科学特捜隊の日本支部にいたホシノ少年は、なぜ消えてしまったのでしょうか? 1966年『ウルトラマン』名物子役の降板理由とその後の消息を解説します。 『ウルトラマン』の登場人物は「科学特捜隊」の隊員たちを含め、みんなチャーミングで、どこか謎めいた雰囲気の持ち主ばかりです。そのなかでもとりわけ、立ち位置が謎めいていた人物といえば、「ホシノ・イサム」少年ではないでしょうか。 小学生ながら科学特捜隊の日本支部にほぼ自由に出入りし、ときに怪獣退治に貢献する活躍を見せました。では、科学特捜隊の誰かの親戚なのかと思えば、とくにそういう設定はなく、初登場の時点ですでに「ホシノくん」として科学特捜隊に受け入れられています。全くもって、謎なのです。 そして、ホシノ少年の最大の謎といえば、突然「物語から消えてしまった」ことでしょう。いったい、なぜなのか。まずはホシノ少年の活躍を振り返ります。 第3話では単身で怪