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TGS2024
note.com/ryosuzuki
このnoteでは、最新のコンピュータサイエンスの研究を140字でゆるく解説しつつ、気になる論文にはこういう研究もあるよ、と似てる研究を紹介しています。 分野の中の人も外の人も、実務で忙しい人もそうでない人も、小学生も大学生も、「なるほど、最先端ではこんなことがおきてるんだな。ふむふむ」と感じてもらえたらと思います。 --- しばらく死んでましたが、ぼちぼち再開していきます。(ˊvˋ*) 無事、Defense終わりました。ここ最近は、これでかなり忙しかったんですが、とりあえず1個、一段落ついたので、少しずつ再開していこうかと思います。 (ただ、終わってふと見るとUISTのレビュー依頼が10本くらい来てたけど。笑 ここ数年、CHIとかUISTのレビュー2桁いくこと多いな…) https://t.co/IT5rysaIje — マンガでわかるHCI(ヒューマン・コンピュータ・インタラクション)
さて、世界は今コロナ一色ですね。 日本では少し落ち着きを取り戻してきたみたいですが、アメリカでは - 大統領は、コロナをChinese Virusと呼び出したり - 若者たちはオレたちゃ重症化しねぇとフロリダのビーチに押しかけたり - 暴動が起こると予想して、身の危険を感じる人々が銃を買い求めたり といった、なかなかカオスなことになってます。笑 ちなみに、著者はアメリカのPhD学生で、現在アメリカに住んでます。この夏は、シアトルのMicrosfot Researchにインターンに行く予定だったんですが、ボーイングがチャプター11して、シアトルの街が失業者に溢れかえるんじゃないかと若干心配してました。なんとかそこは免れたようですが、ただ逆に、インターン自体がリモートになりそうな勢いですが。笑さて、今回は、そんな公衆衛生に少し関連した話です。 公衆衛生とデータ・ビジュアライゼーションところで、
だいぶ音沙汰がなくてすいません... _(. _ .)_ というのも、実は12月ごろから、アメリカでは絶賛就活シーズンでして(Facultyなどのアカデミア就活)、もう忙しいのもあり、ずっと宙ぶらりんの状態が続くのもあり(大体11月ごろから始まって、最終的に決まるのは、4-5月なのです。 長すぎ笑)、博論を書いたりもしないといけないし、ちょっと落ち着くまで一旦休憩しよう、と思い、放置していました。笑 そんなこんなの生活を送っていると、この前こっちに留学してる友達と飲んでいた時に、「コンピュータサイエンスの分野で最近アメリカの大学に留学した人がいるらしいですね」という話を聞き、よく見ると、現在、東大の五十嵐研にいるYuka Takahashiさんがアメリカの大学のコンピュータサイエンスのPhDプログラム(MITが第一志望とのこと)に合格したとのこと。 おめでとう!٩(ˊᗜˋ*)و
このnoteでは、最新のコンピュータサイエンスの研究を140字でゆるく解説しつつ、気になる論文にはこういう研究もあるよと2-3個似てる研究を紹介しています。 分野の中の人も外の人も、実務で忙しい人もそうでない人も、小学生も大学生も、「なるほど、最先端ではこんなことがおきてるんだな。ふむふむ」と感じてもらえたらと思います。 --- ここ2ヶ月ほど、相当忙しくて全く時間が取れませんでしたが、ようやく一息つきました。(9/20までCHIの〆切 x 2本、その後日本でInvited Talk x 10、その後Proposal DefenseやFellowshipの〆切 x 3本、その後UISTのデモ+Doctoral Consortium+ポスター+プレゼンなど。)とはいえ、まだCHIのレビューがN本あったり、プレゼンやトークがN個あったり、通った論文のCamera-readyがあったりと、仕事は
このnoteでは、最新のコンピュータサイエンスの研究を140字でゆるく解説しつつ、気になる論文にはこういう研究もあるよと2-3個似てる研究を紹介しています。 分野の中の人も外の人も、実務で忙しい人もそうでない人も、小学生も大学生も、「なるほど、最先端ではこんなことがおきてるんだな。ふむふむ」と感じてもらえたらと思います。 --- UIST 2019の論文が公開されたようです。ICCVなど、いろいろとカンファレンスがある季節(そして〆切も orz)。少しずつ紹介していきます。 #UIST からついにクラウドソーシングが消えたのか (というかCSCWの時期が変わってそっちに移ったんだと思うけど) それにしても流行りすたりがすごい。 Crowdsourcing → Fabricationときて、今はVRのHapticsだらけだけど、これも3-4年したらまた何かに変わるんだろうhttps://t.
クラウドソーシングの歴史クラウドソーシングという言葉。おそらく既にいろいろなところで聞いたことがあるかもしれません。 クラウドソーシングという言葉自体は、「外注」という意味のアウトソーシングと、「群衆」という意味のクラウド(雲やクラウドコンピューティングのCloudではなくCrowdの方)をかけて作られた言葉で、インターネット時代における働き方の変化とともに一般にも普及されてきた気がします。 このクラウドソーシングという言葉は、最近になって使われ始めた(2005年にWired誌で初めて使われた)わけですが、クラウドソーシングに似た仕組み自体はかなり昔からやられていました。 ちなみに、世界で最初のクラウドソーシングは、インターネットが始まる遥か前の、1714年。イギリス政府が問題解決のためにかけた一般公募が最初だと言われています。当時、大航海時代を経て、貿易などで航海技術がますます重要になっ
このnoteでは、最新のコンピュータサイエンスの研究を140字でゆるく解説しつつ、気になる論文にはこういう研究もあるよと2-3個似てる研究を紹介しています。 分野の中の人も外の人も、実務で忙しい人もそうでない人も、小学生も大学生も、「なるほど、最先端ではこんなことがおきてるんだな。ふむふむ」と感じてもらえたらと思います。 --- アメリカのこの時期は、日本で言う新学期の季節。高校上がりのティーンやら、インターンから帰ってきた学部・院生やらで大学はごった返し、どこもかしこっもてんやわんや。僕もご多分に漏れず、今週は引っ越しなどで死んでました。来週からちょっと生活のペースを戻さねば。 人間にしっぽをつける[SIGGRAPH 2019 ETech] Arque: Artificial Biomimicry-Inspired Tail for Extending Innate Body Funct
このnoteでは、最新のコンピュータサイエンスの研究を140字でゆるく解説しつつ、気になる論文にはこういう研究もあるよと2-3個似てる研究を紹介しています。 分野の中の人も外の人も、実務で忙しい人もそうでない人も、小学生も大学生も、「なるほど、最先端ではこんなことがおきてるんだな。ふむふむ」と感じてもらえたらと思います。 --- 日本ではお盆休みだったようですが、アメリカにいると完全にお盆という概念を忘れていました。
ユビキタス・コンピューティングってなに?前回は、「ユビキタス」という言葉について紹介しました(前回の記事はこちら: 「マンガでわかるHCI: ユビキタスってなに?」)。 カンタンに振り返ると、ユビキタスなテクノロジーというのは、 私たちの生活の中に融け込まれ、もはや空気のように、意識しなくてもそこにあるようなテクノロジーというようなものだ、ということを紹介しました。 Mark Weiserの論文が発表された1991年当時、コンピュータはパーソナルコンピュータなどの登場により、一般に浸透されつつありました。しかし、その当時はコンピュータはまだ空気のような存在というには程遠いものでした。 当時は、机の上の大きな箱の前に、よっこらせと座りタイピングをする。なにかをしようと思ったら、マニュアルを読みながら操作していく、というのがコンピューティングの形でした。 しかし、これは彼の言葉を借りるならば、
このnoteでは、最新のコンピュータサイエンスの研究を140字でゆるく解説しつつ、気になる論文にはこういう研究もあるよと2-3個似てる研究を紹介しています。 分野の中の人も外の人も、実務で忙しい人もそうでない人も、小学生も大学生も、「なるほど、最先端ではこんなことがおきてるんだな。ふむふむ」と感じてもらえたらと思います。 --- 今週は、こんなツイートが研究者界隈でバズっていました。研究を聞くときはこんな感じでぜひポジティブに行きましょう(元ネタはこちら) 研究発表でもボディービル大会の掛け声みたいな褒め言葉の応酬を採用するべきでは?「方式キレてるよ!」「ナイスゲイン!」「証明仕上がってるよ!」「ラマヌジャン降りてるよ!」「脳にシャノン住んでんのかい!」 — 西尾 理志 (@_240_) August 6, 2019
ユビキタスってなに? 突然ですが、みなさんはユビキタス(Ubiquitous)っていう言葉を知っていますか? 大抵の人は、「ユビキタス?なにそれ?聞いたことないよ。」という感じかと思います。辞書で検索しても「遍在的な」とか出てきて、ますますよくわからなくなってきます。 ところが、この「ユビキタス」という言葉、コンピュータ・サイエンスの中では超重要キーワードなのです。(例えば、前回紹介したPixel 4に搭載されると噂の、ミリ波レーダーでジェスチャー認識をできるGoogleのProject Soliの論文のタイトルは、"Soli: Ubiquitous Gesture Sensing with Millimeter Wave Radar"だったりします) この言葉、実はもともとMark Weiser(マーク・ワイザー)という人が「21世紀のコンピュータ」(The Computer for t
このnoteでは、最新のコンピュータサイエンスの研究を140字でゆるく解説しつつ、気になる論文にはこういう研究もあるよと2-3個似てる研究を紹介しています。 分野の中の人も外の人も、実務で忙しい人もそうでない人も、小学生も大学生も、「なるほど、最先端ではこんなことがおきてるんだな。ふむふむ」と感じてもらえたらと思います。 --- 今週は、SIGGRAPH 2019があったということで、先週に引き続きSIGGRAPHの論文が多めです。Emerging Technologiesでもいくつかおもしろいのがあったらしく、ペーパーではなくてもそういうのも今後取り上げてもいいかも。 そして、今週のニュースはなんと言っても、Project SoliがPixel 4として世に出たこと。Soliは2015-2016年頃に出た当初から話題でしたが、こうやって研究の成果が実際にプロダクトとして出てくるのはいいで
マンガでわかるHCI(ヒューマン・コンピュータ・インタラクション) 10本 コンピュータサイエンスの最新の研究(インターフェイス、人工知能、グラフィックス、ロボティックス など)をゆるく、わかりやすく解説してます。 https://twitter.com/HCI_Comics (中の人は、アメリカの大学のPhD課程でコンピュータサイエンスの研究中)
インターフェイスってなに?小さい子や、親の世代に、HCI(ヒューマン・コンピュータ・インタラクション)という研究分野のことを話すと、必ず聞かれるのが、「そもそもインターフェイスってなに?」という質問。 たしかに、なんかふわっとして掴み所のない単語ではあります。 マンガでも紹介しているように、インターフェイスという言葉を文字通り訳すと、FaceとFaceの間(inter)という意味になります。 英語のFaceという言葉は、顔という意味以外にも、「面(側面の面)」という意味もあるので、ある意味、なにか「モノとモノとの間」、というイメージです。 ↑ モナカのあんこも、面と面のインターフェイス インターフェイスいろいろインターフェイスと言ってもいろいろあります。 例えば、電話。 電話は、人間と人間の間のコミュニケーションの間を受け持つデバイス、すなわちインターフェイスと言えます。 また、文字や話言
はじめに前回に書いたように、このブログは、コンピュータサイエンスに興味を持った小中高生とかに、コンピュータサイエンス研究の入り口があったらいいと思い、マンガでわかるHCIなるものをはじめました。 ただ、研究を始めるにあたって、重要な要素が2つあります。 1. 基本的な概念や、学問全体の流れがわかっている 2. 最新の研究を追ってキャッチアップできている 1を主に、マンガでわかるHCIとして、描いていこうおもっているわけですが、それだけでは足りないわけです。やはり研究というからには、最先端の動向がどうなっているのかも知らないといけないわけです。 というわけで、このブログでは、最新のコンピュータサイエンスの研究を140字でゆるく解説しつつ、気になる論文にはこういう研究もあるよーと2-3個似てる研究を紹介して、コンテクストも与えられるようなことも書いていきたいと思っています。要は、それぞれが上の
はじめまして、アメリカの大学でコンピュータ・サイエンスの研究をしている鈴木 遼(@ryosuzk)と言います。 僕の研究分野は、特に、ヒューマン・コンピュータ・インタラクション(Human-Computer Interaction、略してHCI)というのですが、コンピュータ・サイエンスの中でも正直(よくわからない)少し変わった研究分野だと思います。 今回、ちょっと思うところがあって、「マンガでわかるHCI」なるものを始めてみようと思いました。今回は、とりあえず、そのあらましについて。 マンガでわかるHCIをはじめたきっかけ実は、HCIの研究を始めて、かれこれ4年くらいになるのですが、実はその前は、HCIという言葉自体、全く知りませんでした。というか、そもそもコンピュータ・サイエンスの分野にいませんでした。実は留学と同時に、専攻を変えたので。(変えた理由は少し長くなるので、今回は端折ります。
概要:- 自己紹介:@ryosuzk - いつ行ったか:2015年の夏(5-8月頃) - どこに行ったか:スタンフォード大学 Human-Computer Interactionグループ - 何をやったか:Human-Computer-Interactionに関する研究(CHI’16) - どうやって行ったか:カンファレンスで突撃(コネ無し) 今回は海外留学アドベントカレンダーということで、PhD留学が始まる直前の2015年の夏にスタンフォード大の某研究室でインターンをしたことについて書こうかな、と思いました。 といっても、インターンの経緯的なことは他の方が書いてくれると思いますし、僕のようなペーペーからアドバイスできるようなことはなにもないので、純粋にその時のインターンシップでどういうことを学んだか、どういう知見が得られたか、というのを伝えられたらと思って書きました。海外のインターンに行
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