サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
TGS2024
gamemusic.blog50.fc2.com
ふと先日、このようなものがネットに現れました。 ■【閲覧注意】渡辺浩弐『2013年のゲーム・キッズ』第一回 謎と旅する女 Illustration/竹 | 最前線 ■『2013年のゲーム・キッズ』渡辺浩弐 Illustration/竹 | 最前線 - フィクション・コミック・Webエンターテイメント 『~年のゲームキッズ』シリーズといえば、ご存じの方も多いでしょう。かつてゲーム雑誌『ファミ通』等に連載された渡辺浩弐氏のSF小説で、そのデジタルホラーとでも言うべき独特の世界で織りなす1ページ分のショートストーリーは、根強いファンを生み出し、いまだに語り継がれています。今回の上のリンク先のものも、これらの小説を知っている人なら「ああ、ゲームキッズらしいなあ」と思ったのではないでしょうか。ちなみに自分はそれに加えて、どことなく90年代の脅かし系サイトを思い出しました。 このシリーズ、
ここ数年、整理する時間もテンションもなかったので雑然としていた自分の部屋ですが、やっと整理に手をつけはじめました。つかマンガが1mのタワーで5~6本出来ているのだけどどうしよ。あとCDも(仕事場に退避させてこれだし)。 まあそれはともかく、整理していたら、こんなものが出て来ました。 これ、何だかわかりますか? まあでっかく『M3』の文字があるからわかりやすいでしょうが。 実はこれ、同人音楽即売会として有名な存在である『M3』のカタログです。ただし2002年のもの、つまり10年前のカタログですね。(はじめて行ったのはこれより前なので、探せばもうちょっと古いのもあるとは思いますが、とりあえずこれが出て来たので) というわけでせっかくですので、現在では同人音楽イベントとしてすっかり巨大な存在になったM3の、約10年前の話をしてみようと思います。 ちなみにこのゲーム音楽界隈、その
今まで3回分書いてきたこの題材も、今回がラストです。いやあ、こんな書くつもりはなかったんだけど、歴史語ってると延びるわ延びるわ。 ■私と町ゲーセンの思い出(その1・昭和の時代~平成初期) - ゲームミュージックなブログ ■私と町ゲーセンの思い出(その2・2D格ゲーブーム~3D格ゲーブーム) - ゲームミュージックなブログ ■私と町ゲーセンの思い出(その3・音ゲーブーム~2000年の大氷河期時代) - ゲームミュージックなブログ というわけで、昭和から語ってきた町ゲーセンの思い出についても、今回の2000年代半ばから現在に至るまででラストとなります。 アーケードゲーム超氷河期と通信対戦ゲームの登場 Game Center [Insa-dong / Seoul] / d'n'c 前回は格ゲーブームやプリクラブームが落ち着き、町ゲーセンが超氷河期に入ったところまで書きました。時期に
このブログ、始めた当初から話題にはしやすいのだけど、少し抑えていたゲームサントラネタがありました。それはプレミアのついているゲームサントラのこと。つまり、廃盤になった後で需要が増加し、中古価格がつり上がったものですね。前回書きましたが、このブログを始めた2005年当時はゲームサントラの価値がわりと広まった頃でもあり、中古屋のウインドウにはそのようなプレミアのついたゲームサントラが並べられていました。ま、もちろんそういったプレミア価格は絶対的なものではないのですが(参考:中古ゲームサントラのプレミア価格は、全てを信じない方がいいという話)。 じゃあ何故これらについてあまり書かなかったかというと、その「プレミアがついている」という情報を流すことによって、転売などで余計価格がつり上がり、純粋に音楽を聴きたい人の入手が困難になるのが嫌だったからというのが大きいです。まあ始めた当時はこんな個人の弱
先日、格闘ゲームの世界的大会である「Evo Championship Series 2011」が行なわれました。 ■Evo Championship Series 動画も配信されていたのですが、視聴者の反応&結果などは以下のページが詳しい感じです。 ■ウメ速@格ゲーNEWS しかし、ストリートファイターIIからもう20年、バーチャファイターからも18年が経とうとしているのに、シリーズの人気がまだこれ程までに盛り上がっているのもすごいですね(まあそれを言えばシューティングはスペースンベーダー以来30年以上となりますが)。 さて、このようにストリートファイターシリーズやバーチャ、鉄拳といったシリーズは(一時消えかかったけど)今でも新作が出て盛り上がっています。しかし、格闘ゲームの歴史の中には、そんな大人気シリーズの影に隠れて消えていったものもたくさんあります。もちろんゲームに人気の差
もう10年も前になりますが、自分がとあるゲーム会社でバイトをしていた時、調べ物を頼まれたのですが、その時に手渡されたのが『大技林』という電話帳(最近なくなってきてるみたいですが)のように分厚い本。これは徳間書店からわりと昔から刊行されていた本で、「技」という名前通り、ゲームの裏技系が一挙に集められている本です。 しかしこの本の真価は、ファミコン以降のそれまで市販されているゲームの大半を網羅しているという点。ファミコンから始まりバーチャルボーイ、PC-FX、ネオジオポケット、3DO、ワンダースワンのデータもしっかりあります。それらのメーカー、発売日、価格、ジャンルなども掲載されているので、裏技がそこまで関係ない人でも資料として非常に重宝されていたのですね。 しかし、長い間発行されていなかった大技林ですが、最近12年ぶりに復活しました(まあ似たようなのが「広技苑」というので別の会社から数年
先日、Nintendo3DSの値下げが発表されました。 ■速報:ニンテンドー3DS 値下げ、8月11日から1万5000円。現所有者には20タイトルを無料配信 ■任天堂株式会社|ニンテンドー3DSを価格改定前に購入されたみなさまへ とりあえずN-styleさんが「アンバサダーってなんだ。日本語で言えや。」というのに納得。ちなみにアンバサダーというのは親善大使って意味らしいですが、覚えにくい人は昔、コカコーラから出していた「アンバサ」を発見したときのように「アンバサだー!プログラム」と覚えておくとよいかと。 さて冗談はさておくとして、この件については値下げの理由や目的から3DSの3Dのことやゲーム機能についてのこと、それとよく引き合いに出されているソーシャルゲームとの競争などについて色々なことを考えてみたのですが、あまりにも思いついたことが多すぎるので、順を追って書いていこうと思い
今日、ネット巡回していたら、非常に驚きのニュースが。 ■ジー・モード宮路社長が急逝 「グランディア」など手がける - ITmedia ニュース SF小説の巨人、小松左京氏が亡くなった驚きが冷めないうちに、今度はゲーム業界で偉大な功績を残してきた人が亡くなったというニュースに驚きを隠せません。 PC-88で活躍 古くからのゲーマーは、宮路武氏と関わりが深いゲームハードといえば、主に二つのキーワードが思い浮かぶと思います。それは「PC88」と「セガハード(メガドライブ、セガサターン、ドリームキャスト)」。 宮路武氏はまだ日本にパソコンが全然普及していない頃からアスキーなどの専門誌で活動をしており、そのうち兄の宮路洋一氏と共に1985年、ゲーム会社ゲームアーツを設立します。当時はまだファミコンも発売したてで、パソコンといえば8ビット機のPC-88などが主流の時代でした。そしてゲームアーツ
ここ最近、思うところあってパッケージ以外のゲーム、すなわち携帯機やiPhoneのダウンロードゲームやSNSやケータイなどのソーシャルゲームの類をいろいろとやっています。これらについていろいろ思ったことは次回以降に書くとして、今日は先日見つけた非常に注目すべきiPhoneアプリのゲームを。それは『グルーヴコースター』というタイトー製の音ゲー。 タイトーは以前からiPhoneアプリでゲームを出しており、特に『スペースインベーダー インフィニティジーン』はiPhoneアプリでもかなりの人気を博したゲームで、ゲームのみならずあちこちのアプリサイトで評価されていました。そのデザイナーである石田礼輔さんが作られたのが、この『グルーヴコースター』になります。 ゲームの基本は音ゲー。音楽の流れに沿って、ライン上を移動するカーソルとポイントが合ったらそれを押すという、音ゲーの非常に基本的なものですが
ここ数年の任天堂ハード、すなわちWiiやDSにおいては、任天堂製のソフトが強い状態いということがよく言われます。しかし、これは今に始まったことではなく、任天堂は自社の発売するハードにおいてハードメーカーであるのと同時に、マリオシリーズ、ゼルダシリーズなど発売の度に注目を浴びるソフトを大量に抱える有力なソフトメーカーでもありました。 しかし、ファミコンの時代からこれら任天堂が出すソフトに勝るとも劣らないくらい、いや、もしかしたらそれ以上に注目されている会社(サードパーティー)がありました。そのサードパーティーや、それにまつわる話の思い出を今日は少し。 ファミコンのカセット / june29 ファミリーコンピュータとナムコ(ゼビウス、ドルアーガの塔など) ファミリーコンピュータ、略称ファミコンは1983年に誕生し、その後は家庭用ゲーム機の代名詞になるくらいの大ヒットとなりますが、発売までの
いきなりですが、大槻ケンヂの小説『新興宗教オモイデ教』の中で、主要登場人物の1人である中間の台詞として以下のようなものがあります。 『ええんとちゃいます、僕は耳ざわりな唄は大好きや、人を嫌な気分にさせるっちゅうのは、そんだけで存在感のある唄なんやないですか』 『新興宗教オモイデ教』自体もおもしろい小説なのですが、だいぶ前に読んだのにこの言葉はけっこう印象に残っています。 世の中、つまらない音楽というのはたくさんあります。しかしそういうものは「つまらない」という感情で終わってしまい、それ以上は人の感情を動かすことはありません。しかし嫌な気分にさせる唄とか音楽というのは、「愛の反対は憎しみではなく無関心」というマザー=テレサの言葉じゃありませんが、マイナス方向であれ人に強い印象を与えるわけです(もちろん、BGMとかの場合意図的に印象に残らないように作ってある場合もあるので、そちらが劣ってい
四十九日も終わりそろそろ色々復帰しないとなあとは思っているのですが、どうも燃え尽き症候群みたいになってやる気がイマイチ起きなかったので、家の掃除や片付けなど今まで長期間出来なかったことをしていました。で、勢いで自分の部屋も掃除にとりかかったのですが、その際長年放置していた物置や本棚の奥からいろいろ面白いものが出てきました。というわけで、今日はそれでゲームがらみのものを、私のその当時のゲームライフの思い出と一緒に出してゆこうと思います。 NG~NOURS(ナムコの配布していた小冊子) 古参のゲーマーなら、『NG』という名前を聴くとある意味伝説的なものを感じる人もいるでしょう。これは1980年代、ナムコが配布していたもの。このテの広報用小冊子のはしりと言えるものですね。創刊は1983年で、まさにアーケードではナムコのゲームが超人気となっていた時代です。。内容は広報誌なのに読者コーナーなどが充
ちょっと前にTimestepsでこのようなエントリーを書きました。 ■過去、日本で起こった大きなデマとその顛末 : Timesteps ここでは、過去に日本で起こったデマについて採りあげてみたのですが、これを書いている時、そういえばゲーム業界でも過去、デマみたいな情報が何度も流れたなあというのを思い出していました。 というわけで、ゲーム業界に流れたゲーム系やその他のそのテのもので、思いついたものをちょっと書いてみようと思います。 ゼビウスのデマ(バキュラ&アナザーワールド) 1983年にナムコからアーケードゲームとしてリリースされた『ゼビウス』はたちまちゲーマーを虜にします。そんな時、流れた噂があります。ひとつは途中で出て来る回転する板のような敵キャラ「バキュラ」に関するもの。これに256発当てれば破壊できるという噂が流れました。ですが実は破壊できません。開発者の遠藤氏も公言してい
数ヶ月前にiPhone4を購入しました。そしていろいろなアプリをダウンロードしており、もちろんゲームも有料の物や無料のものをいろいろとダウンロードして楽しんでおります。 で、その中には過去にコンシューマなりアーケードで出たゲームをiPhone用に移植したものもあるのですが、どうも違和感が。それはもともとこそれぞれのハードに、特にコントローラでの操作に最適化されているものを、iPhoneのタッチパネルという全く別のデバイスに移しているわけだからだということに気づきました。そのことについては前回書きました。 ■参考:ゲームは左方向キー+右押ボタンという操作系から脱却できるか - ゲームミュージックなブログ とはいえそれらはタッチパネルでも操作できるようにがんばってはいるのですが、そうしても超えられない壁があります。それは「ボタン」の存在。もっと言い換えると、「ボタンを押すことによる反応」
最近、PS3のMoveとか、X360のキネクトとか、ゲームにおける新しい操作系が出てきましたね。 もちろん空間的な操作ができるものは今に始まったことではなく、先にはWiiがあります。 さらにこういった空間系の操作法だけではなくDSやiPhoneなどのタッチパネルなども出てきており、それらは今までゲームのコントロールに使われてきた左手で方向キー(十字キーやアナログキー)を動かし、右手でボタンを押すという仕組みから別の形への変化を遂げたように見えます。 最近、ゲームメディアの記事ではこれらのデバイスが新しくすばらしいもので、今までのゲームに取って代わるみたいに書かれることがあります(とりわけiPhoneとか)。では、本当にこれらの新しい操作系は、既存の左方向キー+右押しボタンの操作法にとってかわるものになるのでしょうか。 最初に私の考えから言ってしまうと、答えは「NO」だと思いま
ネット上を見ていると「ゲームセンターは終わった」という言葉をたまに見つけることがあります。これはおそらく ただ、昔からゲーセン通いの人はわかるとは思いますが、この「ゲーセンは終わった」という台詞、今に始まったことではなく、昔から言われていたのですよね。それは10年やそこらではなく、おそらく30年はさかのぼれると思います。 というわけで、今日はゲームセンターがピンチと言われた歴史を辿ってみたいと思います。 ★スペースインベーダーブームの終演(1979年~1980年) 1978年、『スペースインベーダー』が大ブームを超える社会現象にまでなり、アーケードゲームが大発展したのは多くの人が知るところでしょう。 しかしブームは翌年には収束してゆきます。すると今までインベーダーブームに乗じて次々と出来ていたゲームセンターやインベーダーハウスの収益が一気に落ち込むことになります。 しかも当時、ゲ
最近、巷で3D製品が溢れています。そして『Nintendo 3DS』が発表され、ゲームでもその波が来るのかもしれないという感じになっていますね。 しかし、このような場合で使われている3Dというのは、当然のことながらイコール3次元ではありません。それはあくまで2次元のものを、人間に立体に見せるような技術でそうしたものを指しています。 そして、そういう「人間に立体に見せるような技術」というものは、ゲームでは今に始まったことではなく、昔から、それこそゲームが登場してから間もない頃からその試みがあったのですよね。それは「技術」と言うよりは、見せ方という「方法」の意味合いが強いですが。 というわけで、今日はかつてゲームにおいて当時「3D」と呼ばれた技術が使われたゲームについて振り返ってみたいと思います。 ちなみに選んでいるものは筆者の独断と偏見ですので「これがないぞ!」とか「これはちょっと強
先日、東京ゲームショウが行われました。私は仕事で行けませんでしたが、ネットで見る限りアイマス2の発表とかいろいろあったようですね。ただ、個人的に一番のニュースは、X360において、あのサターンの名作『レイディアントシルバーガン』が配信されることが発表されたことです。 ■TGS 10: トレジャーの名作『レイディアントシルバーガン』がXBLAで復活 - Game*Spark さて、東京ゲームショウの開催時には、いつも同時に「日本ゲーム大賞」というものが行われます。前身のCESA大賞から数えると、今年で14回目になるみたいですね。 ■日本ゲーム大賞2010 で、この日本ゲーム大賞ですが、以前からその受賞作や存在についていろいろ言われることがあります。代表的なのは、その年にもっと出来のよいソフトがあるのに、それが選ばれないで評判はともかく売れた大メーカーのソフトが選ばれるという感じで。あ
ちょっと前にこのようなエントリーを書きました。 ■次世代の据置ゲーム機の発売はまだ時間がかかるのではないかと思う話 - ゲームミュージックなブログ ここで書いたように(あくまで個人的な予想ではありますが)今度の据置機が登場するまでは、数年かかると思っています。 そして、もしかしたらその時、据置機というものについて、その定義が変わるくらいの大きな変化があるかもしれないとも思っっています。それはある意味今までの新ハードで見られたような映像技術の革新や、Wiiに見られた操作性の転換よりもさらに大きなもの。それは「テレビからの解放」。 テレビを必須としてきた据置機 今まで据置機というものは、長い間ゲーム機&ソフトの他に必ずなくてはいけないものがありました。それはテレビ。ファミコン以来30年近く、据置ゲーム機というものはテレビに接続することが必須でした。そしてそれは現行のWii、PS3、X3
マンガブログとどっちに書こうか迷いましたが、訪れる人的にこっちのほうが通用しそうなのでこちらで。 マンガにおいて、ゲームのネタが出て来るものというのはたくさんあります。ただ、多くの場合は有名どころ、すなわちマリオやDQ、FFといった有名ゲームや、スペランカーは弱いとか、ロックマンはティウンティウンと散るとか誰もがわかりそうな一般的なネタが使われることがほとんどで、コアなゲーマーを満足させるようなネタはなかなかありません。その理由は簡単で、わかる人が少ないから。つまり、わからない人にコアなネタをやっても、わからないが故に通用しないのですよね。たとえば『レイストーム』の隠語で「ハマチ」というのがあります。これは6面ボスのアラリックのこと。それは、設定で、このボスが量産化できない理由は、ハマチの脂が使われているためというのからきているのですが、知らない人には言われても全く通用しないでしょう。で
8/29はオリジナル創作同人誌イベント『コミティア』に行ってきたのですが、その帰り、ちょっと原宿に寄ってみました。目的は、原宿VACANTにおいて『横井軍平展』をやっており、丁度日曜が最終日だったので。 ■CBCNET : TOPIC » Blog Archive » 「横井軍平展 -ゲームの神様と呼ばれた男-」@原宿VACANT これは、ゲームの歴史において欠かすことの出来ない開発者、横井軍平氏の開発したものを展示するものです。最近『ゲームの父・横井軍平伝』や『横井軍平ゲーム館』の復刻版が刊行され、そこで横井さんの開発したものの数々が紹介されていたのですが、写真のみならず実物を見たい、と思っていたところにちょうどよいイベントでした。本当は数日前に行なわれたトークショーも行きたかったのですが、そちらは都合により断念。 ■参考:Togetter - 「横井軍平展・トークショーに行けなか
本当はTimestepsに書こうと思っていたけど、ネタがあまりに限定的な人向きなのでこちらに。 かつてあったアーケードゲーム専門雑誌『ゲーメスト』の存在は、このブログを訪れる方ならかなりの方が知るところでしょうが、そこでマンガやイラストを書いていた方は、かなり印象に残っている方も多いと思われます。ゲーム本編のキャラになった『さくらがんばる!』(中平正彦氏)とか、『ケロロ軍曹』を後に描くことになる吉崎観音氏とか。その他にも投稿欄からプロマンガ家になった人も大勢いますね(これについてはどこかでそのうち)。 しかし、ゲームマンガでも投稿イラストでもなく、かなり記憶に残るマンガが『ゲーメスト』には長期にわたり連載?されていました。その名前は『てくな~とマンガ』。これでピンときた人はかなりディープな人でしょう。 テクナートとは、大阪にあったアーケード基板屋。今ではめっきり少なくなりましたが、当
かつて「(据置)ゲームハード5年周期説」というのがよく言われていました。これはゲーム機の据置ハードは、5年周期で次の世代のハードが各社から発売され、次世代ハード戦争が起こるというもの。たしかに1983年のファミコン発売以降では ・1989年前後:PCエンジン、メガドライブ、スーパーファミコン、ネオジオ 等 ・1994年前後:3DO、SS、PS、PC-FX、ニンテンドー64 ・1999年前後:ドリームキャスト、PS2、ゲームキューブ、Xbox ・2005年前後:PS3、Wii、X360 といった感じで、だいたい5~6年周期で新ハードがぞくぞくと発売され、シェアを奪い合う戦争が出てきています。 となると、2010年の今、前のハードから5年目を迎えるので、そろそろ携帯機だけではなく据置機の新ハード情報が出てきてもおかしくないとは思いますが、今のところ新ハードの情報は既に発表された3DS
Twitterでは書いたのですが、先月iPhone4を購入しました。 で、スマートフォン自体購入したのは初めてだったのですが、たしかにいろいろと楽しいし便利。購入してよかったと思います。 さて、iPhoneといえばゲーム系のアプリも豊富で、以前から既存のゲームハードに取って代わるくらいになる、という予測を見ることがあります。 ■参考:ゲーム機「iPhone」大ヒット 近い将来「DS」「PSP」抜く? (1/2) : J-CASTニュース ■参考:“ゲーム機”「iPhone」が 市場を席巻する日(前編):日経ビジネスオンライン これは携帯電話としての市場としてや、ソフトの単価が安いことなどから言われることでしょう。ただ、自分はiPhoneがそれなりにゲームが遊べるようになるというのはともかく、既存のゲーム機にとってかわるというものに対しては、前から懐疑的なのですが。というのは、既存
ここのところ、多忙から解放されたために(全く仕事がない状態とも言う)、今まで全く出来ていなかった自分のブログの更新や移転、細部の修正などを行っています。ちなみにこのタイミングでマンガブログの方で、個別記事へアクセスできないという障害が発生してしまい、どうしても解決しないのでとりあえず生きているデータを引っ張り出して、新しいサーバに構築し直しました(暫定移転先はこちら。まだ工事中)。本格移転するかどうかは数日以内に決めます。 とはいっても、何もブログばかりやっていたわけではありません。せっかく久しぶりに空いた時間を利用して、今までじっくり読めなかったネットの情報を読んだり、不安定だったPCの調整をしたりもしています。そしてもちろんPCを離れて、借りたのに環境が整っていなかったために仕事をせず、単なるマンガやCD置き場となっている仕事場の整理をしたり、部屋の整理や買い物もしたり、さらには手を
現代において、ゲームオリジナルではない他の媒体のコンテンツ(マンガやアニメ、映画やテレビ番組等)を利用するゲーム(○○のゲーム化)というものは、珍しいものではありません。それこそファミコン初期のソフトにも『ポパイ』『グーニーズ』などそういったものが含まれてました。 その中にはただ版権をもらってきてそれをゲーム化するというだけではなく、その元のコンテンツと連動する、いわゆる「タイアップ」というものが存在します。例えばとある歌い手の新曲をそのゲーム内の主題歌として利用したり、とある商品の発売にあわせてそれをゲーム内に登場させたりというものですね。また逆にゲームを他の媒体(マンガなど)に登場させるという方法もあります(ある意味版権をとってきてそれをゲーム化するだけで、元コンテンツにはそれほど影響しないものもタイアップと言えるかもしれませんが、ここではお互いに影響をおよぼすことを意図するものをそ
仕事その他のことが手一杯でこちらのブログは一ヶ月以上間を開けてしまいました。とりあえずリニューアルも考えていたのですが、その暇もないしどうしようかなあとか。それで今色々考えているので、それは実行してからってことで。 それはともかく、前からストックしていたネタを消化する感じで今日は書いてゆこうと思います。 さて、皆さんは「ゲーム史上で一番商業的損失を被ったソフト」というと、何を思い浮かべるでしょうか。こう書くと、日本で高ⅠとⅡでのべ70億かけて作られたと言われているドリームキャストソフト『シェンムー』あたりを思い浮かべるでしょう。ですが、そんなのは甘いです。実際、セガは潰れていません(その後数々の幸運もあったのですが)。しかし、業績がわりと好調だった会社を一発で傾けることになった作品が存在し、今でも多くの人に「ゲームソフト史上最大の商業的失敗作」と言われている散々なものが存在します。しか
今まで3回続けて書いてきましたが、最初に思いついたのは今日書くことでした。その前段階の話もまとめておく必要があったかなとおもったのでそちらから書いてゆきましたが、やっと本論にたどり着きました。とりあえず今日のエントリーだけでもよいのですが、前のを読まれるといろいろといい感じです(私が)。 ■古の音を今に生かしているゲーム音楽 - ゲームミュージックなブログ ■曲がゲーム音楽として作られる際の音源以外の個性 - ゲームミュージックなブログ ■昔、ゲーム音楽コンポーザーはハード技術者にも近かったという話 - ゲームミュージックなブログ では、今日はいよいよ「現在の業界再編におけるゲーム音楽の危機の可能性」について書こうと思います。 前回、最近のゲーム業界ではゲーム不況の煽りのほか、ハードが外部で作った音をそのまま収録できるようになってしまったために、かつてはゲーム音楽を作るだけでもハ
今日は先日の予告に沿う形で「現在のゲーム業界におけるとある変化が、ゲーム音楽に影響を及ぼすのではないか」ということを書こうとしたのですが、その前の前提として書いておかなくてはいけないことがあると思ったので、そちらを先に。 とりあえずこのエントリーより先に書いた以下のふたつのエントリーと微妙に繋がるので、まだの方はそちらを読まれた方が理解しやすいかもしれません(このエントリーだけでも大丈夫ですが)。 ■古の音を今に生かしているゲーム音楽 - ゲームミュージックなブログ ■曲がゲーム音楽として作られる際の音源以外の個性 - ゲームミュージックなブログ 最近、このようなニュースがありました。 ■「FFサウンド浜渦正志」氏の退社?と、スクエニ巨額の資金調達 PlayStation-CSブログ/ウェブリブログ ■Square Enix Music Online :: Video Game
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『ゲームミュージックなブログ』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く