4月某日、所属企業からのレクチャーを盲信するMRに出くわした。企業人としては正しいのだが、社会的役割から言えば有害。 具体的には、「弊社薬剤にて、骨粗鬆症治療は万全です」という言葉にかちんと! さらに、薬物療法が、骨粗鬆症の一次予防として、死亡率や合併症などの重大アウトカムに 影響を与える報告があるようなことを賜った。 骨粗鬆症薬物治療というのは全人的に影響を与えるほどのインパクトあったっけ? 要するに、「エビスタ」、「フォルテオ」だけで、骨粗鬆症治療は万全だそうだ。 そして、薬物一次予防治療はすでに確立しているそうだ。 骨粗鬆症に関してそれほど上記薬剤って立派なクリニカルエビデンスあっただろうか? NGCのガイドライン 「Alendronate, etidronate, risedronate, raloxifene and strontium ranelate for the prim