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児童養護施設の出身者が陥る「どうせ」の呪縛司会者:それでは3人目の方にご登場いただきます。古川陽登さんです。どうぞ大きな拍手でお迎えください。古川さん、準備はよろしいでしょうか? 古川陽登氏(以下、古川):はい。 司会者:それでは古川さんのピッチスタートです。 古川:児童養護施設の子どもたちの「やりたい」を叶える。「ハツトライ応援団」の古川陽登です。フィリピン、アフリカのケニア、子ども食堂……。私は今までいろいろな子どもたちと向き合ってきました。 その中で出会った施設の子どもたちに感じた、ある1つの違和感。それは彼らが頻繁に口にする「どうせ」という言葉です。実際、僕が仲良くしている都内の施設のN君。彼はとても魅力的で頭もいい。何気なく聞いてみました。「将来どうするの?」 でも彼は言うんです。「どうせ大学に進んでも、どうせ僕はニートだよ」と。「え、なんで? 奨学金があるじゃん。職員さんのサポ
退職代行サービスが話題になる一方で、企業にとって見逃せないのが“早期離職”の実態です。本イベントでは株式会社Work with Joy 代表取締役の新保博文氏、Zenken株式会社 ヒューマンキャピタル事業部長の松島一浩氏が、退職代行を巡る実情から、企業側の課題、退職代行を利用する若手社員の心理を紹介します。 退職を踏みとどまった人は活躍しやすいという仮説司会者:話題の退職代行をテーマにしたウェビナーとなっておりますが、今日はこの3人でお届けしていきたいと思います。最近はメディアでもけっこう取り上げられてきましたね。利用する人が増えているんですかね? 松島一浩氏(以下、松島):(今日のセミナーを)楽しみにしていました。増えているという話は、4月1日〜3日で、たぶんみなさんニュースを目にしたと思うんです。退職代行企業のデータだと、「2024年の倍です」という言い方をしているんですが、「十何人
「感情×睡眠マネジメント」をテーマにしたイベントに、EQ(感情マネジメント)の専門家である池照佳代氏と睡眠医学のプロである石田陽子氏が登壇。科学的な知見と実践的なアプローチをもとに、感情と睡眠をマネジメントし、パフォーマンスを向上させるためのヒントを探ります。本記事では、良い睡眠をとるために重要な「深睡眠」について解説しました。 ※記事中の資料の無断転載・無断使用を固く禁じます。 「睡眠マネジメント」は覚醒中にしかできない石田陽子氏(以下、石田):では先に進んで、最後に具体的な睡眠マネジメントのお話をしますね。 池照佳代氏(以下、池照):はい、そうですね。 石田:では、とうとう最後に睡眠マネジメントに進みましょう。といっても、「睡眠の話を聞きに来たのに、さっきから起きている時の話しかしていないじゃないか」と、みなさんもちょっとご不満に思っているかもしれません。 冒頭でも告知の話はありました
観光地の集客数はSNS投稿などのデータ量に依存司会者:それでは2人目の発表は平野里彩さんです。どうぞ大きな拍手でお迎えください。平野さん、ご準備はどうでしょうか? 平野里彩氏(以下、平野):はい。 司会者:それでは平野さんのピッチスタート。 平野:みなさんこんにちは。地域のポテンシャルを最大化する、セルフドローン偵察サービス「SOARIE(ソアリー)」の平野理沙です。 突然ですが、みなさんに想像してほしい地域があります。ここに住んでいるのは10世帯20人。平均年齢70代、最年少は55歳で観光客はまったくいません。このような地域、実在すると思いますか? 実はあるんです。それが香川県さぬき市森行地区。ここはいわゆる消滅可能性自治体だと言われています。実は日本全国の自治体の中で消滅可能性自治体だと言われているのは、43パーセントにも上ります。これはかなり多いと思いませんか? もしかしたら10年後
「読者が選ぶビジネス書グランプリ2025」にて、ビジネス実務部門賞受賞『いつも幸せな人は、2時間の使い方の天才』(すばる舎)の著者である今井孝氏を招いた特別セミナーが開催されました。本記事では、後悔しない意思決定のヒントや「やらなくていいこと」の見つけ方をお伝えします。 「たった2時間で幸せになれる」と気づいたきっかけ 米良克美氏(以下、米良):(先ほどのお話を)聞いているだけで私もちょっと幸せになったんじゃないかなと思っているんですけれども、(書籍の内容について)6章立てでご案内いただきました。 最初に、全部の時間が幸せじゃなくて、自分の大切な時間が2時間あれば幸せになれるという全体のコンセプトを1章で示していただき、そのために2章ではムダを取る。3章では「そもそも自分の幸せは何だっけ?」ということを見つめる。4章では、それをスケジュールに落とし込む。そんな話が出ました。 5章では、それ
“あの会社、なんかすごそう”が採用に効く 錯覚と実態を積み重ねる、ゆめみの採用ブランディング戦略 [1/2] 人事領域の専門家の株式会社壺中天 代表取締役の坪谷邦生氏と採用市場研究所 所長の秋山紘樹氏が、毎回ゲストを迎えてトークセッションを行う「採用入門」シリーズ。今回は、株式会社ゆめみ 取締役 CHROの太田昂志氏を迎え、同社の採用戦略について鼎談します。本記事では、ゆめみのユニークな認知獲得手法や、HR・IR・PRの「3R」の循環について語りました。 採用の「認知度」と「認識度」は別物太田昂志氏(以下、太田):「弱者の戦略」の三つ目である「戦う意欲をくじく数的・量的優位を築く」という点ですが、先ほど触れたアウトプット文化を根付かせることに加え、もう一つ重要なのが質的な側面の強化です。 ここで鍵となるのが、「認知度」と「認識度」という二つの概念です。「認知度」というのは、ターゲット層がそ
ZOZO×一休×PayPay AWS Nightは、2020年7月22日に開催されたZOZOテクノロジーズ・一休・PayPayの3社による合同イベントです。各社それぞれAWSの活用事例を紹介します。PayPay株式会社プラットフォームチームの西中氏がPayPayのインフラの概要について話しました(記事内の情報はイベント開催時点のもの)。 日本のNo.1 QRコード決済サービス西中智樹氏(以下、西中):「PayPayでのAWS活用事例について」と題して、PayPay Platformチーム・西中が発表いたします。 簡単に自己紹介します。西中智樹と申します。2018年12月よりPayPayで仕事をしていまして、現在、AWSなどのPayPayのインフラを所管するPlatformのチームに所属しています。好きなAWSサービスはEKSです。 本日のセッションのアジェンダになります。この順番でお話をい
ITエンジニアを目指す学生のためのテックカンファレンス「技育祭 2025【春】」より、アクセンチュア株式会社 マスター・テクノロジー・アーキテクト 水上廣敏氏の「エンジニア占い」をお届けします。5つのタイプ別の強みを活かす働き方のイメージや、それぞれが陥りがちな注意点を紹介します。タイプ診断は前編から。 Sタイプ:チームワークを重視するスクラムマスター水上廣敏氏(以下、水上):では、5つのタイプを1つずつ解説しますので、自分が(当てはまるものが)多かったところを中心に聞いていただければなと思います。一番多いものが複数ある場合は両方ということで。 実は(質問の選択肢の)「S」「A」「B」「C」「D」は、各タイプの頭文字からとっています。まず「S」からいきますね。 「S」はスクラムマスター(Scrum Master)かなと思って「S」にしました。要は、チームワークが大事。「みんなで物事を進めて
人事領域の専門家の株式会社壺中天 代表取締役の坪谷邦生氏と採用市場研究所 所長の秋山紘樹氏が、毎回ゲストを迎えてトークセッションを行う「採用入門」シリーズ。今回は、株式会社ゆめみ 取締役 CHROの太田昂志氏を迎え、同社の採用戦略について鼎談します。本記事では、採用市場における「弱者の戦略」と、組織文化が大きく変わったきっかけについて語りました。 ゆめみが掲げる「弱者の戦略」坪谷邦生氏(以下、坪谷):こんにちは。今回は全10回の『図解採用入門』対談の最終回ということで、ゆめみのCHRO太田さんに、採用初学者の方向けにお話をお聞きしていきたいと思っています。 太田さんとは壺中人事塾でのお付き合いですが、ゆめみ社がエンジニア採用で人気企業となっているのを拝見して、素晴らしいと思っていました。 太田昂志氏(以下、太田):機会をいただきましてありがとうございます。秋山さんもはじめまして、ゆめみの太
「感情×睡眠マネジメント」をテーマにしたイベントに、EQ(感情マネジメント)の専門家である池照佳代氏と睡眠医学のプロである石田陽子氏が登壇。科学的な知見と実践的なアプローチをもとに、感情と睡眠をマネジメントし、パフォーマンスを向上させるためのヒントを探ります。本記事では、睡眠不足が認知機能に及ぼす影響について解説しました。 ※記事中の資料の無断転載・無断使用を固く禁じます。 起床後16時間で“免許取消レベル”まで認知機能が低下池照佳代氏(以下、池照):質問をたくさんいただいているんですが、この時点でというよりも、もしかするともう少しお話しいただいてからご質問に答えていただいたほうがいいかなと思います。なので先生、お話を進めていただいてもいいですか? 石田陽子氏(以下、石田):はい、わかりました。では、その2に入ります。ストレスと、もう1つ私たちの感情マネジメントに非常に関係がある中枢神経、
社会起業を志す学生が、社会課題を解決するビジネスプランをピッチ形式で発表し、社会起業家らのフィードバックを受けられるイベント「ゼロイチファイナルピッチ2025」。本記事では、1人目のプレゼンターである広島修道大学3年生(イベント当日時点)の西谷旭斐氏が、コーヒー生産者の所得格差問題を解決するビジネスプランを紹介します。審査員からのフィードバックも含め、掲載します。 1杯500円のコーヒー豆農家が困窮している現実司会者:さあ、それではさっそく1人目の発表となります。最初にご登場いただきますのは西谷旭斐さんです。どうぞ大きな拍手でお迎えください。 (会場拍手) 司会者:西谷さん、トップバッターよろしいでしょうか? 準備はいいですか? 西谷旭斐氏(以下、西谷):はい、ありがとうございます。 司会者:それではスタートさせていただきます。用意スタート。 西谷:みなさんこんにちは。コーヒー生産者の所得
ログミーBusinessトップメインカテゴリキャリア1日のスケジュールの組み方で幸福度が変わる 『いつも幸せな人は、2時間の使い方の天才』著者が語る、充実した人生を送るヒント 【オンライン開催:ビジネス書グランプリ2025特別セミナー】いつも幸せな人は、2時間の使い方の天才 2025.03.17 - 2025.03.17 「読者が選ぶビジネス書グランプリ2025」にて、ビジネス実務部門賞受賞『いつも幸せな人は、2時間の使い方の天才』(すばる舎)の著者である今井孝氏を招いた特別セミナーが開催されました。本記事では、「たった2時間」の使い方で幸福度が上がる理由や、今日から幸せになれるマインドセットをお伝えします。 『いつも幸せな人は、2時間の使い方の天才』著者が登壇米良克美氏(以下、米良):あらためまして、グロービスの米良です。こちらの本は、みなさんお手元にございますでしょうか? もうすでに読
「感情×睡眠マネジメント」をテーマにしたイベントに、EQ(感情マネジメント)の専門家である池照佳代氏と睡眠医学のプロである石田陽子氏が登壇。科学的な知見と実践的なアプローチをもとに、感情と睡眠をマネジメントし、パフォーマンスを向上させるためのヒントを探ります。本記事では、上司と部下のミスマッチが起きる原因や対処法について解説します。 ※記事中の資料の無断転載・無断使用を固く禁じます。 よかれと思った上司の行動で部下がバーンアウト石田陽子氏(以下、石田):部下のパフォーマンスを育成するために、部下にストレスをかけるのは上司の大切な役割なんですが、上司がその事実を知らないでストレスのかけ方を誤ると、部下のパフォーマンスは下がってしまいます。 学問的には、パフォーマンスを上げるように働くポジティブな感情を引き起こすストレスを「ユーストレス」と言い、どちらかというとパフォーマンスを下げてしまうネガ
マーケティングカンファレンス「B2B Marketing Breakthrough」より、株式会社GiftX Co-Founderの飯髙悠太氏、株式会社ベイジ 代表取締役 / CEOの枌谷力氏のセッションをお届けします。ビジネスインフルエンサーである両氏が、企業SNSを導入・運用するためのヒントや、SNSで事業に貢献するために必要な要素を語り合います。 SNS運用の“成功例”を見せる細沼章弥氏(以下、細沼):仮に、経営者が「どうしてもみんなに個人としてSNSをがんばってほしい」と思った場合って、組織的にやるように仕掛けるのか。それとも、「自主的にSNSをがんばるようになったらいいかな」みたいな……。 飯髙悠太氏(以下、飯髙):僕はけっこう厳しいと思っちゃっている側ですね。ホットリンクの時も、前職のベーシックの時も、いろいろと仕組みでやろうと思ったんですけど、結果的に「やれる子しか採らないよ
ITエンジニアを目指す学生のためのテックカンファレンス「技育祭 2025【春】」より、アクセンチュア株式会社 マスター・テクノロジー・アーキテクト 水上廣敏氏の「エンジニア占い」をお届けします。エンジニアとしてのキャリアのヒントにつながる、4つの質問を紹介します。 占い形式で学ぶキャリアのヒント水上廣敏氏(以下、水上):それではあらためまして、アクセンチュアの水上と申します。本日は短い時間ですけども、題して「エンジニア占い」ということで、私からみなさんにぜひお伝えしたいことをまとめてきました。 みなさんは将来、エンジニアとして活躍することを検討されている方が多いと思います。でも、「この先、私たちはどういうキャリアを作っていくんだろう?」みたいなことって、なかなかイメージしきれないと思うんです。これからのことですから当然ですよね。 イメージできるところもあるかもしれないですけど、イメージでき
ビジネス書出版社クロスメディアグループによる公式チャンネル「クロスメディアTV」では、ビジネスパーソンに必要な「学び」や「健康」をテーマにお届けします。本記事では、『メンターになる人、老害になる人。』著者の前田康二郎氏が、若くても老害になりやすい人の特徴をお伝えします。 小早川幸一郎 氏(以下、小早川):ちょっと具体的な話になりますけど。本(『メンターになる人、老害になる人。』)の中には、ビジネスの現場での老害の事例とか、メンターの事例がたくさん書かれていますね。そんな中でメンターと呼ばれるはずの人が老害になってしまうことについて、お話を聞かせていただけますか? 前田康二郎氏(以下、前田):たぶん「老害」と言われる行為にも2つあって。1つはやはり攻撃的な老害と、あとは何もしないという老害。それで職場の組織の話で言えば、一番現場で多いのは、やはり業務の属人化というところだと思うんですね。 小
マーケティングカンファレンス「B2B Marketing Breakthrough」より、株式会社GiftX Co-Founderの飯髙悠太氏、株式会社ベイジ 代表取締役 / CEOの枌谷力氏のセッションをお届けします。ビジネスインフルエンサーである両氏が、SNSマーケティングにありがちな誤解や、クチコミマーケティングのメリットを紹介します。 SNSのDMで仕事の依頼が来るか?細沼章弥氏(以下、細沼):今だとお2人もSNSのDMで、直接お仕事の相談が来ることもぜんぜんあるんですよね。 飯髙悠太氏(以下、飯髙):うん。あるんじゃないですかね。 枌谷力氏(以下、枌谷):うちの場合は意外とDMで来なくて、問い合わせフォームで来ますね。「何でこれを知ったの?」って選択肢に「SNSで知った」というのがあるので。 どちらかと言えば、すでにリアルで会って、人間関係のある人からはDMで来ます。「この人が相
本企画、「キャリアをピボットした人の哲学」では、インタビュイーにこれまでの人生を折れ線グラフで振り返っていただき、その人の仕事観や人生観を深掘りしていきます。 今回は、『人生から逃げない戦い方 メンタルダウンから生き延びた元幹部自衛官が語るユル賢い生存戦略』著者のわび氏に、今までの人生を振り返っていただきました。本記事では、後悔しない転職をするための考え方や、「人生から逃げない戦い方」についてお伝えします。 「つらい時は逃げてもいい」とは言うけれど… ——ここまで、わびさんのキャリアチェンジの経緯や仕事選びの軸についておうかがいしてきました。ここからは、書籍『人生から逃げない戦い方 メンタルダウンから生き延びた元幹部自衛官が語るユル賢い生存戦略』の内容についても、おうかがいしたく存じます。 まず、この本のタイトルでは「人生から逃げない戦い方」とありますが、どういった思いが込められているので
過剰負担でもう限界? 管理職のやりがい再生のカギを徹底解説 2025.04.17 - 2025.04.17 管理職の心理的資本を高める関わり方 橋本:先ほどの4つの要素を分解しながら、簡単に見ていきたいなと思います。まず「Hope」、希望の視点で見ていきましょうと。 ポジティブな場合は、最適な目標を具体的に示したり、自己決定を促す。本人の意志を尊重する。奥田さんのパートでも、意見をちゃんと聞くことが大事だというのはありましたが、その上で応援者であろうとする姿勢も大事かもしれません。 ネガティブになるとこんな状況ですね。すべての決定を下して、「このとおりやりなさい」というふうにしてしまっていると。この状況は良くないので、こんな関わり方はどうでしょう。 まず管理職自身が会社の目指すものや事業の目的、自らの役割、どこまで本人たちが自分の仕事をしっかり理解して納得できているかを問うてみたいなと思い
なぜ日本企業は急速にダメになったのか? 野田:実は企業だけではなく「世界競争力ランキング」というスイスのIMDのランキングを見ても、1989年から1992年まではピークだったわけですけれども。それでも1996年ぐらいまでは2位、3位、4位あたりをうろついていました。ところが、1997年に一気に17位に落ちた後、今はもう20位にも届かないような状態になりました。 なぜ急速に日本の企業が、こんなにもダメになったんだろうか。1996年から1997年にかけて急速に順位を落とした理由は簡単で、山一證券の自主廃業、北海道拓殖銀行の破綻といった、いわゆるバブル崩壊の影響でした。金融システムの不安定化が海外でも大きく報じられて、一気に日本の競争力が低下したということなんですね。 「失われた30年」の原因はバブル崩壊だけではない野田:我々は、これが諸悪の根源で、バブルが弾けたことがいけなかったみたいになんと
『昭和100年。「日本のカイシャ」はどこへ行く?~KX(カイシャ・トランスフォーメーション)5つの課題』と題して開催された本イベント。昭和モデルの経営から脱却できない「日本のカイシャ」を、人生100年時代の会社=「“人”が主役の会社」へと変えていきたいと6年余にわたって活動してきた研究会の集大成となるセッションをお届けします。本記事では、明治大学専門職大学院グローバル・ビジネス研究科教授の野田稔氏が、従業員の意識調査を基に、自主性のない社員を変えるヒントをお伝えします。 自分で自分の首を締めることになった日本企業大野誠一氏(以下、大野):私個人は、まさに今、野田先生がまとめてくれたような変わらない状態に対して、本当に変わらなきゃいけないよねという1つのきっかけが、「人生100年時代」という時代の変化なのかなと思っています。 企業対企業の関係の中では、なかなか変わらなかったんだろうなというこ
昨今、負担の増大ややりがいの喪失に悩む管理職が急増しています。管理職が機能しなければ、若手の成長や組織全体の活力にも悪影響が及びかねません。本セミナーでは、管理職のやりがいをどう取り戻すか、そのカギとなる「心理的資本」に注目。株式会社タバネルの奥田和広氏と株式会社Be&Doの橋本豊輝氏が、管理職を救い組織を再生するヒントを探ります。後編では、橋本氏が心理的資本の観点から組織が取り組むべき施策について語りました。 心理的資本の専門家が登壇橋本豊輝氏(以下、橋本):奥田さんからバトンを引き継いで、私、Be&Doの橋本が第2部をお伝えしていきたいと思います。私からは、「管理職のやりがいを高め、能力を発揮させる内なる原動力とは?」という大テーマでお話をしていきます。よろしくお願いいたします。 簡単に自己紹介をします。「人と組織のイキイキ」に携わって十数年経つ人間なんですけれども、2023年9月に『
まとまらない考えをスッキリ整理!「構造化思考」(ゲスト:荒木博行氏) 2025.04.18 - 2025.04.18 「構造化の5P」で順序立てて思考を整理する荒木博行氏(以下、荒木):順序立てて整理していくためのフレーム「構造化の5P」は、flier book campなどで実際に使っている中心的な概念でもあります。 今日はその5Pの考え方をお伝えして、本をまだ読んでいない方にも、この場を通して持ち帰っていただけたらと思っています。 最初の「P」は、Purpose(パーパス、目的)です。「何のために構造化するのか?」。 久保彩氏(以下、久保):なるほど。 荒木:この視点を最初から出せる人は、実はほとんどいないんです。「とりあえず3つに分けました」みたいな人が多い。でも、ちょっと考えてみてください。例えば上司にこれからのキャリアを相談する時、今まで使っていたような「3本柱」の整理だけで本当
昨今、負担の増大ややりがいの喪失に悩む管理職が急増しています。管理職が機能しなければ、若手の成長や組織全体の活力にも悪影響が及びかねません。本セミナーでは、管理職のやりがいをどう取り戻すか、そのカギとなる「心理的資本」に注目。株式会社タバネルの奥田和広氏と株式会社Be&Doの橋本豊輝氏が、管理職を救い組織を再生するヒントを探ります。前編では、奥田氏が実態調査を通してわかった“管理職のやりがいを上げる要因・下げる要因”について解説します。 管理職のやりがい再生のカギを徹底解説奥田和広氏(以下、奥田):みなさんこんにちは。株式会社タバネルの奥田です。お時間になりましたので、スタートしたいと思います。本日はお忙しい中、お集まりいただきましてありがとうございます。 13時から14時まで、「管理職のやりがい再生のカギを徹底解説」ということでスタートしていきたいと思います。私、タバネルの奥田と、株式会
ログミーBusinessトップメインカテゴリ経営・マネジメント「言われたことはやるが、挑戦しない人」が増えた理由 日本の競争力低下、「失われた30年」の背景にあるもの 【マンスリーセッション】昭和100年。日本のカイシャはどこへ行く? 《SessionⅠ》野田稔氏(明治大学教授)と考えるKX(カイシャ・トランスフォーメーション)5つの課題 2025.03.14 - 2025.03.14 日本のカイシャはどこへ行く? 野田稔氏(以下、野田):あらためまして野田から、「日本のカイシャはどこへ行く?」という話をさせていただきたいと思っております。今まさに、社会構成主義的なことから考えると会社というのは、ある種、みんなの思いの集合(体)みたいなものですから、当然、思いが変わると会社というものの姿は変わるはずなんですよね。 それをまずは歴史から押さえてみたいと思います。今この(スライドの)写真に出て
GMOインターネットグループ4社が登壇し、事業を支えているインフラ技術をテーマにセッションを行う「事業を支えるクラウドネイティブ×インフラエンジニアリング」。ここでGMOペパボの高橋氏が登壇。まずはカラーミーショップが抱える課題と、カラーミーショップの新アーキテクチャ「ShopSet」について紹介します。 自己紹介高橋拓也氏(以下、高橋):それでは「カラーミーショップの可用性向上のためのインフラ刷新」と題して、GMOペパボの高橋拓也が発表します。よろしくお願いします。本日のアジェンダはこうなっています。課題とその解決方法みたいなところと、今を話そうと思っています。 まず、簡単に自己紹介をさせてください。高橋拓也と言います。GMOペパボでインフラエンジニアをやっています。GMOペパボではあだ名で呼び合う文化があり、僕はtakutakaと呼ばれています。 これが今回のセッションで一番大事なとこ
米Dropbox(ドロップボックス)社の共同設立者兼CEOであるドリュー・ヒューストン氏が、自身の決して順調ではなかった起業後の道のりを振り返り、「自分が卒業式に聞いておきたかった」という3つのメッセージ、「テニスボール」「サークル」「30,000」について語りました。 「私が卒業式に聞きたかった話」をします今日皆さんは何回もこれを聞くと思いますが、誰よりも先に言わせてもらいます。2013年卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます! 今日この日を迎える事をとても嬉しく、誇らしく思われていることと思います。私もここに戻ってこられたこと、そして今日ここに迎えていただいたことをとても嬉しく思います。今でも毎日卒業記念リングをしています。この指輪を手にした瞬間は、今でも人生の中で最も誇らしく思った瞬間のひとつです。 この日がなぜこんなに特別な日なのか。これには、いくつもの理由がありますが、私にと
7月1日に、8日から公開される映画『メアリと魔女の花』の先行上映会が行われました。上映会後は、スタジオポノックの西村義明 氏、カラーの庵野秀明氏、ドワンゴ川上量生氏らによる対談。「でほぎゃらりー株主鼎談 ~いま、アニメーション背景を語る。」というテーマで「でほぎゃらりー」の設立、現代の背景技術などを語り合いました。 背景作業は大儲けできない庵野:そんなに大儲けもできないのが背景作業です。どうしても生産性の問題があるので。そこにそういうかたちで投資をするっていうのは、すごくいいことだと思いますよね。 まあ、うちも含めてですけど。これは投資なんで、お金じゃないことで還元……、世の中とかアニメ業界とかに還元できればと。お金では還元できないんで。 西村:新人も今年3名でしたっけ? 庵野:ええ。 川上:そうですね。 西村:入って、手描きの背景美術っていうのを、どんどん増えていけばいいと思うんですけど
炎上広告の根本にある課題なつみっくす氏(以下、なつみっくす):ちょっとテーマに挙げていた、(スライドの)左から2番目ですかね、「倫理観とクリエイティブ性がぶつかった経験」と書いたんですが。 橋口幸生氏(以下、橋口):はいはい。 なつみっくす:橋口さんはずっと広告のお仕事をされていて、クライアントが求めるものとご自身の倫理観というか、「もうちょっとこうしたらいいのに」みたいなものがぶつかることがあるんじゃないかなと思っています。 言える範囲でかまわないんですけれども、お仕事をされている中で「こういうことに気をつけている」とか、そういうご経験はありますか? 橋口:僕自身の経験ではないんですけれども、一般論としてよく言われるのは、例えば、(Web広告の)バナーを作るとするじゃないですか。バナーってクリックされればクリックされるほど広告クリエイティブとして優れているわけなんですけれど、やはり若いか
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