2025年11月30日、1つのnote記事が私の強い興味を引いた。 五月(片山晃)氏による「S&P500神話の終わる時」。インデックス投資バブルの形成過程と、AI投資がもたらす株式市場のレジームチェンジを描いた論考だ。 片山氏の論考は、S&P500の神話がなぜ生まれ、なぜ終わりつつあるかを問う。Big TechのAI投資競争が、高利益率・高フリーキャッシュフローという構造を侵食しつつあると。 しかし、私はこの話を読みながらある違和感を感じていた。 これは、「S&P500神話の終わり」という話ではない。 「S&P500の性質そのものの変容」である、と。 あなたが毎月積み立てているS&P500は、もはや10年前のS&P500ではない。同じ名前、同じティッカー、しかし中身は根本的に異なる。これは、より根本的な構造変化が、S&P500の「内部」で進行している。 本noteでは、この「S&P500の