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保護された1990年の年末に撮ったブランの写真を古い写真風にしてみた。こんな可愛い犬を捨てる人間がいるなんて、今でも信じられないが、彼女が捨てられて山の中を彷徨っていたのは現実にあったことなのだ。 今回からしばらく、以前我が家で飼われていた、ブランと言う紀州犬のお話をしたいと思います。ブランは僕が初めて飼った日本犬で、甲府の山の中に捨てられていたのを、1ヶ月以上かけて馴致して保護した犬です。人間に強く依存している洋犬では考えられない事だと思いますが、ブランの例は、プリミティブドッグである日本犬が捨てられると野犬化しやすいこと、ブランの様に一旦野犬化しかけた日本犬は、馴致を経なければ保護すらできないと言う事を示すひとつの例だと思います。 僕がブランに初めて出会ったのは、もう20年以上前の晩夏のころ、甲府盆地を見下ろす敷島と言う里山の林道だった。当時僕は勤め先でマーケティングの仕事に就いており
会う犬すべてに吠えまくる犬...。ドッグトレーニングに来る問題犬の中で一番多い問題のひとつ。 犬の基礎しつけコースの教室を担当しているドッグトレーナーMさんと話をすることがあった。Mさんはスウェーデンにならどこにでもある、ワーキングドッグクラブのベテラン・トレーナーである。シェパードやロットワイラーの訓練を数十年もおこなっており、ドッグ・トレーニング・フリークといってもよし。ただし職業トレーナーではない。 ここに示すのは、トレーナーの見解と、普通の犬の飼い主の見解のギャップについてである。もちろん悪い犬というのはおらず、悪い飼い主だけが存在する。しかしMさんの話を聞きながら、なんとなく飼い主をも弁護したくなった。彼のコースに参加している数人の問題犬を抱える飼い主について、彼はこう言及した。 「どうして、あの人たち、犬の気持ちをもっとサポートしてあげないんだろうね」 と、とてもがっかりした様
犬は多種多様な動物である。 大きいのや小さいの、毛の長いのや短いの、鼻の長いのや短いの、そして足の長いの短いの...犬と一言で言ってもそれらは決してすべてひっくるめて語るには多様すぎる。 これらの犬種の特徴がどこからやってくるのか?この度ペットフードで有名なウォルサムの研究員とユタ大学のナショナル・ヒューマン・ゲノム・リサーチ研究所が共同で DNA 解析を使ってこの謎に挑んだ。 犬種の外見だけでなくその行動性質と気質についてもスポットをあて、148犬種から約13,000もの DNA 検体を取り、その DNA 配列一つ一つを厳密に比較していったというのだから、例えコンピューター処理とはいえ結構気の遠くなるような話である。 専門雑誌「Genetics」に掲載された研究結果によると、犬の成長後の大きさは6箇所の DNA 配列により決められていて、これらは5本の染色体に散在しているとか。さらには犬
この度の震災による福島原発の事故の影響は、ここ数日間で全世界を駆け巡り、先日の食品からの基準値以上の放射線の検出により放射線への風評はさらに加速した。 原発事故現場とその周辺からの情報に臨場感を抱き、あたかも全国民が漏出した放射線下にあるような印象を与え、人々は日常生活に不安を感じ始めた。 また、犬の飼い主達からも不安な声があがりつつあると聞き、私はむしろ、これまでうやむやになりそうだった放射線問題と私達が向かい合う機会を改めて与えられたように感じ、今回の放射線漏出の影響について、日本動物高度医療センター放射線科科長・夏堀雅宏獣医師のご協力を得て、ここにお話しすることにした。 まずは、放射線の一般的な性質について(すでにいろいろな報道で耳に入っていると思うけど、おさらいのつもりで)。 今問題の原子力発電所の原子炉から大気中に放出された放射性物質であるヨウ素とセシウムは、大気を通じて放射性降
今も昔もドイツの家庭動物の収容はティアハイム、昔はティアアジル(動物難民)と呼ばれて救済されていた。これらの施設では犬は殺されないから何年でも里親が現れるのを待つことができるのだが、それでも「飼い主の傍に居ることができず犬の幸せとはかけ離れた充分酷い状況」とドイツ人は言う。 ときどき、日本の人から「ドイツでの犬猫の殺処分数はどのくらいですか?」と聞かれることがある。多くの場合ドイツの動物保護状況を殺処分数で比較したいらしい。 「ドイツには日本のような『殺処分』はありません」と答えると、誰もが驚く。 「じゃあ、いつ頃から殺処分場はないのですか?」「ドイツにはずっと殺処分場はありませんよ」、さらに皆驚く。 なぜ、ドイツに殺処分場が存在しないのか、そのワケをお話しよう。 ドイツに最初の動物保護団体が創立されたのが1837年、シュトゥットガルトでのことだった。当時動物保護に強い思い入れを示していた
犬とオオカミで異なる点といえば、「犬は生涯遊ぶ」という点だろう。 時々「やはり犬と遊んでやった方がいいのだろうか?」と聞かれることがある。「えっ!?犬と遊んでないの!?」と聞かれた私の方が驚いてしまう。 「遊び」と聞くと私たち日本人はつい大人の感覚で娯楽やストレス解消の一部として「生活のゆとり部分」とかさらには「余計なもの」と捉えがちだが、本当の意味での遊び、特に動物にとっての「遊び」にはとても大事な意味がある。 動物はその成長段階において幼少期に、将来生きてゆくのに必要不可欠な狩猟や闘争・逃走といった生活にかかわるテクニックすべてを身につけなくてはならない。それは四肢を駆使して体を自在に操るための運動能力であり、また筋肉・骨格の発達、動きにともなう感覚能力の発達、社会におけるルールなどであり、これらがすべて遊びのなかに含まれているのである。遊びはいわば自然界で生きてゆくための狩猟のシュミ
[illustration by Yoko Fujiyoshi] 愛犬の匂い、みなさんは日常的に嗅いでいますか?犬の身体に顔をうずめて愛犬の匂いを胸一杯に吸い込んだり、とまではしなくとも、何となく漂ってくる体臭からそろそろシャンプーしようかな、などと思ったりするのではないでしょうか。人もそうですが、犬も個々が持っている体臭がありますよね。知らず知らずのうちに愛犬の持つ匂いに慣れてしまっていて、初めて嗅いだ人には敬遠されそうな匂いでも全く気にならなくなったり、むしろその匂いが心地いいと感じるようになったりすることも往々にしてあるでしょう。ある特定の匂いが“好きか嫌いか”ということは、主観的な判断によるところが大きく、匂いとはとても不思議なものだと思います。 人は、犬ほどに嗅覚が発達している動物ではありません。実際に、匂いを感じることが出来る受容体の数の差は歴然としていて、人の平均が500万の
[photo by vagabondfcr] 人は道徳観念を持つ社会的な生物です。ひとことで道徳観念といっても、それは不変的なものではなく、時代とともに変化してきています。長い時間をかけて発展してきた人の道徳観念のルーツを、イヌ科の動物が遊ぶ時に見せるルールに垣間見ることができると、アメリカの科学雑誌『Scientific American』で紹介しています。 米国コロラド大学ボルダー校、生態学、進化生物学の名誉教授 Marc Bekoff 博士らによりますと、イヌ科の動物(イヌ、オオカミ、コヨーテ)が社会的な集団生活を送ることができるのは、道徳観念を持っているからであり、時に激しくなりがちな遊びが戦いへと発展しないために、彼らたちは4つの規則に従って遊びをしていると言っています。 (1)分かりやすく伝えること イヌたちは遊びに誘う時、“お辞儀のポーズ”をします。前脚を伸ばして頭を低くし、
とある県の山里に住む70代の女性が、自分の家の敷地で100匹以上の犬を飼育しているという話を聞いた。 酷い時には、餓えた犬たちが共食いをしていることもあったというその場所。典型的なアニマルホーダーだろうと思った。 レスキュー団体の方と一緒に、現場を訪れた。 レスキューの方たちは、もう10年以上前から、この現場に関わっていた。しかしここ1年くらいは訪れていなかった。 子犬が産まれれば、引き取って里親を募集した。一斉に去勢避妊手術にも踏みきった。オス犬とメス犬を分けて飼育できるよう、地元の学生さんたちも手伝って、区画整理をした。 しかし時間が経てば、また全て元に戻ってしまった。 女性は新たな犬を拾ってくる。野犬が寄り付く。捨て犬が持ち込まれる。無責任な飼い主が飼っていた犬を持ってくる。 更に女性は、分けたオスとメスをまた一緒にしてしまう。 そして子犬は産まれる。減ったと思ってもまたすぐネズミ算
[photo from Dogster] 東京の街中に野良犬がウロウロしているような状況、想像すること出来ますか?ロシアの首都モスクワでは、およそ35,000匹もの野良犬が暮らしています。1平方マイル(1マイル:約1,600メートル)あたり84匹という計算に。昔から多くの野良犬が暮らすモスクワで、30年もの長きにわたって野良犬の生態を調査し続けている生物学者の Andrei Poyarkov さんによりますと、モスクワの野良犬たちは、4タイプの仕事のいずれかについているそうです。 人間との社会的な関係などをもとにして分類された野良犬たちが従事している仕事とは、いったいどんなものなのでしょう? 主人を持つ番犬 人間と一緒にいることに対して心地よさを感じるタイプが「番犬」の仕事をするグループです。「番犬」たちは、病院やガレージ、倉庫などの囲われた場所をテリトリーとする傾向にあるそうです。そして
子供が生まれたら犬を飼いなさい。 子供が赤ん坊の時、子供の良き守り手となるでしょう。 子供が幼年期の時、子供の良き遊び相手となるでしょう。 子供が少年期の時、子供の良き理解者となるでしょう。 そして子供が青年になった時、自らの死をもって子供に命の尊さを教えるでしょう。 (ヨーロッパの言い伝えより)今回は我が家ではすっかり日常の「子供と犬」がテーマ。 犬が子供に抱く感覚は子供の成長段階によって変わってくる。生まれたては不思議な存在、ハイハイは四つ足、2歳児は怪獣、3歳過ぎればようやくヒトの類、しかしまだまだ大人のヒトとは異なるものとしてとらえる。 この先子供の成長段階ごとの犬との接し方についてお話しよう。 新生児と犬 非常に残念で悲しいことだが「子供が生まれたから」を理由にこれまでかわいがっていた犬を手放す人は多い。思っていたよりも子供に手がかかり、犬の世話をすることが難しいというのはまだマ
私達の目とはちょっと違う犬の目、実際にどんな世界で犬は生きているのか見てみよう。 「犬の見た世界」と一言で言っても、実はいろんな要素で構成されている。 フラッシュ撮影をするとヒトの目よりも明るく光る犬の目、その秘密は反射板の違いにあった。 光感受性 犬の目の光に対する感度は人の目の5-6倍といわれ、その秘密は目の中で光を反射する輝板にある。犬におけるこの輝板の光反射能力はヒトの75倍、わずかな光もちゃんと反射し神経に届けるぴかぴかの反射板だ。どうりで真っ暗な部屋の中でもぶつからずに歩けるわけだ。逆に言えば昼間の光や雪原などの光は犬にとって非常にまぶしく、それを調節するために虹彩が小さくなる。 例えばこんな感じに、ヒトにとっては暗がり(左)でも犬にとっては充分明るい(右)。 視力 多くの犬の目は若干遠視である。人間の視力を1とすると、鷹は約5倍、馬は0.67倍、牛は0.4倍、そして犬は0.2
[photo by PSHiker] もしも愛犬が突然心肺停止状態に陥ってしまったら・・・皆さんはどうされますか? アメリカのペット情報サイト、AP-Petside.com によるペットオーナーへの調査によると、63%の飼い主が愛犬に心肺蘇生を施すだろうと回答したそうです。男女比では、男性50%に対して女性が65%と、女性のほうが高い結果となっています。とはいえ、実際にどのようにして行えばいいのか、その方法を知っている方は少ないのではないでしょうか。もしもの時のために、愛犬の心肺蘇生方法をチェックしてみませんか。 犬が呼吸をしていない場合、口の中に粘液が残っていたり、異物が入っていたらそれを取り出しましょう。次に気道がまっすぐに確保できるよう頭の位置を調節します。口を閉じさせた状態で鼻先を片手で持ち、小型犬の場合は鼻と口を、大型犬の場合は鼻だけを、あなたの口で覆うようにします。 犬の鼻か
CANON EOS 5D MarkII にキットレンズ EF24-105mmF4L IS USM を使い、焦点距離47mm シャッター速度1/50秒 絞りF4の撮影条件で、先日のイベント「それぞれの動物愛護のカタチ」に参加したマルコ・ブルーノさんの愛犬マイケル君を撮ってみた。マルコさんと奥さんが一緒にいるので、マイケル君も穏やかで落ち着いた表情を撮らせてくれた。ただしこれはキットレンズでの作例であり、犬をポートレート風に撮る時は、後述する様に、背景をぼかして整理するために、もっとF値の小さなレンズを使った方が良いと思う。 前回に続き、今回は一眼レフカメラで犬をポートレート風に撮る方法についてお話します。カメラは基本的にデジタル一眼レフカメラを使う方法で解説しますが、絞りやシャッター速度,、AFポイントの位置などを調節可能なら、コンパクトデジタルカメラでも可能な手法だと思います。ただしカメラ
ソメイヨシノが満開の目黒川をバックに、アマチュアカメラマンたちのモデルをつとめるマイロとジャン。写真を撮られ慣れた犬、訓練でアイコンタクトやスワレ・マテなどの静止命令を確実に聞く犬なら、写真撮影は半分以上成功したようなものだ。 今回は、少し趣向を変えて、デジタルカメラによる犬の撮影方法についてお話します。写真は犬の行動を記録する手段としても有効です。そして犬を可愛がっている飼い主さんほど、ご自分の飼い犬の写真をよく撮られると思います。でも犬は良く動くので、なかなか良い写真が撮りにくいのではないでしょうか。実際ブログやネットのフォトサークルにアップロードされた犬の写真を見ると「苦労して撮ったのだろうなあ」と思う様な写真がたくさん見られます。 中にはせっかくのシャッターチャンスを生かせずにピンぼけの写真や、露出が合わず眠い様な写真、犬がそっぽを向いている写真、ストロボで赤目になった写真さえあり
ヒトの一日が24時間でリズムが刻まれる一方で、犬は7時間のリズムで生きている。 犬はヒトよりも新陳代謝が早く、集中した身体機能を備えていて、それなのにヒトはヒトの時間感覚を犬に当てはめようとしているのだ。 ヒトが昼間活発に動いている間に犬は休息をとって寝ていたり、はたまたヒトが夜ぐっすり寝ている傍らでごそごそと犬が夜行性を示すなんてのはやはり時間の流れ方がそれぞれ違うから。 犬にとって一日は長い。7時間のリズムを当てはめるならばヒトの一日は犬にとっては3日に相当することになる。だから朝から晩まで出歩いたりあるいは長時間留守番をさせるなど、私たちのペースで日常の物事を押し進めてしまうと犬にはとても辛い。でも犬は言葉を話すことができないから、飼い主が気が付くしかないのである。 犬の一生は長そうに見えて短い。太く短く生きる、そんな犬のリズムを理解しできるだけ時間にゆとりを持って臨機応変な生活を心
[Photo by DCCXLIX] みなさんは道端に寝そべって世の中を見たことがあるだろうか? 地上から約20cmの高さ、これがチワワから見た世界。何でもかんでも驚異的に見える。 小さいから文字通りどこへでもバッグに入れて連れ歩くことができるチワワ、アメリカのセレブの小脇に収まった姿をみて本当のチワワファンシャーは嘆いているかもしれないけれど、しかしこれは今に始まったことでもない。 この現象はチワワがアメリカやイギリスに渡った1900年初頭に、今と同じく裕福な階級のご婦人方の間でこの小型の犬を身につけて歩くのが流行ったことに始まる。まあ、先進国ではいつの時代も同じような扱い、と言ってしまったらそれこそマヤからアステカ文明に掛けて神聖な犬と言われてきたチワワの立場はないかもしれないが。 下手するとペットショップで「お散歩いりませんよ」とか「手がかかりませんよ」などといわれ、本来ならばモルモ
[image from PetBook K9] これからの犬は、ボールではなく、パソコンで遊ぶ? 世界初の犬のためのノートパソコン「PetBook K9」が、米国東芝より発売されたようです。まさに犬のために開発された数々のスペシャル機能、どんなものか知りたくありませんか? まずは3つの大きな特徴をご紹介しましょう。 噛んでも遊べます 本体は、美味しく耐久性のある100%オーガニックローハイド。どんなに噛んでも壊れません。 いつでもどこでも愛犬と会話ができます 3.2メガピクセルの DoggyCam 内臓。マイク付きなので、いつでもどこでも愛犬とコミュニケーションを取ることができます。 優れたセキュリティー、なのに煩雑な作業は一切必要ありません ユーザーネーム?パスワード?そんなものは忘れてしまいましょう。パッドリーダー機能搭載ですから。軽くタッチするだけで、安全にログインできます。 さらに
尻尾と耳は口ほどに物を言う、いやそれ以上かも。 日本に帰るたびに目に付く断尾・断耳をされた犬達。街の中だけではない。雑誌や本などの出版物にも当たり前の姿として尻尾や耳が切られた犬達がページを飾っている。 おそらく日本に住んでいる多くの人はその姿を見てもそれほど疑問を感じないだろう。しかし、私が住むドイツでは普段断尾・断耳をされた犬を見かける事が少なく、奇妙な感覚だったのを覚えている。
犬を感じるブログメディア。真面目な記事から楽しい記事まで、犬に関する貴重な情報を世界中からお届けします。マイロも今では、家内か僕がスワレと命じれば、その場で停座待機の姿勢を確実に取る様になった。しかし初期の訓練で彼女がスワレと言われて座る様になるまで2週間もの期間が必要だった。 犬の訓練の基礎となる、スワレ(停座)の訓練では、犬は飼い主に命じられたら、対面・脚側、さらに飼い主から遠く離れた位置にいても、その場に座り静止する様に教えるべきだと思います。しかし対面と脚側の停座を教える飼い主さんは多いのに、遠くにいる犬にその場で座る事を教える飼い主さんは意外と少ない様です。 元々ジャックラッセルテリアの様に活発な犬の場合、障害飛び越しや物品持来などの動的な訓練は入り易いのですが、スワレの様な静的な訓練は入りにくいと思います。しかしジャックラッセルテリアの様な犬にこそ、スワレの訓練は重要だと思いま
この数年アメリカ・カナダ系ドッグフードのリコールが続き、飼い主の間でドッグフードへの不信感が募っている。 これが手作り食ブームを引き起こした一因であるのと同時に、フードメーカーの大小に関わらず中国産の原料を使っていたものの他、病原菌や農薬の混入など、いずれも商品パッケージからは見て取れない品質への疑問が大きく浮き彫りにされた。 消費者側は何を基準にフード選びをしたら良いのか分からなくなり「フードジプシー」という現象を生み出した。 それもこれもドッグフードが飼い主にとって実に簡単便利な代物であるのが一番の原因かもしれない。 ドッグフードならば手作り食のように食材の組み合わせなんて考えなくても良いし、いちいち細かく切って調理する必要もなく、保管にも困らない。メシ時には袋から取り出してサーブするだけなので、旅先にでも簡単にもってゆけるし、他所に犬を預けるときにも袋ごと渡せば良い。 いろんな手間が
犬といるときの幸せ感には、ホルモンの分泌がかかわっていた 犬といてほっとする、というのは我ら愛犬家にとっては日常の経験だ。外から帰ってきたときに愛犬に迎えられることの喜び。布団に入って愛犬を撫で撫ですることで得られる満ち足りた気持ち。これがあるから犬と暮らして楽しいのだし、これなくしてもう人生ありえない! ところでこの幸せ感だけど、犬の何がどう作用して人間の感情に働きかけてくれるのか?そこには実は科学的な証拠があった。オキシトシンというホルモンの分泌がその秘密だ。 赤ちゃんを産むと母性本能があふれ出て、母親はふんわりと満ち足りた気持ちを経験する。どこから湧き上がってくるのか、この不思議な安堵感と幸福感。それは、オキシトシンという出産や乳汁射出にたずさわるホルモンの仕業と言われている。 そして同じホルモンが、犬と接する時の我々(男女拘わらず)に出されているということが最近の研究によって明らか
犬を感じるブログメディア。真面目な記事から楽しい記事まで、犬に関する貴重な情報を世界中からお届けします。森の恵み、キノコがおいしい季節。この際、キノコ探しを犬の嗅覚に手伝ってもらうというのはいかがだろう? 実りの秋!スウェーデンでは、この時期多くの人が森に入り、キノコ狩を楽しむ。中には、犬の優れた嗅覚を利用して、愛犬にキノコ探知させる人もいる。犬に手伝ってもらうと、時にバケツ何杯ものキノコを収穫することができる。なんと…! 人間の視覚に頼る限りでは、いくら森を数時間歩き回っても、バケツ一杯がせいぜいのところ。それにしても、スウェーデンのキノコ探知犬は、日本でも「まつたけ狩」に応用できそうじゃない?
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