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アメリカ大統領選
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先週、セックスワーカーコンファレンスに参加するためニューオーリンズに行ったのだけれど、まあ案の定コンファレンスに参加するだけで疲れてしまってちゃんとした観光をする気力もなく、ちょっとホテルの周辺を散歩してみた。で、そのときたまたま見かけて気になったのが、これ。 えらく高いポールの上から全てを見下すような像。調べてみると、南北戦争でアメリカ合衆国に反旗を翻して戦った南軍の将軍、ロバート・リーの像だった。 この像について調べていて見つけたのが、Take 'Em Down New Orleansという団体のサイト。ニューオーリンズ(だけでないけど)には奴隷制や南軍に関連したモニュメントやそれらに由来した施設の名前がほかにも多数あるので、それらを変えていこうという趣旨の団体らしい。そしてこの団体のサイトには、こうしたモニュメントのマップも掲載されており、中でもロバート・リー将軍の像は、そうした運動
ツイッターでだらだらと書いた話を、まとめておく。 わたしが創設に関わった、あるフェミ団体の内紛みたいなものについて。代表者はいるけどあんまり権限とかがあるわけじゃなくて、まとめ役みたいな、よくあるゆるいフェミなグループ。 前任の代表者が、まあ前から結構高圧的なことがあって不満が高まっていたんだけど、人間関係につかれたのかしばらく団体を離れていて、そして戻ってきた。で、戻ってきた途端に、後任の共同代表者二人に対して、いつまでもメンターみたいなつもりで団体のあり方を押し付けたり、ここはこうでなくちゃいけない、みたいに変なところに固執したりして、問題発生。 新代表の人たちは、自分たちが軽視されていると感じるし、もう代表でもないのになんなんだと、嫌気がさして来なくなるメンバーも。で、ついに新代表の一人が、あなたのせいで辞めていく人がいる、と言ったら、彼女は猛烈に怒り出した。親切にいろいろ教えてあげ
▼CLick for Anti War 最新メモ経由。 ▼「日本の『嫌韓流』は警戒心理・劣等意識の発露」NYT紙@中央日報 米紙ニューヨーク・タイムズは、19日、日本で売れている『マンガ嫌韓流』と『マンガ中国入門−やっかいな隣人の研究』について、韓国・中国を警戒する心理と西洋に対する日本人の劣等感を示すもの、と指摘した。 ニューヨークタイムズは『マンガ嫌韓流』がこれまで36万冊も売れ、ベストセラーに位置付けられているが、その中に登場する日本人は、一様に西洋人に似た外見をしている、と指摘した。日本人の意識の中に内在された「脱亜入欧」の欲求を反映している、というのが同紙の診断。 「マンガ嫌韓流」から欧米に対する劣等感が見え隠れするということは同意するけれど、同時に欧米人がよく日本のマンガを見て「日本人が西洋人のような外見に描かれている」と言うのは言葉通り受け取れない。最近は優良なものも増えてい
しばらく前にツイッターに載せた写真だけど、残しておいたほうがいいような気がしたので、今さらだけどアップしてみる。 この写真に写っているのは、ポートランド市役所南側の歩道に設置された標識。通行の妨げになる行為をやめるよう呼びかける文句とともに、ベビーカーを押す人や、車椅子や杖を使っている人などさまざまな歩行者のシルエットが提示されている。みんなが通行しやすいように配慮しましょう、と呼びかけているように見える。 しかし実際のところ、この標識が意図するのは、ホームレスの排除だ。標識に小さく記載された「CITY CODE 14A.50.030」というのは市条例の条項を指しているが、これは路上で座り込んだり寝転んだり、あるいは理由なく同じ場所でたむろする行為を違法行為として取り締まる内容。この条例には、「店の前の行列に並んで待っている時」「病気や障害でやむを得ない時」「パレードを見学している時」「政
まずはこちらをご覧ください。 http://www.webfemi.net/?page_id=1154#corrections 本家ブログでも紹介している、山口智美・斉藤正美・荻上チキ著『社会運動の戸惑い』の正誤表なんだけれども、この p.xvii-xviii の部分に注目。 ごく自然に見えるけれども、このように表示させるのは、実は結構難しい。というのも、普通にこのような表の中にURL(サイトのアドレス)を入れようとすると、すぐ以下のようになってしまうから。 半角英数字では、単語と単語のあいだに空白があるのが普通であり、一行におさまらないような文を表示するときはその空白で改行されるようになっている。しかしこの例のように長いアドレスの場合は、改行を入れるための空白がどこにもないので、ブラウザは改行なしで無理やり表示しようとする結果、デザインが崩壊してしまう。 でも、わたしが作った『社会運動の
わたしは日本では年末に紅白歌合戦なんてものがあることすら覚えていなかったわけだけど、NHKによるレディ・ガガの曲の字幕翻訳がツイッターで議論になっているのを見かけた。で、なにかおかしいなあと思いつつ放送を見ていないわたしには分からない話だと思って放置していたのだけれど、id:saebouさんがブログでこんなことを書いているのをみかけて、とても驚いた。 動画が消されているので全部の字幕を検証することはできないのだが、途中一番ひどいなと思ったのが"Don't be a drag, just be a queen"を「ぼやいてないでいっそ女王になろう」と訳したところである。英語の映画やテレビドラマを普段から見て英語を勉強している人にはすぐわかると思うのだが、これはdrag queen(女装する男性エンターテイナー、日本語で表記するとドラァグクイーン。男装する女性エンターテイナーはdrag kin
たぶん何十年も前からあるシナリオ。もっと長いものも含めて、いくつかバリエーションをみかけたことがあるけれど、たまたま手元にあったものを翻訳。 警察官 スミスさん。あなたは一六番街で銃を付きつけられ財布を奪われたというんですね。 スミス その通りです。 警察官 犯人に抵抗しましたか? スミス いいえ。 警察官 どうしてですか? スミス 犯人が銃を持っていたからです。 警察官 つまり、あなたは自分の意思で抵抗せずに犯人の言いなりになったわけですね。 スミス そうですが。 警察官 あなたは叫んで助けを求めましたか? スミス いいえ、犯人が怖かったので。 警察官 なるほど。あなたは過去にも強盗の被害にあったことはありますか? スミス いいえ。 警察官 でも貧しい人にお金を恵んであげたことはあると。 スミス はい、ありますが。 警察官 それは、自分の意思であげたんですよね。 スミス 何が言いたいんで
本家ブログでフェミニスト法学者キャサリン・マッキノンの名前が出ているので、それに関連したおまけをこちらに。 ハードドライブの中の古いファイルを整理していて、一九九一年にブッシュ(父)大統領によって最高裁判事に指名された(が、まだ承認されていない時期の)クラレンス・トーマスについての座談会記事を発見。著名なフェミニスト法学者だから呼ばれても別に驚くようなことじゃないけど、キャサリン・マッキノンが座談会に参加していた。掲載誌は、以前わたしがウガンダ「反同性愛法」についての記事を寄稿したこともあるTikkunの一九九一年九月号(目次)。この座談会で、キャサリン・マッキノンは現在の最高裁で一・二を争う超保守派のトーマスについて、次のように発言している。 保守派はたとえばポルノグラフィが引き起こすような、ほんとうの害悪について語ろうとしている。リベラルはその害悪を矮小化し、ポルノ製作者の「表現の自由
メールマガジンJapan Mail Mediaのサイトに、バックナンバーとして冷泉彰彦さんの記事「CBS女性記者襲撃事件とアメリカ的フェニミズム」が掲載されている。サイトに掲載されたのは先週だが、わたしはこの記事が某秘密主義MLで紹介された時に読んでおり、それに対してML内でコメントを書いていたのだが、JMMのサイトにも掲載されたのでわたしのコメントを以下に転載する。 まず二番目の問題ですが、まずこの異常なニュースが報道された背景にあるのは、性的暴力の被害者は徹底的に救済・保護するという文化が確立しているということが挙げられます。(中略)この時期からは女性をほぼ無条件で保護する権利が確定しています。判例というだけでなく、社会的な価値観としても明らかです。 そんな文化が確立していれば良いのですが、それはないでしょう。ローガンさんは、そういう文化を確立するのに貢献するため、問題提起するために、
英語圏ブロゴスフィアで一年とちょっと前くらいに流行った(ていうか紹介されまくった)記事なんだけれど、日本語圏で紹介している人がいないみたいなので紹介。既に紹介されてたらごめん。ソースはNo, Not You。うまい訳をつける自信ないから、文句があったら原文をどうぞ。 ***** Sexual Assault Prevention Tips Guaranteed to Work! 性的暴行を確実に予防する工夫――効果は保証します! 1. Don't put drugs in people's drinks in order to control their behavior. 誰かの行動を支配するために、ほかの人の飲み物に薬を入れるのはやめましょう。 2. When you see someone walking by themselves, leave them alone! 一人で歩いて
前エントリで上野千鶴子さんへの返答その1とその2を掲載したけれども、そのあいだにあったのが、以下のポスト。上野さんが「憶測ばかりだ」と言うから、だったら具体的な話を出そうと元スタッフの体験談を出したら、上野さんはさらに怒ってしまったという結果に。元スタッフの方の承諾も得たので、固有名詞を伏せたうえで、以下に掲載します。文中Aさん、Bさんとなっているのは、雇用者側の二人。 ちなみに、この体験談をシェアしてくれた元スタッフの方は、ML上で自身の体験について発言された方とも、山口智美さんが言及されている山口さんの友人とも、また別の方です。ここに書かれているようなことは、一人や二人の元スタッフが言っていることではないということ。 こんにちは、みなさま。 おまえの話は憶測ばかりでけしからん、という声もありましたので(てかー、わたしは気を使ってわざとはっきり書かないでおいただけなんですけどー)、***
ここのところ取り上げているフェミ系ブラック企業について、某秘密主義ML上で質問をしていたら、上野千鶴子せんせーが「憶測にもとづいている」「答える必要はない」「この件はこれで収束してください」と言ってきた。 おねがいであって禁止ではないとわざわざ言っているけれども、フェミ業界において上野さんほど影響力がある人が「おねがいもうしあげます」とまで言えば、普通はみんな黙ってしまうもの。わたしや山口智美さんみたいに日本のフェミ業界の人間関係に縛られない海外組を除いてはね。 権力者だし、上野さんの個人情報が含まれているわけでもないし、上野さん自身が私的領域に隠れて家父長が暴力をふるうことを批判して公的領域の拡張を主張しているわけだから、ほかの参加者と区別して、上野さんの名前だけは伏せずにブログに書きます。 あと、上からもリンクしたけれども、山口さんによる上野さんへの返答も参照。 以下、上野さんに対して
読んでいない方は、パート1から読んでください。 一週間待つ予定だったのだけれど、元スタッフの方がパワハラで苦しんだ経験をMLに投稿したので、予定をくりあげて(といっても一日早くなっただけだけど)出した。その人は、すぐにでも反応が見たいのではないかと思ったので。 しかし、このMLにはふだん労働法とか労働者の権利にうるさい常連参加者もいるのに、そしてその人は別の話題では投稿をしているのに、この話題には全然食いついて来ないのが不思議。わたしはまったく労働法とか詳しくないので、助けてくれたらいいのに。 こんにちは、みなさま。コヤマエミです。 **さん、貴重な体験談をありがとうございます。このMLにはほかにも********/****総合法律事務所で働いていた経験のある方が何人も参加していると思いますが、**さんのお話は、わたしがほかの方から聞いた話と多くの共通点があります。 ****の運営者自身が
某秘密主義メーリングリストに出したポスト。返事があるか、返事がないまま一週間が過ぎるまでは、とりあえず一部伏字。その後のことはその後考える。 **さま、みなさま。 「**ー*****/********事務所」の「スタッフ急募」広告は以前からこの****で繰り返し流されていましたが、今年になってからさらに頻度が増えているように思います。わたしの手元に残っているだけでも、一月、六月、八月、そして今回と、四度にもわたってそれぞれ複数名の常勤スタッフが募集されています。 いまの経済状況において、まさかいくら募集をかけても求職者がまったく集まらないなんてことは、おそらくないでしょう。だとすると、どれだけスタッフを雇ってもリテンション(採用した人材を職にとどまらせること)に失敗しているのではないかと想像します。しかし繰り返すようですがいまの経済状況において、そんなにスタッフが次々に辞めていくということ
先日カトリック系の大学で行われたコンファレンスに参加したところ、「妊娠中絶反対」の立場から書かれたパンフレットを多数置いてあるテーブルがあったので、参考資料にと各種一部ずつもらってきた。その中でも一番酷いと思ったのは、「中絶とドメスティックバイオレンス」と題したパンフ。以下は、その中から一番おそろしい部分の抜粋。 すべてのドメスティックバイオレンスが中絶によって起こされるわけではありませんし、全ての中絶がドメスティックバイオレンスを引き起こすこともありません。しかし、過去二十五年間のあいだに妊娠中絶の件数とドメスティックバイオレンスの件数がともに上昇してきたのは、決して偶然ではありません。 (中略) 妊娠中絶手術を受けたあとに情緒不安定になった女性は、さらなる暴力の被害者となりやすくなります。これらの女性は暴力行為を最初に仕掛けることが多いですが、肉体的な力の強い男性がより深刻な怪我を引き
ダイヤモンド社のサイトDIAMOND onlineに「特別レポート」として、「悲惨な“男おひとりさま”と“予備軍”が急増中! 30代からでも早すぎない、『老後の準備』と『覚悟』」というタイトルの上野千鶴子さんへのインタビュー記事が掲載されている。おそらくタイトルは編集部が考えたもので、上野さん自身は関わっていないのだろうけれども、わたしが最初にこのタイトルを見た時に感じたことは、「わたしだって30代だけれど、老後の準備をしたくったってそんな余裕どこにもないよ!」という反発だった。 でもインタビューを読み進んでいくと、どうもわたしが思っていた内容とは違う。その違いがよく分からなくて、つまり上野さんが何を言っているのかよく分からなくて、もう一度最初から読みなおしてみて、ようやく分かった。上野さんがこのインタビューで言っている、「準備と覚悟」が必要な「老後」の「悲惨」というのは、わたしが思ってい
グーグルが子どもたちの脳を壊す!
小ネタだけど、しばらく更新していないので生存確認も兼ねて。 最近話題になっている、中山義活経産政務官の「日本女性は家庭で働くのが喜び」という発言に抗議する会ができた、という話を、「某秘密主義ML」(検索ワード)で見かけた。会といっても多分個人だと思うけど。転送して欲しいということなので、呼びかけ文を全文引用する(改行箇所は改変しています)。 中山義活政務官(民主)の発言はひどいです。 こんなバックラッシュ議員が、政府高官とは。 私も経済産業省にメールしました。 皆さん、時間があったら出してください。短文でいいと思います。ひとりの声は小さくても、たくさん集まればきっと変えられます。 下をクリックしたら送れます。 ■経済産業省 ご意見・お問い合わせメール・フォーム https://wwws.meti.go.jp/honsho/comment_form/comments_send.htm#for
今年の10月1日、うちのエイドリーに子どもが4匹うまれました。お父さんはロッコ。 エイドリー。 エイドリーとロッコ。 2日目。子どもは4匹。 10日目。 23日目。このころ、ようやく目が開く。 36日目。はじめての母乳以外の食事。 44日目。猫と遊ぶ。 65日目。集合写真。 68日目。かわいさピーク。 というわけで、先週3匹はもらわれていきました。 で、1匹だけ残しました♪ もっと見たい人はこちらをどうぞ。 http://www.flickr.com/photos/emigrl/sets/72157618159256238/
ひさしぶりの更新になりますが、例によって本家エントリ「在特会と通じる性質を見せる『反在特会』の取り組みと、『上から目線のエセインテリ』へのブクマコメントにお応えしちゃいます。ただし、ひびのまことさんが批判している通り、「朝鮮学校をどう支えるか」という、本来論じられるべきポイントから逸れた話が論じられず、「日本人の運動をどうするか」という問題に論点がスライドしてしまうという問題も意識しておきます。 BigHopeClasic 政治, 社会 これは難しい話だけど、在特会を切断するなというのはそのとおり。 2009/12/22 t-kawase politics, philosophy リベラルの持つパラドックス。こちらを否定する者をも認めなければ、という。また、向こうはこっちの「リベラルさ」につけ込んでくるからなあ。「戦勝報告」みたいでなければこじれなかった話。 2009/12/2220 h3
前エントリ「カムアウトをしない『自由』はない。クロゼットは『権利』ではない。」の注記。しっかり読んでる人は別に必要ないと思うけど、しっかり読んでいない人がこんなコメント書いてるからね。 いい加減にしなさいよ 2009/08/25 03:20 丸出しカムアウトの馬鹿が叫んでるわね 他人にまでカミングアウト原理主義を押し付けないでよ それに、だいたいクローゼットって馬鹿にしてるわね! たんに、公表したいと思わないだけよ ムヤミヤタラニカミングアウトする馬鹿の巻き添えになりたくないのよ。 社会不適合者のゲイリブやカミングアウト信者とは距離を置きたいの たんなる世間知らずの丸出し歩くカミングアウトのくせしてさ いやぁ馬鹿が叫んでいるなぁと思うわけだけど、もしかしたらこの人は「カムアウトしない『自由』はない」というタイトルを読んで、文字通り「カムアウトしないという選択は認めない、許さない」という意味
イチカワユウさんの、「カムアウトするかしないかは個人の自由である」というエントリにコメント。 アメリカのアクティビストたちは、カムアウトしろしろというけど、そりゃあんたがアメリカにいるから出来るわけであって、日本では本当に特殊な人…学者とか学者とかゲイ雑誌の編集者とかゲイバーの経営者とか美容師とかアーティストとかフリーランスとか外資系じゃないとなかなかカムアウトしてアクティビストになるのは難しいんだよ…!と叫びたかった。もちろん、日本でもごく普通の社会人や学生でカムアウトしている人はいる。でも、それはまだ少数であり、やはりまだカムアウトして常にオープンなゲイとして生きることは難しいのは事実だと思う。 ですから、人はいつ、誰に、どうやってカムアウトするかを自分で決めるべきですし、誰からもカムアウトを強制されるべきではありません。カムアウトしても、養ってくれるゲイリブ団体があるわけでもなし。人
日本フェミ業界が必死になってやっている、ウィメンズ・アクション・ネットワークのサイトの、音楽に関するリレー・エッセイと思われるコーナーに「黒人音楽と白人ミュージシャン、女性ベーシストCarol Kaye」という記事があった。著者は堀あきこさんという方で、調べたところ『欲望のコード マンガにみるセクシュアリティの男女差』という本を出したばかりの人のようだ。 その中で、次のような記述がある。 黒人による黒人のための音楽が、白人層をも巻き込んで、世界に名をとどろかせるビッグ企業に成長。有名なシンガーの影となり、素晴らしい演奏でレーベルを支えた黒人バンド…… それが、これまでのモータウンとThe Funk Brothersをめぐる定説だった。 しかし、女性ベーシストCarol Kayeは、モータウンの演奏はThe Funk Brothersだけでなく、彼女のプレイが数多く含まれていたと告発。 モー
The New York Timesの倫理的問題相談コラムThe Ethicistにて、Facebook(ソーシャルネットワークサイト)で繋がっている生徒の問題行動を知ってしまった教師の相談があった。相談の内容は、以下の通り。訳はいつもの通りいい加減なので、うるさい人は原文を読んでください。 わたしの友人は生徒に人気の中学教師です。彼女はFacebookにアカウントを持っていて、多くの生徒から「友だち」として登録されており、かれらの書き込みを読むことができます。その結果、彼女は生徒たちについていろいろなことを−−ありがちな未成年の飲酒や麻薬の使用、時にはテストでのカンニングや宿題のズルなど学校に関連した問題行動などを含めて−−知ることになりました。彼女は、これらのことを学校や警察、家族に知らせなければいけないでしょうか? 学校には、この現代的な問題に関する規則はありません。 これに対する、
宇和島屋@ビーバートン店にて。 なんかおかしなの混じってないですか? これ普通なの?
今週水曜日に米国上院において、Uniting American Families Actに関する初の公聴会が開かれる。この法案は、結婚により外国人パートナーの永住権を申請できない同性カップル(ここでは、本人の意識に関わらず、法律上同性と見なされるトランスジェンダーを含むカップルも含む)を救済するためのもので、成立すれば同性の外国人パートナーを持つ人も、外国人と国際結婚した人と同じ権利を持つことになる。 同性カップルに結婚が認められていないことによって同性愛者やその他の性的少数者が被っている不利益には様々なものがあるが、愛する家族と同じ国に住むことができないというのはその中でも最も深刻な問題の一つだ。同性婚反対派には「実質的な権利の平等は認めるべきだが、伝統的な結婚のあり方だけは変えるべきではない」みたいに言う人が多いが、かれらが本当に差別主義者でないというなら、それを態度で示す良い機会なの
「押して、押して、押し倒されろ!」のゆうさんが、首都ワシントンDCにおいて同性婚を禁止するために米国下院で提出された法案について紹介している。 提出されたのは、「婚姻を男女間のものに限る」という法案であり、基本的に同性婚を禁止するもの。 (...) ところが、最近各州で同性婚を認める州が増え、ワシントンDC地区も、協議会にて他の地域で認められた同性婚を認めるという方針を決めた。(...) ところが、議会による今回の法案提出はこのワシントンDC地区協議会の決定を覆し、同性婚容認への流れを阻止しようとするもの。 ワシントンDCは、同性婚を禁止するのか!? ワシントンDCは州ではなく連邦直轄の特別区なので、州よりも権限が小さく、連邦議会の干渉を強く受ける。そのため、地元の協議会が同性婚を容認しようとしても、連邦議会がそれを禁止してしまえば何もできない。このような弱い立場にDCの住民が置かれている
過去エントリ「『在日はみな朝鮮系、韓国系日本人』になるために」から派生して、バジル二世さんのブログで続いている論点の続き。 簡単に経緯をまとめると、わたしが「朝鮮半島出身者の日本国籍を日本政府が一方的に剥奪したことに対して謝罪すべき」と書いたことに対して、Josef さんが「『「謝罪』なんてのは論外で、解決を遠ざけるだけ」としたうえで、希望者には国籍を復活させるのが望ましい、と書いている。バジル二世さんも、日本政府が国際法上の義務を怠ったのであれば謝罪すべきだが、そうではなければ謝罪すべきではない、と書いている。 また、わたしが「日本が一方的に国籍を剥奪した」と書いたことについて、Josef さんは「一方的剥奪」とは言えない、という立場から、朝鮮半島出身者にとってはそもそも「日本人」とされたことが屈辱的であり、戦後日本国籍から「解放された」というのが正しい、と書いている。 Josef さん
まずはポートランドのダウンタウンを歩いていて、こんなのを見つけた。 なんだか見慣れないゴミ箱があるなぁと思って近づくと、こんな感じ。 ソーラーパネルで太陽光発電して、その電力を使ってゴミやリサイクル品を圧縮するらしい。 いくらポートランドが代替エネルギー大好きな街だからといってわざわざこんなことしなくてもなぁ、まあゴミ箱の方でゴミを圧縮できたら頻繁に回収しなくて良くなるのかな、くらいにその時は思っていたのだけれど、実は裏があった。 今週の市議会の記録を読んでいてたまたまこのゴミ箱についての記述を見つけたのだけれど、なんでもこのゴミ箱はポートランドの産業団体が市に寄贈したらしく、ダウンタウンの美化に役に立つ、というのがその利点だとか。で、その利点というのを詳しく読んでみると、どうやら狙いの一つは、「ホームレスの人が、デポジットのついた空き缶やボトル、その他何か生活の役に立つものを探してゴミ箱
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