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映画「みいちゃんと山田さん」の作品情報。解説、あらすじ、スタッフ・キャスト、予告動画。
90年代、台湾映画から受けた衝撃 エドワード・ヤンは、自分が映画を撮る上でとても強く影響を受けた監督でした。前回のゴダールの話にも関係してきますが、80年代に入ってから、とにかく日本映画の画面はダメだと思っていました。昔はよかったんですけどね。昔というのは60年代などがそうですが、ある時期から映像的に全然ダメになってしまって。70年代を経て80年代になると、日本映画の映像的な魅力はもう全く感じられなくなっていました。 僕が商業映画を撮り始めた頃も、画面のクオリティ――美しい画面というのはどうやって撮ればいいのかを苦心していた時代です。当時はフィルムですから、照明を焚かないと何も映らない上に、放っておくとすぐに汚いブルーがかった映像になってしまい、何とかして西洋の絵画のような(それもえらくステレオタイプな基準ですが)画面に近づきたいと様々苦心していました。 テオ・アンゲロプロスやゴダールはも
「東京ロッカーズ」というムーブメントの代表的なバンドは、1979年リリースの同名のオムニバス・アルバムに参加した、LIZARD、フリクション、ミスター・カイト、ミラーズ、S-KENの5つだと言われている。ZELDAは「東京ロッカーズ」のムーブメントの中心にいた、チホを中心に結成したバンドだが、本格的な活動は「東京ロッカーズ」よりも後。ザ・スターリンとJAGATARAは、「東京ロッカーズ」の中にはいなかったが、「東京ロッカーズ」と同じ時期に、始まったばかりの日本のインディーズ・シーンで、注目を集めていたバンドだった。
Q. 『装甲騎兵ボトムズ 灰色の魔女』制作決定おめでとうございます。押井監督作品で久しぶりのミリタリージャンル、観られることを楽しみにしています。ミリタリー知識に造詣の深い押井さんですが、その道に興味をもったきっかけの作品が知りたいです。また、今後もミリタリー作品を作る構想はありますか? 個人的には『ゴルゴ13』を押井さんのテイストを加えて作ってほしいです。 ── 先日、『ボトムズ』の制作が発表されて、同じような質問がたくさん寄せられました。でも、詳しいことはまだ言えないんですよね? 押井さん。 押井 うん。戦争映画が大好きで、かねてからずっと戦争ものを作りたかった。そう思いつつ50年近く監督をやってきて今回、初めて本格的な戦争ものをやることになったんだよ。ずーっと作りたかったけど、作らせてもらえなかっただけです。 ── なんで作らせてもらえなかったんですか? 押井 警察ものという色がつい
こんにちは。森崎ウィンです。 いよいよ映画『(LOVE SONG)』が公開となります。タイでの思い出や康ちゃん(向井康二)とのことについてはいろんなところでたくさん喋っているので、この場では僕が今回この作品にどんな気持ちで臨んだか、改めてお話しさせていただければと思います。 今回、僕がいちばん真剣に考えたのは、男性が男性を好きになるということでした。僕の演じたソウタは、親友のカイに片想いをしています。僕自身は今のところ男性を好きになった経験がなくて。そんな当事者ではない人間が、簡単に演じていい役なんだろうかと、お話をいただいたとき、結構考えたんです。 もちろん同性を好きになるのも、異性を好きになるのも、好きという気持ちは同じ。だから、そこに変に線を引く必要はないのかもしれない。そういう意見もわかるし、僕にもそういう気持ちはあります。 ただその一方で、じゃあ現実として、今この社会で、異性を好
ラストを飾ったのは「巡ループ」だった。何色に染められても怖くない。そんな根本の強さを表す純白のドレスで歌い、踊った3人。 エンディングの本を閉じる仕草のなんと美しかったことか。その瞬間、満杯の東京ドームは大きな拍手とは裏腹の厳かな静けさに包まれた。みなが息を呑み凝視する中、幻想的な「GISHIKI」に包まれて、アリーナの十字の花道をセンターから別の三方へ、ベールを掲げながらゆっくりと歩み出す3人。まるでバージンロードを進むかのように。あ! 衝撃的なデジャヴ感。これは2010年の初の東京ドーム「1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11」のオープニングの逆回しではないか。 あのときカウントアップで十字路の中心に向かい、Perfumeとまるで結婚を誓うかのような意思を示した3人が、今度は「25 24 23 ......」とカウントダウンで、新たな誓いを胸にそれぞれの道に向かい、やがて光の粒
Q. 『ゴジラ-1.0』がアメリカでの興行で成功を収めて話題になっていますが、押井監督は観ましたか? 世界的にもBBCが日本映画の成功とハリウッドの迷走と特集を組むくらい海外でも評判みたいです。製作費1500万ドル(山崎監督はそんなに出てないって否定してましたが)でハリウッドの超大作を超える興行成績をアメリカでは収めている点が話題になっているみたいです。 ── 今回は『ゴジラ-1.0』についての後編です。アカデミー賞を獲得した特撮は確かにいいけれど、物語や設定のディテールが甘いとおっしゃっています。ひと言モノ申したいのは軍事的なディテールですよね? 押井 いろんな意味で甘いんだけど、とりわけ軍事系が酷い。もうありえないことの連続! 戦中なんて日本の対潜能力は世界でもサイテーの部類で、米海軍の潜水艦からやりたい放題でしたからね。 重巡の高雄はゴジラに遭遇して、至近距離で主砲の咄嗟射撃をしてた
この「ぴあ」で、2023年5月から2024年6月まで連載された、大槻ケンヂの“限りなくエッセイに近い幻想小説”、『今のことしか書かないで』が書籍化、10月4日(金) に発売になる。 1991年以降、筋肉少女帯などでのミュージシャン活動と並行して、コンスタントに著作を刊行してきた、ベストセラー多数あり、受賞歴もあり、作品の映像化・漫画化・舞台化などもある小説家/エッセイストの大槻ケンヂだが、今回のこの本は、なんと10年ぶり。 この『今のことしか書かないで』の帯に推薦コメントを寄せた、言わば「大槻チルドレン」の作家でありながら、逆に大槻にも影響を与えている(という話がこのあと出ます)という燃え殻と大槻に、本作について、お互いのことについて、7年ぶりに語り合ってもらった対談をお届けします。 ★動画はこちら 大槻さんの本に書いてあることは、全部本当だと思ってたんです(燃え殻) ──大槻さん、著作は
「そう、私はリンゴチジョ。ね、町子さん、リンゴって呼び捨てにして。歳も同じ歳だし、去年まで私も金髪にしてたんだ」 「うん、わかったリンゴ。じゃ、私も町子って呼び捨てね。黒髪にはちょっと憧れてる」 ※10月上旬に書籍化決定 続きは書籍でお読みください
先日、筋肉少女帯のイベントを渋谷で行った。 メンバーが全員集合。でもバンドとしての演奏はせず、各々がソロまたはデュオで曲を聴かせるという形式だった。僕はこういう時に妙なヒネクレ根性が出てしまう。筋少の曲を数曲にとどめ、特撮やオケミスなどほかで参加してるバンドの曲を多めに歌った。 ※10月上旬に書籍化決定 続きは書籍でお読みください
パリからお届けしていた連載がリニューアルし、またまた日本の美術を紹介する機会が訪れました。フランスから帰ってきた私の関心事といえば、ずばり脱西洋中心主義とでもいえば良いでしょうか。白人中心主義はまだまだ根強いフランスでアジア人として生活する経験、日本では群馬と東京の往復で徐々に育まれていた多・他視点が一気に開けていきました。 これから日本で何を発信したいかを考えたとき、やはり大都市で巡回されるような大型の企画展というよりも、地域に根ざした美術館や個性的なアートスポットを紹介したいと考えるようになりました。取材先はどうしても関東になってしまいますが、記事を読んでくれた方がさまざまな美術館に関心を持ってもらうきっかけになればいいなという密かな願いを込めています。 第一弾の取材先に選んだのは、板橋区立美術館です。なぜなら、高校時代の恩師に大人になったときに読んでほしいと『池袋モンパルナス 大正デ
「推しの子分〜転生したら氣志團だった件〜」とタイトルのついた氣志團のツアーファイナルを観てきた。 驚いた。氣志團のファンが事故で死んで、生まれ変わって氣志團のメンバーのひとりとなってライブに参加する、という、音楽劇仕立てのコンサート演出になっていたからだ。 ※10月上旬に書籍化決定 続きは書籍でお読みください
本連載が好評ということで、『ぴあ』さんにトークイベントを開催させてもらった。 「のほほん学校」と題して3月1日に渋谷のduoで行われた。 ※10月上旬に書籍化決定 続きは書籍でお読みください
眠りに就く時いつも音楽を聴いている。 スマホを枕元に置いて、SpotifyかAppleMusicを微音で流しているのだ。その音色が眠りへの誘い水となっている。 ※10月上旬に書籍化決定 続きは書籍でお読みください
「配信喫茶オーケン」というイベントを始めた。 毎回おひとりゲストをお招きして彼の得意とするジャンルについて語り合う様子を配信するトークイベントだ。 ※10月上旬に書籍化決定 続きは書籍でお読みください
脳ドッグに行こうと思っている。 聞き間違いが最近あまりにひどいからだ。聞き間違いというより言葉の認識能力が落ちている気がするのだ。耳鼻科にも行くけれど、もう脳を調べてもらったほうがいい。 ※10月上旬に書籍化決定 続きは書籍でお読みください
ここ数年、年末はCSの「緊急検証!シリーズ」という番組で「紅白オカルト合戦」の審査委員長を務めさせてもらっていた。 オカルトの識者たちが紅組白組に分かれ不思議トークをプレゼン、勝敗を競い合う催しの審査委員長である。バンドの知り合いには紅白歌合戦に出ているミュージシャンもいるというのに何をやっているんだね君は? との感もあるが毎年楽しかった。 ※10月上旬に書籍化決定 続きは書籍でお読みください
40代から弾き語りを始めて最近はさまざまなミュージシャンとツーマンライブをやっている。先日は茂原でROLLYさんと共演した。 茂原駅にはロッテリアしか食べるところがなかった。でもそのロッテリアではなんとラーメンを出していたのだ。嘘じゃない! 本当だって。僕はそのラーメンを食べた。何味だったっけかな? きっと今後、全国のロッテリアでラーメンをメニューに入れる計画があるのだろう。それで実験的に茂原でまずはこっそり出していたのではないか……。 ※10月上旬に書籍化決定 続きは書籍でお読みください
筋肉少女帯のツアーがファイナルを迎えた。会場はZepp DiverCity(TOKYO)。 ファイナルライブといっても、開演前の楽屋の様子は静かなものである。仲が悪いわけではないのだ。もうメンバーもいい大人だし、長年一緒にいるので、特別に交わす会話もないのだ。 ※10月上旬に書籍化決定 続きは書籍でお読みください
カーネーションが2年ぶりの新作『Carousel Circle』をリリースする。バンド結成40周年となる2023年の末尾を飾る通算19作目となるアルバムは、ベテランらしい多様な音楽性を内包しながらも、カーネーションそのものとしか形容しようのない個性に彩られた珠玉の作品だ。オトナの成熟と味わい、そして40年目を迎えてもなお衰えぬ探究心と冒険心、そして極上のポップセンスと手練れの演奏は、やはり別格だ。直枝政広(Vo / Gt)と大田譲(Ba / Vo)に話を聞いた。 ──2年ぶりの新作です。今作の制作はどういうところから? 直枝 昨年末くらいから動き始めて。今年結成40周年の節目なので出さねばならぬ、ということですね。40という数字には意味はないですけど、節目、節目でうまくステップに使えるので。 ──40年。大変な年月ですね。 直枝 気が付いたら、ですよね。 大田 俺は32年くらい。91年から
筋肉少女帯のツアー中だ。初日はクラブチッタ川崎で行われた。 その数日前であったか、ミュージシャンの某さんがご自身のライブ冒頭で「今日は歌いたくない。おしゃべりがしたい」と言うような発言をして物議を醸すと言う騒動があった。 ※10月上旬に書籍化決定 続きは書籍でお読みください
筋肉少女帯のツアー中である。 11月22日のZepp DiverCityがファイナルになる。筋肉少女帯はラウドロックバンドだ。60歳も近くなってのラウドロックのライブは体力も気力も死に物狂いである。全身全霊で、全集中して対峙しなければできるものではない。真面目なことを言うが、これは紛れもなく真実である。すべての雑念を捨て、煩悩を振り払い、ただステージとお客様と自分たちの音楽のみに専念しなければ、目指す高みにはたどり着くことが叶わないのだ。 ※10月上旬に書籍化決定 続きは書籍でお読みください
江戸川乱歩に「白昼夢」と言う掌編小説がある。晩春の日にふと街へ出た主人公が、夢ともうつつともわからない奇妙な風景を見る。と言う幻想談だ。先日、秋の弾き語りの旅先で僕が見た風景も、夢ともうつつとも知れぬものであった。だからこれは乱歩の「白昼夢」のような、一種の幻想談と思って読んでもらえたらと思う。 弾き語りは柏や横浜へ出かけた。前者はMIMIZUQというバンドのイベントで。出かけて見れば柏は案外に遠い。リハーサルの終わった後に疲れて僕は2階の客席のソファーで少し眠ってしまった。眠ったといっても半覚醒状態のウトウトで、ステージ上の演奏はよく聞こえた。ファンタジックなMIMIZUQの音楽を浅い眠りの中で夢見心地で聞いた。白昼夢の中にいるかのようだった。 ※10月上旬に書籍化決定 続きは書籍でお読みください
突然ですが、「EP」をご存知でしょうか? もともとはアナログレコードの形態の1つで、文字通り片面に1曲ずつ収録されたシングル盤よりも曲数が多いものがEP盤と呼ばれていました。現在では「メジャー1st EP」「配信EP」といった形でCDや配信作品でも幅広く使われていますが、レコードに触れてこなかったリスナーにとっては馴染みの薄い用語で、SNSではしばしば「EPって何?」という声が上がります。 音楽ナタリー編集部では、「『EP』はアナログ時代のシングル盤に由来する言葉だから」という理由で、作品の固有名詞である場合を除いて使用を避けてきたのですが、ここ数年でレーベルの方が作成されるプレスリリースに「EP」が使われるケースが如実に増えたことを実感しています。また「ミニアルバム」に言い換えて記事を掲載したところ「EPです」とレーベルから訂正されたこともあり、編集部としても「EP」の具体的な定義付けが
先日、クラブチッタ川崎で行われた「鬱フェス2023」に参加した。神聖かまってちゃん、上坂すみれさん、ベッド・インその他多数のアーティストと共演した。 「鬱フェス」は、バンド・アーバンギャルドが主催している音楽フェスティバルだ。「病気のみなさんこんにちは」というキャッチコピー。さわやかな夏の野外フェスには向かないような、サブカル色が濃いというか、マニアックでコケティッシュなメンツを集めて開催されている。今年で10回目となる。 ※10月上旬に書籍化決定 続きは書籍でお読みください
母の入っている老人ホームで縁日をやるというので行ってきた。たまにそういったイベント事を催しているらしい。行ってみると施設のロビーに屋台が出て、ハッピ姿の職員さんが焼きそばを作っていたり、ボール掬いや射的に老人たちが興じていた。 アッパー系演歌(「北酒場」とか「祭」とか)もガンガンに流れ賑わっていた。 ※10月上旬に書籍化決定 続きは書籍でお読みください
Q. 宮崎駿監督の『君たちはどう生きるか』を観ました。以前、押井監督が著書で宮崎アニメについておっしゃっていたように、ディテールは素晴らしいのですが、映画としては破綻していると思いました。押井さんは本作を観る予定はありますか? また、本作の宣伝を一切しないという宣伝方法についてはどう思いますか?
Q. ゲームの『スーパーマリオブラザーズ』の映画化『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』が日本でも135億円の大ヒットを記録しました。押井監督が昔、ゲーム屋の抱き合わせ商法に怒り、周りの人がマリオをプレイするのを見るまでファミコンを買わないとおっしゃっていたと思うのですが、ゲームのマリオの魅力はどういうところにあるんでしょう。
今夏はライブをやり原稿を書き時間が空くと映画を観に行った。通常営業である。 90歳になる母が施設に入ったので、何回か面会に行ったことぐらいが他のこの季節と異なるところであったろうか。母は病院にいた頃より歴然と表情が明るくなっていた。施設のアットホームな雰囲気が合ったらしく「家にいるのと全然変わらないよ」と言う。 ※10月上旬に書籍化決定 続きは書籍でお読みください
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