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最近、収益不動産購入の契約をしました。 物件は23区内の築浅木造アパートです。まだ銀行の融資の本審査中のため、購入はできないかもしれません。 今回購入にあたり、資産管理法人(合同会社)を設立しました。 法人を作った理由ですが、以下のとおりです。 ・不動産投資の税金を抑えられること(一棟目だけであれば、個人とそんなに差はなし) ・不動産投資を本気で頑張ってみようという意気込み ・将来の所得増税に対する備え 法人設立の手順ですが、以下にまとめます。 1. 会社格安センターに書類作成を依頼 法人を作るに、会社格安センターという業者を使いました。 【公式】 - 会社設立専門・会社法人センター 名前通り、格安かもしれません。資本金の払い込みなど必要な作業を誘導してもらえます。ついでに法人用の印鑑も作ったのですが、資料作成が8360円(税込)、印鑑代(13200円)で法務局への提出書類を作りました。
セカンドキャリアを考える上で、参考になりそうな本として本書を読みました。 【紹介文の引用】 42歳から54歳の皆さん、いよいよ本番です! 「いまの会社で定年まで働いて、余生をたのしむ」 多くのビジネスパーソンが思い描いているのではないでしょうか。しかし、 ・超高齢化社会の到来。60歳以降も働き続けることが当たり前に ・2015年に中高年の非正規雇用が270万人超え ・本格的に人口減少や少子高齢化社会を迎える こんな時代背景のなか、いまにフィットした働き方を見直してみましょう。 そこで本書は、体力と知力(経験値)の掛け合わせがピークとなる 42歳から54歳までに会社を立ち上げる「中年起業」を提案します。 定年時期は自分次第、なにより裁量権が100%自分にあり自由を楽しめるのが中年起業の一番のメリットと言えるでしょう。 出世ゲームに疲れた人、社内の人間関係に憤りを感じる人、 雇用環境をなんとか
マイホーム購入を少し検討しており、本書を読みました。 気になったポイントは以下のとおりです。 ・いかに現役時代の年収が高くても、定年時の貸借対照表が債務超過(純資産がマイナス)の状態になっているということは、いわゆる老後破産の予備軍であることを意味する。 ・購入後のマンション資産価値の計算。 マンションの簡易査定価格=同じマンションの販売価格m2単価×自分の部屋の面積 ・借り入れの割合が大きければ大きいほどレバレッジがえられる ・純資産がプラスになる家を買う(購入後、価値が落ちにくい物件) ・無理なく完済できるローンを組むことが大事 1. 毎月の返済は手取り月収の4割以下でボーナス払いなし 2. 返済額が一定になる元利均等返済方式を選ぶ 3. 支出のシミュレーションの金利は固定金利で 4. 定年時のローン残高は1000万円以下 ・定年後も意外と長く生きる。今働いている組織内で得たキャリアや
関ケ原の戦いにおける大名間の政争を描いた漫画です。 漫画「センゴク権兵衛」の登場人物が出てきており、センゴクファンにはたまりません。 「文禄・慶長の役」において、朝鮮出兵した諸大名に恩賞を与える土地がないことから、恩賞が配分されないと知った諸大名が不満を抱き、反乱を起こす危険がありました。 多くの人々が家康によって誘導されたと考えられていた関ケ原の戦いも、この本を読むと必然的な戦いだった気がします。 まだ2巻ですが、続きが楽しみです。 大乱 関ヶ原 (1) (SPコミックス) 作者:宮下英樹 リイド社 Amazon 大乱 関ヶ原 (2) (SPコミックス) 作者:宮下英樹 リイド社 Amazon ランキング参加中。ぽちっとしていただけたら嬉しいです。 にほんブログ村 にほんブログ村 米国株ランキング インデックス投資ランキング
この本は、成長に関する様々な心得や考え方を紹介しています。 人生で「成功」は必ずしも約束されているわけではありませんが、「成長」は自身の手で掴むことができます。 この本から得た、特に印象深かったメッセージを以下にまとめました。 ・自分の中の可能性が開花する瞬間そこに「生き甲斐」が生まれる ・「自分探し」とは自分の中に眠る「様々な自分」と巡り合うこと ・リーダーの立場にあるとき「自分の心」が迷い始めると「集団の心」も迷い始める。 ・人間、自分に本当の自信がないと謙虚になれない。 ・日常において、謙虚な姿勢を大切にして歩むとき、静かな自信が生まれてくる。日常において、感謝の姿勢を大切にして歩むとき、静かな強さが身についてくる。 ・「個の成長」が互いに良き影響を与えあって加速するとき「人間集団」としての加速が始まる ・「働く」とは、「傍」を「楽」にすること。「専門的な知識」ではなく、「職業的な知
なぜ、日銀が異次元緩和を辞めないのか、わかりやすく書いています。 本当の理由は、インフレ税による債務圧縮だろうと思っていましたが、もっと深刻で金利を上げると日銀が債務超過になるので、金利を上げたくても上げられないられないことが書いています。 インフレが放置されるリスクが高そうなことがよくわかりました。 書いていることを、そのまま鵜呑みにするか別にして、インフレが続く可能性は高く、長いトレンドで円が安くなっていく気がします。 日本円の現金を最小限にし、US MMFや外国株、金、ビットコインなど、アセットアロケーションの見直しを進めていこうと改めて思いました。 日本銀行 我が国に迫る危機 (講談社現代新書) 作者:河村小百合 講談社 Amazon ランキング参加中。ぽちっとしていただけたら嬉しいです。 にほんブログ村 にほんブログ村 米国株ランキング インデックス投資ランキング
ストレスに対して、負けないように対処する技術(コーピング)が書かれた本です。 要約すると、 ①刺激に対するコーピング 自力で克服する、相手に働きかける、回避する ②評価に対するコーピング 「過度の一般化」を合理的に考える、「読心」を合理志向に変える、「べき思考」を合理的に変える ③反応に対するコーピング リラクゼーション、ストレッチ、自立訓練法 ④社会支援 ①刺激を除去するための社会支援、②評価を変えるための社会支援 です。 特に以下の7つのストレスパターン毎の説明がわかりやすいです。 イライラ型(焦燥型)、ビクビク型(不安型)、ムカムカ型(立腹型)、クヨクヨ型(後悔型)、ヘトヘト型(憔悴型)、イジイジ型(内省型)、ウツウツ型(憂鬱型) 私は典型的な「イライラ型(焦燥型)」です。 他人が思うように動いてくれないことへの苛立ちです。 顧客に対しては「仕方ない」と思うのですが、部下に対しては「
子育てに参考になるかな、と考えて本書を読みました。 子供の育成だけでなく、仕事における部下の育成にも通じるものがあります。 本書のポイントを書きますと、 ・子供と一緒に不思議がる。 ・育児を楽しめる心の余裕が必要。完璧な家事をあきらめる ・長所と短所は表と裏の関係。かなづちに木を切れないのかと言っても仕方ない。 ・暗記でなく仮説思考(観察、推論、仮説、検証、考察)。もともと子供に備わっている能力を、もう一度、取り戻す。 ・周りを見渡す習慣。指示待ちにならないよう、周囲を見渡して自分の仕事を見つけ、自分が補っていく。 です。 育児の仕方は悩ましいです。 学校の勉強ができればいい、というわけでないことは自分の経験かもわかっています。 「なるようになる」ような話なのかもしれませんが、 親としては、自分の頭で考えることができる、賢い子供に育ってほしいと願っています。 子どもの地頭とやる気が育つおも
最近、仕事にストレスを少し感じており、本書を手に取りました。 「やりがいのある仕事」という幻想 (朝日新書) 作者:森 博嗣 朝日新聞出版 Amazon しょせん仕事。 難しく考えず、人生の中でやりたいことをやるためにしているだけ。 辞めたければ辞めればいいというのが本書のメッセージです。 自分にとって仕事とは何でしょう。 パッと考えると、私にとっては、達成欲求や自尊心を満たす場所、 自己成長・お金・コミュ二ティ(人間関係)・経験を得る場所です。 まだまだ、今の仕事に利用価値があるから、自分は単純に働きたいだけです。 未来への不安は、生きていると常にどんな人・状況でもあります。 貯金をし、新しい仕事の可能性を考え、それらの準備や仕込みを具体的にしましょう、と本書にはあります。 私もその通りの考え方です。 投資を行い、仕事に関しては自分にしかできないニッチなことを追及しつづける。 本書を読ん
キャリアに関して、しっかり言語化されている本です。 「キャリアにおける5つの資」と言うことで、以下のフレーム・章立てで整理されています。読んでキャリアへの考え方がすっきりしました。 ①資格を得て やりたいことの挑戦権【10代・20代~機会を得るフェーズ】 ②資源を元に 資本の元となる時間的リソース【10代・20代~機会を得るフェーズ】【30代・40代~強みを磨いていくフェーズ】 ③資質を活かして 資源を有効活用するための持ち味【30代・40代~強みを磨いていくフェーズ】 ④資本に変えて 資産を得ていくための強み【30代・40代~強みを磨いていくフェーズ】【40代・50代~資産を築いていくフェーズ】 ⑤資産を蓄積する 働く理由となりうる価値【40代・50代~資産を築いていくフェーズ】 私は、年齢から④⑤のフェーズとなりますが、まさに資本(強みや信用、人脈、お金)を得ていき、資産を積み上げてい
太平洋戦争時の元陸軍の参謀、辻正信氏に関する評伝です。 【本書の紹介文の引用】 元陸軍参謀が最後に企てた“作戦”とは? 1961年(昭和36年)4月4日、元陸軍参謀にして参議院議員の辻政信は、羽田空港から東南アジア視察のため単身、飛び立った。実はその出発直前、数々の「異変」が確認されていた。たとえば、辻の次男・毅氏はこう証言する。 〈父はタラップに4回出てきたんです、機内に入ってから。あり得ないことです……〉 その後の足取りは杳として知れず、8年後に「死亡宣告」が出された。 伝説の作戦参謀は、いったい何をしようとしていたのか――。 その生涯は、まさに波瀾に満ちている。 苦学の末、士官学校を首席で卒業、陸大で恩賜の軍刀を下賜された。 初陣の第1次上海事変での武勇が報じられ、一躍、時の人となるが、 作戦を主導したノモンハン事件で多数の犠牲者を出し大損害を蒙る。 太平洋戦争緒戦マレー作戦で名を上
不動産投資に関する初心者向けの本です。 これまで、いろんな本を読みましたが、 本書はQ&A形式でわかりやすかったです。 ★100年に1度のチャンス到来!不動産投資をはじめるには絶好の「今」を逃すな! ■アベノミクスと量的緩和による不動産市況の活性化 ■円高不況の是正とデフレからの脱出 ■東京五輪の開催決定 ★不動産投資は「わからない、こわい」となかなか踏み出せない方へ ■株やFXよりルールが簡単な不動産投資のポイントをやさしく解説 ■不動産投資1年目にピッタリのわかりやすいQ&A方式 ■「収益試算Excelシート」で負けない不動産投資が今日からできる ★実際に寄せられた中から初心者にピッタリの質問80を厳選 ●都心か地方か ●区分所有か一棟マンションか ●安い木造建築かしっかりしたRC構造か ●現金購入かレバレッジの効く借入か ●ローン完済まで保有か中途売却か ●個人か法人か etc. こ
12のよくある誤解をわかりやすく説明している本です。 著者の田淵直也氏の本は、他にも読んだことがありますが、どれもわかりやすいです。 【本書の紹介文の引用】 「チャートはオカルト」「円高円安は国力を反映する」「勝率を上げれば投資は儲かる」などの投資初心者が陥りがちな誤解をときながら、株式・為替・債権という金融市場の全体像とつながりを今までにない形で解説。「市場」とは何か?市場を動かす「期待」と「信用」とは? という金融の深淵までを示そうとする意欲作。 特に面白かったのは、以下2点です。 ・誤解:為替相場は国力を反映する ⇒著者の見解:為替相場は国力とは無関係である。景気の強さとも明確な関係はない。為替は、対外収支や金利動向など、さまざまな要因を反映して動くため何が適正なのか判別が難しい。不思議なことに長期的には購買力平価に長期的に収れんしていく。 ・日本国債は日本国民が買っているので破綻し
決算書を読むための本をいくつか読んだことがありますが、この本は面白いです。 こちら本紹介の引用です。 企業の本音に数字で迫る! 新「決算書ミステリー」爆誕!! 決算書の裏に隠された企業の戦略や真の狙い、儲けのカラクリに、あなたはいくつ気づけるだろうか? 「メルカリ」228億円の赤字でも絶好調の理由 日本一複雑な「ソフトバンクG」の決算書を読み解く 3兆円で買収された「Slack」のポテンシャルとは? ……こうした謎の真相には、ニュースだけを見ていても辿り着けない。では、何を手掛かりにすべきか? もしかして、会計の知識だけを頼りに、読み解こうとしているのでは? そう考えた人ほど、ドツボにはまってしまうかもしれない。なぜなら、決算書のナゾトキとは「知の総合格闘技」だから。すなわち、あらゆるビジネス知識を総動員して真相に迫る壮大なエンターテインメント! 対話形式で決算書からビジネスモデルを解き明
パリピ孔明をご存じでしょうか? 三国志でおなじみの諸葛孔明が五丈原の戦いで病死した後、現代の日本の渋谷にタイムスリップし、駆け出しのミュージシャン月見英子の夢を助ける軍師として活躍するパロディアニメです。 孔明が策を出すのですが、三国志の史実と微妙にリンクしていたり、 ところどころで三国志に関連したエピソードありで、三国志ファンも楽しむことができる内容になってます。 激動の戦乱を戦った諸葛孔明が、現代でこんな幸せな生活を送っていたと思うと、ロマンありますね。 ちなみに中国でも作者の三国志愛が伝わってか、絶賛されているそうです。 日本の漫画/アニメ文化って、素晴らしいと思います。 www.youtube.com
堺屋太一氏が書いた組織論に関する本です。 秀吉の家臣団や信長、家康、石炭産業や旧日本軍などを例に、わかりやすく組織論が書かれています。 古い本ですが、現代にも通じる名著かもしれません。 組織が機能しなくなる病気は、「成功体験への埋没」「環境への過剰適応」「機能体の共同体化」だそうです。 私もプロジェクトを長くやっていますが、同じような体制が続くと組織に揺らぎを与えることは必要だと肌感覚でわかってます。 私の場合は、抜擢人事(若手)、新人の採用、新しい技術の利用でしょうか。 要するに組織に何か刺激を与えるようなことをやってます。 非常に示唆に富む本で、今後のプロジェクトでの組織作りに活かしていきたいと思いました。 組織の盛衰 何が企業の命運を決めるのか (PHP文庫) 作者:堺屋 太一 PHP研究所 Amazon
会社での部下への指導や、子育てなど、思わず怒ってしまう、叱ってしまう方におススメの本です。 私自身、叱るのは必要だと思っていたほうですが、この本では否定しています。 倫理的、道徳的なものではなく、単純に効果がないから、そして効果がないかわりに副作用としての弊害は大きいです。 また、「叱る」という行為には、叱る側のニーズを強く満たす側面、相手を処罰してストレスを発散するニーズがあるとのことです。 叱る側の「要求水準が高い」こと、要求水準を保つことは必要かもしれませんが、相手にネガティブな感情を与える必要はないですし、 誰かに罰を与えたい欲求(処罰欲求)が、人間の生来的な要求の1つと認めることや、自分が権力を持っていることを自覚することが大事とのことです。 そもそも「叱る」が役立つ状況や用途は限定で、困った状況への「危機介入」か 特定の行動をしないよう「抑止」。それ以外はあまり意味がないとのこ
昔からの愛読の良書、ソリューション営業に関する本です。 ソリューション営業とは、単純な物売りではなく、問題解決型の提案営業のことです。 システム構築の提案など、該当します。 システム構築の営業で他社とコンペになることがありますが、いかに時間をかけようが、受注できなければ成果はゼロです。 私も失注を何回か経験してますが、今まで時間かけた労力が無駄になりますし、連続しての失注すると、精神的にも堪えます。。 この本では、パレートの法則のとおり20%の重要な案件が80%の業績が決まるので、メリハリをつけることが推奨されてます。 つまり、「報われる努力」をするために、見返りの大きな商談を見極め、目利きに優れ、押さえるところは押さえて業績を上げる。見込みのない商談やリターンの少ない案件にはパワーを割かない、とのことです。 商談の期待値を、「商談の魅力」と「障害」から整理します。 例えば、「商談の魅力」
無礼な態度をとらないよう気をつけないと ・・・この本を読んで改めて感じました。 無礼な人がいる職場では、半分の人がわざと手を抜く。 48パーセントの人が、仕事にかける労力を意図的に減らすそうです。 職場の生産性を上げるためにも礼節が大事だ、というのが、この本の主張です。 「職場の環境を良くして業績を上げたい」 「惜しみなく、自分の持っているものを提供したい」 とメンバーに考えてもらうのに、大事なことは何か。 それが「礼節」だとのことです。 ついつい、他人も自分と同じく感情を持った人間であることを忘れてしまう。 みんなのいるところで叱責する。 メールで溜まったストレスを吐き出すように、暴言をはいてしまう。 これは自分もあったりします。。 そういう無礼なことが、考えている上に周りに悪影響をもたらすことが本書で書かれています。 メンバーの失敗に対して、指導は必要だし叱ることも必要だと思います。
Youtube「山田五郎 オトナの教養講座」で見たメンヘーレン事件のことが面白かったです。 オランダの画家であるメンヘーレンは、売れない画家でした。 自分を認めないオランダ美術界への復讐から贋作のビジネスに手を染めていったそうです。 贋作の題材は、フェルメールの作品なのですが、作戦が面白い。 権威のある専門家が唱えていた、 「フェルメールはきっと初期は宗教画を書いていたはずだ」という説にあうよう、 「エマオの食事」という宗教画の贋作を作りました。 まさにカエサルの言葉、「人間ならば誰にでも、現実のすべてが見えるわけではない。 多くの人は、見たいと欲する現実しか見ていない。」 という、人の心理をついた感じでしょうか。 また、権威者を利用して人を騙すのも、詐欺の常套手段かと思います。 絵具も同じ17世紀の絵画から絵具を削り落としたものを使用したり、 絵筆も当時と同じようなものを自ら作ったそうで
システム開発のプロジェクトマネジメントがよくわかる本です。 プロジェクトマネジメントで、PMBOKという資格があり参考書もありますが、 「プロジェクト管理作業」を体系化しただけで、読んでいても正直つまらないです。 本書は、作者が現場での経験から、プロジェクト管理の原理原則のようなものが書かれており、非常に参考になります。 本書のタイトルのとおり、システム開発プロジェクトとは「曖昧性とのたたかい」だと思います。 基本設計の品質がよくないと、後々の工程で厳しいことになるというのは、 自分が経験から大事にしていることであり、納得感があります。 リスクを常に前倒しで考え、最悪事態への準備を怠らないこと(Prepare for the worst) と、ある程度の問題発生は当然と考え、どんな困難でも負けずに突き進む気力(Mudding through)が、この仕事をする上での基本姿勢かもしれません。
本書では、世界の働き方の潮流と日本の働き方の問題点から、今後の生き延びる方法が語られてます。 以下、引用ですが、 ・人生100年時代には、原理的に、好きなこと、得意なことをマネタイズして生きていくほかありません。もちろん、すべてのひとがこのようなことができるわけではりあせん。 ・欧米や日本のような労働者の平均賃金が高い先進国では、ゆたかになれるかどうかは金融資本の運用よりも、人的資本をどのように活用できたかで決まります。 ①人的資本を大きくする ②人的資本を長く運用する ③世帯内の人的資本を増やす とのことです。 要は、できるだけ長く仕事をしよう。 そのために好きなことや得意なことを仕事にしていこうと理解しました。 自分も仕事する中で、 ・自分も好むタスク・苦手なタスク ・好きなメンバー・苦手なメンバー ・仕事しやすい顧客・苦手な顧客 など、意識的に判断し仕事の環境を作ってます。 昔は修業
スタグフレーションとはご存じでしょうか。 景気が後退していく中でインフレが同時進行する現象のことです。 本書では、非常にわかりやすく、現在の経済状況を説明してます。 コロナがきっかけに世界はインフレになっています。 日本も景気がよくないものの、原材料費の高騰や円安で物価は上昇してます。 このままインフレによって発生する国民の不満に乗じて、 政府が、緊縮財政や金融引き締めを推進することを著者は懸念してます。 本当に怖いのはデフレスパイラルによる低成長で、 そうなれば、日本は失われた20年、30年を延長することになるだろうと。 それでは、どうするか。 消費税引き下げや、一律の現金給付がよいのでは、と著者は述べている。 著者はMMT論者のようだが、無制限に借金してよいかというと少し違う気もする。 短期的には物価安定(物価上昇が行き過ぎなら止める)、 長期的には構造的な問題を解決し、低成長をなんと
中国の一般の人がどんなことを考えているかわかり、面白かったです。 中国は2010年には日本を抜いてGDPで世界2位となり、2030年頃には米国を追い越すという予測があります。 中国の人が政権を支持する理由は、「経済の強さ」が1つです。 また、社会にはいろいろ問題や不満はあり「巨大なマイナス」はあるけど、 今日より明日はよくなる、プラスになるよう政府も頑張っているという空気を感じているからだそうです。 コロナを踏み台に習政権の基盤は強固になったとのことです。 コロナの封じ込めは「ゼロコロナ」を徹底して成功し、それは政府の強いリーダーシップのおかげだ、と考えているそうです。 これまで憧れであった欧米や日本の対応を見て、自分たちのほうが優れている、 上から目線になっているとのことです。 歴史を見る限り、日清戦争後の日本の中国に対する態度と似ているのかもしれません。 こういった「ナショナリズム」は
IT/システム開発業界に興味がある方が増えている気がしてますが、 この仕事に対して、どういった印象を持ってますでしょうか? やりがいのある仕事でありますが、楽な仕事ではないです。 IT/システム開発の仕事ですが、ITベンダーやシステムインテグレーターと、事業会社のシステム開発部門の仕事に分かれ、求められるスキルは違います。 まず、事業会社のシステム開発部門ですが、内製に力を入れている会社もあるようですが、どちらかというとベンダー管理や社内調整が主な役割になることが多いかもしれません。 一方、ITベンダーやシステムインテグレーターは、案件として受託開発を行いますので、プロジェクトリーダーや開発担当、基盤担当、ソリューション営業など、多種多様です。仕事はどちらが大変かと言うと、ITベンダーやシステムインテグレーターのほうです。 システム開発がブラック?と言われる所以は、システムの見積が難しい点
中国の地理や暮らし、共産党、歴史、抱える問題など、 図解でわかりやすく読める本です。 気になった点と所感をまとめてみました。 ●都市のマンションでバブル 2008年の北京五輪を機に不動産バブルが始まったそうです。 中国の爆買いや、持っている不動産を担保に日本の不動産購入など、 なんとなくお金持っている人がたくさんいるのは、このあたりが背景ではないでしょうか。 政府も過熱する市場を抑えるために規制をかけたりしてますが、 やりすぎると市場が低迷するので、かじ取りが難しいのかもしれません。 ●都市と農村の分離が格差問題のルーツ 中国には「農村戸籍」と「都市戸籍」があります。 農業生産を担う農民の移動を制限することを目的としてます。 工業の発展により都市労働者は豊かになり、両者に収入、教育、社会保障、医療など多岐にわたる分野で、大きな格差が生じるようになりました。 将来的に戸籍も統一される方向のよ
こちらインデックス投資の大巨匠である、バートン・マルキール氏、チャールズ・エリス氏が共同で執筆した本です。 おススメ度:★★★★ どんな人におススメ?:インデックス投資を勉強したい人 / これから資産運用をはじめたい人 お二人のインデックス投資の本や、他にもインデックス投資関連の本はいくつか読んでいますが、特に気になった点をピックアップします。 ●資産配分が重要 お金を運用するためには資産配分、マーケットタイミング、銘柄選択のうち、資産配分こそ運用成績を決める最大要因で、マーケットタイミング、銘柄選択はほとんどないと考えている。 資産運用において、タイミングの判断の悪さが資産を減らすのであり、一貫した長期投資戦略を作り、それを貫き通すように勧めてます。 私もいろんな情報に触れたり、マーケットを見て心が動くことがあるのですが、投資目的や運用方針を作り明文化することで、感情に振り回されないよ
橘玲さんの本になります。 本書では「金融資産」「人的資本」「社会資本」という2つの資本=資産から幸福に生きるための土台の設計を提案してます。 おススメ度:★★★★ どんな人におススメ?:幸福になるにはどうしたらいいか考えている人 / 橘玲さんのファン 「金融資産」は、お金や有価証券など金融資産、 「人的資本」は、仕事で稼ぐ力、 「社会資本」は、共同体=絆から受ける愛情や友情、 といったことを指します。 資本を1つしか持っていないと、ちょっとしたきっかけで貧困や孤独に陥るリスクが高くなるが、2つが十分あると割と幸福であるそうです。 ちなみに3つの資本を同時に持つことは不可能で、その理由はお金と共同体の道徳が対立するからだそうです。 幸せを感じる、自分なりのバランスを見つけることが大事なのでしょうか。 戦略として、 「金融資産」 →分散投資。投資だけでは厳しく人的資本、つまり働くことが大事
40歳を目前にして何のプランもないまま会社を辞め、「一生懸命生きない」と決めた著者、お隣の国、韓国の本です。 おススメ度:★★★★ どんな人におススメ?:人生におけるバランスを考え直したい人 / 仕事に疲れ気味な人 人生に疲れているわけでもないのですが、ふと目についた本で読みました。 韓国は日本よりも競争社会のイメージで、日本の近未来の姿?かもしれないと関心をもってました。 以下、引用です。 「努力したって必ず報われるわけではない」 「人間は生まれつき不公平に作られている」 「やる気とは自ら作りだすものであり、誰かに強要されて作り出すものではない」 「お金は手段であり目的でないと言うが、お金が目標の人生を生きている」 「世の中にはたくさんの道がある、1つの道にこだわりすぎているのは、ほかの道をあきらめているのと同じだ」 「人生のすべてをコントロールしようとしてはいけない」 「ひょっとして
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