野北漁港 ワシら夫婦は変態の一員である。 いや・・・昨年までは立派な変態であったと言った方が正しいのかもしれない。 昨年くらいまでは、どんなに暑かろうが、ワシらはせっせと海に出かけ、お魚さんと戯れていた。傍から見ると「ド変態」である。熱中症の危機をも省みず、炎天下の磯で、ぜえぜえと息を切らしながらも、魚を釣り上げると、変態的な不気味な笑みを浮かべ、喜んでいたのである。 ところが今年はどうか・・・。すっかりとその変態ぶりはなりをひそめ、家の中でクーラーにあたりながら、「暑ちいよお~」と情けない言葉を漏らし、普通のヒトに成り下がってしまった。そう、ワシらは変態失格のレッテルを貼られてしまったのだ。 普通のヒトに成り下がってしまったワシらは、変態さんたちのパワーを吸収すべく、真昼間の波止場へ、変態調査に向かった。 35℃を軽く超え、コンクリートの照り返しを考慮すると、おそらくは40℃近い体感温度