。 カテゴリーによるページの大分類 データベース 多種のリスト カレンダー タイムライン ページごとのヘッダー画像 テンプレート機能 ページ間のリンク/バックリンク ページの共有/Webへの公開 上記はほんの一部であり、紹介しきれないくらいたくさんの機能があります。ツール紹介のページ
ここまでの連載で、デジタルノートについてさまざまに検討してきました。その締めとして、今回からいくつか具体的なツールを挙げ、その可能性も含めて紹介しようと思います。 最初は、Evernoteです。 最高のメモアプリ – Evernote で大切なノートを整理 老舗のデジタルノート Evernoteは、名前からして「ノート」です。Everに使えるnote。それがEvernoteです。 日本でもずいぶん古くから使われており、これをお読みの方も使用されているか、あるいはアカウントはお持ちかもしれません。個人ユースの“クラウドツール”概念を一般に普及させた、といっても過言ではないほどの存在感がかつてはありましたが、最近ではノートのツールの選択肢も増えたことで、さまざまなツールがライバルとなって登場しています。 デジタルで情報を扱えること、あるいはクラウド対応であることは、もはや列挙すべき特徴ではなく
たとえば連載の原稿を書こうとするたびに、なにかモジモジとためらいを覚え、気がつけばウトウト眠りかけてしまうといったことが起こります。 そういったことが起きたら渋々であっても必ず 14:40〜15:12 連載原稿を書こうとしてウトウトしていた とタスクを実行しようとし、違う行為を実行したと自分に示してあげなければいけません。 これはストイシズムでもなければリアリズムでもなく、ただただ「タスクシュート」であると理解しましょう。 何度となくこういったことが発生するとき私たちタスクシュートユーザーは、 タスクシュート にぶち当たります。 この経験がとても大事です。 タスクシュート以外に、このような経験をさせるツールも仕事術も皆無です。 タスクシュートは常に「見て」いる ほぼすべての仕事術は □連載原稿 とあったら、連載原稿を書くことが「良いことだ」とみなし、それに向かって私たちを邁進させようとしま
YouTubeを見ていると、たいてい「おすすめ動画」に絡め取られて、えんえんと関連動画(だんだん関連しなくなる動画)を見続けることになる。 そこで、以下のような拡張機能をインストールしておく。 Unhook - Remove YouTube Recommended Videos - Chrome ウェブストア 同じような拡張機能はほかにも多数あるが、とりあえず上記の「Remove YouTube Recommended Videos」をインストールしてみたので、その“効用”をご紹介。 いま見ている動画に集中できる 以下、拡張機能インストール後のYouTubeの画面。 拡張機能なしの画面と比べてみると、改めて「圧」の強さに驚かされる。 何を非表示にするかは、設定でチューニングできる。 サイドバーに何も表示されていないと、必然的にいま見ている動画に集中できる。 さらに、設定で以下のスイッチをオ
彼の場合、その休むことが難しかった。 会社にはいかなくなった。でも、気分は休まらない。休んでいることそのものが申し訳なさになって、不安と焦りが募るからだ。 結局、家にいても仕事関連の本を読み続け、罪悪感から逃れるためにいっそ違う職場に移ってしまおうと、転職活動を始めすらしていた。 不思議な話です。 わたしたちは「自分で決めた価値観」のはずなのに、いつしか「自分がその価値観に従属させられる」のです。 果たして1か月後、彼女はまたやってきた。そして「普通に過ごしてました」と平然と言った。 ここが彼女の苦しさだ、私は思った。だから、伝えた。 「前回、苦しい胸の内を漏らしたことで、僕にも迷惑をかけたと思ったんじゃない?」 彼女はしばらく沈黙してから、「ずっと家で切っていました」とつらそうに言った。 彼女のなかには誰のなかにもありそうな「ルール」があるのです。 「他人に迷惑をかけてはいけない」 とい
ツールの使い方はユーザーの自由であり、操作以外での「正しい使い方」などありません。 この番組で言っているのは「グッドバイブスとは考え方が違うように見えるタスクシュート」についての「グッドバイブス実践中の佐々木の考え方」にすぎません。 タスクシュートもグッドバイブスも、シングルタスクにマインドフルで取り組まなければなりません。 共通点はここにあります。 たとえば「たすくま」には「一時停止」というボタンがあります。 たいていのタスク管理ツールにはこの概念がありません。 □原稿 □電話 □原稿を一時停止 □電話に対応 □終了 □原稿を再開 「一時停止」を使ってわたしは上記の流れをなるべく忠実に記録します。 「現実を優先」する記録を忠実に残したいのです。 「電話を無視して原稿を書き続ける」ことも、もちろんできます。それを奨める方法論もあるでしょう。 ことの是非を論じたいとは思いません。 ただ、電話
人に何かを依頼されたらすぐそっちに集中して取り組んであげましょう! などという話をすることがあって、 「そんなことをしたら作業をしょっちゅう中断しなければならなくなり、集中できなくなる!」 という不安をよく聞くようになりました。 もっともなようですが、もっともらしいだけともいえます。 「仕事と関係ないことが頭をよぎると、その瞬間にすでに集中を欠いている」 まず、他人からの依頼にすぐ対応するようにしていると、集中時に依頼されること自体が減ります。 少なくともわたしはそうなったので、一度お試しください。 つぎに、そもそも集中できなくなるのは先のことを心配するせいです。 これはGTDのデビッド・アレンさんが言っていたことでもあります。
UQmobileからIIJmioに乗り換えたら月額料金がほぼ半額になり、ついでに光回線も乗り換えたら年額1万円減に | シゴタノ! 今回、いろいろ調べたり手続きをしたりと手間と時間はかかったが、不本意な「エンドレスループ」から抜け出せた上に、サービスの仕組みがすっきり理解でき、継続的に支払… OCN光の契約は、かれこれ10年以上続いており、長く続いているがゆえに「乗り換えて今よりも接続スピードが落ちたら困るな…」という不安があった。 OCN光は「光コラボレーション」の1つなので、同じ光コラボレーションのIIJmioひかりに乗り換えるのであれば、光回線はそのまま使い続けることになる。 光コラボレーションとは、自分なりの理解では以下の通り(厳密には違うかもしれない)。 「フレッツ光」(NTT東西が提供するアクセス回線)を借りたプロバイダが利用者に自社サービスとともに提供する OCN光もIIJm
iPhoneのキーボードアプリ「片手キーボードPRO」を使い始めてちょうど2週間たったので、便利に感じている機能7つと惜しいポイント1つをご紹介。 片手キーボードPROで便利に感じている機能7つ 1.キーボードのサイズを自由に変えられる 最近、大きいiPhoneに買い換えたのだが、キーボードを小さくすることで片手でも入力ができる。 2.半角の候補にマークを付けられる ▼全角か半角か判然としない候補を一目で区別できる。 ▼特に数字はマークがないと判別しづらい。 3.1文字単位・10文字単位でカーソルの移動ができる 標準は「空白」の長押しでカーソル移動ができるが、1文字単位は難しい。 ▼「↓」より左側をタップすると左に、右側をタップすると右にカーソルが動く └下にスワイプすると右に10文字ぶん、上にスワイプすると左に10文字ぶん、それぞれカーソルがジャンプ 4.改行ボタンを上スワイプでカーソル
◆このサービスについてスマートフォンやインターネットで情報に溢れる現代。いつも何かに刺激され、気づかないうちにストレスが溜まっています。必要なのはスト… 具体的には、最適なお湯の温度と量、浸かる時間を示してくれて、タイマーによるカウントダウンも行える。 ここまでは、「なるほど、そういうアプリね」というぐらいの認識だった。 それが、以下の通知を目にしたときに「うわっ」と驚くことになる。 入浴から90分が経過しました その通知とは以下。 体温が低下し、眠りにつきやすい時刻です。布団に入り、横になりましょう。 通知からアプリを開くと、「予定されている入眠時刻」として、タイマーのカウントダウンが終了した時点から90分後の時刻が示されている。 自己暗示ならぬアプリ暗示的な心理作用もあいまってか、この通知を見た直後に眠気を感じ始めた。 「90分後って今なのか!」と気づく。 まだいろいろやりたいことは
前回のおさらいです。 着想を豆論文化しておくことは、アイデアを使うためには必要だが、しかし着想の量が多いとそのすべてを豆論文化することはできず、常に「未処理」のものが発生し、それが増え続けていく。その処理を「タスク」としてしまえば、永遠に終わらないタスクを抱え込むことになる。 こういうお話でした。 では、どうするのか。 答えは簡単で、ログにするのです。 タスクにしないように注意を払う まず、確認しておきましょう。 アイデアを書き出し、それをタスクとして扱うことに無理があるにしても、何も書かないならばそれらの多くは忘却の試練に曝されることになります。書いたものは後から消せますが、書かなかったものを後から呼びだすことができない非対称性を考えれば、なんであれとりあえずそれを書き残しておくことは有効でしょう。 つまり、書き残すにしても、それを「タスク」にしないように(もっと言えば、「タスク」として
NHKプラスで「プロフェッショナル『庵野秀明スペシャル』」を都合2回ほど観て、いろいろと感じるところがあった。 1回目は3月26日(金)に見ていて、以下のようなツイートをした。 たいへん良かった。 この週末にもう1回、いやもう2回は見る。https://t.co/6Ew5I1kolF ※配信は3月29日(月) 20:45まで — しごたの/大橋 悦夫 (@shigotano) March 26, 2021 その後、たまたまTwitterで流れて来た以下の動画を見て、その内容が実に良い補助線となった。 動画の内容をざっくりまとめると以下の通り。 世の中にはマップラバーとマップヘイターの2種類がいる マップラバーは地図が好きな人であり、まず地図で全体像と現在地を把握したうえで目的地に向かう 勉強や調査が好きな人 マップヘイターは地図も現在地も確認せずに目に見えるものを頼りにずんずん進んでちゃん
予定を手帳に記録し、ToDoをリストアップするだけなら、大手の文具屋にある手帳で間に合っていました。 それをわざわざ「タスク管理」などと呼ぶ必要はなかったのです。 この状況を変えたのは、ひとつは周知のとおり死語になりつつある「IT」です。アナログのノートより便利なのはたしかですから、ITを選ぶことになります。 けれども手帳に比べれば「使い方」が難しく「術」や知識が必要になります。 そしてもうひとつが「タスク管理術」の登場です。なかでもインパクトの強かったのがGTDです。 せっかく仕事のために手帳を新調し、予定を書き込み、ToDoをリストアップするなら、人よりも成果のあがるやり方を考案したいものだ、と考え出す人もあるのです。 そうして成果のあがるやり方を考案し、それを広めたいとまで思うようになったら、その「手法」が誰にでも成果があがることと、なぜそれで成果があがるのかを、わかりやすく説明でき
前回までで、主要なデジタルノートツールを紹介してきました。iPadなどを加えれば、選択肢はさらに広がるのですが、ひとまずは大きな石は踏んでいけたかと思います。 さて、連載の締めくくりとして、今回はこれまで書いてきたことを […]
さて、年末です。 家の中の大掃除を進めると共に、情報環境の大掃除も進めたいところです。 RSS・フォロー 購読しているRSSの量は適切でしょうか。あるいは、ドメインの所有者が替わって怪しげな更新が流れてきていないでしょうか。ぜひともRSSの登録を見返しましょう。 同じようにSNSのフォローも再確認しておきましょう。一年間でたくさんフォローしていて流速が速くなっているなら一度ペースダウンした方がいいかもしれません。フォローを解除するなりリストに切り出してみるのがよいでしょう。 最近では、Substackという新しいサービスも普及しており、メール周りの通知も再設定しておくのが吉です。あきらかに不要なメールがごっそりこなくなるだけで、日常がかなり快適になること請け合いです。 サブスクリプション 非常に現代的な問題で、極めて厄介な問題でもあります。さまざまなツールやメディアがサブスクリプションに移
Evernote歴12年5ヶ月の大橋です。 2008年7月からEvernoteを使い続けてきて、唯一「これはうまくいった」と思える使い方が1つだけあります。 それは、 前日に作成したノートを一つ残らず読み返すこと、 これを日課にすること …によって、残したメモをきちんと活用できるようになったことです。 もちろん、読み返したメモのすべてが日の目を見るということはありません。 中には二度と見返されることなく埋もれていくメモもあります。むしろ、そういうメモの方が多いでしょう。 一方で、「これだ!」と思えるメモは抜かりなく見つけ出すことができ、しかるべき活躍の場を与えられています。 ポイントは、 どんなに些細なメモでも、タイトルのない1枚の写真でも、とにかく読み返す …ようにすること。 すると、メモに書かれていない言外のメッセージが浮かび上がってくるのです。 昨日の今日だからこそ思い出せる この言
ScrapboxとObsidian、両者は似た用途で使えるメモツールではありますが、当然その設計思想はそれぞれに異なります。 設計思想にフィットした使い方をすれば、そのツールのポテンシャルを最大限に発揮できるでしょう。 でも、ツールというものは人間が作っている限り、その設計思想というものも漸次変化していくものです。 使う側でも使い続けるうちにツールとの関係性が変化していくでしょう。 ツールに格納するデータが増えるほどにその使い方もやはり変化していくことになるはずです。 先述のとおり、現時点でScrapboxには3,000ページ弱のメモがありますが、これが10,000ページになったときにはおそらく今とは違った使い方になっているはずです。 2008年から使い続けているEvernoteには、その10倍以上の13万件以上のノートがあり、やはり使い始めた当初とは違った使い方をしています。そうせざるを
「なぜタスクシュートを使うと作業が進むのか?」 そもそもその前に、 「本当にタスクシュートだと、仕事が進むの?」 という疑念が湧くと思います。 たとえば、 「他のアプリではこんなことできないから、選択肢がこれしかなかった!」 では、アプリの素晴らしさの感想であって、説明にはなっていないでしょう。 現にこういう感想をいただくことが多く、これが正解ではあるのですが、納得はされないでしょう。 なぜタスクシュートがそんなに「作業実行率を高める」のか。 それをこれから説明しようと思います。 ごく一般の、つまりタスクシュート以外のタスク管理方式には、大きな欠陥があるというように、私は思います。 たとえばごくふつうに、次のようなタスクリストを作ってしまうのです。 □シゴタノ!を書く □編集さんにメールを出す たんなるタスクリストの問題 これはなんの変哲もない、たんなるタスクリストです。しかし慣れた人は、
タスクシュート開発者の大橋です。 9月1日から「タスクシュート・ジャーナル」を書き始めました。 以下、9月1日から昨日10月30日(金)までに書いた記事の一覧です(全52本)。 AsanaからTodoistに乗り換えた本当の理由 Todoistのコメント欄が使いやすいと感じる理由 タスクシュートのセクションを使いこなす タスクシュートは常に「今」にフォーカスするための考え方でありツールです タスクシュートは時間の筆算 たすくま と Todoistを併用する上での工夫 もう何日も先送りを重ねてきている仕事に今日からサッと取りかかる方法 少しずつ進める仕事は、コメントでチェーンしていく ツールの持つ轍(わだち)に従う タスクシュートの開始と終了時刻の入力を忘れなくなる=集中している タスクシュートを使うことで“脱線”に対する抑止力が高まる 先送りしがちなタスクは分解・分割・分散方式で進める タ
Windows 版および Mac 版のアプリを基礎から再構築。より直感的で安定した操作性とさらなる利便性を実現しました。 ブラウザ版・iOS版にデザインが統一され、全体的にUIがスマートになっています。 また、見た目以前に、アプリケーションのコア部分から刷新されているらしく(Chromiumっぽい雰囲気がします)、使用したときの感触もずいぶん変わりました。 今回は、いくつか注目した点を紹介してみます。 表示がシンプルに まず全体的な表示がシンプルかつスッキリしました。 (Macでは)複数あったビュースタイルも「カード・サマリー・リスト」の三つに整理され、サイドバーも「表示・非表示」ではなく「大きく表示・小さく表示」のトグルとなりました。現代的なインターフェースですね。 ノートの新規作成ボタンからは、空白ノート以外にいくつかのテンプレートが選べるようになっており、手順が簡略化されています。
iPhone使用歴11年9ヶ月の大橋です。 以前はホーム画面の第1画面に良く使うアプリを配置していたのですが、「良く使う」には2種類あることに気づきました。 1.iPhoneを手に取る前から開くつもりでいるアプリ(第1画面にないと困る) 2.目に付くところに置いておきたいアプリ(目に付くから良く使う) 1のアプリは、もし何らかの理由でホーム画面からなくなっていたら見つかるまで必死で探しまくるくらい必要性が高いです。 たとえば、何かアイデアを思いついて「メモしておかなきゃ!」と感じたら即座に起動するメモアプリ。 このとき、「さぁ、いまからFastEverを起動するぞ」とアプリを意識することはありません。 ちょうど食事中に「次は肉じゃがを食べよう」と思って、肉じゃがの入った小鉢に箸を伸ばすときに「さぁ、いまから箸を使うぞ」と道具である箸に意識を向けないのと同様です。 「メモしておかなきゃ!」と
基本的にはScrapboxユーザーですが、Obsidianの研究も欠かさない倉下です。 今回は、Obsidianのデイリーノートについて研究しましょう。 導入 Obsidianのデイリーノート(today’s note)は標準ではオンになっていません。SettingsのPluginでオンにしておきましょう。 すると、二つの変化が現れると思います。一つは、サイドバーにカレンダー風のアイコンが登場すること。もう一つは、Settingsの左下(PLUGINの項目)にDairy notesの項目が出てくることです。 前者は、「今日のノート」を新規作成する(すでに存在するならそこに移動する)ボタンで、後者はデイリーノートの設定です。 次にその設定を行いましょう。 設定 現状(2020年9月25日)、設定項目は三つあります。 Date format:日付の書式 (ISO 8601準拠) New fil
Google Nest Wifi を9ヶ月使い続けている大橋です。 Google Nest Wifi は、Wi-Fiルーターですが、拡張ポイントを追加することで通信範囲を広げることができます。 ルーターと拡張ポイントのセットを2019年12月に購入しました。 以下のようにプロバイダ(OCN 光 マンション100M+v6アルファを契約中)のルーターに接続して使用しています。 本記事では以下について書いています。 Google Nest Wifi の良いところ Google Nest Wifi を導入して良かったこと Google Nest Wifi で残念に感じるところ 二重ルータ問題について Google Nest Wifi の良いところ まず、何と言っても小さくて軽いです。 ルーターは380g、拡張ポイントは350gで、なんと iPadより軽いです(比較するものではないですが…)。 そし
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