『ダ・ヴィンチ・コード』などの翻訳を手がけていらっしゃる越前敏弥さんから問い合わせがあり、越前さんのコラム「出版翻訳あれこれ、これから」で、当ブログの出版翻訳の印税や契約についての記事を紹介していただきました。ありがとうございます。 dotplace.jp 越前さんも書いていらっしゃるように「印税の話というのは書きにくいし、あまり書きたくないのが本音」です。 それでも、経験者がどこかに書いておかないと、新たに翻訳をやろうとする人たちは不安になると思うのです。いや、知るとかえって不安になるかもしれませんが……(笑)。 そして、越前さんが書いているように、「部数を増やすために、できる範囲で精いっぱい動くことが、いま翻訳者がいちばん注力すべきことだ」というのは同感です。「個々の本のプロモーションにかかわるだけでなく、翻訳書全体が少しでも多く読まれるための仕掛けをどうにか作れないか。翻訳者が翻訳だ