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このページではエスノメソドロジー・会話分析とはなにか、ごく入門的な紹介を行います。どこから目を通していただいても大丈夫なように書かれていますが、頭から順に読んでいくとよりわかりやすいはずです。 1. イントロダクション(平本 毅) 2. エスノメソドロジーとは(秋谷 直矩) 3. 会話分析とは(黒嶋 智美) 4. エスノメソドロジーの国外における広がり(森 一平) 5. エスノメソドロジーの国内における広がり(海老田 大五朗) 6. 会話分析研究の国外での広がり(川島 理恵) 7. 会話分析の国内の広がり(森本 郁代) 8. どんな領域の研究をしているのか(戸江 哲理) ここではエスノメソドロジー(Ethnomethodology)・会話分析(Conversation Analysis)(以下EMCA)の概要とその広がりを紹介したいと思います。まずはこの、一読しただけではどんな関わりがある
研究会員である 團 康晃さん の論文「学校の中の物語作者たち―大学ノートを用いた協同での物語制作を事例に」が 日本子ども社会学会の「日本子ども社会学会創立20周年記念論文」最優秀論文に選ばれました。 この論文の内容と今後の展開について、團さんからコメントをいただいたので掲載します。 日本子ども社会学会 この度、拙稿「学校の中の物語作者たち―大学ノートを用いた協同での物語制作を事例に」が子ども社会学会の20周年記念論文において最優秀論文となりました。論文は『子ども社会研究』No.20の巻頭に掲載されています。 本論文は、学校での長期フィールドワークでの参与観察と聞き取りをもとに、学校の中で大学ノートを回しながら一つの創作小説を書くという、数名の生徒の実践の構造に着目したものです。物語作者となる中学生達は、「ライトノベル」や「アニメ」のファンであることをきっかけに物語制作に参加し、四人で一つの
このセミナーの申込は締め切りました。 セミナー番号:KT130825 担当講師: 小宮友根(明治学院大学/埼玉大学) 日時: 8月25日(日) 第1部:13時 - 15時(2時間) 第2部:15時30分 - 17時30分(2時間) 最小催行人数: 3人 定員: 10人程度 ※定員を超えた申し込みがあった場合、参加希望者の経験や関心にもとづき、初心者を優先した選抜をおこなうことがあります(申し込みが非常に多かった場合は、同内容のセミナーを再開催も検討します)。 開催場所: 明治学院大学白金キャンパス 参加費・資料代等: 一般 1000円 /会員 無料 (当日徴収) 申込手続: 詳細は「研究会主催セミナーのお申込み方法」をご覧下さい 小宮 友根(こみや ともね) 略歴 東京都立大学大学院社会科学研究科社会学専攻博士課程修了 日本学術振興会特別研究員(PD)等を経て現在明治学院大学社会学部付属研
このたびEMCA研究会では会員サービスの一つとして、また会員以外の方にも広くエスノメソドロジー・会話分析の知見を還元するために、セミナーを開催することにしました。 近年、エスノメソドロジー・会話分析に関する基礎的な教科書や論文集が増えつつあります(もっと学びたいひとのための情報)。 しかし大学等で体系的に学習する機会は少なく、気軽に参加できる講義も多くありません。 このため、試しにやってみたい、質的調査法の一つとして興味がある、もう一度勉強したい、といった方々に役に立つようなセミナーを設定しました。 講師は、EMCAに関わる研究で博士号を取った若手研究者等が行います。 ※申込み、問い合わせ: →EMCA研究会入会のご案内|→活動の記録 現在申込受付中のセミナー 申込受付が終了したセミナー 申込み方法 2017年度第2回エスノメソドロジー・会話分析「入門」セミナー (2018年3月17日(土
本書は、社会学から生まれたエスノメソドロジーの誕生と展開を詳述した基本書である。入門的論点から、会話分析の興隆と陥穽、ウィトゲンシュタインに着想を得た独自の視点までも論じる。また、科学実践の社会学の先駆者ラトゥールらの「新しい」科学社会学との相違やエスノメソドロジーの向かうべき方向性も提示する。
2012年5月26日に放送されたNHKスペシャル「未解決事件file.02 オウム真理教」に、西阪 仰会員の研究チームが取材協力をおこないました(教団内部の音声テープの会話分析)。 番組のために作成された「暫定報告書」の公開にあたり 西阪会員から寄せられたコメントを掲載します。(「暫定報告書」へのリンクは、コメント本文への終わりにあります。) 番組はNHKオンデマンドにて視聴が可能です: 第1部 第2部 第3部 NHKの「オウム真理教団」に関する番組(2012年5月26日放映)のための取材協力を行なった.これについて,会話分析およびエスノメソドロジー研究に携わる多くの方々からお励ましをいただき,あるいはご関心を示していただいた.これについて,この場をお借りして,若干経緯を説明させていただければと思う. NHKの社会番組部の葛城豪ディレクターから3月の半ばに,NHKが入手した,オウム真理教
もっと学びたいひとのための文献情報 > 研究会会員の著作紹介 鶴田幸恵 性同一性障害のエスノグラフィ──性現象の社会学 書誌と目次 本書から 著者に聞く ── 一問一答 書評情報 本書で扱われていること ── キーワード集 序章 目的・フィールドの概要・議論の前提 1 はじめに 2 記述するデータの概要 2.1 本性が扱うフィールドの範囲 2.2 フィールドワークの経験 2.3 性同一性障害である人びとの経験から性現象を記述する 2.4 調査概要 3 本書の概要 第一部 「外見」以上のものを見る──「女/男であること」を見る 1章 性別判断における外見を「見る」仕方 1.1 はじめに 1.2 既存の研究における性別判断の説明型式 1.2.1 Goffmanに依拠した性別判断の説明型式 1.2.2 「女/男であること」の絶え間ない達成に対する判断の説明型式 1.2.3 消極的な「手がかり」の
もっと学びたいひとのための文献情報 > 研究会会員の著作紹介 小宮友根 実践の中のジェンダー──法システムの社会学的記述 書誌と目次 本書から 著者に聞く ── 一問一答 書評情報 本書で扱われていること ── キーワード集 ジェンダーという言葉は、性と社会をめぐる議論では社会的な性差を指す言葉としてすっかり一般的な表現です。しかし性差が〈社会的〉だとはいったい何 を意味するのでしょうか。性差の原因が後天的・人為的だということでしょうか? 著者はこの一般的理解が陥る危険を示し、より豊かな現実の理解のため、社会の現場に戻る経験的な研究を促します。私たちの社会生活は、お互いに行為し理解しあうという〈意味〉をめぐるやりとりであり、「性現象の社会性」はこの社会生活の実際を適切に記述することでこそ明らかになるというのです。フェミニズムやシステム理論が予示した社会秩序の研究を、ジェンダーと法をめぐるト
はじめに ◇ナビゲーション1 第1章 類型から集団へ ─人種をめぐる社会と科学─ 浦野 茂 1 問題としての人種の概念 2 ある論争から 3 『人種に関する声明』 4 集 団 5 人種概念の二重性 6 人種はどのような意味で生物学的実在か 7 人種をめぐる社会と科学 第2章 遺伝学的知識と病いの語り ─メンバーシップ・カテゴリー化の実践─ 前田泰樹 1 はじめに 2 遺伝学的知識とリスク 3 「ごくまれな」と「私たちすべてにとって」 4 「私たちすべてにとって」 5 「ごくまれな単一遺伝性疾患」 6 結びにかえて ◇ナビゲーション2 第3章 医療者の〈専門性〉と患者の〈経験〉 安藤太郎 1 はじめに 2 反精神医学運動とその限界 3 ナラティブ・セラピーと「逆立ちした専門性」 4 ナラティブ・ベイスド・メディスンと「シャトル外交」 5 検討の対象 6 〈経験〉の語り 7 医療の管轄領域の線
エスノメソドロジー・会話分析(EMCA)を学ばれる方への情報提供の一環として、教育研究機関に所属して活動する会員のリストを作成しました。名前、所属、研究キーワード、メールアドレス(一部)、Webサイトへのリンクを掲載しています。ここに掲載しているすべての方が常にEMCA関連の講義やゼミを開いているとは限らないことをご承知おきください。また連絡は各自の責任において行っていただけますよう、よろしくお願い申し上げます。 (文責 平本) 北海道 | 東北 | 関東 | 北陸 | 中部 | 近畿 | 中国 | 四国 | 九州・沖縄
実践から描き出す、私たちの心 私たちは、心について考えたり語ったりするとき、それをつい個人の能力や性質として見てしまいます。しかし、私たちが他者の感情を読み取ったり動機を推し量ったりするのは、さまざまなやりとり、すなわち実践においてです。心は、実践の中でその形を表すのです。本書は、歯科や看護、検査、言語療法など、ひろい意味での医療の現場における実践において、動機、感覚、感情、記憶などがどのように使用されているかに焦点を合わせながら、私たちの「心の文法」をつまびらかにしていきます。社会学、心理学、言語学、哲学、また、研究の対象領域である医療など、幅広い分野からの関心を呼ぶものと期待されます。著者は、好評入門書『ワードマップ エスノメソドロジー』の編者のひとり。 はじめに 第I部 心の理解可能性 1章 行為記述の理解可能性 2章 私的経験の理解可能性 第II部 感情と経験 3章 共感の理念と感
エスノメソドロジー・会話分析研究会:本年度の活動 →活動の記録|→入会のご案内 本年度 秋の研究会大会 本年度 春の研究例会 本年度の 秋の研究会大会/春の研究例会の内容(予定含む)は下記のとおりです。どの研究会も、予約、事前連絡などは不要です。お誘い合わせのうえ、ご来場ください。 ※ここに掲載している情報は 研究会世話人からの告知メールをもとにしています。 →短信:報告と写真を掲載しました [2017/12/26] 概要 EMCA研究会2017年度秋の研究大会を、2017年10月8日(日)に、関西学院大学梅田キャンパスで開催いたします。午後からの第2部では、Harold Garfinkelの Studies in Ethnomethodology 刊行50周年を記念する特別セッションを設けました。みなさまのご参加をお待ちしております。 (大会担当世話人:森本郁代・戸江哲理) 日時:1
「あたりまえ」から学ぶ社会学。 おしゃべり、授業、TV視聴、科学実験…… 現場を生みだす日常の「実践の論理」を こまやかに記述するエスノメソドロジー。 基本を34のキーワードで学ぶ待望の入門書。 はじめに I エスノメソドロジーのアイデア──実践に学ぶ 第1章 エスノメソドロジーのアイデア 1-1 エスノメソドロジー=メンバーの方法 1-2 説明可能性(アカウンタビリティ) 1-3 インデックス性と相互反映性 1-4 定式化実践と実践的行為 II エスノメソドロジーの論理──なぜ実践に着目しなければならないか 第2章 行為を理解するとは、どのようなことか 2-1 社会学的記述 2-2 行為と規則 2-3 概念の論理文法 第3章 秩序があるとは、どのようなことか 3-1 秩序があるということ 3-2 秩序現象の再特定化 3-3 道徳的な秩序 第4章 合理的であるとは、どのようなことか 4-1
bibliography for ethnomethodology (-1989) (emca.net内) B.J.Fehr, J.Stetson, 水川による1989年までの網羅的EMCA文献リスト。 ETHNO/CA NEWS: RESOURCES ポール・テン・ハーヴ(Paul ten Have、元アムステルダム大学)によるEMCA文献リスト・オンライン文献リンク集。 1991年まで 『エスノメソドロジーの現実』, 1992, 世界思想社: 末尾文献表 (水川喜文・好井裕明 作成) 1991から1998年まで 『エスノメソドロジーの想像力』, 1998, せりか書房: 末尾文献表(pp.301-274)(山田富秋 作成) 1991年から1998年まで 『会話分析への招待』, 1999, 世界思想社: 末尾文献表(pp.223-255)(岡田光弘 作成) 1998年から2001/200
emca.jp は、エスノメソドロジー・会話分析研究会の公式サイトです。 当研究会の中心的な活動である 研究大会・研究例会 などの最新情報や、入会案内、過去の活動の記録、関連する研究会の情報などを掲載しています。今後、初学者向け紹介コンテンツも逐次掲載していく予定です。 what’s new 2024年度エスノメソドロジー・会話分析研究会入門セミナー:EMCA研究に着手する方法エスノメソドロジー・会話分析研究会: 2023年度春の研究例会・短信[2021]秋谷直矩「第9回野島久雄賞(認知科学会)受賞に寄せて」秋谷直矩・團康晃・松井広志編,2021,楽しみの技法:趣味実践の社会学是永論・富田晃夫編,2021,エスノメソドロジー 住まいの中の小さな社会秩序 家庭における活動と学び:身体・ことば・モノを通じた対話の観察から鈴木雅博, 2022, 学校組織の解剖学: 実践のなかの制度と文化五十嵐素
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