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新年度はじまる
note.com/spicy_maruyama
インド料理の歴史を深く知ろうとする時、いつも大きな壁にぶつかります。それは、信頼できる資料があまりにも少なく、手に入れられる文献は限られているということ。 私自身、イギリスの歴史学者で作家のリジー・コリンガム著『インドカレー伝』、カナダ出身でシカゴ在住のコリーン・テイラー・センの著作など、数少ない翻訳本を頼りにしてきましたが、心のどこかでずっと、一つの疑問を抱えていました。 「これほど広大で深い食文化を持つインド自身に、その歴史を徹底的に探求した人物はいないのだろうか?」 結論から言えば、存在しました。それも、後のすべての研究者が指針とするような、圧倒的なパイオニアが。 その人物こそが、インド料理史研究の「父」と言われるインドの食文化史家、K. T. Achaya(K. T. アチャヤ、1923年–2002年)です。 彼は油脂化学を専門とする科学者でありながら、考古学資料、サンスクリット文
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