サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
TGS2024
d.hatena.ne.jp/AKIYOSHI
マンガ | マスメディアなど、オタクに詳しくない人々が、オタク女子の総称として「腐女子」を使うのは、今に始まったことではないが、最近はオタク自身ですらそのように使う人もいるようだ。酷い場合になると、腐女子の対義語に「萌えオタ」を当てはめたりもする。これはあまりに無知だろう。両者に失礼だ。 腐女子については門外漢の私が言うのも口憚れるが、腐女子は本来の物語とは別のところで妄想を働かせた人たちであるので、欲求に基づいてあてがわれたものに従う観点でいうならば、「萌えオタ」の対立項には「ボーイズラブファン」をその場所に据えるのが適切であると思う。もちろん、一個人の中にそれがパラレル的に同居することもあるだろう。なお、男の「百合好き」というのも、また対立軸があやふやになるので、ここでは言及を差し控えたい。 さて、このような「腐女子」のように、本来の対象とは別の立ち位置で、男子が嗜む場合を考えた際
d.hatena.ne.jp
雑記 | ちょっと古い話題で恐縮だが、私も何人かから「フツーに旨い」とか「フツーにスゴイ」の意味について聞かれる機会があった。それで分かったのは、この言葉のニュアンスを理解して使えているのは、30代くらいが限界だということだ。50代だと意味を理解できなくて、40代くらいの人は無理して使っているか、下の世代への理解を自覚して使っているように思える。もちろん、これは私が個人的に会話した経験則に基づくもので、業界や個々人の価値観によって差はあるのは言うまでもないが、大体、他の人にも共感してもらえるのではないかと思う。 そもそも、「フツーに」というのは、多様化した価値観をニュートラルに戻すための言葉である。 この言葉を使う世代は、「ネタ的にアリ」「テレビ的にOK」「ある意味スゴイ」と、自分の価値とは違っても、それを許容することを可能として育ってきた。肯定の価値基準が極めて多様で、「ある意味そ
短信 | BLENDA (ブレンダ) 2007年 04月号 [雑誌] 苺ましまろ 1 (1) ばらスィー メディアワークス 2003-01-27 by G-Tools 現在発売中のBガール系のファッション誌「BLENDA (ブレンダ) 」2007年4月号の表紙に載っている特集記事のタイトルは「『かわいい!』は世界平和!!」と、一部の人には『苺ましまろ』のキャッチコピー「かわいいは正義!」を彷彿とさせる。『苺ましまろ』の単行本1巻の発売日は2003年1月であるため、4年越しのリスペクトが実現した形である。 なお、「BLENDA」の発行は角川春樹事務所。『苺ましまろ』の発行はメディアワークスであるため、角川書店中心とした奇妙な縁を感じる。(cf:オタクとデザイン) なお、BLENDAの目次と特集の詳細は公式サイトから見ることができる。
アニメ | 先日のエントリ 「制作」会社は動画共有を怒らない のコメント欄に、「製作」サイドを名乗る方が、匿名でお返事を残してくれた。興味深いので、こちらに再掲する。 なお、書いて下さったご本人には申し訳ないが、確証がないため、「自称」製作サイドということにさせて頂きます。*1 文面から察するに放送局の方ではない模様…?出資者側の立場として 『制作サイドの視点として書かれているが出資者側企業の立場として匿名でコメント。公の立場としては怒らざるを得ないが実際は出資者側も裏では凄いありがたかったりする。かけた広告宣伝費よりDVD等の売上が実際に伸びてくれたりするし極端な話、自分達がプロモーション活動をしなくても勝手に広めてくれるから凄い楽。アニメという品物は基本一度っきりの放送だからDVDを買ってくれる人間というのはリアルタイムで視聴していたファンぐらいしかいない。新規層を開拓しようと多額
アニメ | 複数のそれぞれ別の制作会社の人から聞いたのだが、制作会社としては作品に出資している場合を除き、放送局に納品した時点で企業間の契約は完遂されているので、Youtubeなどで放送後に再びweb上で見てもらったり、放送地域外で見てもらえて話題になるのは、実は嬉しいし、制作会社やクリエイターの名前を売るのにある意味ありがたい存在であるという。 多くの場合、ファンの評判よりも、企業間の評判*1、「良いクリエイターを確保している」なんてのはもちろん「仕事が丁寧」「納期が早い」などが決め手になるわけだが、このようにして広まったファンの評判というのも、次の仕事に繋がるのならば、なおありがたいというわけだ。 たとえば、最近のアニメファンによる「京都アニメーションに対するブランド」というものは、以前から製作・制作会社間では自明のことであったが、ファン向けのポスターや広告などで「京アニ制作」の
アニメ | 既報の通り、『マルドゥック・スクランブル』のOVAが発売中止になった。一部に怪文書が出回っているようだが、この企画が元会長の村濱氏主導であったことから、大方の見方通り、業績の下方修正に伴う、人事異動おおび不採算部門の整理ということだろう。 これに対して市場はどう見たかというのが下の図だ。(12/22 取引終了後のYahoo!ファイナンスより) かつて、セガがゲームハード部門からの撤退を表明した時に、不採算部門の撤退ということで市場はこの判断を好感した。その時のような判断がなされるかと注目したのだが、出来高もそれほど多くはなく、新製品の発売中止という軽い失望感、さりとてGONZOのアニメ全ての先行きを不安視することもなかった。ということで、大きな市場の混乱もなく、一日の取引を終えた。 『マルドゥック・スクランブル』のOVA製作の発表がなされたがのは2005年2月(プレスリリー
エヴァみたいなバイク 雑記 | 痛車、ならぬイタ車のカタログを見ていたらものすごく格好良いバイクが目に付いた。マラグーティのDrakon 50 NKD。 http://www.malaguti.jp/drakon50.html(公式サイト) マラグーティ社はスクーターが有名なので、こういったストリートスタイルのバイクは意外なラインナップだった。 公式サイトによると例外的にコンセプトモデルをそのまま商品化したとのこと。 特徴はいくつもあるが、目に付いたのがそのデザイン性。ソリッドな線を描いているにも関わらず、カマキリのようなフォルムと人のアバラ骨のようなシュラウドが有機的な印象を与える。 画像提供 コネクティングロッド様 (http://www.connrod.com/malaguti/drakon50nkd.html) そう思ってみていると、フト、このデザインコンセプトがエヴァンゲリオン
同人, ゲーム | 日本デジタルゲーム学会 同人ゲームの潮流1 「同人ゲームの過去、現在、未来」(2008年9月公開講座)講師:井上明人(国際大学GLOCOM 研究員/助教)七邊信重(東京大学大学院情報学環 特任助教)http://www.igda.jp/modules/news/article.php?storyid=1471 今でこそ、東大は大学院情報学環でコンテンツ文化なんて開講しているが、1996年に岡田斗司夫氏が「オタク文化論ゼミ」を開講した時は衝撃をもって迎えられた。東大でオタク、オタクを文化なんて呼ぶこと自体が物笑いの種であった。現在の状況がすべて岡田氏の功績という訳ではないが、それでも最初の扉を開いたという認識は持っておきたい。(なお、当時の講義は「東大オタク学講座」に収録されている。現在でもオタク初学者向けには十分すぎる内容なので、/現在の岡田氏とは切り離して/読んでみる
最近の次世代DVDアニメソフト周辺についての小まとめ アニメ | この数日、PS3の発売に合わせてか(?)次世代DVD関係のニュースがまとまって出てきたので、いささか旧聞に属するものもあるが、メモ代わりにちょっとまとめてみる。 ● ブルーレイの「BLOOD THE LAST VAMPIRE」が発売中止に。(延期ではなく、中止) http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20061114/aniplex.htm これでアニプレックスのBD発売予定リストは何もなくなった。ソニーのアニメソフト会社がこの状態(BLOOD以外の弾を用意していなかった)というのは、グループ内の足並みの乱れが伺える。折角、ソニーPCL社が高円寺にアニメ用のスタジオを建てたというのに。(プレスリリース) ● HD DVDにマイクロソフトが新技術 http://www.watch.im
時をかける少女セミナーレポート アニメ | 場所 イマジカ第二試写室 時間 2006年9月7日(木) 15:00〜17:00 講師 細田守(監督)、渡邊隆史(角川書店プロデューサー) セミナーは作品の中身というよりも、作品ができるまでのプロセスを2人で追っていく内容だった。特にプリプロダクションの内容が多く、監督というのがいかに作品を作り上げていく過程がよくわかったのではないだろうか。 内容は、『時をかける少女 NOTEBOOK』に含まれる部分も多かったので重複する所は割愛する。(本書はamazonでは品切れでプレミアがついているが、場所によっては店頭在庫もあり、客注に応じてくれる書店も多いので、何とか入手されたい。−9/16追記:入荷した模様−制作は名著『デジモンムービーブック』(絶版)のスタッフなので快心の出来栄え。) 時をかける少女 NOTEBOOK まずは、渡邊Pより現状の公開状
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『d.hatena.ne.jp』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く