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TGS2024
house-vision.jp
分かれてつながる/離れてあつまる/ふたたび 「HOUSE VISION 2/2016東京展」は無事閉幕しました。最終日は5000人を超える記録的な入場で、会期を経るごとに入場者数がうなぎのぼりに拡大していく入場傾向と、若い人々がひしめく熱気に、主催者側も大きな高揚感を得ることができました。当初より海外メディアの取材が多く、結果として海外からの来場比率が非常に高かったことも今回の特徴でした。 展覧会テーマ「Co-dividual 分かれてつながる 離れてあつまる」は、これ以上ないほどに分断されてしまったコミュニティや家族、人口減少が進む地域、少子高齢化が進む社会、さらには細分化されてしまったテクノロジーなどの現代の課題を、いかに新たな環境の中で再統合していくかという視点を提供するものでした。 会場で毎日催された50回を超えるトークセッションにおいては、社会学者、哲学者、ビットマネーの発案者、
日本の都市、特に東京は、江戸時代から最大人口を持つメトロポリス。ここで営まれてきた暮らしは、経済成長の峠を超えた今日も、そして未来も資源にあふれ、可能性に満ちています。ここに私たちは、未来資源をさがさなくてはなりません。まずは「家」です。明治以来、近代化、つまり西洋化に向けて走り続けてきた日本は、マネーだけでは幸せがつかめないことを学びました。日本の伝統や価値についての自覚も芽生えています。そんな21世紀の日本という土壌に、どんな木を植え、どんな果実を収穫するか。一方では、日本のものづくりも変わろうとしています。テレビや冷蔵庫といった単品から、家そのものが総合家電へと進化しはじめています。やがて電力供給から通信・移動のシス テムを含んだ大きな仕組みがハード、ソフトの両面でつながっていきます。その結果を、「住まいのかたち」に探ります。 コミュニティも土地や建築の価値も、すべてを本質において捉
原研哉ブログ 家はどこにあるのか? 第6回 最初の展覧会を終えて 第5回 それを作れば、彼が来る 第4回 扉の開く音 第3回 HOUSE VISON in ASIA 第2回 日本の家を輸出する 第1回 住宅リテラシー 1958年生まれ。デザイナー、日本デザインセンター代表取締役、武蔵野美術大学教授。「もの」のデザインと同様に「こと」のデザインを重視して活動中。2002年より無印良品のアートディレクションを担当。 また『RE DESIGN』『HAPTIC』『SENSEWARE』など価値観を更新していくキーワードを擁する展覧会を数多く手がける。近著『Designing Design』、『白』は世界各国語に翻訳され多くの読者を持つ。 日本の家を輸出する。こう言うと、狭くて画一的な住居が世界の人々の興味を引くのだろうかと怪訝に思われるかもしれない。 しかし、玄関で靴を脱ぐ暮らし方は、身体と環境が直
HOUSE VISIONは、「家」を多様な産業の交差点と考え、 産業の新たな成長点を見出していく展覧会です。 2011年より建築家・クリエイター・研究者・企業・行政との対話を重ね、 2013年、2016年に東京展、2018年に北京展を開催してきました。 そして2022年5月、会場を韓国ソウル郊外に移し、 HOUSE VISION 2022 KOREA EXHIBITIONを開催します。 魚の養殖と野菜の栽培を組み合わせる、アクアポニックスという 高効率農業を実践してきた企業、MANNA CEAを開催パートナーに迎え ハイテク農業を背景とした郊外型の新しい生活環境を提案します。 「農業」とは太陽エネルギーを植物の力で食物として蓄えることです。 この原点に立って、先端テクノロジーを用いて生産効率を最大化することで、 都市の外側にいかなる暮らしや充足のかたちが見えてくるのか。 韓国の建築家と作り
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