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imimemo.blogspot.com
「意味」にまつわる意味深長で多様なテーマを取り上げています。 2011年2月13日から1年間ほどhttp://yakuruma.blog.fc2.com に移転して更新していましたが、2011年12月28日より当サイトで更新を再開しました。上記サイトは現在『矢車SITE』として当ブログを含めた更新情報やつぶやきを写真とともに掲載しています。
以前から、文の縦書きと横書きについて考えていたことをまとめてみたいと思っていたのですが、この問題に付いて特に専門的な研究や発言をフォローしてきたわけではないので、一般的な現状認識がどのようなものであるのかを知りたいと思い、手頃な参考書として次のの本を見つけて一読してみました。『横書き登場』、屋名池誠著、岩波新書。 膨大な資料を網羅してまとめられたこの本によって日本における縦書きと横書きの歴史的な推移についてはほぼ見通せるようになっていると思います。ただ、縦書きと横書きそれぞれの機能性については、「結局、縦書き、横書きには殆ど優劣の差はないといえよう。」と結論づけられているように、「優劣」という観点で包括的に捉えられ、縦書きと横書きそれぞれの持つ機能的な個性、特質については掘り下げられることが少ないように思われました。個々の問題に付いての優劣の比較はともかく、何事も最終的に「優劣」の比較で結
この記事はそのブログの建前として、毎日新聞科学欄の記事に即して書いたものだった。その時はあまり系統的に、また緻密に考えることはなかったのだけれども、その後もこの問題については色々と考えざるを得ず、折を見て考えをまとめようと試み、今回一通り納得がゆくようにまとめる事ができたと思う。 「ニセ科学」という言葉、概念を根拠にある種の言説を批判する立場 の多くは、建前上、そういう理念的というか理想的な科学を根拠にそういう批判を行っている訳だが、実際、現実にはそういう理念的な科学ではなく、現実のコミュニティーの内実から沸き上がってくるような批判を行っているという事ができそうな気がする。というのは、次のような事情があると思うのである。 現実の科学はオーソリティーをよりどころとする1種のコミュニティーの存在抜きには存在し得ないものである。プラトン以来、ギリシャから世界各国に引き継がれ、日本ではそういう名前
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