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TGS2024
daikoma.hatenablog.com
新型コロナが世界を揺るがしている今、当社もフルリモートに舵を切りつつある。 もともと社内コミュニケーションはチャットとクラウドベースなので、割とスムーズに移行できている。 ところで今の経済状況的に、よくリーマン・ショック時と比較されることが多い。 いろいろ状況が違うこともあると思うが、スタートアップがこの状況にどう対応するべきかの参考になるかと思い、そのとき起こったことと、どう乗り切ったのかを公開してみたいと思う。 ピクスタの創業は2005年8月、事業開始が2006年5月なので、リーマン・ショックが起こった2008年9月は、創業からちょうど3年後、事業開始から2年半後である。 一般的にWebプラットフォーム事業の立ち上げから2〜3年後というのは、やっと形になってきたぐらいで、売上も大きくなく、まだまだ赤字を掘っている状況である。 創業1年後の2006年11月にシリーズAとして6000万円を
先週木曜に、第2四半期決算発表と同時に企業理念のリニューアルとグループビジョンの新設を発表しました。 なぜ今変えるのか? 理由としては2つあって、2年前の上場を境に、それまでの日本でのPIXTA事業一本足打法から、複数事業展開に舵を切り始め、企業としてのステージが上がってきたこと。また僕らが本当に実現したいと思っている世界観が伝わっていないと感じることが多いためです。 僕らが本当に実現したいことは、単純に写真を売るのではなく、埋もれた才能を世界につなげることです。そして無数の感動を生み出し、世界をポジティブに変えていくことです。 もっとその理念・ビジョンを理解してもらう必要があるということで、下記のとおり、企業理念のバージョンアップと新たなグループビジョンを発表しました。 ※リリースURL https://pixta.co.jp/release/201708101500 新企業理念・グルー
半年ぶりにこんにちは。いろいろありますが私は元気です。 最近うれしいことがありました。 ピクスタALLリーダーランチ 今年から、人事部長の秋岡氏の発案によりALLリーダーランチというものを開催しています。 ピクスタには部長を含めて国内外に20人超のリーダーがいますが、月1回全員で集まり、ランチをしながらいろいろな経営トピックについてディスカッションするということをやっています。ちなみに海外組はオンラインでの参加です。 これまでのトピックとしては、今年の重点方針について各チームでどういう貢献ができるかであったり、日々のマネジメントについての課題を共有し合うセッションを行いました。 そして6月のセッションでは「ピクスタをどんな会社にしていきたいか?」というあえてざっくりしたテーマにし、各リーダーが考えを発表し合うという内容でした。 そこで出た意見を端的に紹介するとこんな感じです。 ・成長し続け
昨年のことですが、いつもお世話になっている、NPO法人のETICさんが立ち上げたMAKERS UNIVERSITYという新規プロジェクトに僕もメンターとして参加させてもらいました。 MAKERS UNIVERSITYとは、起業を志向する学生を対象にした学校であり、8ヶ月間のプログラムを通して、本気で起業を実行していくというプロジェクトです。僕も含めた多様なメンターが参加し、それぞれゼミという形で学生に対してメンタリングしていきます。 僕のゼミには7人の学生が来てくれたのですが、7人中5〜6人が翌年に卒業を控える中、誰も就活せずに起業以外の選択肢はない、という気合の入った状態でした。 しかし問題は、気合はあれども事業がない、という状態の学生が半分以上いたことです。またすでに何かしら始めていても、本当に今やっていることが正しいのか、このまま進んでしまっていいのか、という迷いがある状態でもありま
突然ですが、僕の自慢の1つに、ピクスタを創業してから10年以上、体調不良で休んだ日が1日もないのです。1日もです。 やはり企業経営、とくにゼロから立ち上げるスタートアップは長い道のりになります。例えるなら、ロード・オブ・ザ・リングのように、ホビット村を出発してから仲間集め、要所要所での激しい戦い、裏切り、鍛錬、また常にギリギリの選択の日々を送ることになります。 そんな中、特に経営者が安定してパフォーマンスを発揮することは今振り返ってみても超重要なわけです。野球でもサッカーでも、毎日毎日安定して厳しい練習を続けられる人ほど一流になれるのは間違いないことですね。 僕自身経営者としてはまだまだの成果ですが、さしたる能力も実績もないのにゼロからピクスタを立ち上げてここまでやってこれたのは、やはり肉体的にも精神的にも安定してやってこれたからだと実感しています。 また僕も決して体が頑丈なタイプではなく
こんにちは。先日京都で開催されたRuby会議というエンジニアイベントのスポンサーになり、社長である僕も参戦すべきかと思っていたところ、25歳のエンジニアに「古俣さんはこの業務に関しては戦力外です」と冷静に戦力外通告された古俣です。 ところで先日とある取材でプライベートの趣味を聞かれまして、欧州サッカー観戦と答えたのですね。 特に僕はイングランドプレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドというチームが好きで、1999年から足かけ17年のファンであるということ、さらにマンU の伝統的なサイドアタッカーの系譜などについて熱く語ってしまったのですね。 それで案の定、サイドアタッカーの話には特に興味は持たれなかったのですが、記者の方に「元々サッカーをやっていたんですよね?」と聞かれたのですが実はサッカーをやったことはありません。 「ではなぜサッカーが好きなのですか?」とたたみかけられ、改めて自分で
こんにちは、たまに名前を小股と間違われる古俣です。 先日、敬愛するベンチャーキャピタリストの松山太河さんが、とあるfacebookグループに投稿していた六韜三略にある「将として重用すべきでない十過」。 勇にはやって死を軽んずるもの 短気でせっかちなもの 欲が深くて利益を好むもの 仁がありすぎて厳しさに欠けるもの 智はあるけれど臆病なもの どんな相手も軽々しく信用するもの 清廉であって人にもそれを要求するもの 智がありすぎて決断できないもの 意思が強くなんでも自分で処理するもの 意思が弱くなんでも人任せにするもの これらがあまりに的を得ていてEvernoteに即ぶちこんだわけですが、改めて見るとどの項目も本質を突いているし、特に7番は深いなーと思います。どの項目も将としては致命的な要素だと思えて、リーダーとはかくも高い素養とバランス感覚が必要なのかと改めて身が引き締まる次第ですね。 そして自
こんにちは。台湾に2日間いたら口のまわりに吹き出物が2つできあがった古俣です。 9月に東証マザーズに上場してから3ヶ月がたちました。上場後に「何か変わりましたか?」とよく聞かれるので、変わったことをまとめてみたいと思います。 中身は本質的に変わらない いきなりですが、当然ながら僕および会社の中身は基本変わらないです。これまでどおりの目標に向かってやるべきことをやり切る、それをひたすら繰り返すということには何も変わりはない。ということを再認識しました。 営業のインバウンドと取材依頼が急増した ここは上場における効果を期待していた1つなので、目論見どおりかなり増えてくれました。体感値としてはそれまでの5割増ぐらいでしょうか。特にピクスタの事業はオンラインベースですが法人向けサービスなので、上場による信頼性、知名度の向上が顧客獲得の大きな助けとなってくれています(ただし比例して時間の余裕がどんど
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