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さて、電子ピアノプリセットの古典音律の中に、ピタゴラス律というのがあります。 ピタゴラスは「三平方の定理」で有名な、紀元前5世紀頃に活躍した数学者ですが、現在知られている音律は多くが16世紀以降のものなので、ピタゴラス律は非常に古いと言えます。 音律の構成はとてもシンプル↓↓↓ 純正より24セント狭い、ピタゴラス音律のウルフ↓↓↓ 大変マヌケな(笑)響きで、五度として使うのは音楽的に無理です。 ハ長調など調号の少ない曲では、G#-E♭を五度として使うことはあまりないので、標準ではウルフがこの位置なんですが、実際に試してみると・・・ モーツァルト ソナタ ハ長調 K.545 第1楽章(途中まで) ウルフには抵触しませんが、何となく旋律がキマらない&響きのまとまりが悪いです。 これは、ピタゴラス律の広すぎる長三度(平均律よりもさらに広い)のせいで、多分モーツァルトはこの曲を、もっと長三度が純正
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