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インタビュー
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JR東海は2月20日、山梨リニア実験線で走行試験を行っているL0系改良型試験車について、新しい中間車を投入すると発表した。新たに投入される中間車は1両で記号番号は「M10(えむじゅう)」。環境負荷軽減などの開発成果を反映... The post 山梨リニア実験線「サメ肌」新製投入 L0系改良車の中間車、内外装イメージ公表 first appeared on 鉄道ニュース【鉄道プレスネット】.
JR西日本は2月12日、フリーパス「(ICOCAでGO)JR西日本無限大パス」を発売すると発表した。同社の交通系ICカード「ICOCA」のほぼ全エリアで30日間、普通列車を自由に乗り降りできる。 利用できるのはJR西日本が運営する鉄道路線のうちICOCAエリアの路線。ただし北陸エリアの七尾線と城端線は利用できない。山陰本線の鳥取~倉吉~伯耆大山はICOCAが導入される3月15日以降、利用可能だ。利用できる列車は快速・普通列車の普通車自由席。在来線で特急列車や座席指定券などが必要な列車に乗車する場合は料金券が別途必要。新幹線は利用できない。ほかに関西主要駅の対象店舗で使える割引等のクーポンが8回分付く。 利用期間は2月15日~4月10日の連続する30日間。購入時に指定した利用開始日から30日間有効だ。発売期間は2月14日~3月12日で3月12日利用開始分までの発売。利用開始日の1カ月前から当
神奈川県は2月7日に公表した来年度2025年度当初予算案に「新たな交通サービス導入調査費」として1000万円を盛り込んだ。藤沢・三浦・厚木の3市と研究会を設置し、自走式ロープウェイについてルートの検討や需要予測調査を実施... The post 神奈川県「自走式ロープウェイ」導入調査へ 県内3市と研究会、ルート検討など first appeared on 鉄道ニュース【鉄道プレスネット】.
国土交通省は2月7日、国鉄長期債務の2023年度末時点の処理状況などを発表した。国鉄分割民営化で発足したJR各社のほうが公共企業体としての日本国有鉄道(国鉄)より存続日数が長くなってから処理状況が発表されたのは、今回が初めて。依然として巨額の長期債務が残っている。 国交省によると、2023年度末時点の国鉄長期債務残高(国の一般会計承継分)は15兆715億円で、前年度2022年度末(15兆2561億円)から1846億円の減少。新たな処理スキームに移行した1998年度の約24兆円から約9兆円(約37%)減少した。 日本の国鉄線は長らく政府が運営していたが、終戦直後の1949年6月1日、当時の運営官庁だった運輸省から公共企業体としての国鉄に分離された。1957年以降は黒字経営だったが、1964年から赤字に転落している。 その後も高度経済成長に伴う輸送量増大に対応するための幹線や大都市路線への設備
神奈川県知事は1月17日、JR南武線の連続立体交差事業(連立事業)と関連する都市計画道路事業について、都市計画法に基づき事業認可した。これを受けて川崎市の建設緑政局は同日、南武線の高架化と関連道路の整備に着手すると発表し... The post 南武線の連立事業「認可」矢向~武蔵小杉の高架化スタート まず下り線から first appeared on 鉄道ニュース【鉄道プレスネット】.
JR九州は来年2025年3月15日に実施するダイヤ改正で、豊肥本線の輸送体系を見直す。特急列車は一部列車を廃止。普通列車は熊本寄りで増発や車両の増車を行い、混雑緩和を図る。 豊肥本線の特急列車は現在、原則として熊本~大分を結ぶ「九州横断特急」1往復と熊本~宮地を結ぶ「あそ」1往復が定期列車として運行されており、ほかに観光列車として熊本~別府を結ぶ「あそぼーい!」1往復(一部の日は「九州横断特急」の臨時列車として運行)と熊本~宮地を結ぶ「かわせみ やませみ」が土曜・休日を中心に設定されている。 ダイヤ改正後は「九州横断特急」を1往復増発。JR九州はこれにより熊本~大分での乗車機会を増やすとしている。「あそぼーい!」は運行区間を熊本~宮地に短縮したうえで運行本数を2往復にする。あわせて「九州横断特急」「あそぼーい!」の停車駅を見直し、水前寺・武蔵塚・光の森・赤水・中判田は通過駅に変更する。一方
東京メトロの丸ノ内線で運用されていた02系電車のうち、現存する1編成が廃車になることが12月13日までに分かった。これにより同線の車両は新型の2000系電車に完全に統一される。 丸ノ内線は営団地下鉄時代の1954年から1962年にかけ、現在の本線・池袋~荻窪24.2kmと方南町支線・中野坂上~方南町3.2kmが開業した。1980年代には老朽化した車両を更新するための新型車両として02系の導入を計画。1988年にデビューし、1996年までに本線用の6両53編成と方南町支線用の3両6編成、合計336両が製造された。 02系は1983年から製造された銀座線用の01系電車をベースに開発。アルミ車体を採用したほか、乗り降りをスムーズにするためドアの幅を従来車より広げるなどの改善が図られた。また、丸ノ内線の車両としては初めて暖房装置を搭載。冷房装置は1990年度製造分から搭載し、初期に導入された非冷房
青森県弘前市を中心に弘南線と大鰐線の鉄道2路線を運営する弘南鉄道が、大鰐線を廃止する意向を表明した。これを受けて青森県の宮下宗一郎知事は、沿線自治体と連携して大鰐線利用者の交通手段の確保を図る考えを示した。 弘南鉄道は11月27日、大鰐線について厳しい収支状況に加え、安全輸送の確保に必要な人員の確保が難しいとして「運行継続が困難」と表明。廃止を前提に2027年度末をもって営業を休止する考えを示した。 翌11月28日に開かれた青森県議会で宮下知事は、弘南鉄道が廃止の意向を示したことについて「大変残念なこと」としつつ「交通事業者として苦汁の決断であり、重く受け止めざるをえない」と話し、弘南鉄道の方針に一定の理解を示した。 今後については「大鰐線利用者の交通手段を確保することを第一義として安全運行が確保されるとともに、弘南線は今後とも安定的に運行されるよう沿線市町村を連携していく」と述べ、大鰐線
中国国家鉄路(中国国鉄)の観光列車「熊猫専列(パンダトレイン)」の3編成目となる「成都号」が完成し、11月10日に安靖駅(四川省成都市)で披露された。新華社などが報じた。 「パンダトレイン・成都号」は18両編成で定員は1... The post 中国の観光列車「パンダトレイン」3編成目が登場 車内は豪華な個室寝台など first appeared on 鉄道ニュース【鉄道プレスネット】.
25年前に廃止された新潟電鉄電車線の旧・月潟駅(新潟市南区)で9月22日、電車の走行イベント「走れ!かぼちゃ電車2024」が行われる。通常は同駅で静態保存されている電車を走らせるもので、今年2024年で3年目。これに先立つ9月1日に実施された、試運転と地元住民限定の試乗会を取材した。 駅とともに3両を静態保存 現在の新潟交通はバス専業だが、かつては白山前~燕の36.1kmを結ぶ鉄道路線(電車線)も運営する私鉄だった。信濃川水系の中ノ口川に沿って新潟平野を南北に縦断していたが、1999年までに全線が廃止された。 電車線の跡地は遊歩道として再整備された部分が多いが、月潟駅は古びた木造駅舎やホーム、線路がほぼ往時のまま残されている。ホームがある部分の線路には、白山前寄りからモハ10形電車(モハ11)とモワ51形電車(モワ51)、キ100形除雪車(キ116)が3両並んで静態保存されている。駅施設と
小田急電鉄は9月9日、特急ロマンスカーの新型車両の設計に着手したと発表した。2027年4月に小田急小田原線・新宿~小田原が開業100周年を迎えることから、「次の100年」を見据えた車両として開発。2029年3月の運行開始を目指す。 新型ロマンスカーの設計着手は今年2024年9月2日付け。小田急電鉄は「これまでの伝統や歴史、たくさんのお客さまとともに育んできたロマンスカーブランドを継承しながら、国内外のお客さまに一層上質な移動時間を提供できる車両にしていきたい」としている。 内外装のデザインは、子育て支援住宅「ヴェルデ甲佐」(熊本県甲佐町)など集合住宅や住宅を手がけるCOA(コア)一級建築士事務所(東京都)と共同で行う。小田急電鉄は「同社(COA)がこだわる地域とのつながりや、地域特性を大切にする姿勢、利用者を思うからこそ生まれる気遣いある設計実績が、今回のロマンスカー設計をはじめとした当社
鉄道趣味団体「鉄道友の会」は5月23日、第64回(2024年)のローレル賞(優秀車両)として宇都宮ライトレールのHU300形電車を選定したと発表した。 HU300形は2023年8月に開業した路面電車方式の軽量軌道交通(LRT)「ライトライン」の車両として製造された、3連節の低床式電車。HU300形を含むライトラインの施設や車両は宇都宮市と栃木県芳賀町が保有し、第三セクターの宇都宮ライトレールが両市町から施設や車両を借り入れて運行している。 HU300形の全長は法令上の限界となる約30mで、低床式車両の定員としては最大の159人を誇る。一般アンケートの結果を受けて車両前面に大型曲面ガラスを採用し、黄色をベースにしたデザインが特徴だ。 鉄道友の会は「新規開業のLRT路線における、インパクトのあるデザインの車両であることから、社会的にも大変に注目されるとともに、次世代のLRTを期待させるポテンシ
ドイツのオストヴェストファーレン・リッペ工科大学(THOWL)などは、地方向けの新しい軌道交通システム「MONOCAB(モノキャブ)」の研究、開発を進めている。既存の鉄道を活用して小型の車両を自動的に走らせるもの。地域交通が抱えるさまざまな課題の解決を目指している。
大阪府の都市整備部は4月24日、大阪モノレール線の延伸事業について、開業目標時期を延期すると発表した。事業費も大幅に増加する。 大阪モノレール線は大阪空港~門真市の21.2kmを結ぶ路線で、門真市~瓜生堂(仮称)の8.9kmの延伸区間が工事中。瓜生堂駅は近鉄奈良線との交差部に設けられ、近鉄奈良線にも新駅を整備して連絡する。現在、軌道桁の支柱や車両基地などの工事が行われている。 開業目標時期はこれまで2029年としていたが、駅舎の基礎工法の変更が必要になったため、おおむね4年程度(2033年ごろ)延期する。
広島湾に浮かぶ島といえば厳島(宮島)が有名だが、その東には江田島(広島県江田島市)という比較的大きな島がある。隣接する能美島と一体化しており、Y字状の形がユニークだ。 ここは旧海軍兵学校の施設を転用した海上自衛隊の幹部候補生学校と第1術科学校があることで知られる。明治期に建造された赤レンガの庁舎は観光スポットとしても有名だ。その一方、海上自衛隊が江田島で鉄道を運行していたことは、あまり知られていない。 島の北東部、切串から小用にかけ1kmほどの海岸沿いに「切串弾薬庫」という海上自衛隊の施設がある。現在は呉弾薬整備補給所(呉弾補所)が管理し、砲銃弾や魚雷、機雷といった弾薬類の保管と整備、補給を行っている。江田島市内なのに「呉」を名乗っているのは、呉地方隊の隷下部隊のためだ。
大井川鉄道とソニー・クリエイティブプロダクツ(SCP)は4月9日、SL列車「きかんしゃトーマス号」が走るイベント「DAY OUT WITH THOMAS」の今年2024年のスケジュールなどを発表した。6月8日~12月25日の期間中、105日間にわたり開催される。 大井川本線の「きかんしゃトーマス号」は運行区間を新金谷~川根温泉笹間渡に拡大。約2年ぶりに大井川の本流に架かる橋梁を走る。車内放送を一新するほか、これまで乗り降りの取り扱いを行っていなかった家山駅は復路に限り乗り降り可能に。これにより「きかんしゃトーマス号」の乗車パターンは、(1)新金谷~川根温泉笹間渡の往復遊覧乗車、(2)新金谷→川根温泉笹間渡→家山、(3)家山→新金谷の三つになる。 運行時刻は、1便目:新金谷9時30分→川根温泉笹間渡→家山10時36分着・10時41分発→新金谷11時09分着、2便目:新金谷12時34分発→川根
国土交通省は3月29日、近江鉄道や滋賀県などが申請していた鉄道事業再構築実施計画を4月1日付けで認定すると発表した。同日、近畿運輸局長が認定書を手交する予定。近江鉄道線が上下分離方式の経営に移行する。計画期間は4月1日から2024年3月31日までの10年間。 実施計画は今年2024年2月29日、近江鉄道と一般社団法人近江鉄道線管理機構、滋賀県、東近江市、彦根市、近江八幡市、甲賀市、米原市、日野町、愛荘町、豊郷町、甲良町、多賀町が申請していた。 実施計画の対象となるのは、近江鉄道線を構成する本線・米原~貴生川47.7kmと八日市線・八日市~近江八幡9.3km、多賀線・多賀~多賀大社2.5km。現在は近江鉄道が第1種鉄道事業者として施設を保有し、列車を運行している。 4月1日からは、近江鉄道線管理機構が第3種鉄道事業者として施設を保有。近江鉄道は第2種鉄道事業者として管理機構から施設を無償で借
JR線の普通列車が乗り放題の「青春18きっぷ」が発売されてから40年以上が過ぎた。私が初めて「青春18きっぷ」を使ったのは、いまから39年前の国鉄時代、1984年の夏。夜行列車で早朝に東京入りし、そこから日中の普通列車を乗り継いで青森に向かい、青函連絡船の夜行便に乗り継いで北海道に渡った。私が北海道を訪ねたのは、これが初めてだった。 その後も「青春18きっぷ」は何度となく使ってきたが、近年は比較的短い距離での利用が増え、長距離移動で使うことはほとんどなくなった。「初北海道」からもうすぐ40年になるのを機に、久しぶりに「青春18きっぷ」で北海道を訪ねてみようと思い立った。 1本目:上野5時11分→水戸6時58分 列車番号:321M 距離:117.5km 時間:1時間47分 まだ夜が明けてない2023年9月2日の早朝4時ごろ、前日から「宿泊」していたネットカフェを出て上野駅まで歩く。私はそれな
開業まで残り1週間を切った、路面電車タイプの軽量軌道交通(LRT)「宇都宮芳賀ライトレール線」(芳賀・宇都宮LRT)で8月21日、報道関係者向けの試乗会が行われた。開業初日の8月26日は午後から一般運行が始まる。 試乗会ではHU300形電車「ライトライン」のHU306編成とHU307編成を使用。記者は平石停留場を9時10分に発車する上り宇都宮駅東口行き(HU307編成)に乗り込んだ。「ライトライン」は軌道や停留場の地上施設と同様、宇都宮市と栃木県芳賀町が保有。第三セクターの宇都宮ライトレールが両市町から「ライトライン」を借り受けて運行する。
岩手開発鉄道は7月27日、新造のディーゼル機関車を導入したことを、X(Twitter)の公式アカウントで明らかにした。 新潟トランシス製のディーゼル機関車で記号番号は「DD5602」。7月24日から27日まで試運転を行い、正式に引き渡されたという。岩手開発鉄道が新造のディーゼル機関車を導入するのは、1977年に新潟鉄工所(現在の新潟トランシス)で製造されたDD5601以来、46年ぶりとみられる。 【お知らせ】 この度、新製ディーゼル機関車を導入しました。7月24日から本日まで試運転を実施し、正式に引き渡しとなりました。 これからどうぞよろしくお願い致します。 製造:新潟トランシス社様 車号:DD5602#岩手開発 pic.twitter.com/zlY7Hz3Ios — 岩手開発鉄道株式会社【公式】 (@kaihatsurailway) July 27, 2023 岩手開発鉄道はこのほか、
JR東海は7月20日、新型の特急型電車「385系」を新製すると発表した。2026年度に量産先行車を完成させ、2029年度ごろの量産車の導入を目指す。 385系は、名古屋~長野を結ぶ中央本線・篠ノ井線の特急「しなの」で現在運用されている383系と同じ振子式を採用。カーブ走行時に車体を傾斜させることで遠心力を緩和し、速達性と乗り心地を両立させる。 現在の383系は雨天による滑走などが発生した場合、カーブ開始位置からの車体傾斜ができず、乗り心地が悪くなるという課題を抱えている。これに対して385系は「次世代振子制御技術」を採用。車両に設置したジャイロセンサーで車両とカーブの位置関係を常に監視し、カーブの開始位置を正確に検知する。 これにより滑走などが発生した場合でもカーブ開始位置からの車体傾斜が可能に。現在の振子制御に比べ乗り心地が約15%改善されるという。 また、特急「ひだ」「南紀」に導入され
夏季用の「青春18きっぷ」の発売が7月1日から始まった。7月20日~9月10日の期間、JR線の普通列車が乗り放題の企画切符。一人1日分を1回とし、1枚で5回分がセットになっている。一人で5日間利用したり、5人が同一行程で1日利用したりすることができる。 発売額は1万2050円で1回あたりでは2410円。普通列車の速度や乗り継ぎ時間にもよるが、早朝から深夜まで乗り続ければ1日で1000km以上移動することも可能だ。1000kmだと所定運賃は本州JRの幹線で1万2000円程度だから、「青春18きっぷ」を使えば実質8割引くらいになる。 発売から40年が過ぎて一般にも定着し、鉄道マニアでなくても「青春18きっぷ」といえば「普通列車が乗り放題の格安切符」というイメージを持っている人は多いだろう。ただ、「青春18きっぷ」で乗れる列車や路線はこの40年間で変化しており、特例の新設などもあって、昔は利用で
普通旅客運賃は対キロ区間制。上限額は初乗り(3kmまで)が150円、3km超~5kmまでが200円、5km超~7kmまでが250円、7km超~10kmまでが300円、10km超~13kmまでが350円、13km超~15kmまでが400円になる。 運賃割引は定期割引と小児割引を設定。定期割引運賃は普通旅客運賃が150円の区間で通勤1カ月が5670円。通学1カ月では4770円になる。普通旅客運賃が400円の区間では、通勤1カ月が1万5120円で、通学1カ月は1万2720円。 小児割引は6歳以上~12歳未満について半額運賃(10円未満切り上げ)を設定。1歳未満の乳児と6歳未満の幼児は、普通旅客運賃を支払う6歳以上の旅客一人につき二人まで運賃無料とする。宇都宮ライトレールはこれ以外の割引について、後日案内する考えだ。 普通旅客運賃で競合するバス路線と比べた場合、関東自動車の宇都宮駅東口~ベルモール
山万が鉄道事業法に基づき今年2023年6月30日付けで公表した安全報告書で、2023年のおもな安全施策の計画として「新車両等の検討」が盛り込まれた。「車両更新の検討」や「駅務機器更新の検討」「信号保安設備更新の検討」を行うという。 ユーカリが丘線は山万が経営するニュータウン「ユーカリが丘」と京成本線・ユーカリが丘駅を結ぶ鉄道路線。ゴムタイヤの小型車両が専用の通路を走るタイプの新交通システム(AGT)を採用している。40年ほど前の1982年に一部開業し、翌1983年に全線開業した。 車両は40年ほど前の開業時に導入された1000形電車「こあら号」が現在も使われており、老朽化が進んでいる。いまでは珍しい冷房装置を搭載していない「非冷房車」で、サービス面での改善も視野に入れて新型車両の導入が検討されるとみられる。 《関連記事》 ・「山万ユーカリが丘線」どんな鉄道? 成り立ち・路線・駅・車両すべて
日本旅行大阪法人営業統括部の鉄道・バス企画デスクとしなの鉄道は、「115系電車普通夜行 信越本線経由軽井沢行」と題したツアーを共同で企画した。7月22~23日の車中1泊2日。かつて上越線や中央本線などで運行されていた夜行普通列車を再現する。 車両はセミクロスシート車の115系を使用。7月22日夜に軽井沢駅を発車し、しなの鉄道線・JR信越本線・北しなの線を行きつ戻りつしながら23日朝に軽井沢駅に戻る。行程は次の通り。 軽井沢21時13分発→(各停運転)→北長野23時37分着・23時58分発→(急行運転)→軽井沢1時32分着・2時50分発→(快速運転)→西上田3時53分着・4時40分発→(快速運転)→軽井沢5時42分着 日本旅行によると、各停運転→急行運転→快速運転というように、かつての夜行普通列車の運行形態を再現。オプションプランとして夜食の釜めし弁当を用意し、希望者には窓越しに弁当を渡して
4月23日の函館市長選挙で初当選した大泉潤市長が4月27日、市長就任後初の記者会見を市役所で行った。公約に掲げていた北海道新幹線の函館駅への乗り入れ構想の調査について、6月の予算に盛り込みたいとの考えを示した。 大泉市長は6月の補正予算に盛り込む公約について「何を取り込んで、何を取り込まないか、きょう踏み込んで話せる段階ではない」とした。その一方、新幹線の函館駅乗り入れ構想は「6月の政策予算に調査費用を盛り込みたいとイメージしている。担当部局(企画部)と話し合いもしていないから確定的なことはいえないが、そういうイメージで進めていかなければ間に合わないと考えている」とし、調査費の早期計上に強い意欲を示した。調査費の額は規模感も含め明言しなかった。 大泉市長は1995年、函館市役所に入庁。総務部秘書課長や観光部長、保健福祉部長などを務めた。今年2023年4月の市長選に出馬。第2子以降の保育料無
つくばエクスプレス(TX、東京都・埼玉県・千葉県・茨城県)の茨城県内の延伸構想について、茨城県の「TX県内延伸に関する第三者委員会」は3月31日、提言書をまとめて大井川和彦知事に提出した。 提言では土浦・茨城空港・水戸・筑波山の4延伸案について「延伸によって得られる効果と費用のバランスなどを考慮し、土浦方面への延伸が最善」とし、常磐線の土浦駅に接続する案に優位性が認められるとした。 《続報記事》 ・つくばエクスプレス「土浦延伸」検討へ 茨城県が正式決定、さらなる延伸も「議論」(2023年6月23日) その一方、収支採算性は4案とも赤字が見込まれるとし、土浦延伸では年間の赤字額が3億円になると予測。費用便益比(B/C)も4案すべてで社会的利益が事業費を下回る「1」未満とされた。 このため提言は、TX延伸の実現可能性の向上を図るため「従前どおりの沿線開発にとどまらず、更なる需要増加及び費用削減
三重県鈴鹿市の末松則子市長は3月9日の定例記者会見で、市内公共交通の今後の方向性の一つとして、近鉄鈴鹿線をリニア中央新幹線・三重県駅の候補地とされている亀山市まで延伸するよう近鉄に申し入れる考えを明らかにした。 三重県はリニア三重県駅の候補地として、(A)関西本線の井田川駅を含むエリア、(B)東名阪自動車道の亀山ICを含むエリア、(C)紀勢本線の下庄駅を含むエリアの3案を比較検討。しかし2022年11月、同県は「それぞれ特色はあったが差異が出なかった」として一本化せず、3案をJR東海に提案することを決めている。 鈴鹿線は近鉄名古屋線の伊勢若松駅から鈴鹿市駅を経て平田町駅に至る8.2kmの路線。鈴鹿市内を東西に横断し、終点の平田町駅はリニア三重県駅の候補地のほうを向いている。平田町駅からの直線距離は、A案に含まれる井田川駅が最も短く約4.5km。C案に含まれる下庄駅までは約8.8kmで、B案
駅のポスターで写真を無断で使われたとして、東武鉄道と同社子会社の東武ステーションサービス(東武SS)に損害賠償などを求めた民事訴訟で、原告・被告の双方とも控訴しなかったことが3月6日までに分かった。東武SSに対し合計50万円の支払いを命じた判決が確定した。 原告の男性は2月26日、取材に対し「(判決に)納得できる部分と納得できない部分があるが、大きな成果を得られた。一定の名誉回復はできたのかなと思う」と述べて控訴しない考えを明らかにし、「著作権は想像以上に身近な問題だと捉え、企業内の研修等にもっと力を入れてほしいと思う」と話した。 東武鉄道の広報部は2月28日、取材に対し同社と東武SSが控訴しなかったことを明らかに。判決内容に対する考えや控訴しなかった理由は「回答を控える」とした。駅や列車内のポスター、プレスリリースなどでの著作物・知的財産の取り扱いについては「社内教育等により再発防止に努
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