2025年5月、AIエンジニアの安野貴博(あんのたかひろ)氏が新党「チームみらい」を立ち上げ、参議院選挙に挑戦しました。チームみらいは1議席・得票率約2.6%を獲得し、政党要件を満たして国政政党になりました。これによりチームみらいは政党助成金の対象となり、今後6年間に渡って年間約1億円の安定した収入を得られることになりました。 チームみらいは公約通りこれを原資として、デジタル公共財を作ることを目的としたエンジニアチームを組織しました。これは公共財に対する資金供給の方法の発明であり、筆者は2024年夏に日本で行われた公共財の作り方に関する国際会議Funding the Commonsでの安野氏とAudrey Tang氏の対談を懐かしく思い出しています。 安野氏を中心として日本で起こりつつある出来事はデジタル民主主義の文脈で世界中から注目を集めており、どのようなことが起きたのかを記録・発信する