「もったいない」は美徳ではない。呪いだ。 ある日、部屋を見渡すと、そこには積み上がったモノの山があった。 目に入るのは乱雑に積まれた書類、本棚から溢れた本、そして行き場を失った無数のペン。これらが私の頭の中まで散らかしている気がした。 「いつか使うかもしれない」「売れば少しはお金になる」そんな気持ちが私を支配していた。 しかし、その日、私は気づいたのだ。モノが溜まるほど、失われているのは「お金」ではなく「時間と心の余裕」だと。 私は、散らかった部屋を片付けることにした。 筆者はこんな人です! ※プログラミングカテゴリ。本全体では37位【4月3日、記録更新!】 片付けのきっかけ片付けを始めた理由は寝不足で頭が動かないことだった。頭がぼんやりして仕事がまったく捗らず、何か別のことをしようと思っていた。 部屋を見渡すと、散らかった部屋が広がっていた。普段は見て見ぬふりをしていたけれど、この時は数