サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
TGS2024
minatoblue.hatenadiary.jp
この記事は2024年4月に訪れた 「楠公さんの手づくり市」についてまとめています。 ・・・・・・・・・・ 「楠公さんの手づくり市」は神戸市中央区にある湊川神社の境内で、 毎月1日(1月を除く)開催されている入場無料のイベントです。 昭和17年に建造された湊川神社の表神門。 奥へと伸びる参道の両脇に手づくり市の赤い旗が並んでいます。 湊川神社の祭神は楠正成公です。 神社の木といえば 杉や松、ヒノキが定番だと思うんですが 湊川神社の境内には、楠公に因んだクスノキが たくさん生えています。 クスノキは4月に紅葉して落葉する木。 訪れた日はちょうど 芽吹いたばかりの新芽のやわらかい緑と 紅葉した赤い葉が混在している時期だったので、 境内が幸福感を感じさせてくれる 明るい色彩で満たされていました。 クスノキの下に手作り市のテントが並んでいました。 クスノキは、ジブリのアニメ映画「となりのトトロ」では
石垣には石仏も使われていた ととかな隊と市場の味 石垣には石仏も使われていた 新川運河にかかる入江橋の上から南の方角を眺めると、 左手側にイオンモール神戸南が見えます。 約400年前、この場所に兵庫城がありました。 兵庫城は、天正8年(1580年)織田信長の重臣・池田恒興によって築かれました。 江戸時代には陣屋や勤番所が、明治時代に入ると兵庫県庁が置かれるなど、 兵庫津のランドマーク的存在として使われた城ですが、 築城後、時が移るにつれて少しずつ規模が小さくなり、 明治8年(1875年)新川運河の開削と同時に 完全に姿を消し「幻の城」となりました。 イオンモールの北にある石垣。 「イオンモール神戸南」建設工事に先がけて 平成24~26年に実施された発掘調査中に出土した 石垣の一部を新たに組み直したもの。 兵庫城の石垣には五輪塔や墓、供養塔、石仏なども使われていて それらは、神戸市西区にある
虹の橋をわたった愛犬が迷わず帰ってこれるように、 今年も昨年と同じようにキュウリの精霊馬をつくる予定でした。 ですが、特売日にキュウリを買い忘れてしまい 精霊馬がない状態のままお盆を迎えることに。 精霊馬以外に、なにか簡単にできる供養の方法はないものかと お盆に関するいろいろな情報をパラパラと検索していると、 むかし、遠野市を中心とする岩手県の中部地方に 供養絵馬という風習があったことがわかりました。 絵馬といえば、一般的には文字で願い事などを書き込んだ小型の額ですが、 供養絵馬は、横サイズが70~100センチほどもある大型の板絵で、 そこには故人が来世で過ごす姿などが きめ細やかな筆致で美しく描き込まれています。 「絵で供養する」という考えはおもしろいですね。 ふだんはワンコのことは忘れて過ごしているので、 一年に一度ぐらいは ちょっと手間のかかる作業を行って 在りし日のワンコの姿をしっ
園内で約25種350品種、約5万株のアジサイが咲き誇る神戸市立森林植物園。 アジサイが見頃となる6月上旬から7月中旬までは 「森のあじさい散策」と題した特別期間となり 講習会やコンサートなど多彩なプログラムが開催されます。 一度見てみたいと思っていた「アナベルの丘」が この期間中に見頃になるため、 7月上旬のよく晴れた暑い日、 植物園の門をくぐりました。 期間限定で公開中だった「あじさい苗畑」は サラッと通り抜けて真っ直ぐ「アナベルの丘」へ。 目的の丘があったのは多目的広場の入口辺り。 ゆるやかな斜面が綿菓子のように丸く白いアナベルに 覆い尽くされていました。 太陽がほぼ真上にある時間帯なので少々影が濃い。 うーん、梅雨時に咲く花だからもう少し柔らかい光のほうが良かったかも。 そのほうがしっとり感が表現できそう。 とはいえ、きれいに咲きそろい見頃で何より。 天候は運次第なので高望みは禁物で
橿原神宮、南神門広場の南に広がる深田池を訪ねました。 深田池は、飛鳥時代に築造された古いため池で 地域の歴史や文化と深く結びついています。 推古天皇の御代に造られた畝傍池が この深田池だったという説があり、 当時は稲作を支える水源として使われていたそうです。 深田池の周囲には四季折々の美しい風景を眺めながら ウォーキングやジョギングを楽しめる遊歩道が整備されています。 カワウ、アオサギ、コサギ、カワセミ、カイツブリなど 一年を通してさまざまな種類の野鳥が飛来。 気軽に野鳥を観察できる バードウォッチングスポットでもあります。 池の畔の木立で水鳥が賑やかに鳴いていました。 声の主はカワウ(たぶん)。 樹上で集団営巣しています。 深田池のスイレンは5月下旬~10月中旬ごろが見頃。 そろそろ咲いているのではと期待して来たんですが あれ?スイレンらしき植物がどこにもないですね・・ ここではなく別の
ポートアイランド北公園にある「みなと異人館」は 1905年に英国人貿易商ヘイガーさんの邸宅として神戸北野町に建設され、 80年代にポートアイランドに移築された洋館です。 ヘイガーさんにはルイーズさんという娘さんがいて、 4歳から14歳までこの館に住んでいたそうです。 館内の展示資料によると 1984年、ルイーズさんがお孫さんと一緒に この異人館を訪れていたので驚きました。 実に69年ぶりのご帰宅だったようですね。 活発な少女だったルイーズさんは 2階の室内をローラースケートで走って遊んでいました。 洋館の長い廊下や螺旋状の階段は、 子供にとっては良い遊び場だったと思います。 お父さんとお母さんに怒られても やめられなかったかもしれません。 ルイーズさんが住んでいた頃、 窓から緑豊かな諏訪山が見えたそうですが、 今は青い港が広がっています。 それにしても、高い天井や大きな窓、 ところどころに
ポートアイランド北公園にある みなと異人館を訪ねました。 「みなと異人館」が誕生したのは1905年ごろ。 英国人貿易商サムエル・ヘイガーさんの邸宅として 北野町に建設されました。 戦後、日本郵船の船員寮として使われた後 1981年に開催された神戸ポートアイランド博覧会に合わせて 神戸港を一望できる北公園に移築。 喫茶スペースとして一般利用された時期もあったようですが、 現在は神戸を拠点とする医療機器メーカー、シスメックスさんが ゲストハウスとして活用しており 一般人が館内に立ち入れるのは公開日のみ。 アジアの国々が植民地だった時代に発展した コロニアルスタイルの建物なので、 簡素で涼しげ、リゾート感があります。 とても明るい雰囲気がするのは 大きな窓がたくさんあるから。 その窓から差し込む光が部屋の奥まで届いています。 100年以上も前に建てられた建物ですが、 外観も室内からも古さというも
先日、マンションの掲示板に 犬の里親募集チラシが貼り付けられていました。 チラシに掲載された写真の犬は、 おとなしそうな短毛茶色の高齢犬。 写真の横には「狂犬病ワクチン接種済み」のコメント。 小型犬より一回りほど大きいワンコですが マンションの規約で飼育OKの範疇です。 前に飼っていた犬が虹の橋を渡った後、 新しい犬をお迎えしたいという気持ちが起きず もう犬を飼うことはないと思っていたんですが、 チラシの中からまっすぐこちらを見返してくる 犬の黒い瞳を見たとき、その気持がぐらつきました。 前に飼っていた犬は、 朝と晩にそれぞれ30分ほどの散歩が必要な中型犬でした。 チラシの犬は小さいので もっと短い散歩時間でも問題ないかもしれません。 マンションの周辺をぐるりと一回りする程度の運動量でも 満足してくれそうな気がします。 でも、実際に飼うとなると相当の覚悟がいるのが犬。 それなりに手がかかる
祝日の午後。 阪神神戸高速線 西元町駅へ。 地下2階へと続く階段を降りると タイル張りのホーム。やや薄暗い。 地上はゴールデンウィークを楽しむ人々で賑わっているはずなんですが、 駅ホームは人影まばらで時間が止まったような静けさ。 古いトンネルの中に突然迷い込んだような気分になりました。 西元町駅の開業は昭和43年。 壁には黄土色のタイルが使われています。 この駅にただよう濃厚なレトロ感の正体は この黄色が醸し出しているような気がします。 当時施工されたタイルがそのまま残っているんでしょうか? ちなみにタイルの耐用年数は長いそうです。 例えば、古代エジプト王ツタンカーメンが身につけていた マスクに使われたタイルは、今も劣化していないそうですね。 数千年前にエジプトで造られたタイルが現存するわけですから、 50年ほど前に施工された昭和時代のタイルがそのまま残っていても 不思議ではないんですが。
中突堤の先端にあるオリエンタルホテルが くっきりと見える五月晴れの日。 突堤の西側に、黄色いエアーアーチが設置されていました。 ツートンカラーのテントも突堤に沿うようにずらりと並んでいます。 エアーアーチの正体は「2024 神戸ミートミートフェア」の看板でした。 5年ぶりの開催ということで会場は大賑わい。 ミート系の屋台だけでなく 地場野菜の屋台も設置されています。 小松菜が特売で信じられないほど安かった。 ミートフェア会場のすぐ横にポートタワーがあるので 眺めてみたんですが、外観は工事前と変わりないですね。 4月末頃にリニューアルオープンを果たし タワー内に回転カフェ&バーとか、 オリジナルグッズを販売するショップとかがオープンして いろいろと一新されている模様です。 特に評判が高い「ガラス張り屋上デッキ」からの眺めを 確かめるべく展望フロアの入口へと足を運ぶと そこには入場待ちの長い列
2020年2月5日、神戸とみなとのあゆみをテーマに 港の発展と神戸港の関わりを伝え 未来の海事人材に寄与する施設として リニューアルオープンした神戸海洋博物館。 メリケンパークで一番目立つ建築物は 何と言ってもポートタワーですが、 二番目に目立つ建築物といえば この神戸海洋博物館ではないでしょうか。 館内に入るとエントランスホールの中心に据えられた ロドニー号が目に飛び込んできます。 神戸港開港から150年のあゆみを感じる プロジェクションマッピングを楽しみつつ ずらりと並んだ船の模型をじっくり鑑賞。 ノスタルジックな帆船や勇ましい戦艦、豪華なクルーズ客船、巨大なコンテナ船まで 細部までしっかりと造り込まれた模型に驚いたり感心したりしながら 船の進化の歴史をたどったあと 航海士の仕事を操船シミュレーターで体験。 子どもが楽しめるゲーム風のシミュレーターなんですが 舵を操作して定められたポイ
兵庫県小野市の粟生駅から兵庫県加西市の北条町駅までを結ぶローカル線・北条鉄道「法華口駅」を訪ねました。 駅舎は、大正4年に建てられた登録有形文化財。 桜前線が北上する頃には、 レトロ駅舎と桜を撮るため集まった写真愛好家でにぎわいます。 ちなみに北条鉄道を走っているのは ワンマン列車ですので、乗車時に整理券を取り、 降車時に運賃箱に現金を投入して精算するスタイル。 実際には、運賃箱ではなく運転士が手に持った コイントレーの中に運賃を入れました。 支払いは現金のみ。 ICOCAやPiTaPaなどのICカードは利用できないんですよ。 乗り降りの手続きなどは全て車両内で済ませるので、 法華口駅の駅舎は、現在は駅としての役割は果たしていないんです。 何に使われているかというとハンバーガーショップ。 駅舎内で「今屋のハンバーガー」が店舗を構えています。 ちょうどお昼どきだったので、店に入りました。 ハ
2024年3月末頃、「ポートアイランド南ひまわり広場」を訪れました。 今年もきれいな菜の花畑ができていました。 ほぼ満開ですが、ツボミもたくさん残っていたので、 まだまだ花が咲きそうです。 花の上を飛び交うミツバチが忙しそうに蜜を集めていました。 いったいどこから来たんでしょうか。 ミツバチが巣をつくりそうな場所といえば六甲山。 ひょっとすると、六甲山の麓に巣があり そこから飛んできたミツバチかもしれません。 でも、セイヨウミツバチの行動範囲は巣から半径およそ3キロメートル。 巣がある場所を新神戸駅周辺と仮定した場合、 菜の花畑がある「南ひまわり広場」から新神戸駅までは約7キロもあります。 それに、港は風が強いのでミツバチが飛び越えることはできないかも。 ではどこから? ポートアイランドには、緑豊かな中公園と南公園があります。 中公園から、菜の花がある「南ひまわり広場」までは約3キロ 南公
海岸線「みなと元町駅」前の街路樹が花を咲かせていました。 この白い花はコブシですね。 みなと元町駅がある栄町通りは、 かつて神戸の金融の中心地として賑わった場所です。 当時の建物の多くは震災後に取り壊されてしまったのですが、 旧第一銀行神戸支店の外壁は みなと元町駅の1番出入り口として 今も利用されています。 ちなみに、旧第一銀行神戸支店の竣工は1908年(明治41年)、 設計者は辰野金吾です。 赤レンガに白御影石を組み合わせる特徴的な様式は 辰野式と呼ばれていたそう。 縁起が良いとされている赤と白は 銀行の壁に適した配色だったのかもしれません。 赤レンガを背景にすると花の白さが際立ちます。 たまたま駅の前を通っただけなんですが、 この花のおかげで春の訪れを感じることができました。 みなと元町駅の西側、元町商店街と交差して南北に伸びる道路は、 マリンロードという洒落た愛称で呼ばれています。
明石市立天文科学館、北側にある不思議な柱 頂点にトンボがあしらわれていることから「トンボの標識」と 呼ばれることもある子午線標示柱は、 明石市立天文科学館の北側、月照寺の門前にあります。 昭和3年に京都大学観測班が行った天体観測で、 人丸山上を東経135度子午線が通過していることがわかり、 昭和5年、月照寺の山門前にこの標識が建設されました。 その後、昭和26年に実施された再観測に基づいて、 標識は11メートルほど移動され、現在ある位置に落ちつきました。 地球をあらわすカゴ状の球。 切り紙細工のような「子午線」の文字プレートも ファンタジックな可愛らしさ。 子午線とトンボに、どういったつながりがあるのか不思議だったんですが、 日本の古名である「あきつ島」に因んでいるそう。 あきつ(トンボ)は日本を象徴する生き物なんですね。 トンボが舞い飛ぶ里山の風景を見ると なんともいえない懐かしい気持ち
2月末頃、「公園でカワヅザクラが咲いてる」と友人が言うので、 寒さで落ち込み気味だった撮欲を奮い起し M6にマクロレンズをつけてバッグに入れて 外出の準備をしました。 少し暖かくなったと思ったら、また急に寒くなる 三寒四温がだらだらと続く季節は着る服に迷いますね。 とりあえず動きやすい服を選んでおけば間違いないので 七分袖のTシャツの上に、薄手のトレーナーを重ね着して、 ダウンジャケットを羽織ることに。 暑くなったらジャケットを脱げばいいので。 外に出ると、タイミングが悪いことに 空からポツポツと雨が落ちてきました。 いったん引き返してジャケットの上から さらにレインウェアを重ね着すると、 ごわついて動きにくくなったのですが我慢。 改めて、公園を目指して一目散に歩いていると 雨量が徐々にポツポツからザアザアへと 勢いを増していきました。 公園にて。今年初めて見た桜。 晩冬の冷たい雨にうたれ
今年の冬は、 24時間エアコンつけっぱなし生活に トライしてみました。 私は60㎡弱のマンション生活なんですが、 その広さであれば一台のエアコンですべての空間が それなりに暖まるんですね。 まだヒートショックを気にする年齢ではないのですが、 脱衣所や浴室の空気がほんのり暖かいとホッとできます。 そしてなにより、夜中に寝床を抜け出してトイレに行くときや、 朝めざめたとき、寒さに震え上がらずにすむのが嬉しい。 体に「寒さ」というストレスがかからないので、 気分的にもリラックスできます。 家の中を、ただ一定の室温に保っているだけのことですが、 生活の質が少しだけ上がって、 そのぶん幸福感もアップしたような気がします。 気になるのは電気代。 こまめにスイッチをオンオフしたときの電気代と 24時間つけっぱなしにしたときの電気代は それほど変わらないのが定説。 が、つけっぱなしにしているわけですから
姫路市、たつの市、太子町を通り抜けながら流れる二級河川・大津茂川は、 散歩にうってつけの自転車・歩行者専用道が 流れに沿って整備されています。 まだ2月ですが、川沿いの風景がそろそろ春めいているかも・・ そんな気分になったので、 ユニクロのフリースの上にダウンジャケットをはおって、 歩行者専用道を歩いてみることにしました。 大津茂川にはいろいろな橋が架かっているんですが、 その中のひとつ朝日谷橋に到着。橋の上から北の方角を眺めました。 大津茂川の流れの先に京見山、檀特山、朝日山などの山々が屏風のように聳え、 川沿いに建ち並んだ住宅が閑静な街並みを形成しています。 朝日谷橋は歴史的なスポットではないのですが、 「朝日谷橋」という美しい呼び名に惹かれました。 この名称は、大津茂川の西側にある朝日山、 そしてその麓に広がる地域「朝日谷」に因んだものと思われます。 川面に映る朝日谷橋。 兵庫県神社
神戸市から送られてきた市民検診の書類を見ながら このごろの自分の体調について考えてみました。 昔に比べるととにかく疲れやすくなったというか 疲労感に悩まされることが増えたような気がします。 そして、新しい物事に取り組む気持ちが起きにくくなったこと、 やる気が出ないことも体調不良のひとつだと思います。 こうした体の変化は、 まあ老化現象なので解決法などはないのですが、 万一、何かの病気が原因でそういった症状が出ているのであれば 早めに手を打ちたいです。 一歩踏み込んだ検査を受けるべき時期がきたのかもしれない・・ 市民検診の書類を見ているうちに そんな胸騒ぎに近い感情がむくむくとわいてきました。 万札が7~10枚ほど飛んでいく 1泊2日の本格的な人間ドッグは無理ですが、 市の胃がん検診なら気軽に受けることができます。 これまで敬遠していた胃カメラ検査を思い切って受けてみました。 ・・・・・・・
今年一番の寒波が到来した朝。 自転車で横断歩道をわたっているとき 車道と歩道の境目が キラッと白く光ったのが見えました。 誰かが道端に鏡を落としたのかと思ったんですが、 よく見ると光っていたのは、 鏡ではなく夜の間に凍りついた水たまり。 氷の上に自転車の前輪をうっかり乗せてしまうと 滑るかもしれないので、 ハンドルを握る手に力を込めつつ、 凍結した道路の上をゆっくりと走行しました。 むかし、まだ小学生だったころ 凍った水たまりの上をわざわざ歩いて 氷がパリパリ割れる音を聞きながら登校しました。 その頃の自分であれば、 氷で滑って転んでも、かすり傷ですんだと思います。 でも今は、柔軟性や瞬発力が弱りきっているアラカン。 転び方次第では、大怪我になりかねないので気が抜けません。 ・・・・・・・ さて、カメラを持っていなかったので、 凍った水たまりは撮れませんでした。 昨年の寒波で雪が降った日の
質の高い品物を入手できる市場として知られる「黒門市場」。 黒門という呼び名の由来となったのは、市場の近くにあった圓明寺の黒塗りの山門。 江戸時代、その山門の前に魚を売る市が出たことが起源ですが、 明治時代に、圓明寺と山門はともに焼失したそうです。 正月準備の買い物客が往来する「なにわの台所」のにぎわいはどれほどのものか、 体感するため2023年12月某日に黒門市場を訪ねました。 買い物客でごった返す商店街。ものすごいにぎわい。 巨大なカニの足に驚愕。こんなに大きなカニは食べたことありません。 そしてその価格にも度肝を抜かれました。 集英社オンラインの記事によると、黒門市場は一時期、 外国人観光客に合わせた観光地価格に値上げされ、 カニ4足3万円、エビ一尾3500円の値段で販売されていたそう。 商品の価格が高騰していることがネットで話題になり物議を醸したこともあって、 最近は値段が下がり、良
2023年、1月10日。 柳原恵比寿神社「十日えびす大祭」を参拝した帰り道。 真っ暗な小道を歩いていると、 オフィスビル風のモダンな建物の一角 そこだけがポツンと光り輝いている場所がありました。 minatoblue.hatenadiary.jp 光っている場所の中央には、 小さいけれど何やら神聖なオーラを放つ 僧侶像が鎮座しておられた。 僧侶像の右と左には、 真新しい赤いよだれかけをきちんと付けた お地蔵さんが僧侶像を護るように佇んでいる。 グーグルマップで調べてみると ここは「遍照光院」というお寺で、 光っている場所は、そのお寺のお堂のようでした。 お堂の屋根を突き破るようにして 高い場所から特大の数珠がぶら下がっている。 そして、お堂の前に整然と並んだ人々が 特大数珠を順番に引っ張って回している。 なんだか楽しそう。素通りするのが もったいないような気もしたので 予定外でしたが数珠を
JR神戸駅の線路海側に展示されている蒸気機関車「D51 1072」。 ヘッドマークの二羽のツバメに惹かれて撮りました。 以前は別のデザインのヘッドマークが付いていたんですが いつの間にかお化粧直しをしたみたい。 このヘッドマークの正体は? 国鉄時代の電車事情に詳しい友人によると 「これは国鉄時代の『特急つばめ』のヘッドマークとちゃうか? むかしは蒸気機関車が特急を引っぱって走ってたんやで」 ツバメのように素早いという意味が込められた ヘッドマークなのでしょうね。 さて、このデゴイチが現在の場所に設置されたのは1992年。 以前は、元町商店街西口の前の「きらら広場」で保存されていたのですが、 広場再整備に伴い、高架沿いへと移されました。 今デゴイチが設置されている場所は、旧神戸駅があった場所で 西日本の鉄道発祥の地でもあります。 そして北側の通りにはかつて、 明治から昭和初めにかけて汽車を眺
JR舞子駅の前で、明石海峡大橋の下を走る 「神戸マラソン2023」ランナーをパチリ。 4年ぶりに開催された「神戸マラソン2023」。 マラソンのスタート地点は神戸市役所前、 フィニッシュ地点はポートアイランドの市民広場駅付近。 西舞子が折り返し地点なので、 舞子駅の前は往路と復路が並列しています。 折返し地点を目指して西へと向かうランナー、 ゴールを目指して東へと走るランナーが 明石海峡大橋の下ですれ違う。がんばれ。 ・・・・・・・・・ 大橋の下をくぐり抜けて舞子公園へ。 緑地帯にちょっとした屋台村ができていました。 ベビーカステラのキッチンカーの前にできた 長い行列を横目で見ながら モニュメント「BE KOBE」の前へ。 白浜青松、淡路島。そして「BE KOBE」と明石海峡大橋。 古来「天下の名勝」と呼ばれた舞子浜の特徴と、新しい舞子の特徴を 一枚の写真に収めることができる良スポットです
今にも降り出しそうな空の下 港を歩いているとき、神戸ポートタワーの工事用シートと足場が なくなっていることに気付きました。 10月中旬の花火大会の日にシートが一部外れていて タワーの上部は見えていたんですが、 陽光の中で全体像を眺めるのは本当に久しぶり。 蛹からかえった蝶のように、 以前とは異なる姿に変貌したポートタワーを 勝手に妄想していたんですが、 シートの下から現れたのは工事前と同じ外観のポートタワー。 拍子抜けと安堵がごちゃまぜになった 複雑な気分でタワーをしばらく見つめました。 屋上には展望施設が新たに完成しているそうです。 リニューアルオープンは2024年の春の予定。 台風などの影響で工事が遅れたことや、 運営事業者が決まらないことで、 営業再開が遅れているそう。 そして、ポートタワーの近くには 複数のクレーンに囲まれた大規模な建設現場が。 これは、新港第2突堤に建設予定の コ
この記事は、2020年の1月2日に訪れた「天神橋筋商店街」についてまとめたものです。 日本一長い商店街として知られる天神橋筋商店街。 店舗数はおよそ800、 南北の長さは約2.6キロ、 端から端まで歩くと40分ほどかかるそうです。 白いアーチ看板に黒い文字でくっきりと「天神橋1丁目」。 1丁目ということは、ここが商店街の入り口? とりあえずアーチをくぐって歩いてみることに。 ぶらぶら歩いているとお迎え人形のアーチ看板が出てきました。 道頓堀のカニといい、このお迎え人形といい、 精巧なつくりの立体看板は大阪の名物ですね。 ここまで完成度が高い立体看板は 他の地域ではなかなか見ることができないのでは。 この日は、正月らしいまったりとした感じの賑わい。 年末年始はなぜか寂しさを覚えてしまう時期なので、 活気がある商店街で人に埋もれていると心が安らぎます。 お買い得品を手にとったり 店の中を覗き込
自転車のヘルメット着用が努力義務になって半年が過ぎたんですが、 私はまだ着用していません。 ドライヤーで熱を当てるなど苦心惨憺してふっくら感を出している 頭頂部の髪がつぶれてしまうので できればヘルメットはかぶりたくないんです。 安全面に関しても、 若い頃のようにスピードを出して走行することはないので、 事故に遭う確率は低いでしょう。 今のところ「努力義務」なので、 ヘルメット無しのまま自転車に乗っていたんですが 最近、自分の反射神経がかなり鈍っていることを 再確認する出来事があったのでちょっと不安になってきました。 昔より確実に転びやすくなっているんです。 転んでも受け身ができないというか手でとっさに 自分の体を支えることができません。 今の反射神経だと 走行中に突然のトラブルに遭遇して急ブレーキをかけても たぶん間に合わないでしょう・・・。 中にプロテクターが入ったハット型ヘルメットも
2023年10月16日(月)~20日(金)まで神戸で開催されている 花火イベント「みなとHANABI 2023」。 開催期間は5日間と長いのですが、 打ち上げ時間は短く18時30分~40分。 たったの10分間のショートタイムイベント。 昨年に引き続き会場はメリケンパークです。 minatoblue.hatenadiary.jp 18時30分ちょい過ぎに一発目の花火。 ほんとうはビールでも飲みながら観たいんですが 写真を撮るので今日は禁酒。 打ち上げ時間が短いので試行錯誤する余裕はありません。 何も考えず10分間レリーズのボタンを押しまくりました。 ポートタワーと対面するのは久しぶり。 工事用シートの上部が取り除かれていました。 長かった工事ももうすぐ終了。 近日、新ポートタワーが公開されそうです。 「みなとHANABI」は非密イベントなので、 あえて平日に開催されているようです。 ちょうど
神戸市中央区にある「ポートアイランド 南ひまわり広場」で コスモスが咲いていました。 広場の花畑は「田」の字のかたちに4面に分割されていて、 そのうち2面にキバナコスモス、 残り2面にピンク色のコスモスが植栽されています。 キバナコスモスはほぼ見頃。 この花の原産地はメキシコで、 日本に初めて輸入されたのは大正時代。 メキシコとまるで異なる気候の日本で野生化している強い花です。 ピンク色のコスモスの品種を特定できないのですが、 開花状況はご覧の通りまばら。 ピンクコスモスの見頃はまだ先ですね。 minatoblue.hatenadiary.jp 花畑と花畑の間に伸びる砂利道をテクテク歩くナナホシテントウ。 ここにいると踏まれるかもしれないので 拾い上げて葉の上に。 葉陰に身を隠していたバッタ。 かなり大型で黒いまだら模様が特徴的。 花の向こう側にたくさんの人影が。 「神戸どうぶつ王国」の入
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『minatoblue.hatenadiary.jp』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く