QRコードで通過できる自動改札。写真はJR高輪ゲートウェイ駅開業前の内覧会のときのもの=2020年3月9日、大西岳彦撮影 JR東日本が、スマートフォンに表示したQRコードで自動改札を通れるチケットレス乗車券「えきねっとQチケ」の対象エリアを、11月乗車分から管内全域に広げると発表した。BRT路線(バス高速輸送システム)など例外区間はあるものの、これまでは東北地区と東京都区内、および東北新幹線でしか使えなかったため、利便性が格段に上がる。首都圏で対象エリアが大きく広がるほか、上越・北陸新幹線でも利用できるようになる。 JR東日本はSuicaを基軸とした乗降方式の拡充を基本方針としているが、2027年春からは管内の近距離きっぷを磁気乗車券から紙のQR乗車券に置き換えていく予定でもある。Suicaがあるのに、なぜQR乗車券の拡充を図るのだろうか。 普及が進むQR乗車券 紙のQR乗車券は今後の普及