サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
Switch 2
developers.techouse.com
自己紹介 この記事は、Techouse Advent Calendar 2024 25日目です。 昨日は Techouse技術開発責任者の山崎 さんによる どうしてもVoIPが安定しないよ〜助けて〜 でした。25日目は、Techouse 代表取締役兼エンジニアの礒邉が担当します。 みなさんはモノづくりが好きですか?私は好きです。 モノを作る過程は楽しいですし、自分の作ったモノが世の中を良くできたら嬉しいですし、うまくいったらお金ももらえます。最高ですね。 起業する前の個人開発時代から考えると約15年間モノづくりに関わっておりますが、上記の理由から私としては今後も関わり続けたいという想いがあります。 そんな私がモノづくりの最前線に立ち続けるため何をやっているのかを今回はお話します。 いままで Techouse は世の中の課題を事業作りにより解決しようとしている会社です。 創業して10数年が経
この記事は、Techouse Advent Calendar 2024 24日目です。 昨日は Matsu-Nobu さんによる JavaScriptでテストしやすいコードを書く工夫 でした。24日目は、Techouse技術開発責任者の山崎 が担当します。 今回は、社内で利用しているWebブラウザベースのVoIPサービス「CallConnect (以下、コールコネクト)」における通信不安定の問題と、その解決に至る過程を共有します。 VoIP とは TechouseではWebブラウザベースのコールコネクトを利用し、セールス担当者・カスタマーサクセス担当者・キャリアアドバイザー担当者とお客様との間の連絡にフル活用しています。Webブラウザからコールコネクトの画面を開いてボタンをポチるだけでお手軽に外線電話をかけられるので大変重宝しております。 こういうふうにインターネットやLANを介して内線電
この記事は、Techouse Advent Calendar 2024 15日目です。 昨日は 青木真一 さんによる Figmaプラグインを使って楽をしようとしたらCORSの壁に阻まれた でした。 15日目は keima が担当します。ちなみにTechouseではジョブハウス工場のモバイルアプリ開発をしています。 はじめに Techouseに入社して純粋に思ったこととして、「セキュリティ意識が高いなぁ…」と思いました。 過去に勤務した経験のあるどの組織よりもセキュリティ意識がしっかりしていると感じました(もちろん近年はセキュリティ意識をより求められているというのもありますので、これまで勤めた組織もセキュリティ意識は向上していっているとは思います)。 お客様の情報をはじめとした情報資産の保護について、弊社の情報セキュリティ方針 を掲げるだけでなく、しっかり実行していくということに矜持を感じま
はじめに この記事は、Techouse Advent Calendar 2024 12日目です。 昨日は sakaidubz さんによる エンジニアインターンオンボーディングの効率化を目指して でした。 12日目は、2024年秋の新卒として入社して、現在クラウドハウス労務でエンジニアをしているショーンが担当します。 私事ですが、この秋に、2ヶ月ほど「ペアプログラミング」なるものを初めて行いました。今回はその経験をまとめるとともに、ペアプロの魅力について自分なりに語って参ります。 クラウドハウス労務 我々が開発している「クラウドハウス労務」というプロダクトは労務業務の電子化を推進するためのクラウドサービスです。 人事労務担当と従業員との間のあらゆる手続きを電子化する手続き機能、複雑な年末調整の業務を簡単にする、年末調整機能などの様々な機能を持っています。 私がこの秋に取り組んだのは、年末調整
はじめに この記事は、Techouse Advent Calendar 2024 10日目の記事です。 昨日は titti-008 さんによる 資料作成ゼロ!ChatGPTで効率化する勉強会運営の秘密 でした。 10日目は、藤瀬 が担当します。 今回は、Techouse で毎週金曜日の業務終了後に開催している社内イベント「てっくと〜くはうす⭐️」について紹介したいと思います。 エンジニアがわいわいするイベントをやろう! 今年5月、Techouse は「RubyKaigi 2024」に参加しました。RubyKaigi 2024 への参加はとても勉強になることが多く、エンジニアとして成長に対してとても有意義な時間でした。 そこで、社内でも「成長や挑戦につながるイベントを企画してみよう!」ということで、社内イベントを企画する運びとなりました。 てっくと〜くはうす⭐ 結果的に私たちは「てっくと〜く
この記事は、Techouse Advent Calendar 2024 6日目です。 昨日は nozomemein さんによる Active Storageを使った画像のCORS対応で沼った話 でした。 はじめに こんにちは、2024年に新卒で入社し、クラウドハウス労務でバックエンドエンジニアをしているdaiki_fujiokaです。 本記事では、私が設計・実装を担当した2FA機能について、開発中に得られた知見や学んだことについて紹介します。 現状と課題 クラウドハウス労務では企業向けの人事労務管理サービスを提供しています。利用企業は従業員に対してアカウントを払い出し、従業員は自身のアカウントにログインして各種労務手続きを行います。 クラウドハウス労務のログイン方式には外部サービスであるAuth0を利用したOpenID Connect(以下OIDC)を利用しています。 OIDCには認証機能
この記事は、Techouse Advent Calendar 2024 7日目です。 昨日は daiki_fujioka さんによる OIDCの仕組みを完全理解して、SaaSプロダクトに2FA機能を実装しました でした。 7日目は、澤井(aaaa777) が担当します。 今年8月から株式会社Techouseにてインターンで働いている澤井(aaaa777)です。 みなさんはRBS::Inlineをご存知でしょうか。 RBS(Rubyに型システムを導入するインターフェース言語)をコメントから生成出来るようにしたものです。 先日参加したRubykaigi 2024 follow upというイベントでRBS::Inlineを知り、これはいいものだと早速私は会社のPRに勝手にRBS::Inlineを混ぜました。 そうしたらレビューでこんなコメントが・・・ はい、当然ですね。 レビュアーの方には、RB
この記事は、Techouse Advent Calendar 2024 2日目です。 昨日は nissiy による 「エンジニア100人に聞きました」〜Techouse紹介編〜 でした。 二日目は、2024年に新卒で入社し、ジョブハウスでバックエンドエンジニアをしている aki が担当します。 先日、自身の参画しているプロジェクトの Ruby のバージョンが 3.3.5 に更新されました。これに伴い、手元の開発環境にも Ruby 3.3.5 を install しようと思いました。 開発環境では Ruby のバージョン管理マネージャとして rbenv を利用しております。徐ろに rbenv install 3.3.5 を実行すると、 BUILD FAILED (macOS 15.0 on arm64 using ruby-build YYYYMMDD) ... build に失敗してしまい
この記事は、Techouse Advent Calendar 2024 1日目です。 記念すべき初日は、シニアエンジニアリングマネージャー 兼 Techouse Developers Blog の編集長である nissiy が書かせていただきます。 今回の記事では 「エンジニア100人に聞きました」 を実施いたします。 「エンジニア100人に聞きました」とは、10年以上前にサイボウズ社を中心に行われた会社を跨いだコラボ企画であり、各社の エンジニアの気風 を紹介し合った取り組みになります。 cybozushiki.cybozu.co.jp 今回は勝手に「エンジニア100人に聞きました」をリブートさせていただき、Techouse紹介用に質問を作成したので、社内の 正社員エンジニア28人 に答えていただきました。 なぜアンケートを取って公開しようと思ったか 普段、採用においてカジュアル面談をし
Kaigi on Rails 2024 こんにちは、クラウドハウス労務のoctavioです。2024年10月に新卒として入社しました。 10/25(金)・26(土)の2日間に渡って、有明セントラルタワーホール&カンファレンスで Kaigi on Rails 2024 が開催されました。 みなさん、参加されましたか? 私は今回が初めての技術カンファレンス参加でした。 初めての参加ということで、聴講するだけでも緊張していましたが、「初学者から上級者までが楽しめるWeb系の技術カンファレンス」というコンセプトの通り、経験の浅い私でも多くの学びを得られる場で、とても有意義な時間を過ごせました。 本記事では、個人的に印象に残った @ohbarye様 のDay2での発表 「Data Migration on Rails」 についてのまとめと、 それに関連して、紹介があったmaintenance_tas
こんにちは、Kaigi on Rails 2024 の Day1 で 『デプロイを任されたので、教わった通りにデプロイしたら障害になった件 〜俺のやらかしを越えてゆけ〜』 というセッションで登壇した上野(@izumitomo)です。 セッション内容 セッション内容はタイトルにある通りで、自分のデプロイにおけるやらかしとその対応を、当時の状況を振り返りながら話すというものです。 こちらが当日の発表資料となります。 (アーカイブが公開され次第、動画も載せる予定です) 発表を終えて 初めてのカンファレンス登壇で当日は緊張していたのですが、随所で会場の皆様の温かさに助けてもらい、なんとかセッションを無事に終えることができました。 Day1 後の懇親会や Day2 後の Drinkup イベントで「やらかした人ですよね!」と、多くの方に声をかけていただきとても嬉しかったです。 DB 内部の話や、シグ
Kaigi on Rails 2024 に参加しました こんにちは、クラウドハウス採用でエンジニアインターンをしている Higashiji です。 10 月の 25・26 日、Ruby on Rails についてのカンファレンス、 Kaigi on Rails 2024 が開催されました。 弊社からは新卒エンジニアの @izumitomo が「デプロイを任されたので、教わった通りにデプロイしたら障害になった件 ~俺のやらかしを越えてゆけ~ 」というセッションで登壇しました。 スライドがアップロードされているので、興味を持っていただけた方はぜひご覧になってください。 私はこれまでカンファレンスに参加したことがなかったのですが、カンファレンス参加費補助制度を使って初めて参加させていただきました。 本記事では、Shinichi Maeshima (@willnet) さんによるセッション Sid
はじめに こんにちは、株式会社 Techouse のクラウドハウス採用でエンジニアインターンをしている ReLU と申します。 いきなりですが、以下のグラフをご覧ください。 これは PostgreSQL の実行計画を取得した結果です。 あえてグラフタイトルや横軸の説明は隠しているのですが、実行時間の差が非常に大きいことがわかると思います。 実行計画とは、データベースが SQL クエリを実行する際に、どのようにデータを操作するかを決定するための詳細な手順のことです。クエリを実行して期待される結果を得る方法にはいくつかの選択肢があり、その選択によって処理の効率が大きく異なります。PostgreSQL は、これらの選択肢の中から最も効率的だと判断した方法を実行計画として作成し、それに基づいてクエリを実行します。この選択は、これまでに収集された統計情報(テーブルのサイズやデータ分布)、インデックス
はじめに 初めまして、株式会社Techouseエンジニアインターンの sakaidubz と申します。本日は私の携わっているプロダクトであるクラウドハウス労務で利用している RLS (Row Level Security) の技術について紹介します。 Techouse では、重要技術として RLS を多用しています。 通常 PostgreSQL の運用時には利用しないものであるため Techouse の開発メンバーとしてジョインしたみなさんが手慣れるまでに少し苦労をされているようです。 そこでこの場を借りて解説してみようと思い立ちました。 クラウドハウス労務について RLS について紹介する前に、私が開発しているクラウドハウス労務について紹介します。 クラウドハウス労務は人事労務における複雑な業務の電子化を推進するセミオーダー型・クラウド業務支援サービスです。各種手続きや年末調整といった法
こんにちは!Techouse の人材プラットフォーム事業部でサーバーサイドエンジニアを担当している aki と申します。2024年4月に新卒入社し、現在は事業部内で利用する社内システムの開発を担当しております。 同時に開発者ブログの運営チームにも所属しており、立ち上げ時に基盤構築を担当しました。運用が開始した後も、継続的に運用改善に取り組んでおります。本記事では、Techouse の開発者ブログの運用についてご紹介します。 Techouse の開発者ブログ運用 皆さんの会社では、開発者ブログの運用はされていますでしょうか?Techouse では、2024年の4月に開発者ブログを立ち上げました。 developers.techouse.com それから2024年8月1日現在までに合計 28 本の記事を投稿しており、月間平均で 7 本の記事が公開されていることになります。なかなか良いスタートダ
Let's use LLMs from Ruby 〜 Refine RBS types using LLM 〜 こんにちは、クラウドハウス労務でバックエンドエンジニアをしているtitti-008です。 本記事では、1日目の@kokuyouwindさんによるセッション、Let's use LLMs from Ruby 〜 Refine RBS types using LLM 〜について紹介させていただきます。 セッション概要 @kokuyouwindさんは、LLM(大規模言語モデル)を使ってRBS(型構造)を推測するRBS Gooseというプロジェクトを作成しました。まだ実用段階には至っていないとのことですが、そのアイディアと実験結果について紹介されました。 それでは、セッションの内容を見ていきましょう。 LLMとはなにか LLMとは、Large Language Modelsの略称で、20
Techouseの「エンジニア基礎勉強会」とは Techouse では「基礎勉強会」と称して2週間に1回、わたしが OS・ネットワーク・データベース・ハードウェア・セキュリティ・システムアーキテクチャなどをお話する勉強会を開催しています。 講師は私ひとり、資料を準備するのも私ひとり、動画を収録して YouTube Live で社内向けに配信する作業も私ひとりでやってます。 参加は任意ですが、社内のメンバー (社員・インターン生・業務委託でご参画いただいている方) の多くの方が参加してくれています。先日の RubyKaigi 2024 に参加してくれたメンバーもほとんどがこの勉強会に参加し、基礎的な知識をもった上でセッションへ臨んでくれました。 開催履歴 これまでの開催履歴はこんな具合です。 見ていただくとわかる通り、ほんとうに基礎的な内容を1個ずつやっているということがわかるかと思います。
Techouseの「エンジニア基礎勉強会」とは Techouse では「基礎勉強会」と称して2週間に1回、わたしが OS・ネットワーク・データベース・ハードウェア・セキュリティ・システムアーキテクチャなどをお話する勉強会を開催しています。 今回お試し的に、勉強会の内容を公開してみます。 データベース(1) ACID データベース(2) 分離性 今回は前回「データベース<ACID編>」の続きです。 ご笑覧くださいますと幸いです。 データベース(2) トランザクション <中編: 分離性> 前回で扱った「銀行口座」の例をそのまま使っていきます。 BEGIN; DROP TABLE IF EXISTS accounts; CREATE TABLE accounts ( id serial PRIMARY KEY, name varchar NOT NULL, balance decimal NOT
はじめに こんにちは!Techouseに2025年新卒として入社予定で、現在クラウドハウス労務でエンジニアとして長期インターンをしているoctavioと申します。 本記事ではTechouseで行われている社内LT会に発表者として参加したので、その様子を紹介しようと思います。 LT(Lightning Talk)とは? 皆さんは、LTというものをご存知でしょうか。 LTとは、Lightning Talk「ライトニングトーク」 の略です。「雷や光のように素早く終わるプレゼン」という意味が込められており、5~15分程度の短い時間で、興味あるテーマについて全力で語る。ただそれだけです。 エンジニアのカンファレンスなどで良く行われている形式で、Techouseも例に漏れずエンジニアたちの間でLT文化が作られてきたわけです。 TechouseのオフサイトミーティングでのLT会 Techouse社内では
みなさん、こんにちは! クラウドハウス採用でエンジニアインターンをしているgen_sanです。 突然ですが、皆さんハッカソンはご存知でしょうか。 ハッカソンとは限られた時間内に新しいソフトウェアやハードウェアのプロジェクトを開発するイベントです。通常、数時間から数日間にわたって行われ、チームで協力してアイデアを出し合い、実際にプロトタイプを作成します。参加者同士のコラボレーションを通じて、新しい視点やスキルを学び、時には市場を揺るがす革新的なプロジェクトが誕生することもあります。 しかし、ハッカソンを成功させるためには、周到な準備と細やかな運営が欠かせません。 そんな大事なミッションを長期インターンとして働いている学生だけで行ったので、その運営過程を実際のハッカソンの内容とともに共有します。 それでは、ハッカソンの舞台裏へ一緒に踏み込んでみましょう! インターンハッカソン開催のきっかけ:長
はじめに こんにちは、Techouseに2023年に新卒入社し、ジョブハウスでバックエンドエンジニアをしているozachunです。 Techouseでは、エンジニアとしてより高みを目指すための刺激を与えることを目的に、新卒向けの研修を実施しております。本記事では、その一環として2024年4月に開催した『OSS Gate ワークショップ』について紹介させていただきます。 OSS Gate ワークショップは、OSS Gateが主催する、OSS開発に参加する「入り口」を提供するワークショップで、株式会社クリアコード様を講師としてお招きしました。 当日は、「OSSとは?」「なぜOSS開発のワークショップを行うのか?」といった座学から、どうやってOSSにIssueやPull Requestを提出すれば良いのかなど具体的な手順まで丁寧にご指導いただきました。 OSS Gate ワークショップの流れ 当
こんにちは、株式会社Techouse バックエンドエンジニアの @nodematerial です。 今回は、RubyKaigi 2024 1日目のセッション「Ractor Enhancements, 2024」を聴講したので、その内容をブログにまとめさせていただきます。 Ractor とは Ractor は Ruby 3.0 で導入された並列(parallel)プログラミングを行うための機能です。Actor モデル*1をベースに設計されており、並行処理の干渉を防ぐために、オブジェクト空間を複数の単位に「だいたい」分割することで、スレッドセーフに並列処理を行うことができます。 同時に、この並行処理に用いる分割単位のことも、Ractor と呼ばれています。*2 複数 Ractor を実行する際には、Ruby 基本機能の一部が制限されます。 例えば、Ractor 間で共有できるオブジェクトは、i
はじめに こんにちは、Techouse の人材プラットフォーム事業部でサーバーサイドエンジニアを担当している imayayoh と申します。 Techouse では各事業部でエンジニアがインフラの監視として、AWS・外部サービス等のグラフモニタリングを実施しています。モニタリングでは下記に重点を置いており、インフラ構成の見直しや障害対応の場として活用しています。 サービス運用に十分なスペックでインフラが構成されているか 最適なコストでサービスが運用されているか インフラ・外部サービスで重大な問題が発生していないか 本日はモニタリングの実施で即時対応できたトラブルの一例として、Application Load Balancer (ALB) への謎の大量アクセス攻撃を紹介します。 コストモニタリング 弊社のサービスではインフラに AWS を使用しており、モニタリングでは AWS Billing
こんにちは、2024年に新卒入社し、株式会社Techouseクラウドハウス労務でバックエンドエンジニアをしているsatohです。 本記事では、Rubykaigi 2024 2日目のSamuel Williams(@ioquatix) さんによるセッション、「Leveraging Falcon and Rails for Real-Time Interactivity」について紹介させていただきます。 Leveraging Falcon and Rails for Real-Time Interactivity 2日目のキーノートはリアルタイム通信についての歴史とRubyでの試みの話でした。 セッションの後半では、リアルタイムな双方向通信を使ったWebブラウザ上で遊べるゲームが、作成から完成までの実装とともに紹介されました。 リアルタイムコミュニケーションとウェブ技術の歴史 1978年、初め
はじめに Techouse 代表取締役 兼 エンジニアの礒邉です。(コードは1日2時間以上書いているので、まだエンジニアを名乗れると信じています。) みなさま RubyKaigi お疲れさまでした!スタッフのみなさま、スピーカーのみなさま、素晴らしいイベントを開催いただき本当にありがとうございました。 Techouse では RubyKaigi, Kaigi on Rails, AWS re:Invent といった様々なカンファレンスに参加しており、今回の RubyKaigi 2024 は17名 (新卒全員 + 希望者) で参加いたしました。 こうしたカンファレンスに Techouse としてはどのようなポリシーで参加しているのか?を私なりの目線で書かせていただきます。 なぜ技術カンファレンスに参加するのか 一言でいうと「社内のエンジニアに成長機会を提供するため」です。 Techouse
Unlocking Potential of Property Based Testing with Ractor こんにちは、2024年に新卒で入社し、クラウドハウス採用でバックエンドエンジニアをしているrei_fujiseです。 本記事ではRubyKaigi 2024の1日目のMasato Ohba(@ohbarye)さんによるセッション Unlocking Potential of Property Based Testing with Ractor について紹介させていただきます。 セッションで使用されていたスライドはこちらに公開されています。また、デモに使用されたソースコードはこちらに公開されています。 このセッションでは「Property based testing が Ractor の良いユースケースとなる」という仮説の検証をしたことについて、Property based t
YJIT Makes Rails 1.7x Faster こんにちは、2024年に新卒で入社し、ジョブハウスでバックエンドエンジニアをしているnozomemeinです。 本記事では、3日目のTakashi Kokubun(@k0kubun)さんによるセッション、YJIT Makes Rails 1.7x Faster について紹介させていただきます。 YJITとは? 講演の内容に入る前に、YJITの歴史と特徴についてまとめます。 YJITの概要 YJITは「Yet Another Ruby JIT」の略で、Shopifyで開発され、Ruby 3.1から導入されたJITコンパイラです。 Ruby2.6から、MJITと呼ばれるJITコンパイラが存在していましたが、YJITはそれをさらに進化させたものです。 YJITはJITコード(中間表現 or IR)を使用し、機械語に変換して実行します。 こ
先週に行われたRubyKaigi 2024の2日目、3日目のレポートになります! 1日目についてもまとめ記事を公開しておりますので、ぜひご確認ください! developers.techouse.com また、弊社の技術開発責任者 山崎の書いた、弊社のRubyKaigi前日譚となるこちらの記事もぜひお読みください! developers.techouse.com 執筆記事 今回も弊社の開発ブログで、2、3日目のセッションについての記事を公開しております! Breaking the Ruby Performance Barrier (Day2) developers.techouse.com Good first issues of TypeProf (Day2) developers.techouse.com YJIT Makes Rails 1.7x Faster (Day3) devel
こんにちは、2024年にTechouseに新卒入社したakiと申します。 本記事では、Rubykaigi 2024 3日目のJunichi Kobayashi(@junk0612) さんによるセッション、「From LALR to IELR: A Lrama's Next Step」について紹介させていただきます。 CRuby/Lramaと現状の問題点 junk0612さんは永和システムマネジメントのRailsエンジニアの方で、Lramaのコントリビュータ、コミッターとしても活躍されています。セッションでは、これまでのLramaとその問題点、解決のための道筋についてお話しいただきました。 Lramaとは? これを読んでいるみなさんはご存知のことかと思いますが、Lramaとは、RubyのLALRパーサジェネレータです。RubyKaigi 2023にて、Yuichiro Kaneko(@spi
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『developers.techouse.com』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く