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nanaio.hatenablog.com
50円で東大生が売ってたので買ってきました。 www.ryosuke-takano.net これは!! 東大生だから東京在住だよね?こんな遠い地方まで(中国地方)本当に交通費自己負担で学生さんが来てくれるんだろうか?(いやいや東大生だからもしかしてお金持ちのご子息かもしれない)ダメ元でとりあえずチャレンジ!ツイッターで問い合わせをしてみました。 依頼した内容は「小学2年の息子と数学を語ってほしい」 なんと即答で引き受けてくださいました。たぶんね、遠いし相手は子供だし最初は(ゲッ!)って思われたと思うんですよ。ブログの記事をいくつか拝見しましたがお若い方のノリで私とは全く接点はなさげですし。でも国内ならどこでも行くと書かれた以上断るわけにもいかないでしょうし引き受けてくださったんだと思います。 ダイレクトメールで日時の打ち合わせ、うちの息子が自閉症スペクトラムであることを含めどんな子であるか
このようにひもで繋がれたお子さんを見かけたことはありませんか? これはハーネス、迷子ひもなどと呼ばれているものです。 私も子供が産まれて間もない頃は他のお子さんがつけているのを見て (なんだか犬みたいだなぁ・・)と思っていました。 しかし、いざ自分の子供が歩き出してみると、突然道に飛び出す、 制止しても全く聞かない、手をつないでいても全力で振り払い、 レジでお金を払う時など両手がふさがれた一瞬で姿を消してしまう。 多くのお子さんでも何度かはあることでしょう。 しかし我が娘はいつもこの調子で、 一瞬の気のゆるみが命取りになりかねないことばかりでした。 娘は、のちにAD/HD、注意欠陥多動性障害と診断されました。 (他に広汎性発達障害、アスペルガー症候群も診断されています。) 現在は小学生となりそこまで無謀なことは少なくなりましたが 幼少時の育児目標はとにかく「死なせないこと」でした。 診断が
昨年の3月、Twitterで見つけた「東大生の一日を50円で買ってくれませんか?」という記事に飛びついて、当時8歳の息子と数学を語ってもらいました。東京からわざわざ遠く離れた岡山まで来ていただいて。 nanaio.hatenablog.com 息子は広汎性発達障害と診断されており、刺激に弱く不安の強い大人しい子です。特別支援学級で学ぶ現在小学3年生(当時は2年生)。苦手なことも多いですが、ただひとつ、小さい頃から算数・数学に関しては飛びぬけて強い興味をもっています。 ブログ記事にしたところ大変大きな反響をいただき、50円東大生高野さんのその後のご活躍で、書籍化したり新聞記事になったりいろんな動きがありました。 このことがひとつのきっかけとなって新しいサービスが始まりました。 www.makuake.com 『Branch(ブランチ)は、アスペルガー症やADHD(注意欠陥・多動性障害)などの
再生回数の多い動画なのでご覧になった方も多いと思いますが とてもわかりやすいものでしたので載せておこうと思います。 タイトルは「小児期 ADHDの正しい理解のために」 どっちかというと理解のためにというよりは ADHD児の苦悩とその家族の困惑を描いた作品。 ADHDの娘を持つ身としてせつないやら思い出すやらで泣けてきました。 この動画に出てくる少年はたぶんADHDでも不注意優勢型 じゃないかなと思います。多動の部分はほとんど描かれていません。 混合型のうちの娘はこんなにマイルドではなくもっとスパイシーです。 暴れる跳ねまわるパニックになる。 パニックになれば激しく攻撃的になります。 まったりしておらず常に思考も動きも高速回転です。 娘の場合はADHDだけでなくアスペルガーもあるからかな。。 しかし注意欠陥、衝動性の部分は本当にこの動画のような感じ。 診断が早くついたため、様々な対策をとって
合理的配慮に関する私の記事にこのようなコメントをいただきました。 同じクラスに障害者のお子さんがいます。 特別学級もありますが、 全く学習にはついていけなくても クラスには在籍させたい(お母様のご希望で) と聞きました。 合理的配慮で付き添いの先生も配置されました。 これは本当に子供の為なのでしょうか? 法律改正を盾にした親のエゴなのではないでしょうか? 特別学級でその子に合った学習をさせてあげたら良いのにと思う一方、この様な考え自体差別なのかと悩んでいます。 障害で差別される事は悲しい事だと理解はしていますが、 合理的配慮により、遠慮のないやって貰って当たり前的な考えには疑問です。 どう考えたら合理的配慮を心から納得出来るのかと悩んでいます。 障害のない子供達だけのクラスとそうでないクラスでは学習スピードも違うと思います。 なのでそれは将来医者になり障害者を助ける側になる可能性がある子の
今小中学生に大人気の物づくりゲーム、マインクラフト。 ADHDや自閉症スペクトラムなどの 発達障害児によいと聞いたので我が家でも始めてみました。 マインクラフトってどんなゲーム? 壮大なレゴのようなゲームで様々な材料から出来たブロックを使い 自由な発想で物を作っていきます。 冒険をしながら材料の調達も道具作りも自分でこなして行きます。 何をどうするのかも自分で決め、自由な発想で遊ぶことが出来ます。 PC版、Xbox版、PS版、アプリと色んなものでプレイできるようです。 うちはipadでやっているのでアプリのマインクラフトPE(ポケットエディション) クリエイティブモードとサバイバルモードの2種類があります。 (PC版などはもっといろんなモードがあるようです。) クリエイティブモードは創作や実験中心のモード。 自由にモノづくりを楽しめます。 サバイバルモードでは夜になると敵が出てきて 空腹や
お子さんの学習につまづきが見られる、もしかしたらお子さんの見え方や認知の仕方が違うのかもしれません。 視力にも知的にも問題がなくても見え方、その認知によって上手に認識できない、全く読めないわけではないのに読みにくい。そういったことから学習に対してやる気や自信を失っているお子さんは数多くいると思われます。 見え方は視力に問題がなければほとんどの方はみんな同じものだと思われている場合が多く、なかなか見え方の違いやその困難に気付いたり理解することは難しいのです。 後ほど具体例を画像でご紹介しますが、視力の問題以外に見え方に困難を抱えている人は、程度も様々でしょうが1割近くいるのではないかと言われています。 その困難が大きい状態はディスレクシア(読み書き困難)と呼ばれています。 ディスレクシアは学習障害(LD)の一種で発達障害のひとつとされています。 診断がつくほどの困難でなくとも困っていることが
ADHD(注意欠陥多動障害)とアスペルガー症候群の診断のついた娘に 投薬を初めて4年になります。 現在小学3年生。幼稚園の頃から飲んでいます。 ADHDの薬は現在リスパダールとコンサータ。 投薬に踏み切るまでは悩みに悩んだし 主治医の先生に何度も相談に乗っていただきました。 投薬に踏み切るまでとその後の経過はこのブログでも何度も書いてきて 検索で多くの方に来ていただいています。 それだけ悩まれる方が多いと言うことなのでしょう。 出来れば、コンサータやリスパダールなどの精神薬に関しては 成長と共に減薬をしていずれはやめる方向でと考えてはいたのですが 今の娘を見ている限り、薬の助けなくして 日常生活を送るのは困難なのではないかと感じています。 日常生活を送る為には、というより生きていくためには 今自分が興味を持ったことだけ、やりたいことだけをするのは不可能です。 毎日、やりたくなくてもやらなく
こちらの記事を読ませていただきました。 codeiq.jp いつも素敵な記事を書いていらっしゃるヨッピーさん(@yoppymodelさん)私も大ファンです。 発達障害について、学校で困難を持った子供達に対する支援、ICT導入の必要性、とてもわかりやすく素晴らしい記事だと思いました。以前、世界自閉症啓発デーでコラボ企画をやったのですが、お金があれば自腹でもヨッピーさんに発達障害について書いてほしいな~と周りに話していたことがあったので(お金ないです)このような記事を書いてくださりたくさんの方に読まれているのは嬉しい限りです。 でも一点だけどうしても言いたいことがあります。 「でも、これだけ細かく子供たちに合わせてやっているのに、親御さんの中には子供を特別支援学級に入れたがらない人もいるって聞きますけど……」 記事は本当にありがたく素晴らしいと思いましたが、この点だけは実情を知っていただきたい
昨日私のブログへ反精神科医療のお考えと思われる方からコメントが寄せられました。 該当記事の主旨上コメント承認はいたしておりませんが、コメントを書かれること自体公開を前提に書かれていらっしゃるはずですので、代わりにこの記事にて引用と私見を述べさせていただきたいと思います。 ただしこの私見に関してはそのコメントを寄せられた方へ向けての内容のつもりありません。 人それぞれ色んなお考えの方がいらっしゃることですし、他者が信じることついて議論をするのは不毛であると考えます。よってコメントを寄せられた方とこれ以上議論をするつもりは毛頭ありません。 しかし同じお考えを持つ方から似たようなことを言われ、悩み苦しんでいらっしゃる方も多いと考えましたので私見を述べさせていただこうと思います。 コメントを寄せられた記事はこちらです。 nanaio.hatenablog.com 1年ほど前の記事です。 記事の中に
前回書いた記事に対して、コメント主さんから再度コメントをいただきました。 nanaio.hatenablog.com 最初にいただいたコメントの内容から私自身が想像で勘違いしていたことも多く、勝手に憤りを感じてそれをきつい言葉で反論してしまったことを反省しお詫びいたします。 はてなブックマークや他の方々のコメントでもいろんな意見を伺いました。 本来、障害児側とその他多くの方々の対立を煽るのがこのブログの趣旨ではないはずがそのような結果を招いてしまったのは、私自身の未熟さだと反省しております。 しつこいようですが、コメント主さんからいただいたお返事にまたお返事を書きたくなりました。今回はどうしたらお互いが納得し、少しでも不快な状況を減らせるか、建設的に考えたいと思います。 様々な特徴を持つ障害があるお子さんと、その他多くのお子さんが同じ教室で学ぶにあたっては、特性ゆえの難しさが出てしまう場合
子供に発達障害があることを回りに告げるとよく言われるのが 「なにか特別な才能があるのかも」 実際に特別な才能がある人も中にはいますが、それは一般の人にも同じことで皆がそんなわけではありません。 善意で言ってくださっているにしてもたびたび言われるとうーん・・ともやもやしてしまいますよね。 今回は特別な才能を持つ子供たちへの教育の話ですが一部の子供の話ではなく、発達に凸凹がある子供たちの凸の部分をどう生かしていくのかについて考えたいと思います。 飛びぬけていなくとも誰でも得意なこと、好きなことはなにか持ち合わせているでしょうし、それをうまく伸ばし生かすことが出来れば、障害と向き合いながら、持ちながらも豊かな人生を遅れるのではないかと考えています。 ギフテッド、2Eとは 「ギフテッドチャイルド」日本語では「天才児」と訳され飛びぬけた才能を持つ子供をそう呼ぶようです。 アメリカなど多くの先進国では
「発達障害特性を持っていても生き辛さを抱えていなければ障害とは言わない」 このような話がツイッターのタイムラインに流れてきました。 許可をいただきましたのでツイートを引用させていただきます。 ご案内の通り新しいDSMでは自閉症、アスペルガー症候群などを自閉症スペクトラム障害とする診断基準を示している。重要なのは特徴がスペクトラムである、とした点である。が故に、本田は「非障害性自閉症スペクトラム」という言葉を使っているのである。— Saussure (@mamiyac330) 2015年4月29日 つまりである。自閉症の特徴を有していようと生き辛さを抱えていなければ障害とは言わない、ということなのである。ついでに言えば社会的デマンドが亢進し、生き辛さが生じれば「disorder=障害」として診断する、とDSMは指針を示している。つまり障害は連続体であり二分法で区別できない。— Saussur
右と左がとっさに判断が出来ない。これを左右盲と呼ぶそうです。 私は左右盲で、未だ急に「そこ右に曲がって!」と言われてもわかりません。 今日は子供の話ではなく私の左右盲の感覚と 発達障害の感覚について気付いたことを書きたいと思います。 今日、ツイッターである俳優さんが左右がわからない、計算が出来ないと もしかして学習障害ではないかという話題で盛り上がっていました。 (その方が診断を受けられた話は出ていないので一応お名前は伏せておきます。) 計算が出来ないのは算数障害(ディスカリキュア)と呼ばれ 学習障害の一種と言われていますが 左右がわからないのも学習障害の一つなの?と驚きました。 私は半世紀近く生きていますが、未だとっさに左右がわからず 運転免許を取る時は右手の甲に赤いマジックで印をつけて教習所へ通いました。 そんなことをツイッターでつぶやいていると 私と同じ左右盲だというリプライをたくさ
しばらく前にこのような意味のコメントをいただきました。 正確には「私の子どもたちは、みな、健常で本当に良かったです。 」とだけ書かれていました。 最初は(はぁ?けんか売ってんの?)って一日くらい爆発してツイッターに愚痴をぶちまけていましたが、ちょっとまてよ?と考えるようになりました。 コメントの背景にある不安 発達障害児の子育てについて書いている私のブログにこのようなコメントを書き込んだ匿名のコメント主さんについて、本当の気持ちを知ることはできません。 でも同じような気持ちで読んでいる方は多いのではと思いました。 私のブログのアクセスはほとんどが検索からです。コメントがつけられた記事もSNSで共有した最新のものではなく、しばらく前に書いた記事でした。ということはたぶんわざわざ検索して発達障害のブログにたどり着いているのです。 おそらく理由はひとつ。お子さんの発達について不安を抱えていらっし
ブログのアクセス解析の検索語を見ていると 毎日、赤ちゃん、1歳、2歳、3歳、に発達障害や多動ADHDなどの言葉が並び 小さいお子さんの発達に悩んでここに来られる方が多いのだなあと感じます。 育児書に書いてある発達とは違う、他のお子さんとはなにか違う、 育てるのに困難を感じる。不安に思うことはたくさんあると思います。 イラスト図解 発達障害の子どもの心と行動がわかる本 作者: 田中康雄 出版社/メーカー: 西東社 発売日: 2014/06/09 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 私が自分の子供をもしかして発達障害?と思ったのは 娘が3歳になる前でした。 それもADHDだけを疑っていました。 娘は身体的や言語の発達の遅れも一切目につくところはありませんでした。 ふたを開けてみるとアスペルガー症候群もくっついてきて 特に疑ってもいなかった息子も広汎性発達障害という診
テンプル・グランディンさんという方をご存知でしょうか。 自閉症を抱えながら動物学者として成功をおさめられたアメリカの女性です。 彼女が発明したハグマシーン(締め付け機)というものがあります。 体に圧迫刺激を加えることで抱きしめられているような安心感を得る、 それを受け身ではなく自分でコントロールすることが出来るものだそうです。 実際に売られているそうですが4525ドルと高額でかなり大きな装置です。 We manufacture the Squeeze Machine (some people call it hug machine) 自閉症スペクトラムなどの発達障害児は 狭いところに入って落ち着くことは多いですよね。 うちの子達も押入れの隙間などをクールダウンエリアとして使っています。 赤ちゃんを布でぐるぐる巻きにする国もあると聞きました。 胎内にいるようで落ち着いて眠るそうです。 体に圧
娘の怒りのパニックと人をコントロールしようと意地になることは このブログでも何度か書いていますが、 先日激しく爆発しました。 いつも通り最初のきっかけよりも私を思い通り動かそうと 完全に意地になっていたのでタイムアウトと言ったのですが やろうとしません。 娘が動かないなら私がタイムアウトして冷静になってくると 言って立ち上がっても手を掴む、服を引っ張る、叩く押す。 力ずくでも離れようとしません。 もうとにかく人の動きを邪魔することで頭がいっぱい。 力ずくでやれば自分の希望がかなえられた経験だけはさせたくないので 人を不快にする行為があったら絶対に人はあなたの言うことを聞きません、と 娘に言い続けました。今までもずっと言い続けてきました。 家族と言えどもあなたの手足ではなく別の感情をもった人間なのだから 思い通りには動かない。それがパニックの娘には許せないのです。 これ以上私も怒りたくないの
間も無く2018年も終わろうとしていますね。 気がつけば一年以上ブログを更新しておらず、少しずつ今までのことを記録していこうと思います。今回はアスペルガー症候群とADHDを持つ娘の中学受験の話です。 合格と中学での支援 娘は現在中学一年生。今年の年明けに公立中高一貫校を受験し無事合格。というより寸前までC判定でほぼ諦めていたのにまさかの合格でした。 入学手続きを済ませた後に、中学校に娘が発達障害を持つこと、支援について相談したいことを伝えました。本来なら受験前に相談すべきことでしょうが、倍率の高い公立校で事前に障害を持つことを知られて選考に影響するのが怖かったのです。障害が選考に影響すればそれは差別なので基本的にはありえないのですが、選考基準がオープンにされていない以上、こちらからはわかりません。公立校であれば合理的配慮をする義務があることも含めての賭けでした。 小学校に比べて中学は支援が
新年度が始まりましたね。そろそろ家庭訪問という学校も多いと思います。 毎年、理解ある先生に当たりますようにと祈る気持ちで迎える新年度。 しかし、どうやったらうまく先生に子供のことをわかってもらえるのか、どうお願いしたら子供の障害に適切な配慮をしてもらえるのか、悩むご家庭も多いのではないでしょうか。 タイトルに交渉術と入れましたが、そういうことは苦手な方も多いと思います。 ただ、ちょっとしたコツで学校との話し合いがスムーズに進む方法もあります。 もちろん先生方にもいろんな方がいらっしゃいますので、全てにうまく行くとは限りません。ただ、1年間子供を預けるにあたって、極力良い関係を築いておきたいですよね。 先生は子育てのパートナー 先生方は共に子供の育ちを支えてくださる人なので極力敵に回さないこと、常に感謝の言葉を添えて相談の形をとりつつ要望を伝える(ねじ込むとも言う)と割とうまくいきます。—
昨夜、NHKの「スーパープレゼンテーション」という番組でテンプル・グランディンさんのTED講演が放送されました。 テンプル・グランディンさんはアメリカの動物学者であり、自閉症を持ちながら画期的な家畜施設を設計し成功を収めた方です。 このグランディンさんのTED講演はずいぶん前から日本語訳付のものがネットで公開されており私は子供達に診断がついてすぐから何度も繰り返し見てきました。 私にとってはとても素晴らしい内容で見るたびに元気がもらえます。 www.ted.com こちらのTED公式でも日本語訳で見ることができますが自動で翻訳されない方は下記のサイトでどうぞ。 digitalcast.jp 昨夜のNHKのサイトでもTED講演をみることが出来ます。 www.nhk.or.jp 自閉症と言う障害を持ちながら成功した一人であるテンプル・グランディンさん。 それは彼女が特別な才能をもっていたからで
発達障害を持つお子さんの就学は悩まれる方が多いと思います。 現在うちの小学3年の娘は通常学級と月に2回の通級指導教室、 小学1年の息子は情緒の支援学級に通っています。 息子は国語と算数は支援学級で、それ以外は交流学級といって 通常学級の方で授業を受けています。 私も子供達の就学の際には迷いに迷って決めました。 息子の就学についてはこのブログでも 悩む経過を何度も書いてきました。 (2013年の記事に書いています。) 幼児の保護者の方が検索で来られることも多いようですので 振り返ってみて決めるまでの経緯やこうしておいてよかったこと、 ツイッターなどで他の地域の方々から伺ったお話など 就学までの経路についてをまとめたいと思います。 ただし、うちは知的障害がない発達障害児なので 知的障害で就学判定の話や特別支援学校の話は全くわかりません。 情緒障害の場合の話前提で書かせていただきます。 以前、こ
多動でとにかく活発に動き回る娘。運動は得意なんだろうなぁと思っていました。お風呂でもイルカのようにもぐってぐるぐる暴れるし泳ぎも得意だろうと。ところが小学校に入ってみると体育の成績がいまひとつ芳しくない。泳げない。アレ? 他にも蝶結びがなかなか出来ない、髪の毛を自分でくくれない、不器用で出来ないことが数多くあります。 小さい頃、寝返りをうつ、歩く、しゃべるなど身体的な発達の遅れはまったく見られなかった娘ですが、動きに関してなんか妙だなーと思うことはしばしばありました。 娘の作業療法から帰宅。ちらっともしかして発達性協調運動障害って感じですか?と聞いてみた。ビンゴだった。— なないお🍀当たりの宝くじ (@Nanaio627) 2015年10月17日 発達性協調運動障害とは 発達性協調運動障害(DCD: Developmental Coordination Disorder)とは 筋肉や神経
平成28年度より施行される障害者差別解消法に伴う合理的配慮を、実際に学校へお願いするにはどうすればよいのかについて書こうと思います。合理的配慮とはなにか?についてはこちらの記事をご覧ください。 nanaio.hatenablog.com 法律が出来る、合理的配慮を求めることが出来るといっても、実際にはどうしたらいいのか、何をお願いできるのか、どう合意形成に持っていくのか、なかなか難しいですよね。 先日、東京大学先端科学技術センターの近藤武夫先生の「障害のある子どもたちへの合理的配慮とテクノロジー」という講演会に伺い色々と勉強させていただきました。 近藤先生はDO-IT Japanという障害や病気のある小中高校生・大学生の高等教育への進学とその後の就労への移行支援のプロジェクトをなさっていらっしゃる先生です。 DO-IT Japan その講演会とは別に、先日私の居住地の教育委員会の方々と懇談
平成28年4月1日より「障害者差別解消法」が施行されます。 この中にある「合理的配慮」は、障害を持つ人々に対して必要な環境整備などの配慮を行うということ。 それにより、発達障害児をとりまく学校環境が大きく変えられるのではないか、その他多くの子供たちにとっても変化をもたらすのではないかということについて書きたいと思います。 簡単に言えば今まで配慮を求めても「前例がない、特別扱いできない」などと断られていたことが、配慮しないのは法律違反ということになりかねないのです。 「合理的配慮」の否定は障害を理由とする差別になるのです。 ただし、均衡を失した又は過度の負担を課さないものという条件があります。 法律のことなので難しい文言が並びますが、来年度よりお子さんにとってよりよい学校環境を求める上で非常に大切なこととなってきます。 この新しい法律が施行されても、こちらから意思表示がないことには勝手に変わ
ご相談のメールをいただきました。ご承諾をいただいたので転載させていただきます。 私はシングルマザーで子供はADHDです。 現在週1回の通級に行っているのですが、普通級にはお友達が出来ず、 学校に居る事が辛いとの事で、今は毎日車で送り迎えをしています。 正直、仕事と子育てで毎日ヘトヘトで自己嫌悪の毎日です。 普通級で子供が辛いのなら、私は支援級に入れたいと思うのですが、 通級の先生は一度支援級に行くと普通級には戻れないから、 もう少し頑張りましょうとおっしゃいます、、、。 NANAOさんの様に上手に導きが出来ていなく、 子供の能力を伸ばすことも出来ていません。 外では我慢しているので家では暴言の嵐の中、 将来の事を毎日不安に感じています。 勉強は出来なくはないのですが、 勉強する精神状態ではなく、このままでは精神病になるのでは?と心配しています。 もし宜しければ 仕事と子育ての両立、、 子育
いつもは発達障害児の子育て、それにまつわるお話を書いているこのブログですが、今回は我が家の現状について、私のこれからの生き方を決意表明させていただく場にさせていただきたいと思います。 ざっくり言うとバカな私の不幸自慢と、それでもずうずうしく生きていくよ宣言ですので、不快な方はそっと閉じていただければありがたいです。 私はとても弱い人間ですので、自分の中だけに溜め込めず、宣言することで前を向いて生きて行きたい。自己満足のための記事です。そして、これはこのブログでこれからも私の子供たちとの生活を書きつづけていく上の背景となってくるので、ツイッターだけでなくこちらでもご報告させていただこうと思いました。 離婚と母子家庭の生活 昨年9月、子供たちとの父親とは離婚いたしました。離婚の原因は様々ありましたが、長い時間お互いに悩み続け、これが私たち元夫婦にとっても、子供たちにとってもベストな方法であろう
4月2日は国連の定めた世界自閉症啓発デーです。 世界各地で有名な建物がブルーにライトアップされます。 日本でも東京タワーを始め、様々なイベントと共に、 各地で青く美しくかがやくLight it Up Blue Japanが行われます。 @Autism あっとオーティズム 世界自閉症啓発デー公式サイト - トップページ 自閉症ってどんなものなの? 我が家には自閉症スペクトラムの診断がついた二人の子供達がいます。 「自閉症」という言葉から、自分の中に閉じこもった人のように イメージされている方も多いと思います。 自閉症スペクトラムはその名の通り「連続体」です。 知的障害や様々な感覚過敏を伴ったり言葉を話すことが難しい人から、 見た目でもしゃべっても全くわからないちょっと個性的な人まで 様々なタイプの人たちがいます。 もちろん一般社会で就労をしている人たちもたくさんいます。 うちの子供達はおそら
就学する際に特別支援学級と通常学級のどちらを選ぶか、 これは私も娘の就学、息子の就学の時にさんざん悩みました。 今、娘は通常学級、息子は情緒支援学級に通っています。 地域によっては就学判定でどちらか言い渡されてその上で話し合いを持つと いうところもあるようですが、 うちの地域では保護者の申請で審査にかけられ決定という流れになっています。 ほぼ親の判断というのがまた難しいところでもあるのですが。 うちの場合は相談できる相手が家にはいないので (夫はノータッチ) 私が子供本人の意思を確認しながら専門家と相談し決定しました。 情緒の支援学級があって発達障害児ならば支援学級がいいかと言えば 一概にそういえるわけではありません。 他害をしたり周りを困らせることがなければ通常学級でいいかと言えば それも場合によっては違うと思います。 子供それぞれの特性と地域と学校によって、先生によって 本当に差があり
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