サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
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Substackを一言で言い表すのは至難です。それはメールのニュースレターを配信するサービスであり、ブログであり、ポッドキャストや動画サイトでもあります。 Substackは文章を中心として、なにか声を上げたい人のためのプラットホームで、ジャーナリストやブロガーやクリエイターが集まるコミュニティでもあります(欧米中心で、日本のユーザーはまだまだ少ないですが)。 そのSubstackに、ツイッターを彷彿とさせる新機能、Substack Notesが発表されています。イーロン・マスク氏が不必要に騒ぎ立てて妨害したせいで逆に大きく広告されてしまう形になってしまいましたが、このNotes機能とはどんなものでしょうか? どうしていま、新しいタイムラインが必要なのでしょうか。 短文でコミュニティを作り出す、引用で新しい会話を生み出す Notesはツイッターと同様に、数百文字以内の短文を投稿する機能です
週末のライフハックLiveshowでも詳しくとりあげましたが、ツイッターにおける最近の騒動についに我慢がならなくなり、SNSの投稿のしかたをシフトしつつあります。 多くの人がいますのでツイッターにまったく投稿しないというのも情報発信の視点で現実的ではないのですが、マストドンやBlueskyといった分散型SNSも取り入れて「自分の発信は自分の管理できる場所へ」を軸にしたいと思っています。ブログを自分の立てたサーバーで運営していたときに似ていて、わくわくしますね。やっぱりウェブはこうじゃなきゃ。 こうした考えもあって読者との関係性の近いやりとりには先日の記事でも紹介した Discord サーバーを利用して、SNSについては自分で管理しているマストドンサーバーを利用してみることにしました。 なぜわざわざ自分でサーバーを? マストドンやBlueskyといった分散型SNSは技術としてはある程度確立し
イーロン・マスク氏がツイッターを買収して以来、APIが有料化されて多くのツールが終了の危機を迎えたり、大量のユーザーが突然凍結されて不穏な空気が広がったり、先行きが不安になるできごとが続いています。 そうしたなか、ツイッター以外のSNSを模索する動きも始まっていて、すでにマストドンがユーザーを多く獲得しつつあります。ちなみに私はいまのところ @meh@mstdn.jpでつぶやいていますが、近日中に自分のサーバーを立てようかとも考えています。 それ以外にもPost、PlanetaryなどといったSNSがいろいろありますが、元ツイッターCEOのジャック・ドーシー氏が出資したことで知名度の上がったNostrについて、最近 iOS クライアントDamusが公開され、一部で話題になっています。 Damus の特徴と雰囲気 NostrとDamus(ノストラダムス?)という聞き慣れないことばが並んでいる
情報を大量に集めている人なら、はてなブックマークや Pocket、あるいは Raindrop.io といったブックマークサービスを使っている人も多いと思います。 すぐに読むことができないリンクを一時的に保存しておいて、あとでゆっくりとスマホで読んだり、SNSにシェアしたりといったように、日常的な情報の流れの中で「バッファ」のように機能してくれます。 しかしリンクをブックマークすることはできても、それについてメモを残す機能は意外に実装されていません。気になる場所があったからこそブックマークしたのに、それを同時に保存しておくのには不便なこともあるわけです。 そこでちょっとマニアックな解決方法として最近利用し始めているのが、Omnivore (オムニヴォア)という、比較的新しいオープンソースのブックマークサービスと、アウトライン形式のメモツール LogSeq を連携させる方法です。 Omnivo
みなさんは情報収集になにを使っていますか? その情報源がどのくらいアルゴリズムに汚染されているか把握していますか? テレビやラジオのようにプログラムがすでに決まっているメディアはまだしも、ツイッター・YouTubeといったSNSやウェブサービスを使う限り、そこにはアルゴリズムの介入があります。 本来、フォローしたユーザーのつぶやきしか表示されないはずのツイッターやFacebookですら、最近はフォローしたトピックや「いいね」を押したサイトに基づいておすすめ表示が変更され、広告表示が変わってきます。 YouTubeの視聴履歴はトップページに表示される動画やチャンネルを大きく変えますし、Spotifyのお気に入りリストも次にどの楽曲がかかるのかを左右します。 それは好みのコンテンツを優先表示してくれる機能でもありますので便利ではあるものの、あまり放置しすぎているとアルゴリズムが予想する範囲のも
ツイッターのタイムラインを複数の列に整理して見やすくするアプリ、TweetDeckのmacOS版が6月中に利用できなくなると報じられています。 実際にmacOSのTweetDeckを起動してみると “TweetDeck for Mac is saying goodbye” と表示され、7月からは使えなくなるとのことです。 ただしアプリ版が使えなくなるだけで、tweetdeck.twitter.comでアクセスできるブラウザ版のTweetDeckはこれからも利用可能です。 とはいえ、なにもかもがブラウザのなかにあるのはいやで、単独のアプリだから良かったのにという方も少なからずいると思います。そんな人におすすめなのが、ウェブサービスを単独のアプリのように利用できるようにする Unite です。 Uniteでウェブサービスをアプリ化する Uniteは三本のアプリまでは無料で試すことができますので
ここ数年、新型コロナのせいもあって出歩くことがなかったことや、たびたび環境が変わったこと、そしてなにより忙しすぎた影響で、すっかりMacの写真フォルダがひどいことになっていました。 どれだけひどいかというと: Lighttoom CCの2TBプランがいっぱいになって以来、iPhoneやSDカードのなかに入ったままのデータをどこまでとりこんだのかわからない LightroomからApple Photosに移行した際のバックアップが複数、いつまでの写真が入っているのかわからない状態で放置 そもそもLightroomカタログがメインのMacintosh HDと外部ハードディスクなどに複数存在 一部の写真はいまだにApertureやiPhotoに残っている可能性がある Apple Photosのなかにも重複したデータが大量に 一部のデータはRAW+JPEGの両方が、途中からはJPEGのみがあるだけ
RSSリーダーとして高い人気を誇るReeder 5には以前からFeedlyのようなサービスだけでなく、iCloud上でフィードを購読する機能が付いています。その機能の一環として、ツイッターの任意のアカウントをフィードのようにフォローできる機能が追加されました。 フォローできるのは閲覧可能な任意のアカウント、あるいは自分のホームのタイムラインの2種類です。ツイッターを連携させて読み込んでいる機能なので、フォローできているなら鍵付きでも読めるのではないかと思いますが、手元では検証できていません。 フィードを追加するようにツイッターを追加すると、最初にサービスの連携を求められますので行います。 あとはこの画像の左のように任意のアカウントを追加するか、ホームタイムラインを追加します。 すると右の画像のようにまるでRSSフィードであるかのように購読ができます。フォルダに入れて分類することも可能です。
先日、クラウドストレージでもっとも利用されているDropbox から容量無制限のバックアッププラン[Dropbox Backup]が発表されて話題になっていました。 これはパソコン一台と外付けハードディスク一台のファイルを連続的にバックアップするもので、30日以内のファイルを復元したり、履歴をたどって巻き戻ししたりできる便利な内容になっています。 注意が必要なのは、これは既存のプランとは別のサービスなので、BasicやPlusといった有償プランだとストレージの制限に引っかかるという点です。 Dropbox Backup プランでは、パソコンと外付けハード ドライブ各 1 台をバックアップできる無制限のストレージをご利用いただけます。他のプラン(Dropbox Basic や Plus など)では、バックアップのサイズは各アカウントのストレージ容量に制限されます。(Dropbox Backu
macOSで開いているウィンドウではなく、デスクトップ上のファイルのサムネイルが見えなくなって戻らなくなるという現象に遭遇しました。 調べてみると簡単な直し方がありましたので備忘録として残しておきます。 基本的な間違いではないかチェック 念のため、デスクトップのサムネイル、正式には「アイコンプレビュー」の機能がオンになっているか確かめておきます。デスクトップ上で右クリックをして「表示オプションを表示」を選択します。 ここで「アイコンプレビューを表示」にチェックが入っていることを確認しておきます。ここを操作してもサムネイルに変化がないようなら次に進みます。 ThumbnailsAgentを再起動する アクティビティモニタを起動して、検索窓から「com.apple.quicklook.ThumbnailsAgent」を検索します。 ThumbnailsAgentのプロセスがみつかったらそれを選
登場以来けっこう悩んでいたのですが、2018年モデルの iPad Pro 11 インチ(Wi-Fi + セルラー)から、2021年最新モデルの iPad Pro 12.9 インチ(Wi-Fi)へと乗り換えることをしました。 性能的にはiPad ProとiPad Airとで遜色がなくなってきていますし、いかに最新型の iPad Pro の液晶が評判のいいLiquid Retina XDRだからといっても、価格差が大きいので悩むというひともいるでしょう。 そこで、あくまで私の場合はという事例として今回の買い替えについてまとめておきます。 画面の大きさは正義 今回買い替えの決め手になったのは、画面の大きさです。数年前まで12インチモデルを使っていて、そこから11インチモデルに乗り換えたのですが、やはりほんの少し画面が小さいのが気になっていました。 映画を見たり、本を読んだりといった際には気になり
Evernoteの新しいプラン体系と新機能が先日発表となりました。いままでプレミアムを使っていたひとは自動的に Evernote Personal アカウントに移行しますので大きな変化は感じないかもしれませんが、今後は機能の一部が Professional アカウントとで傾斜して存在することになります。 新機能がいろいろありますし、プランの説明が面倒ですので何回かにわけてチェックしていきたいのですが、まずは新機能であるGoogleカレンダーとの連携です。 Googleカレンダーアカウントと連携してノートを作成 新しいGoogleカレンダーとの連携機能を使うには、Evernoteのホーム画面のカレンダーのウィジェットを利用します。 まずはこのような状態で連携ができていないと表示されていますので、Googleアカウントにログインして、カレンダーの使用を許可することをします。 連携できるカレンダ
8月に入って、夏の最も暑い時期にさしかかっています。今年は北日本を中心に猛暑になっていて、ふだんはクーラーが必要ないので設置していない地域でも寝苦しくてつらいと話題を耳にします。 私の現在の書斎もベランダなどの配置の関係で冷房を設置できない構造になっており、そこに膨大な熱を排出するiMacとVR用のPC、そして数台のRAIDがあるために去年は溶けそうなほどの暑さに苦しんでいました。 そこで今年は悩んだ末に、窓に排気ダクトを取り付けるタイプのポータブルクーラーを設置することにしました。 大げさなほど巨大な一方で、どこまで空気を冷やすことができるのか不安だったのですが、梅雨末期からここまで利用した体験についてまとめておこうと思います。 威圧感があるほど大きなポータブルエアコン 本来、エアコンは室内機と室外機で構成されています。室内機の熱交換器によって熱を冷媒にとりこみ、それを室外機側の熱交換器
Evernoteに久しぶりの新機能「タスク」が加わりました。 これまでタスク管理の機能として、Evernoteのノート内には「チェックボックス」を使うことができました。しかしこのチェックボックスはどちらかというとテキストの装飾をしているもので、タスクに紐付いた期限や重要度といった情報をかんりすることはできませんでした。 今回登場したタスク機能はチェックボックスとは異なるもので、Evernoteのコア機能に位置づけられています。これを使うことで、ユーザーはノートにタスクを紐付けて、一元管理することができるのです。 ひとまず、その使い方を3分程度の動画にまとめてみましたので御覧ください。 書きかけのノートにタスクを紐付ける Evernoteのタスク機能はTodoistのようにタスクの管理ができるというメリットで考えるよりも、Evernoteのノートがより動的なメモに進化した側面からとらえるほう
先日のGoogle I/O 2021基調講演で、Google DocsやSpreadsheetを含むスイートであり、GSuiteからブランド名が変わったGoogle Workspaceにかなり大掛かりなアップデートをこれから年末にかけてロールアウトされることが発表されました。 Smart Canvasと名付けられたこの新機能はなにか単一の機能というよりは、Google Docs, Spreadsheets, Slides, Meet など、すべてのサービスを結びつける体験の変化という側面が強いので説明が難しいのですが、一言でいうと「まるでnotionのように利用できるようになる」と表現すれば伝わる人には伝わると思います。 まずは短い動画でその雰囲気を確かめてください。 おそらくわかったような、わからなかったような気分になると思いますが、この動画には過去10年ほどGoogle Docsが避け
日本におけるコンテンツプラットフォームとして不動の地位を築いたnoteですが、最近ではその使い方を解説する本もだいぶ増えてきました。 しかしその多くは、「どんな機能があるか」「どのように操作するか」といった部分に集中しており、どのようにクリエイターとして最初の一歩を踏み出すか、どのように続けるかについては不足しているためにIT慣れしているひとにはかえって勧めがたいジレンマがあります。 やはりそこはブログ「ネタフル」のコグレさん(@kogure)とまつゆう*(@matsuyou)さんが2019年に書かれた「noteではじめる新しいアウトプットの教室」が強みとしていたところです。 でも、出版からまだ1年ちょっとなのにけっこうnoteの画面は変わってしまったしなあ…と思ったら、なんと早くも改訂版が登場です。 貴重な一冊をご恵贈いただきましたので、違いをみてみましょう。 note本、改訂版はここが
大学院時代、私は地理学・水文学の講座に在籍していたのですが、そこでは野外実習として長野県の街なかで調査をしたり、山の上で気象観測をしたりなどといったフィールドワークにもたびたび参加しました。 そこで先生たちが漏れなく使っていたのが緑色の表紙をした「野帳」、我々の用語だと「観測野帳」と呼ばれるノートブックでした。 固くて立ったままでも記入できる表紙、水に濡れても破れないページ、薄くてどこにでも入れて持ち歩ける手軽さのバランスが他にはない特徴で、一回の観測あたり必ず一冊を持ち歩いて、見たものや感じたことを最大漏らさす記録するように学生の私たちは訓練を受けました。 もともと測量士のために開発され、さまざまな現場で愛用されるようになったこの「野帳」に初めてのビジネス向けのラインナップが登場しました。 野帳といえばあの緑の表紙がトレードマークですが、ビジネスの現場では目立ちすぎる面があります。ビジネ
ブログはもちろんですが、簡単に考えを投稿できるツイッターのようなSNSでは、なおのこと書き込みに注意する必要があります。ツイートが他人を傷つけたり、差別になっていることがないようにチェックすることは、もはや常識です。 しかし人の考えや世間の常識はゆっくりと変化するものでもあります。過去は無邪気なノリで許されていたやりとりが、10年ほど経過すると自分の目からみても恥ずかしくなることもたびたびあります。また、社会的な立場が変わることで、過去の発言内容が不適切になるケースも考えられます。 ツイッターの価値は発言のアーカイブ性にもありますので、恥ずかしいツイートがある場合にも私はなるべく投稿を残すようにしていますが、念のために過去の発言、RT、いいねのすべてを網羅的にチェックし、必要があれば削除できると便利です。 こうしたツールは数多く存在しますが、今回はツイッターからダウンロードしたアーカイブフ
ここしばらく、Evernoteは過去の負の遺産をとりのぞいて、安定した、新機能を追加しやすいプラットフォーム作りに集中していました。去年の後半から新しい Mac / Win クライアントがリリースされ、iOS / Android 版のアプリがリリースされて、ようやくスタート地点に戻ってきた印象があります。 そして2021年、ついに新機能っぽいものがやってきました。Evernoteをきどうした時に最初にみる画面、ホーム画面の登場です。 動画で見ているとなかなか楽しそうなのですが、要するに一時期流行っていた「ウィジェット」の UIで Evernoteの各種機能にアクセスできるようになったというものです。 現時点でウィジェットの種類はあまり豊富ではなく、これまでもEvernoteのサイドバーでアクセスできたものがほとんどです。 ウィジェットになっている利点として「最近使ったノート」や「最近保存し
もうブログは時代遅れでしょうか? やはりポッドキャスト? それともいまさらYouTube? 個人がウェブで情報を発信するときに「なにを」「どこに」投稿するのかという問題については、2018年ころからたびたび話題にしてきました。 死に続けるブログと「どこに書けばいいのか問題」 | Medium どの道を選ぶにしても、個人である以上は生み出すことができるコンテンツの量には限界があるのと同じように、それを受容してくれる読者・リスナーの側のアテンションも分散化していることも意識せざるを得ません。みんな、ブログばかり読んでいるわけでなければ、YouTubeだけを見ているわけでもないのです。ツイッターだけを見ているわけでも、Facebookのアルゴリズムによって激しく検閲されているタイムラインに気づいてくれるわけでもありません。 コンテンツの投稿と流通と発見がそれぞれのサービスで融合して境目が見えなく
今年は新型コロナウィルスの影響もあり、多くの人の予定が阻まれ、思い通りに計画が進めらない、もどかしい一年でした。ほとんどの人は季節が暖かくなったらしたかったこと、行きたかった場所、会いたかった人とのイベントを我慢して、この一年を過ごしたはずです。 その一方で、在宅勤務で思いもよらない時間が生まれたり、外出の時間が減ったことで意外な場面で成果が出たという人もいるでしょう。 例えば私は計画していた旅行や取材がままならなかった反面、自宅で家族との時間が増えたこと、料理へのこだわりに目覚めたこと、VRなどの新しい趣味で楽しみを見つけられた一年になりました。 箇条書きのリストで行動可能な新年の目標をつくる 今年の始めに、投資家の藤野英人さんがFacebookでシェアしていたものを参考にして、箇条書きでアクションを取ることが可能な目標リストを作成して記事にしました。いま振り返ってみると、この奇妙な一年
いまではRSSリーダーを使ってウェブサイトやブログの更新を追っている人はマニアックな人に限られるかもしれませんが、大量の情報を短時間にチェックしたいというニーズに応える仕組みとしては他に替えられません。 そんなRSSリーダーアプリとしてmacOS / iOS / iPadOS で最も高機能で人気のある「Reeder」がメジャーアップデートして、「Reeder 5」になりました。 一見地味にみえますが、RSS登録情報と、後で読むリンクのiCloud同期機能がついて、Feedly といったサービスに依存せずともスタンドアローンで利用できるアプリに進化したことが最も大きな違いでしょう。 新機能と、おすすめの設定について短めの動画でまとめましたので参考にしてください。 Reederを初めて使う場合 / Reeder 4 から移行する ReederはもともとFeedlyなどといったRSSサービスと同
ながらく停滞していたEvernoteが、ついにバックエンドも、ユーザーが目にするクライアントアプリも一新して帰ってきました。 ここ数年、Evernoteは開発スピードが遅くなり、日本語に関しては検索もうまくいかないために使い勝手が悪くなっていました。往年のファンであればなおさら、とても残念な気持ちになっていたのではないかと思います。 それでも大量の情報を整理するのにこれ以上便利なサービスがあるわけでもないため、新CEOイアン・スモール氏のもとでサービスがモダンなものに刷新されることが期待されていました。 そしてようやく、長い長い開発期間を経て新しいEvernoteが軌道に乗りつつあります。小手先の変化ではない、大きな改革のメスが入ったのです。 キーワードは「体験の一貫性」 Evernoteといえば、開発当初はガラケーも、Windowsも、Macも、iPhone も Android にもすべ
「テレワーク全事典」Slack、Zoom、Teams、Google Meet、Googleドライブの欲張りな一冊が登場 新型コロナウィルスの蔓延にともなって、急に在宅勤務とテレワークへとシフトして戸惑ったというひとも多いと思います。いまでも出勤のために東京の都心を横切るたびに、まだまだ電車に乗っている人が本来よりも少なく、社会が大きく変わってしまったことを意識します。 テレワークに便利なウェブサービスについてはこのブログでもいくつも紹介してきましたが、あくまでいつもの仕事をラクにするためという視点で、完全に在宅で切り抜けるための視点では書かれていませんでした。 そうしたニーズに応えるため、今回インプレス社からのお誘いで、ブログ「ネタフル」のコグレマサト(@kogure)さんと共著で「テレワーク全事典」という本を執筆しました。突然ですが、もう発売しています! 一度も顔合わせせずに、テレワーク
元Evernote CEOで、現在All Turtlesの代表をつとめているPhil Libinさんから、すごいアプリの発表がありました。 テレビカンファレンスから、ゲーム実況、プレゼンテーションのやり方さえも変えてしまう画期的なアプリなのですが、問題はその発音です。「mmhmm」(んーふー)という、英語であいづちを打つときに発する音がアプリ名になっています。 んーふー。なるほど。 mmhmm は、最も簡単に紹介するならば「Zoom や Google Meetなどのテレビ会議用のプレゼンアプリ」といえます。しかしその可能性は、はるかにそれを上回るものです。 その威力を見てみましょう。 Zoomを遥かにこえる自在の背景映像 まず、mmmhmm ではZoomのバーチャル背景のような画像をすぐに作り出すことができます。 たとえばこのように、テレビショーのホストのように、画像を後ろに呼び出すことが
もうずいぶん前のことになりますが、Gmailが登場したときの衝撃はいまでも忘れられません。 それまでは手元のメールアプリでしかメールを開くことができず、複数の端末での同期はもちろん、手元にダウンロードしていないメールの検索も面倒でした。 Gmailは当時としては膨大だった1GBの容量をオンラインで提供することによってこの問題をいっきょに解決したわけですが、当時ネットユーザーたちが招待コードを互いに送り合い、利用がしだいに広まっていったのを記憶しています。 そうした熱狂に似たものが、最近またメールの分野で起こっています。クラウド上のグループウェアの草分け的存在の “Basecamp” を開発した人々の手によって、新しいコンセプトのメールサービス “Hey” (ヘイ)がリリースされたことがおおきな話題になっているのです。 このサービスの課金モデルをめぐってAppleと一悶着あったせいもあり、“
書籍の分野ではなかなかないことなのですが、2019年の1月に登場した「FACTFULNESS」が一年を経て再びベストセラー1位になり、部数も80万部を越える大ベストセラーになっています。 著者の故ハンス・ロスリング氏が公衆衛生学者としてとても有名だったこと、それが現在の新型コロナウィルスのパンデミックについて考えるきっかけを与えているということも背景にはあり、先日は翻訳者の関美和さんがテレビに出演されてコメントをしていたりなど、本書があらためて注目されているわけです。 ここまでベストセラーになると、まだ読んでいない、ちょっとひねくれた人は「なにが正しいものの見方なのか、教えてもらう必要はないよ」と思ってしまうかもしれません。しかし本書の凄さは、実は「何が正しいのかを教えていない」こと、むしろ「正しいものの見方がいかに難しいか」を教えている点にあるといったら、興味が湧くでしょうか? 非常事態
そんな折に、ちょうど同じようなテーマについて専門家に取材をしている記事を Vox で見かけました。「なぜ、いま本を読むのが難しいのかを神経科学者にきいてみた」というタイトルです。 取材に応じたのはユニバーシティ・カレッジ・ロンドンの神経科学者のOliver J. Robinson氏で、あらかじめ結論を言っておくと、この記事の中では「なぜ」の部分と「読書ができない」の部分を明確に結びつけて結論づけるのは難しいとしたうえで、不安というものの性質を知ることが鍵になると説明しています。 恐れと不安の違い 「もし私が蜘蛛が嫌いで、目の前に蜘蛛が現れたとしたら私は恐怖を感じるだろう」と氏は説明します。ここで「恐怖」という言葉にあてられているのは “fear” という英単語です。この恐れは、蜘蛛が目の前からいなくなれば、原因がなくなりますので解消します。 しかし、と氏は続けます。「もし誰かが、『この部屋
Lifehacking.jpは2007年に現在の形で開設されて以来ずっとWordPress上で運営されていましたが、ここにきて維持管理の手間がかかるようになってきました。そこで今回、新しい技術で作り直すことをしました。 採用したのは、技術者のあいだではすでにここ4-5年で利用が広まっている静的サイトジェネレーターという仕組みで、数あるそうした仕組みの中でも今回は Go言語で書かれた Hugo を選んでいます。 管理の手間とセキュリティ、そしてなにより執筆の手間 移行した理由はさまざまありますが、大きいものとしてWordPressの管理がしだいに負担になってきたのが挙げられます。 最近ではWordPress自体のアップデートもプラグインのアップデートもJetPackを経由で自動的にできるようになったとはいえ、プラグインの相性を考えると自動ばかりだと痛い目を見るのがWordPressの管理です
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