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Snowflake Summit 26会場 こんにちは!ぐるなびでデータサイエンティスト(以降DS)として働いている原嶋です。 先日サンフランシスコにて開催された「Snowflake Summit 26(以降Summit)」に参加してきました。 現地で肌で感じたことと、これから私たちが目指すべきデータ基盤や組織のあり方について、現時点での私の考えをつらつらと書いてみたいと思います。 導入:LLMやツール選びの先にあるもの 最近、テック業界やビジネスの現場では「どのモデルが精度が高いか(Claude vs ChatGPTなど)」「どの生成AIツール(Claude Code vs Codexなど)を使えば業務が効率化するか」といった議論を本当によく耳にします。 しかし、Summitで様々な知見に触れる中で、「私たちが本当に時間やリソースを割くべきなのは、別のポイントなのではないか」という思いを
こんにちは、ぐるなびでディレクターグループに所属している林です。 先日、2週間ほどサンフランシスコに滞在し、現地のプロダクトやアプリの調査、スタートアップの見学などを行う機会がありました。 この記事では、業務の記録そのものよりも「現地で何を感じ、自分の仕事の進め方をどう変えようと思ったか」を中心に書いています。 1.プロダクトの「体験設計の水準」が日本と異なる 現地のスタートアップのオフィスを見学し、プロダクト開発の進め方について話を伺いました。 そこで強く感じたのが、アプリの体験設計に対する「当たり前の水準」が日本と違うということでした。 細部の心地よさや操作の気持ちよさが、特別なこだわりではなく最初から前提として作り込まれている印象です。 その象徴的な一例が、触覚フィードバック(ハプティクス)でした。 操作時の心地よさやアプリの立体感を演出する要素として、UIトレンドとして完全に定着し
こんにちは、ぐるなび技術戦略室CCoEグループの西川です。 私たちのグループでは、社内のクラウド活用推進と、次世代を担うエンジニアの育成をミッションとしています。今回は、配属半年後の新卒エンジニアを対象に実施した1日完結のフォローアップ研修「生成AI活用AWS自走型ハンズオン」の全貌をレポートします。 本研修の最大のブレイクスルーは、自社開発のAWSナレッジ生成AIツール「くもなび」を専属メンターとして導入し、受講者の「自走力」を強制的に、かつ安全に限界突破させた点にあります。エンジニア組織のスキルアップに課題を抱える皆様に、明日から使える育成のヒントとして、具体的なタイムラインやプロンプトの進化の過程を惜しみなく公開します。 1. 研修の背景:「資格は取った。でもコンソール画面で手が止まる」 エンジニア育成の現場で、こんな光景に直面したことはないでしょうか? 「新卒エンジニアにAWS認定
1. はじめに:チームの「コミュニケーション」と「生産性」に悩んだ話 こんにちは!フロントエンド4名、バックエンド4名が所属するエンジニアグループでマネージャーをしている鈴木です。 私たちのグループは全員で1つのサービスを開発しているわけではなく、多種多様な事業のサービスを幅広く担当しています。メンバーそれぞれ異なる文脈、異なるタイムライン、異なるステークホルダーのプロジェクトを並行して進めているのが特徴の一つです。 さらに全員がフルリモート環境のため、どうしても「普段の業務で関わる人が固定化されがちで、チーム間の横串コミュニケーションや知見の共有、全体の目線合わせが難しい」という課題も抱えていました。 そんな中、「開発生産性」に関する勉強会を受講する機会があり、開発スピードや安定性(Output)を測る指標や、顧客への提供価値(Outcome)を重視するフレームワークは、チームを良くして
こんにちは。ぐるなびでディレクション業務を行っているManamiです。 最近、生成AIを業務で活用する話を聞く機会が増えました。 私自身もWebディレクターとして日々AIを使っていますが、最も大きく変わったのは「作業時間」よりも、「まず試してみるまでの距離」だったと感じています。 これまでの業務では、 「この確認、もっと効率化できそう」 「この情報、整理できたら便利そう」 「毎回同じような対応をしている気がする」 と思っても、実際にどう改善できるのか考える時間もなく、小さな課題ほど後回しになりがちでした。 しかしAIを使うようになってからは、非エンジニアでも“小さな業務改善”を自分で試せる場面が増えてきたと感じています。 今回は、Webディレクターとして実際に行っているAI活用について紹介します。 1. 問い合わせ対応を「履歴」ではなく「ナレッジ」にする まず効果が大きかったのが、Goog
こんにちは、駆け出しPdM(プロダクトマネージャー)のこゆいです。 先日、ラスベガスで開催された「Google Cloud Next '26」に参加してきました。 現地で感じたことと、私がこれから目指したい組織・プロダクトの未来について考えたことをつらつらと書いています。 AIを活用して作業を効率化できた…「So What?(で、それを使ってどんな価値を生み出すの?)」 エンジニアブログには8年ぶりの投稿となります…! 以前の記事ではSlackを企画開発系の組織に導入した話を書いていましたが、今やSlackは全社の標準ツールとなり業務では欠かせないインフラとなっています。 当時の記事を見て当時の自分をちょっと誇らしく思いつつ、この8年の間に、私自身は予約システムのリーダーを経験し、2度の産休育休を経て、今はPdMにチャレンジしつつ生成AI CoE(Center of Excellence:
こんにちは。ネット予約システムの開発担当チームに所属しているたかいです。 私たちの開発チームは、現在完全リモートワーク体制で開発を行っています。通勤時間がなくなり、個人の集中時間を確保しやすいというメリットがある反面、チーム内のコミュニケーションにおいては「オフィス時代と同じようにはいかない」という課題に直面しました。 今回は、私たちがリモートワーク下で直面した課題と、それを解決するために「意図的に」設計したコミュニケーション施策について紹介します。 目次 目次 リモートワークにおける「自然なコミュニケーション」の限界 私たちのチームが実践した施策 1. バーチャルオフィスとGoogle Meetの臨機応変な使い分け 2. 隔週30分の「プライベートメインの振り返り」 3. 毎日15時の「集合タイム」 4. 双方向に気づきがある、新メンバー向けの「なんでも会」 5. 雑談用Slackチャン
こんにちは。ぐるなびでネット予約関連プロダクトのディレクション業務を行っているいしのです。 マネジメントをテーマに、ということですが、昨年度1年間メンバーと定期的に1on1をしていたので、(リモート環境化のコミュニケーションというテーマは語りつくされている気もしますが) その中で感じたことについて書こうと思います。 目次 目次 1on1の実施体制とスケジュール 1on1で何しゃべる?という話 業務であまり関わりのないメンバーとの1on1 会話のきっかけとしての「自己紹介スライド」 会話が弾まないときの「仕事の雑談」 業務で関わりがあるメンバーとの1on1 1on1をやってよかったこと 「普通の会話」の機会がある 業務内容の得意分野がわかる 雑談から、新しい取り組みが生まれる 組織に対しての帰属意識を持ってもらえる(気がする) おわりに 1on1の実施体制とスケジュール 私が所属するディレク
1. はじめに こんにちは。株式会社ぐるなびでディレクターグループのマネージャーを務めている渡部です。 「生成AIをどう業務に組み込むか」——今、あらゆる職種でこの問いが投げかけられていますが、 私たちもまた、避けて通れないテーマになっており、メンバー一人ひとりが生成AIを日常的に活用し、業務内容・方法をアップデートし始めています。 今回は、私たちぐるなびのディレクター陣が実際に取り組んでいる「生成AIを活用した業務効率化」の事例をいくつか紹介したいと思います。 2. ぐるなびにおける「ディレクター業務」とは 事例に入る前に、私たちが日々どのような業務を行っているのか簡単にご紹介します。 ぐるなびのディレクターは、単に進行管理をするだけではなく、要求定義~リリース後の効果検証までワンストップで担当するのが特徴です。 主な業務フローは、大きく以下の4つの工程に分かれています。 1.要件定義・
はじめまして、Restaurant Service DevGでグループ長をしている吉元です。 この記事では、MTGが多いプレイングマネージャーが、 Geminiを活用して散乱する情報を整理し、毎日の作業時間を1時間生み出した具体的な自動化の手法とプロンプトをご紹介します。 1. 複数のツールに散らばる情報と、奪われる時間 私はグループ長として、複数サービスの開発や保守運用、そしてメンバーのマネジメントを担当しています。 現在の環境はフルリモートで、コミュニケーションの中心はSlack、Google Meet(以降Meet)、そして社外調整で使用しているGmailです。 複数の案件が同時進行しているため、各所で日々膨大なやり取りが発生しています。 しかし、私自身もプレイングマネージャーとして手を動かす案件がある上、日中の多くの時間はMTGで埋まっています。 まとまった作業時間は、MTGの合間
こんにちは。ぐるなびウエディング開発チームの渡邊です。普段はバックエンドエンジニアとして開発・運用を担当しています。 ぐるなびウエディングのリニューアルでは、これまでに次の3本の記事を公開してきました。 PHPのレガシーシステムをTypeScriptで刷新! フロントエンドとバックエンドの職能の壁は壊せるのか? 毎週大量のプルリクエストを捌く!Next.js App Router時代のスケーラブルなフロントエンドアーキテクチャ設計 Turborepo × pnpm で実現するモノレポ開発基盤 これらの記事では、言語統一、フロントエンド設計、モノレポ開発基盤といった土台の話を扱ってきました。 今回はその続きで、構築した基盤をどう運用してきたかの話です。 テーマは、開発を続ける中で地味に困っていたことをどう減らしてきたか、です。 PR に何を書くかが人によって揺れる、変更内容とレビュー先の対応
1. はじめに:今日はエイプリルフールですが、嘘みたいな本当の話です 皆さん、こんにちは! 株式会社ぐるなびで Principal Tech Lead を務めている小向です。 本日はエイプリルフールですが、嘘のような本当の話をします。 「管理画面を一度更新するだけで、アプリのコードもFigmaも、多言語対応がすべて自動同期される」 こう聞くと、「結局は誰かが手動で調整しているのでは?」と疑いたくなるはず。 エンジニアとして至極まっとうな反応です。 しかし、私たちが取り組んだのは、 「人力を排し、その労力を『自動化の仕組み』へ完全に移行させること」 でした。本記事では、この「嘘みたいに効率的な同期の仕組み」を具体的に解説します。 2. どんなプロダクトで実現しているのか 私たちが開発している UMAME!(うまみー!) は、 生成AIがユーザーの趣味嗜好や行動を学習し 最適な飲食店を提案する
こんにちは!技術戦略室 CCoEグループの石井です。普段は、CCoEとして全社的なガバナンス強化を目指し、クラウド利用の最適化と可能性の最大化に取り組んでいます。具体的には、「コスト最適化」「クラウドセキュリティ」「アセスメント」の3つを軸に、ビジネスの柔軟性と競争力を高める活動を行っています。 先日、2026年3月7日に開催された JAWS DAYS 2026 にて、登壇させていただきました。本記事ではその内容の振り返りと、当日話しきれなかった実装の裏側、そして初めての外部登壇を終えた感想をお伝えします。 スライド公開 当日使用したスライドはこちらです。 CCoEはAI指揮官へ 〜Bedrock×MCPで構築するコスト・セキュリティ自律運用基盤〜 speakerdeck.com セッション概要 「CCoEはAI指揮官へ Bedrock × MCPで構築するコスト・セキュリティ自律運用基盤
こんにちは。開発部 技術戦略室の吉村と申します。今年の1月からAIコーディングエージェントをフル活用した1人開発によって、PoCの新規プロダクトや、ちょっとした社内ツールを爆速で立ち上げるような仕事をしています。今のところ1ヶ月1プロダクトペースで開発サイクル全体を回せており、現在2プロダクト目が仕上がろうとしているぐらいのタイミングです。ソフトウェアエンジニアリングに対する潮流が目まぐるしい昨今ですが、「Time To Market」を意識した速度感があり刺激のある経験をさせていただいております。 さて、直近の「AIと1人開発」を通して、環境変数やシークレットの実装について、AIは雑な実装を行うケースが多いなと感じました。 AIの実装をレビューするにしろ、従来通り自前で実装するにしろ、これらの実装に対する適切な審美眼は持っておきたいところです。 そこで今回は環境変数とシークレットの管理に
こんにちは!開発組織のエンゲージメント向上をミッションとしている Developer Engagement Group (以下、DEG) の滝口(@ytakiguche)です。普段は「ぐるなびウエディング」の開発を担当するかたわら、開発組織全体の働きやすさ向上に取り組んでいます。 DEG に関しては以下の記事もぜひご覧ください。 ぐるなびの開発部門をアップデートする分科会活動|DEG編 開発組織において、ナレッジ共有を「仕組み」として定着させるのは、想像以上に骨が折れる仕事です。「勉強会を立ち上げたはいいものの、次第にネタが枯渇する」「参加者が固定化して形骸化する」「結局、目の前の案件が忙しくて後回しになる」……。そんな理想と現実のギャップに直面したことがある方は多いのではないでしょうか。 私たちの組織では、毎週金曜日に「ナレッジ共有会」を開催しており、足掛け3年ほどこの習慣を継続していま
こんにちは。ぐるなびウエディング開発チームの須永です。普段は主にフロントエンド領域の開発を担当しています。 ぐるなびウエディングは、結婚式場検索・結婚式準備情報を提供するサービスです。 現在、オンプレミスで長年稼働してきた PHP システムをクラウドへ移行し、TypeScript で全面的に書き換えるリニューアルプロジェクトを進めています。 本記事では、このプロジェクトで採用している Turborepo と pnpm を活用したモノレポ開発基盤についてご紹介します。 目次 目次 1. モノレポ採用の背景 2. pnpm Catalogs による依存関係の一元管理 pnpm とは pnpm Catalogs とは カテゴリ別の依存管理 バージョンアップデートの効率化 3. Turborepo によるビルド最適化 Turborepo とは 主な機能 並列実行とキャッシュ turbo.json
はじめに メリークリスマス! 🎄 アドベントカレンダー最終日を担当します、村田です。 普段はメールを配信するシステムなど社内で共通に利用されるプラットフォームの運用、開発を行っています。 みなさん、クリスマスの準備は万端でしょうか?エンジニアにとって最高のクリスマスプレゼントは「平和で、何も起きない(アラートが鳴らない)夜」ですよね。 AWS CDK はインフラ構築を強力にサポートしてくれますが、その反面、S3バケットのパブリック公開や広すぎるIAM権限など、意図しないセキュリティホールを作ってしまう危険性もあります。 そのようなリスクをコードの段階で発見してくれるツールが、 cdk-nag です。 一般的に cdk-nag はデプロイパイプラインの途中で実行されるケースが多いですが、私たちのチームではもう一歩踏み込んで、「単体テスト(アサーションテスト)の一部」として cdk-nag
はじめに こんにちは。ぐるなびウエディング開発チームの渡邊です。普段はバックエンドエンジニアとして開発・運用を担当しています。 この記事では、Jira を GitHub Copilot の Agent Mode(MCP)から参照できるように MCP サーバーを自作してみた話を書きます。 作って動かすところまではできた一方で、最終的には本格運用までは至らず、個人 PoC に近い状態で止まりました。 どんな MCP tools を作ったのか(ReadOnly で絞った話) Jira 連携で地味に面倒だったところ(customfield 周り) なぜ「作ったのに使われなくなった」のか(GitHub 側の導線の強さ/運用の現実) ブラウザ往復、地味に効く VSCode で実装している最中に、仕様確認のためにブラウザで Jira を開く。 チケットを探して、説明を読んで、必要そうな部分を拾って、エデ
はじめに こんにちは。Restaurant Service Devグループの高岡です。現在ぐるなびウエディングのフロントエンド開発・運用を行っています。 ぐるなびウエディングのリニューアルプロジェクトでは、UIを一新するにあたり「すべての利用者にとって使いやすいサイト」を目指してアクセシビリティ対応に力を入れています。 特にキーボード操作への対応は、マウスを使わない利用者やスクリーンリーダーを使用する視覚障害者の方々にとって重要です。しかし、特に意識せず実装してしまうと使い勝手が悪くなるケースも多く、細かな配慮が必要でした。 この記事では、ウエディング二次会のリニューアル時にデザイナーと協力して実装したカレンダーのキーボード操作について、課題と解決策を詳しく紹介します。 同じような実装をする際の参考になれば幸いです。 アクセシビリティに配慮したカレンダーのキーボード操作 課題:通常の実装で
はじめに こんにちは、開発部の古川です。 普段は、ぐるなびの認証や個人情報、ポイントシステムといったぐるなび内の各サービスから利用される共通システムを担当しています。 今回は、私たちが担当しているシステムにおける JavaのEOSL (End of Support Life) 対応 について、検証から意思決定までの取り組みをまとめました。 現状について 扱っているシステムの特性上、なるべく無停止で安定したものが要求されます。 そのため、大きなシステム改修などは行わず、最低限の保守に留める運用となっていました。 しかし、オンプレミス環境のOSがEOSLを迎えるにあたり、オンプレミスのままリプレースをするか、クラウドにマイグレーションしていくかの検討を進めてきました。 まず、数年前の事例をお話しします。 当時、個人情報管理システムのAWS移行を機に、Java 6からJava 8へのアップデート
はじめに どうも、開発部の加藤です。社内では「なるみん」て呼ばれてたりします。 普段はぐるなびの店舗ページやインバウンド向けのぐるなび外国語版のサーバーサイドの開発を担当しています。 APIキー認証を入れるとき、地味に悩むのが「キーをどこに置くか」です。 AWSなら候補はだいたいこの2つかなと思います。 AWS Secrets Manager AWS Systems Manager Parameter Store この記事では社内APIのAPIキー認証を設計する中で行った2つのサービスの「比較」と「選定」について記載します。 (注)料金・上限は変更されることがあるため、最終判断は公式価格表/制限値も確認してください。 目次 はじめに 目次 背景 前提(なぜAPIキー認証?) 比較の前提(今回の要件) 先に結論(ざっくり) 比較:Secrets Manager と Parameter Sto
はじめに こんにちは。開発部の國友です。 普段はデータベース管理者の業務を担当しています。 アプリケーションのパフォーマンス改善に取り組む際、「クエリが遅い」と感じたらまず行うべきことがあります。それは、RDBMSがそのクエリをどう実行しているか、その実行計画を確認することです。 皆さんは実行計画の確認方法、そして読み方を理解されていますか? よく見るテーマではありますが、基礎だからこそ具体的な事例を通じて改めて実行計画を再確認しましょう。 実行計画とは 実行計画とはRDBMSがユーザーから受け取った SQL クエリを最も効率よく処理するために立てる、具体的な手順書です。 ゴールは一つ ユーザーが書く SQL は目的を示しています。例えば、"SELECT * FROM employees WHERE emp_no > 400000"は、「従業員番号が 400000 より大きいユーザーを全部
はじめに こんにちは!ぐるなびでバックエンドエンジニアをしている開発部の寺井です。 十数年PHPを主戦場にしてきましたが、最近Go言語を使ってぐるなびアグリサービスの開発に携わっています。 クリーンアーキテクチャも初めて理解しようとしており……難しい。 この記事では、GitHubが提唱する 「Spec-Driven Development(仕様駆動開発 / SDD)」 と、その実践ツール 「GitHub Spec Kit(speckit)」 を紹介します。仕様と設計原則を明文化し、それを中心に開発を進めることで、AIとの協働でも一貫したアーキテクチャを維持できるようになります。 目次 はじめに 目次 GitHub Copilotで開発が変わった。でも、何かが足りない。 仕様駆動開発(SDD)と GitHub Spec Kit 1. 仕様駆動開発(SDD)って?(TDD/BDDと何が違うの?
こんにちは。ぐるなびの田代です。 今回は、長年にわたり当社のITインフラの心臓部として機能してきたActive Directory (AD) の役割の変遷と、クラウド時代における当社の新たな認証戦略についてお話ししたいと思います。 企業認証の礎 — Active Directoryの功績 2000年に登場したADは、それまでの認証・管理モデルを根本から変革し、企業ITに集中管理の概念を確立した大功労者です。しかし、クラウドサービスの利用が標準となった今、ADが持つオンプレミス特有の課題が、私たちのDX推進におけるボトルネックとなりつつあります。 私たちは、このAD運用から卒業し、Microsoft Entra ID(旧 Azure AD) への完全移行を目指し、具体的な検討と準備を進めています。 1. ADが企業にもたらした「功績」(集中管理と統制) ADの登場は、ネットワーク内のユーザー
こんにちは。ぐるなびでバックエンド開発を担当している小林です。 この記事では、AWS CDKの変更差分(cdk diff)をGitHub Modelsを用いて自動的に要約し、プルリクエストにコメントとして通知するCI/CDパイプラインの構築方法を解説します。 IaC(Infrastructure as Code)運用において、cdk diff は変更内容を確認するための生命線です。しかし、大規模な変更やIAMポリシーの修正が含まれる場合、出力される生の差分(JSON/YAML)は膨大で読みづらく、レビューの心理的ハードルを上げる原因になります。 今回紹介する方法は、この「diffが長すぎて辛い」という課題に対し、AIを活用してレビューを効率化する一つのアプローチです。 ただし、あらかじめお伝えしておきたい重要な点があります。この方法は「銀の弾丸」ではありません。 AIモデルには入力できる文
はじめに こんにちは、ぐるなびの江口です。 ついに登場したGemini 3、皆さんはもう試されましたか? Google独自のTPUを活用した処理速度もさることながら、新機能のCanvasが非常に強力です。 今回は、このGemini 3とCanvasを使って、「社内テンプレートのデザインに限りなく近づけ、実用十分な"90点"を目指してスライド資料を完全自動生成する」という試みについて共有します。 これまでGoogle Apps Script (GAS) を書いて行っていた転記作業が、プロンプト一つで不要になった、というお話です。 この記事でわかること Gemini 3のGem + Canvasによるスライド作成の進化。 従来の「GAS転記」プロセスからの脱却。 デザイン崩れを防ぐ「画像分析HTML化」と「英語プロンプト」のテクニック。 はじめに この記事でわかること 背景:これまでのスライド
はじめに こんにちは、ぐるなびでデータエンジニアをしている大塚です。 私は現在、ぐるなびが長年蓄積してきた膨大なデータを、全社で安全かつ快適に活用するための「データ基盤」の構築・運用を担当しています。 創業から長い歴史を持つ弊社には、言わば「秘伝のタレ」のように継ぎ足されてきたデータやシステムが多く存在します。そんな老舗企業ならではのデータの悩みに向き合い、モダンな環境へと刷新していくのが私のミッションです。 今回は、近年で取り組んだデータ基盤の刷新プロジェクトの裏側と、そこで見えてきた「正直、まだここが足りていない!」というリアルな課題、そしてこれからの展望について赤裸々にお話しします。 「データの民主化」への第一歩 さて、ちょうど昨年の11月、弊社のCTOが「データ民主化」についての記事を公開しました。 (※参照:Snowflake World Tour Tokyo 2024 に登壇し
こんにちは!ぐるなびアプリの開発をしている戸川です。モバイルアプリの「なんとなく重い」「ときどきカクつく」といった問題を、Flutter DevTools を使って可視化して、どのように原因を切り分けていくのかを解説していきます。 はじめに モバイルアプリの品質を保つうえで、パフォーマンス計測は重要です。 Web と違い、Flutter では描画やレイアウト計算をアプリ側で担うため、画面構造が複雑だったり不要な処理が混在したりすると、動作が重く感じられることがあります。 そこで本稿では、Flutter DevTools を使って動作を可視化し、どのように原因を切り分けてきたかを紹介します。DevTools を使うとアプリ内部の挙動を視覚的に確認でき、どのあたりにボトルネックがあるかを把握しやすくなります。 DevTools で確認できる代表的な機能例: Performance view フ
はじめに こんにちは。Reservation Service Devグループの佐藤です。ネット予約に関する開発全般に関わっています。 本記事では、繁忙期前のサイジングや新機能リリース時の負荷予測で利用しているログ分析について、従来利用していたSQLiteからDuckDBへ移行し、分析フローを改善した事例を紹介します。また、パーセンタイル分析を活用した具体的なminReplicasの算出方法や、「99%なら無視できる」という誤解を解くデータドリブンなサイジングアプローチについても解説します。 注意事項 本記事で紹介するサイジング手法は、予約システムという特性上、ビジネスクリティカルな操作でのエラーを極力避けるための保守的なアプローチです。ぐるなび社内では、各サービスの特性やビジネス要件に応じて、適切なサイジング方針を採用しています。本記事の内容は一つの事例として参考にしていただき、読者の皆様
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