アムステルダムの運河を散策したのだけど、なんだか落ち着かない。空気が微妙に揺らいでいると思って目を凝らしてみると、建物が本当にゆがんでた。それも1つや2つではない。街のあちこちの建物がゆがんでいるのだ。なんでなのかな。オランダの大工は適当なのかな。意匠的な意図を持ってやったのかな。不同沈下で仕方なくこうなっちゃったのかな。 【追記】アムステルダムのゆがんだ建築物について、ほんの少し情報を収集してみるだけで、いろんなことがわかってきた。 まず、建物正面は「わざと」わずかに前傾させてつくられている。窓からの荷物の引き上げ、上階における空間の獲得、水による痛みや汚れの防止などに有利なためである。その角度は建設年代によって異なる(たとえば現在は垂直)ため、混在しているとファサードが揺らいで見える。 次に、干拓を繰り返して造成した軟弱な地盤の沈下により、「しかたなく」傾いてしまった。しかも建設年代に