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junyakondo.hatenablog.com
「新穂高温泉からスタートして、穂高岳をぐるっと一周するコースを、1回で走りきれないかと思ってるんですよね」 と尾崎が話しているのを聞いたのは、確か去年くらいだった気がする。 笠ヶ岳から上って、双六山荘から槍ヶ岳を経て、大天井岳、常念岳、蝶ヶ岳と縦走し、一度上高地に降りて、最後は焼岳を越え、また新穂高温泉に戻ってくる、という一周コース。確かにちょうどうまく一周できるし、日本の山岳コースの中でも、屈指の景色が楽しめる名ルートだ。ただし道は険しい。 その時は、 「そんなメチャクチャなコース、行く人がいたらすごい」 と思いながら、自分が行くことなんて想定していなかった。 登山をする感覚から言えば、このコースを一度も止まらずに走る(歩く)というのは、ちょっと考えられないルートである。 距離的には70kmほどで、トレランレースで走る範囲に入ってくるのかもしれないけど、さすがに3000m級の稜線である。
「滋賀県を、トレイルをつないで一周できたら面白そう!」 滋賀県周辺に住んでいる人なら、誰でも一度は思いますよね。(え、思わない?またまたご冗談を。) 滋賀県の回りには、単独でも魅力的な山がたくさんあります。比叡山、比良山、高島トレイルに余呉トレイル、奥伊吹の山々、伊吹山、そして100kmにも及ぶ鈴鹿山脈。 これらを全部つなげて、ぐるっと一周できたら、どんなに楽しいかと思いませんか。(ほら、だんだん面白そうだと思ってきたでしょ) ということで、やってみました。自分の足で。こんな風に。 全長475km。累積標高25899m。全部で11日間かかりました。 やっぱり道はつながっていました。じっくり時間をかければ、本当に一周できるんですね。 「そりゃそうだ」という声が聞こえてきそうですけど、最初計画を立てたときは、途方もなく思えたんです。本当に行けるようには感じられませんでした。 でも、ありきたりで
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