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TGS2024
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3. 投擲的発話 私は彼らの発話の形式を,「普通の大きさの声」か「大きな声」か,そして「相手を特定している」か「特定していない」か,という二つの基準によって,四つに分類した。 「普通の大きさの,相手を特定している」発話 = 通常の対面的会話 「普通の大きさの,相手を特定していない」発話 = ひとりごと,赤ん坊の泣き声など 「大きな声の,相手を特定している」発話 = 「遠距離会話」 「大きな声の,相手を特定していない」発話 = 「投擲的発話」(後述) 彼らの発話形式がこれら四つの象限を,自在にふらふらと浮動している。 たとえば日本人であれば,遠くの人を呼ぶ必要が出てくると,「気持ちを切り替えて」呼ぶということをする。 しかしボンガンドの人々は,小声の発話から大声の発話まで,そして相手を特定した発話から特定しない発話までを,連続して変化させているのである。 村の長老Baohandaがボナンゴを
括弧の意味論 目次 第I部 括弧という現象 第1章 括弧をめぐる遍歴 1 括弧が気になる 週刊誌の括弧/現代思想の括弧 2 統語論的括弧と意味論的括弧 区切る働き/統語論的括弧: 要素同士の関係を示す/意味論的括弧: 区切ることによる意味の変容 第2章 括弧という現象 1 週刊誌の見出しにおける括弧 塗りつぶし括弧/過去の見出しの調査/七〇年代における括弧の急増/ 週刊新潮と編集者・斎藤十一 2 現代思想における括弧 OCRと青空文庫による調査/「括弧率」の算出 3 括弧的な現象たち 新左翼系の文章/昭和軽薄体、2ちゃんねるの文章/エア・クォーツ/ バラエティ番組のテロップ/半疑問と「なんちゃって」/「あの」と「アレ」 4 相互行為の中の括弧 相互行為の枠づけ/区切ること自体の効果 第3章 括弧の歴史 1 日本語の中の括弧 日本語における約物/括弧の導入/潜在的な意味論的括弧 2 日本語以
2011年2月に刊行された「括弧の意味論」の内容を補完するホームページです。 ★ NTT出版の紹介ページ ★ Amazonのページ ご意見・ご感想は までお願いします。 クリック → 拡大画像 ■ 書誌 書名: 括弧の意味論 著者: 木村 大治 (きむら だいじ) 出版社: NTT出版 刊行日: 2011.2 ISBN: 978-4-7571-4265-7 ページ数: 248pp. 本体価格: 2300円 (消費税込みで2415円) ■ 目次を見る ■ 書評 江渡浩一郎氏のつぶやき 小飼弾氏のブログ 週刊新潮 2011年3月10日号 (3月3日発売) 度量の大きさに感謝します 読売新聞 2011年3月20日 産経新聞 2011年4月3日 日本経済新聞 2011年4月3日 雑誌「談」編集長・佐藤氏のブログ 以前取材していただきました 愛媛新聞 2011年4月17日 みなさま丁寧に読んでいただ
あなたの書いたテキストの中で,どのくらい括弧,引用符が使われているかを調べます カウントする括弧の種類は右のとおりです: 「」『』()()<>〈〉《》<>[][]〔〕【】{}“”〝〟" (半角鉤括弧「」は数えません) テキストを入力してください
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