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夜のピクニック(新潮文庫) 【電子書籍】[ 恩田陸 ] 価格: 880 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 北高では朝8時から翌朝8時までの24 時間で80 キ口を歩き通す「鍛錬歩行祭」というイベントが毎年開催されていた。最初はクラスごとに列を作って歩く団体歩行を行い、その後は友達と一緒に自由に歩く自由歩行へと移る。 甲田貴子はこの歩行祭で、今年から同じクラスになった西脇融(とおる)に話しかけようと決意していた。貴子の母と融の父との不倫関係の末に生まれた二人は異母兄妹にあたるが、関係をはばかって意識的に避けていた。そのことは教師も生徒たちも誰も知らない。 歩行祭に膝の怪我を抱えていた西脇融も、甲田貴子の存在について複雑な思いを抱えていた。貴子は何も悪くない。だが父の葬式の時に、堂々とした態度で参列した貴子とその母を見て、なぜか委縮してしまった。 歩行祭が進み夜中の12 時を過ぎることで、融は
*ハヤカワ文庫JA 【あらすじ】 膨大な化学物質や産業廃棄物の処理に従事する近未来。国連は「新地球移民法」を制定し、先進諸国の国民は次々と宇宙へと旅立つが、日本は旧地球への居残りを余儀なくされ、果てることない汚染物質の除去作業などに従事された。 そこから抜け出してエリートとなるには、「大東京学園」の卒業総代になること。しかし苛酷な入学試験レースをくぐりぬけたアキラとシゲルを待ち受けていたのは、前世紀サブカルチャーの歪んだ遺物と、閉ざされた未来への絶望が支配するキャンパスだった。 アキラには先に大東京学園に入学した兄のオサムがいた。オサムは学園の最下層で一度落ちたら抜け出せない「新宿」クラスに配属となるが、入学後3か月で、不可能とされた大東京学園からの脱走に成功し、学年内では伝説となっていた。アキラは兄の消息を探るために新宿クラスと接触するが、脱走したオサムを学園の汚点とする生活指導のタダノ
蛇行する川のほとり 【電子書籍】[ 恩田陸 ] 価格: 605 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 蓮見毬子は同じ美術部の先輩で憧れていた九瀬香澄と斎藤芳野に、演劇祭用の絵を描くために香澄が住む「船着き場の家」で合宿することに誘われた。毬子は憧れの先輩から誘われたことを素直に喜ぶが、親友の真魚子(まおこ)は、先輩たちを警戒する。さらに香澄のいとこの貴島月彦は、香澄に近づかないよう警告する。夏の合宿には琶子たち女子3 人に加え、月彦と彼の幼馴染の志摩暁臣も加わった。 合宿が始まると、10年以上前にこの家で起きた事件が、少しずつ会話の話題となっていく。かつて船着き場の家に住んでいた香澄の母親が、遺体となって発見された。同じ時期に暁臣の姉も、野外音楽堂の屋根から落下して亡くなっている。そして船着き場の家に住んでいた、毬子より年上の力ズコが引っ越していった。 戸惑う毬子に、暁臣は「毬子さんが、僕の姉
今月で私は62歳となり、延長された定年を迎えました。大学を卒業してから38年余。就職した時は自分が定年を迎えるとは、想像できませんでした。再雇用として今後も仕事は変わりなく続いていきますが、一区切りとなりました。 *結局は再雇用で、あと3年は続ける予定です💦 (AIで作成した画像はリアルな職場! 背後のポスターがツボですw) 入社した時は夢も希望もありましたが、すぐに社会の厳しさに打ちのめされます。「定年までもつかな?」そして「もたないかもしれない・・・・」気持ちも、時に頭によぎりました。それでも昭和のモーレツサラリーマンから、ライフワーク・バランスを意識した働き方に方向転換しつつ、1日1日積み重ねて、何とかこの日を迎えることができました。 会社生活について悔いがない、と言うとウソになります。時に上司とぶつかり、時に自分の考えを曲げないことで、生き方が狭まったかと反省することもしばしば。
ねじの回転 FEBRUARY MOMENT(上) 【電子書籍】[ 恩田陸 ] 価格: 495 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 HIDS(歴史性免疫不全症候群)と呼ばれる、人類に脅威を及ぼす病気が突然世界に蔓延した。近未来の国連は、時間遡行装置「シンデレラの靴」を使い、歴史を修復して確定し直すことで、病気を根絶しようと計画する。そこで選ばれた時点は1936年2月26日。2・26事件に関与した首謀者として処刑された安藤輝三陸軍大尉と栗原安秀陸軍中尉、加えて石原莞爾陸軍大佐らに無線通信機を持たせ、事件を再生させて歴史のー部を修正しようと試みる。 しかし修正される2・26事件も、何度か「シンデレラの靴」によってやり直しを命じられる。加えて実際の歴史を知った安藤大尉や栗原中尉、そして石原莞爾大佐は、コンピューターの管理下から離れ、独自の判断で歴史を修正しようと目論んでいく。 その中で、「シンデレラ
黒と茶の幻想(上) 【電子書籍】[ 恩田陸 ] 価格: 858 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 学生時代に同窓生だった利枝子、彰彦、蒔生、節子の4人が40歳を目前にして再会し、Y島(ほぼ屋久島)と呼ばれる場所に旅に出る。そこでは道中に各自が「美しい謎」を持ち寄り、全員で解き明かそうとするテーマが課せられていた。 彼らが持ち寄った謎は「3歳の息子がなぜか馬を怖がる理由」「叔父夫婦の家に泊まった際に体験した奇妙な物音と振動の正体」「高校時代にクラスメイトの家の表札がー斉に盗まれた事件の真相」など、確かに「美しい」謎が提示され、様々な角度から考察を加えていく。 会話が進むにつれて、彼らの間に共通する出来事が影を落とす。それは大学時代、彼らの共通の友人だった梶原憂理が突然失綜したこと。憂理はなぜ消えたのか? 彼女に何があったのか? 十数年を経てもなお、その疑問は四人の心の中に深く残り続けていた。
麦の海に沈む果実 【電子書籍】[ 恩田陸 ] 価格: 990 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 水野理瀬は北海道にある全寮制の学園に入園するために、電車に乗っている。その学園に行くことになった理由は思い出せない。下車する前にトイレに行くと、トランクがなくなっていることに気付く。 この学園を支配する校長は若く威圧的な美しさを備えた女性。しかし本当は男性で、日によって男女を使い分けていることが判明する。中高一貫で、1年から6年までの男子と女子、合わせて12人のファミリーで構成されるが、理瀬のファミリーは、リーダーで最年長の聖、1つ上の光湖(みつこ)、俊一と薫、寛、梨ニの7人しかいない。こうして「三月の国」での理瀬の生活が始まった。 すると新たなルームメイトとして憂理(ゆうり)がやって来た。憂理は校長に気を付けるよう警告した上で、この学園の生徒は3つに分類されると説明した。環境の整った場所で子ど
木曜組曲 〈新装版〉【電子書籍】[ 恩田陸 ] 価格: 715 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 耽美派小説の巨匠とされた重松時子は、4年前に薬物死を遂げたとされている。その後彼女と縁の深く、物書きを生業としていた女性5人すなわち、ライターの絵里子、流行作家の尚美、純文学作家のつかさ、編集者のえい子、出版プロダクション経営の静子は、毎年命日の週の、時子が好きだった木曜を中心に、その前後含めた3日間を 『うぐいす館』で過ごすことにしていた。 ところが今年は異変があった。「フジシロチヒ口」という人物から届いた茎は、うぐいす館にある花瓶に合わせて切られていた。そのためここにいる誰かが送ったと考えられるが、名乗り出る者はいない。 集まった5人はこのことをきっかけに、時子の死が自殺だったのかはたまた他殺だったのかを再検証するために4年前を振り返る。 【感想】 文庫版の解説で、本作品をアガサ・クリステ
六番目の小夜子(新潮文庫)【電子書籍】[ 恩田陸 ] 価格: 737 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 古い伝統を持つ名門の県立高校で、15年前に始まった「サヨコ」という不思議な行事が継承されている。3年に1度誰かが「サヨコ」に選ばれ、手紙と戸棚の鍵を受け継ぐ。そして自らがサヨコだと悟られずに、始業式の日に赤い花を活けるといった決まりを守り、卒業式の日に次の「サヨコ」に継承させる。 春の始業式の日の朝、3年10組の教室に真っ赤なバラが活けられていた。「サヨコが出た」とざわつくクラスに、神戸の超名門校から津村沙世子が転校生としてやってきた。訝しむ生徒、容姿端麗な沙世子に惹かれる生徒に分かれていく。しかし沙世子を巡り不穏な事件が発生する。 関根秋(しゅう)は兄が元「サヨコ」を、姉も3年に1度ではない年に、手紙と鍵を預かる「渡すだけのサヨコ」を務めたため「サヨコ伝説」に詳しかった。秋の知る説では
ブログを5年続けたら、新たな出会いがありました。 先週「ブログを始めて、5周年を迎えました!」を投稿したまさにその日、私は初めてブログ仲間と直接会う機会に恵まれました。 uribouさんは主にウィスキーの投稿をしていますが、下戸の私はなぜかマスコットのウリボウに魅入られてブログに入り浸り、ついには昨年7月に上京して直接お会いする約束をしていました。しかしuribouさんの方で残念なことが重ってしまいやむなく延期。そこで落ち着いた頃を見計らって再度上京する連絡をしたところ、なんとuribouさんの方から、ウリボウー家の 新入り 若頭の「ナッキー」を連れて、仙台に来てくださるというではないですか! uribouwataru.com uribouwataru.com *詳しくは、こちらをご覧くださいませ <m(__)m> スケジュールを聞くと仙台旅行は2泊3日の予定。初日は仙台の名門温泉「伝承千
どうにかこうにか、3月27日をもちまして、本ブログを開設して5周年を迎えることができました。 これもひとえに、このブログを読んでいただき、またスターやコメントをしていただいた皆様のおかげです。本当にありがとうございました。しかも本日は偶然ですが、5年目において初めての、記念すべき出来事が待っています。詳細は後日お伝えします。 そうは言っても、ブログ5周年を迎えたことに対して、実は意外と冷めています。喜びや達成感はまるで感じず、淡々とこの日を迎えたのが正直なところ。そんな気持ちから5周年にまつわる投稿もどうか、と思いましたが、ここでスルーしますと次は10周年となり、そこまで続ける自信はないので、やはり一区切りさせていただくことにしました。 *ブログ開設3ヶ月目に投稿したもの。暗中模索の時代でした。 もとはといえば、本ブログを開設した目的の1つに、アフィリエイトによる「小遣い稼ぎ」がありました
日本扇の謎【電子書籍】[ 有栖川有栖 ] 価格: 1463 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 舞鶴の海辺で1人の青年が発見される。青年は自らの名前も出身地も、何故ここにいるのかも、一切の記憶を失っていた。そんな彼が唯一所持していた一本の扇から、周囲の人は彼を『オウギさん』と呼ぶ。そして所持品の扇から、『オウギさん』は武光颯一(26才)、京都では有名な武光家の次男と判った。 6年半後。武光颯一は自宅に戻っていたが、そこで不可解な密室殺人事件が発生する。事件発生に合わせたかのようなタイミングで、またも扇と一緒に姿を消してしまった『オウギさん』に疑いのまなざしが向けられる。この密室殺人事件の謎、更には『オウギさん』と呼ばれた1人の青年に何があり、何が起ったのか。 その謎を大学准教授の火村英生とミステリー作家の有栖川有栖が、フィールドワークとして警察と共に捜査を行ない、謎を解明する。 【感想】 私
少女には向かない完全犯罪【電子書籍】[ 方丈貴恵 ] 価格: 2090 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 完全犯罪請負人と呼ばれる黒羽烏由宇(くろばうゆう)。ホワイトデーの日に依頼人と会う予定の前に、何者かにビルから突き落とされて、オブジェに串刺しとなって瀕死の重傷を負った。4か月に亘り意識不明の状態が続き、ついにその心拍も途絶えそうになった時、黒羽は幽霊に変貌していた。 事件が起きた当日にあった約束が気になって調べると、その依頼主の夫婦は殺害されていた。娘の三井音葉は両親への復讐を誓うと、面会予定だった黒羽を懸命に捜し、ついに幽霊の黒羽を探り当てた。音葉は幽霊の言葉を聞く特殊能力を持ち、黒羽の明晰な推理を聞くことで黒羽への疑いを解いた上で、両親の犯人を捜して復讐することを依頼する。それは黒羽に瀕死の重傷を負わせた犯人を捜すことにもつながった。 幽霊としてこの世に存在できるのは7日。その間
地雷グリコ【電子書籍】[ 青崎 有吾 ] 価格: 1925 円楽天で詳細を見る 1 地雷グリコ 文化祭で一番人気の校舎屋上を使用する権利を賭けて戦う「地雷グリコ」。グリコの要領で先に46段登った方が勝ちだが、1 人3つずつ地雷を設置し、踏んだら10 段下がるルール。決勝戦は生徒会メンバーで合理主義者の椚(くぬぎ)と、1年生ながら勝負事にはめっぽう強い射守矢真兎(いもりやまと)。 「グリコ・パイナップル・チョコレイト」が全て3の倍数なため、10段下がるルールを考えると地雷を設定する場所は12箇所しかなく、2人で地雷設置は6か所設置できるため、1/2の確率で地雷を踏むことが想定される。 椚はそんな条件を読み切って、巧みな地雷設定を行ない序盤リードを広げていく。 2 坊主衰弱 近所の喫茶店でかるた部の「出禁」を解いてもらおうとする椚だが、マスターは許さない。様子を見た射守矢は、百人一首の絵札を使
世界でいちばん透きとおった物語 価格: 737 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 ベストセラー作家の宮内彰吾が癌により61歳で死去した。女性関係が派手だった宮内は妻子がありながら大勢の愛人をつくり、そのうちの藤阪恵美との間には燈真という子供をもうけていた。 宮内の死後すぐに、燈真のもとに宮内の嫡出子の松方朋晃から連絡が入る。宮内は生前『世界でいちばん透きとおった物語』というタイトルの小説を執筆していた形跡があるが、原稿そのものが見つからない。遺作として出版するために原稿を探し出したい、という。 燈真は文芸編集者の深町霧子の助けを借り、宮内が死の直前まで交際していた女性たちや、交流があった編集者、評論家から情報を集めていく。すると、やがて宮内がかつて愛人名義で買った狛江の一軒家で最晩年を過ごし、原稿を書いていたらしいことを突き止める。燈真は松方朋晃とともにその狛江のー軒家に乗り込むが、2人の
1 戦前の予想 今回の衆議院選挙の結果は、私の予想からは大きく外れました。 高市総理は自民党総裁選勝利後すぐに、公明党から「三下り半」を突き付けられます。日本維新の会との連立で何とか政権を担ったものの、その後も細かい失言が相次ぎました。それでも高市内閣の支持率が高い数値を保持できていたのは、私にとっては不思議な現象でした。 *これはこれで、私は今でも正しい判断だったと思います。 衆議院解散を決断した胆力は見事でしたが、私には自民党に対して以下の懸念点があると思いました。 ① 政治資金の不記載議員に対して、希望した候補者の全員に公認を出したこと。 ② 高市内閣の高支持率に比べて、自民党の政党支持率は低い数値のままだったこと。 ③ 立憲民主党と公明党が「中道改革連合」として合流したことで、自民党の対抗馬として十分に見えたこと。 ④ 余りにも急でかつ短期決戦。また寒波が例年になく激しく、投票率が
逆転美人 藤崎翔/著 価格: 836 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 教え子の美人シングルマザーを狙ったわいせつ教師、というショッキングな事件で有名になり、世間の好奇心の標的にされた被害者「香織」の手記。 香織は幼い時から美人と言われたが、そのために誘拐されることを経験した。また教師がブルマを盗難する事件にも会うが、クビになった先生の代わりに担当になったのがヒステリックな女教師のため、周りの生徒からは、自分のせいだと非難され嫌がらせを受ける。 友達が好きな男子に告白したら、その子は香織が好きだからと振られてしまい、そのため友達からいじめを受けるようになった。不登校になった香織に対して、その子は家にプリントを届けにきてくれるようになったが、その子は香織の入浴中にのぞき見したことが見つかり父からひどく叱られて、結局その子も私を無視するようになってしまった。 6年生になると完全に不登校になり、
君のクイズ【電子書籍】[ 小川哲 ] 価格: 760 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 三島玲央は人気クイズ番組「Q―1グランプリ」の決勝に進出した。対戦相手は強敵の本庄 絆。2人の対決は白熱し、勝負の行方は最後の問題にまでもつれ込む。アナウンサーが「問題・・・・」と言った瞬間、本庄は回答ボタンを押していた。三島は本庄がミスをしたと思ったが、本庄は冷静に「ママ、クリーニング小野寺よ」と答える。問題文が読まれない中での回答が正解となり、本庄の優勝が決定した。 放送された後に賛否様々な意見が飛び交う中、本庄絆からは優勝を辞退する申し出があった。しかし三島は自らの敗北に納得できず、真実を解明するために自分で調査を始める。三島は本庄が出演していたクイズ番組の映像をできる限り集めて見直すと、自分が問題文の1文字目で早押しボタンを押すなどの「不自然な早押し」が、実はアナウンサーの口の動きや問題の内容か
方舟【電子書籍】[ 夕木春央 ] 価格: 913 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 大学時代の友人の裕哉が所有する別荘に、当時の仲間6人で集まることになった修ーだが、トラブルの予感を感じたため、従兄弟である翻太郎に同行してもらうことにした。そこで裕哉の提案で、スマホの電波も届かない地下にある謎の施設に、面白半分で出かけることになる。 ―行は「方舟」と書かれたこの施設に、道に迷った3人家族と共に朝が来るまで過ごすことになる。しかし深夜に地震が発生すると出入り口の扉が大岩がふさがれてしまい、10人全員が閉じ込められてしまう。さらにこの施設は徐々に浸水していて、約7日で完全に水没してしまう事がわかった。 方舟には大岩をどかすことのできる機械が備わっていたが、その装置を動かした人間は、どかした岩に装置の部屋の出入口をふさがれ、施設から出られなくなることがわかった。9人の命を救うためには1人の命が必
#真相をお話しします(新潮文庫)【電子書籍】[ 結城真一郎 ] 価格: 649 円楽天で詳細を見る *表紙のインパクトも、売上に寄与したと思います。 1 惨者面談 家庭教師の仲介営業バイトをしている東大生の片桐は、ある日小学校6年の息子を持つ母親から面談希望の予約を受ける。しかし約束の日時に訪れると母親は今日の面談を忘れていたようで、20分も待たされる。家の中へ入れてもらうも息子の成績表がどこにあるのかわからない。それだけでなく母親は、なぜか息子の通っている塾名を答えてくれなかったり、トイレを使わせてくれなかったりする。そして息子はどんな問題を出しても110 と答え、まるで片桐に何かを訴えかけるような視線を送ってくる。 *母親も息子もどうも変。ならばなぜ変なのか。読めば納得、でも、こんなシチュエーションあり? 2 ヤリモク マッチングアプリに精を出す中年男とパパ活をする若い女。男には妻子が
明けましておめでとうございます。 今年も新しい年がやってきました。とは言え還暦を過ぎて子供もいない夫婦では、正月も毎年やっていることは代わり映えしません。 私の配偶者の趣味は寺社仏閣詣で、時間があればあれやこれやの神社にお参りに行きたがります。対して運転手の私は渋滞が嫌いで配偶者は人込みが苦手、さらに配偶者はお参りする時は静かにお祈りしたい性分。そこで三が日は比較的すいている神社にお参りすることになっています。 *神社巡りについては、こちらの記事を書かせていただきました。 元日は羽黒神社。仙台市の住宅街にある神社ですが、なぜかいつも閑散とした状態。そんな神社ですが配偶者は山形県の庄内地方出身なため、羽黒神社と併祀されている月山神社・湯殿山神社は縁を感じるらしく、10年以上元日はこちら、とルーティンになっています。お参りする場所が4か所(外に愛宕神社、竹駒神社の祠もある)あり、充実感満載。そ
ブログを始めてから、5回目の年末年始を迎えました。本日の投稿で2025年は最後となります。前回までで投稿数は846本。ここまで続くことができたのも、ひとえに読んでいただいた皆様のおかげです。本当にありがとうございました。 来年は延長になった62歳の定年を迎えます。そこで最近は不満を覚えていた、アイコンを変更しようと思い立ちました。本ブログを開設した時は、フリー素材で見つけた「くたびれたサラリーマン」が私に合っていると思い採用しましたが、還暦を過ぎてからはどうも抵抗が・・・・ そこで背広姿から、私のハンドルネーム「ムっくん」に合わせて、今年うちの配偶者が見つけて我が家にやってきた「困り顔」に変更することにしました。今ではすっかりお気に入りになっています (^^) *アイコンを、(ビフォー)こんなおじさんから、(アフター)「ムっくん」に変更します。 今年のブログを振り返りますと、ちょうど年初か
此の世の果ての殺人【電子書籍】[ 荒木あかね ] 価格: 1716 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 3か月後の2023 年3 月7 日に、小惑星が熊本県阿蘇郡に衝突し人類は滅亡すると予測された。日本にいる限り生存の可能性はなく、運よく助かってもその後地球は粉塵により極寒の超氷河期に入り、生き残ることはできない。世界は日本を中心に混乱を極めた。 ゴーストタウンと化した福岡県太宰府市で、23 歳のハル(小春)は実家近くの自動車学校に通っていた。唯一の生徒となった小春に付き合っているのが教官のイサガワ先生。 しかし教習車のトランクから女性の刺殺体を見つけてしまった。元警察官のイサガワ先生は、機能不全に陥っている警察に代わり、犯人探しを買って出る。教習車の助手席にハルを乗せて。ハルは教官で元刑事のイサガワ先生とともに、地球最後の崩壊寸前の社会での謎解きを始めていくと、そこには少年たちのいじめ問題
黒牢城【電子書籍】[ 米澤 穂信 ] 価格: 1056 円楽天で詳細を見る 序章 因 毛利の援軍を頼みに織田信長に反逆し有岡城に籠城した荒木村重は、説得に訪れた織田方の軍師、黒田官兵衛を捕えて地下の土牢に監禁する。しかし有岡城に不思議な謎が立て続けに起きることで、官兵衛は村重から頼まれてその謎を解くことになった。 第一章 雪夜灯籠 織田側に寝返った者の人質を、村重は殺さず牢に監禁することにした。牢が完成するまで信用できる配下に人質を警固させたが、翌朝人質は死体となって発見された。庭には雪が積もり足跡はない。 見張り番から人質が見えないため犯行は不可能。庭の億の警固人は、雪上に痕跡を残さず意矢を回収することはできない。廊下の警固は2人組で、相手の目を盗んで矢を突き刺すこともできない。 怪奇な謎に城内に動揺が広がり、村重はこの謎を解くために、官兵衛の力を借りることにする。 いわゆる「雪密室」の
同志少女よ、敵を撃て【電子書籍】[ 逢坂 冬馬 ] 価格: 1210 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 独ソ戦が激化する1942 年。モスクワ近郊の農村に暮らし、幼馴染のミハイルをひそかに想いを寄せている18 歳の少女セラフィマの日常は急転する。急襲したドイツ軍によって、母親のエカチェリーナほか村人たちが惨殺されたのだ。自らも射殺される寸前、セラフィマは赤軍の女性兵士イリーナに救われる。 「戦いたいか、死にたいか」そう問われた彼女は、イリーナが教官を務める訓練学校でー流の狙撃兵になることを決意する。母を撃ったドイツ人狙撃手のイェーガーと、冷徹に母の遺体を焼き払ったイリーナに復讐するために。同じ境遇で家族を喪って狙撃兵の訓練学校に入学した女性狙撃兵たちとともに、訓練を重ねたセラフィマはクラスメートとぶつかり合いながらも成長し、狙撃の腕を磨いていく。 やがて独ソ戦の決定的な転換点となるスターリ
およそ4年前にいただいた「ブロガーバトン」。今はブログバトンと名を変えて、uribou (id:uribouwataru) さんから再びバトンを受け取ることになりました。 uribouwataru.com uribouさんのブログタイトルは「紬とウィスキー」ですが、私はアルコール類は全くダメで、ビールー杯でもしばらくは身動きができなくなるほど。それがなぜウィスキーのブログに入り浸っているかというと、マスコットの「ウリボウ」たちの愛らしさに心奪われたため。そのためウリボウたちを主人公とする物語をコメント欄に記述しては楽しむ、という変わり者の読者でして、それをuribou さんは寛大にも許していただいています。 ところで、以前の「ブロガーバトン」は自分のブログ及び仲間の紹介を中心とした「ユルい」内容でしたが、今回のテーマはずいぶんと様変わりました。その内容を以下に記します。 ・生成AIで、最も
老虎残夢【電子書籍】[ 桃野雑派 ] 価格: 869 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 中国は南宋の時代の、ある雪の夜の出来事。湖に浮かぶ孤島の八仙楼で、武術の達人として名高い梁泰隆の遺体が発見された。梁泰隆は3人の武侠を招き、その内の1人に自らの奥義を授けようとした矢先のことだった。雪と湖に囲まれた二重の密室の中で、梁泰隆はなぜ、そしてどうやって殺害されたのか。 3人の武侠たちは、厳しい修行を経てそれぞれ特殊な能力を身につけている。例えば水上を歩行したり、足跡を残すことなく雪上を異動したり。 梁泰隆の愛弟子でありながら奥義継承の候補者に選ばれなかった紫苑は、そのことに複雑な思いを抱きつつも、姉妹以上の絆で結ばれた恋華とともに、敬愛する師父の死の謎に挑んでいく。 【感想】 舞台は中国。今から1000年ほど前の南宋の時代が舞台。中国の歴史小説も「くくった」ので、岳飛などの名前が出るとテンショ
変な家 文庫版【電子書籍】[ 雨穴 ] 価格: 770 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 ある日オカルトを専門とするフリーライターの私は、知人の柳岡から相談を受けた。 相談内容は、購入予定の家の間取りに謎の空間がある、というものだった。 私は知り合いの建築士の栗原にその間取図を見せると、この家はそこかしこに「奇妙な違和感」が存在すると言う。栗本はそこから大胆な仮説を展開していく。 栗原との相談後、私はある事件をネットニュースで見つけ、今回調査した家との関連性を疑う。私は栗原の仮説に基づいた推理を記事にして、ネットに公開した。すると記事の読者である「宮江柚希」なる人物から、くだんの家に心当たりがあるとの連絡を受ける。 それによって新たな家の存在が浮かび上がり、その間取図から更に新たな謎が生まれていった。 【感想】 謎の覆面作家・雨穴(うけつ)さんのデビュー作。ひょっとしたきっかけで手に入れた
六人の嘘つきな大学生【電子書籍】[ 浅倉 秋成 ] 価格: 814 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 急成長を遂げているIT企業「スピラリンクス」が初めて新卒採用を行った。初任給は50万円を謳い、就職難の時代では垂涎の的に。激しい競争から勝ち残った六人の就活生が最終選考で与えられた課題は、1ヵ月後までにチームを作り上げ、ディスカッションすること。全員で内定を得るために、波多野祥吾は五人の学生と交流を深めていく。 しかし本番直前に課題の変更が通達された。それは「六人の中から一人の内定者を決める」こと。仲間だったはずの六人は、ひとつの席を奪い合うライバルとなった。内定を掛けた議論が進む中、六通の封筒が発見される。個人名が書かれた封筒を開けると、就活生の1人は人殺しと告発する文書が入っていた。そして告発は、各人に続いていく。 【感想】 恥ずかしながら私の就職活動期はバブル前夜で、それなりの苦労は
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