第6回最先端NLP勉強会のため、東大本郷キャンパスに行く。最近あまり論文を読めていないので、こういう機会はありがたい。 最初の担当だったが、なんとか終える。自分が紹介したのは Baroni et al., Don't count, predict! A systematic comparison of context-counting vs. context-predicting semantic vectors, ACL 2014. という論文。スライド(質疑込み)はこちらで公開している。 事の発端はnlp blog の読書会の記録を読み、たとえば word2vec のような深層学習を用いた最近の分散表現の研究は、意味処理のこれまでの蓄積の上に成り立っているように見えない、と疑問に思っていたのは自分だけじゃなかった、と安心したからである。そして、実際これまでの研究と比較しても、分散表現に