サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
WWDC25
handon.hatenablog.jp
こんばんは。 Mastodonインスタンスの1つである「handon.club」では,昨日より外形監視を始めました。構成は,Prometheus+Grafanaのオンプレ構成です。 今日は,今回構築した「handon.club」における外形監視の例を使って,Mastodonサーバの外形監視方法についてご紹介したいと思います。なお,日本語で設定方法を解説している記事が見つからなかったため,具体的な設定の方法についても触れたいと思います。 外形監視 本投稿でいう外形監視とは,「HTTPレスポンス」に関する統計情報(メトリクス)を指します。一般に外形監視とは,サーバのCPU利用率やディスクI/Oといった内部の情報ではなく,サーバの外部から見える範囲での情報を使った監視のことです。よくあるping監視もそのうちの1つと考えますが,今回はHTTPレスポンスに限った話をします。 Mastodonインス
はんドンクラブは電気通信事業者として届出をしています.この記事では,今後同様の届出をすることを考えている方に向け,この背景をご説明できればと思います.2部制の予定です. 電気通信事業とは まずは電気通信事業の定義です.総務省によると,以下3つを満たすものが電気通信事業と定義されています. 【電気通信事業の定義】 「電気通信設備を他人の通信の用に供する」 自分以外が一切使わない場合は該当しない 「電気通信役務を他人の需要に応ずるために提供する」 個人のWebページ開設など,自己の需要(言葉は悪いが『自己満足』)のためであれば該当しない 「事業である」 一時的なものは該当しない いくつか注意点を説明します. まず,電気通信設備とは,ルータ・サーバ・無線装置・伝送路などを差します.ネットワーク機器に限らず,サーバであっても該当するのです.また,このサーバについては,他人の設備,例えばレンタルサー
こんばんは.今後,handon.clubのサーバ構成について詳細な説明記事を書く予定です.しかしそのためには,まずはMastodonの動作原理について解説しておいた方がよいかなと思います.この記事では,Mastodonを構成する技術要素について,特にスケーリングの観点を中心に説明します. 今日の記事は主に,ソフトウェア技術者向け(ある程度のバックグラウンドがある方向け)に書いてみます.ただ,それだけではおもしろくないので,後日一般向けの記事にもチャレンジしてみるつもりです.読んでみて,ちんぷんかんぷんだった方は次回をお待ち頂けると嬉しいです! 全体の概要 以下に,Mastodonの動作原理の概要図を示します.ここで,図中では,正確性は犠牲にしており,わかりやすさのため単純化していることはご留意下さい. Mastodonの動作原理概要 まず,Mastodonはwebアプリケーションですので,
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『handon.hatenablog.jp』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く