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UTokyo OCWで公開されている、さまざまな分野の東大教授(たまに他大学の先生も)の授業を紹介するだいふくちゃん通信ですが、今回紹介する講義動画は、いつもと一味違います。 なんと講師が、日本を代表する音楽家、坂本龍一さんなんです! UTokyo Online Education 学術俯瞰講義 2007 坂本龍一 「どうして東京大学の授業を公開するUTokyo OCWで、坂本さんが講義する授業動画が視聴できるの!? そもそも坂本さんって、大学で教えてたの!?」 と、驚く人もいると思います。私もYMOが好きなので、講義動画を見つけてビックリしました。 実はこれは、2007年に東京大学で開講した特別授業の講義動画です。 ですので、坂本さんが東大の通常の授業で教えていたわけではありません。 また、講師といっても、ひとりで教卓の前に立っているわけではなく、当時教養学部で哲学を教えていた小林康夫先
複雑化し動的に変化する現代の社会では、科学的・論理的な手段、最適な解を求める手段だけでは解決できない課題が次々に生まれている。多様な人からなる複雑な社会では、より柔軟な多様性ある解を求めることが重要である。本学の先端アートデザイン分野では、自然環境やそこで培われる感性に立ち戻り、人本来の視座から感性を介して科学技術を見直し、持続的なインクルーシブ社会の創造のための日本オリジナルな科学技術・アート・デザインを世界に発信して行くことを目指している。本講義では、アート・デザインの各分野において世界の第一線で活躍するプロフェッショナルをお招きし、これからの未来について学生と共に議論して頂く。
昨今、「ウクライナ情勢」という言葉を見聞きしない日はありません。テレビ番組、新聞、SNSなどで多くの情報が伝えられ、世界各地で抗議デモが行われています。 2022年2月22日、ロシアのプーチン大統領が、親ロシア派が支配するウクライナ東部2地域の独立を承認し、ロシア軍を派遣することを明らかにしたことで、国際社会は震撼しました。そして2月24日から、ウクライナ各地で軍事作戦が開始されました。 他国に対して軍事的に攻撃することは、国際法上、認められているのでしょうか? そこで、国際法の知識がない方向けの国際法の導入として、法学政治学研究科(当時)の森肇志先生の講義を紹介します。 国際法ってなんだろう? 国際法がどういうものかご存じですか? 国際法とは、国家同士の関係を規律するルールを指します。 国内では、国会で法律が作られ、それに違反をすると、警察に逮捕されて、裁判を受けたり、罰金を払ったりしま
コーディネータ 坪井俊(理学部) ナビゲータ 緒方芳子(理学部) 現代の数学はその長い歴史に支えられている。客観的な状況の評価や合理的な意思の決定のために数学は用いられてきた。人類が様々な事象に出会うたびに、それに対応するために数学は革新されてきた。数学の論理、数の概念は長い歴史の中で何度も問い直された。座標の方法の定着、複素数の発見、微分積分の創始など、高等学校で学ぶ数学の革新の後にも、幾何学の公理、連続の概念、変換の概念などを巡り、数学者の研究は進化し、新しい理論を生み出してきた。 数学は一方でそれ自体の整合性を求め創造的革新的に発展してきたが、他方で社会との関係の中で様々な飛躍を行ってきた。前世紀には数学の抽象化、形式化が大きく進んだが、これにより数学の応用範囲は拡がった。数学は科学の基礎として人々の事象のとらえ方に大きな影響も及ぼしてきている。 このような社会との相互作用の中で
コーディネータ:小島 憲道 ナビゲータ:永田 敬 自然界に存在する元素は約90種類存在するが、これらは宇宙の膨張過程および星の中で誕生した。また、人類は、元素の変換から生み出される新しいエネルギーを発見し、約30種類に及ぶ人工元素が合成された。人工元素を含む約100種類の元素をもとに合成された分子は1000万種以上にも及び、現在も新しい化合物が合成されている。 本講義では、「物質の神秘」を主題テーマとして、宇宙創世と元素の誕生、膨張する宇宙の運命、正体不明の暗黒物質を探る研究、物質の性質を支配する法則とそれを応用した金属、半導体から高分子にわたる物質の科学、新しい医療技術を生み出す物質の科学、自然エネルギーを活用し持続的社会を支える材料の科学などを最先端の分野で活躍している教員が解説する。 本講義を受講した皆さんは、物質のもつ神秘と無限の可能性に接し、新しい物質観を見出すことであろう。理系
「グローバリゼーションは新たな段階を迎えつつある。人・モノ・情報のボーダーレスな移動によって生起したさまざまなコンフリクトは、人類が近代に達成したさまざまな価値や制度に揺さぶりをかけている。これに拍車をかけるのは、第四次産業革命とも言われる新たなテクノロジー社会の到来であり、気候変動を核心とする人類と地球生態系のサスティナビリティの危機であり、医療・生命技術の発展がもたらした生命のボーダーレス化である。 いったい、わたしたちがいま生き、これから向かおうとしている世界はどのようなすがたをしているのだろうか。これまでそうだと思っていた世界の分節が機能不全を呈しつつある時、わたしたちはもう一度、わたしたちが生きる「世界」そのものを問い直し、新たな「世界」像を構築するための想像力を開放する必要がある。そのことは同時に、「人間」に対する再定義をも迫っている。現在の人間は、自然とのつながりだけでなく、
コーディネータ:松山 裕 ナビゲータ:大庭 幸治 日々、進歩を続ける医療は、人を対象とした研究の成果を通してその技術が確立し、我々のもとへと届けられています。一言で研究と言っても、ゲノム情報を用いた研究から新薬開発のために実施される治験、更には、市販後の最適な治療法の評価、開発時には検出が困難な副作用に関する薬剤疫学研究、医療経済性の評価など、その種類は非常に多様なものです。そのため、医学のみならず、薬学、生物学、工学、経済学、統計学など様々な学問の専門家が関わって実施されています。一方で、全ての研究で共通していることは、それぞれで必要なデータを計画的に収集し、解析し、データに基づいた意思決定を行っているということです。近年、データサイエンスという新しい科学研究の方法論が注目を集めていますが、医療という分野は比較的古くからデータサイエンスを実践してきたとも言えます。本講義シリーズでは、薬や
機械学習手法の定式化を前半で学び、それらの基礎となるパラメータ推定理論を後半で扱う。 演習では講義で扱ったアルゴリズムの実践を行う。 Ⅰ.教師あり学習 1.最小二乗法 2.過学習と正則化 3.交差検証 4.正則化付き経験リスク最小化 5.カーネル法 Ⅱ.教師なし学習 1.ハードクラスタリング問題 2.ソフトクラスタリング問題 3.次元削減問題 Ⅲ.ベイズ推論 1.各問題の確率論的定式化 2.推定理論 Ⅳ.凸最適化 1.凸関数 2.双対問題 3.最適化法
仕事が生き甲斐で残業もがんがんこなすAさん 趣味が生き甲斐で定時で帰るBさん みなさんはAさんとBさんどちらに共感しますか? 働き方改革や女性が働きやすい職場についての議論がすすむ今、「日本で働くことの意味」について考えます。 労働の起源 「働くこと」に対する意識は、人間の文明の起源に遡ります。 古代ギリシャにおいては、労働は生きていくためにやらなければならない不自由で動物的な行為と考えられていました。 人間という概念を生み出した古代ギリシャにおいて「人間らしい活動」とされたのは、「真善美」(真理を探る哲学、社会的な善悪を極める政治、美しいものを眺める芸術)でした。 この真善美と対極にある労働は、戦争で集めた奴隷にやらせる卑しい行為だったのです。 また旧訳聖書の中では、労働は神から原罪を償うために与えられた拷問として位置付けられています。 「labor」という英単語には①労働②分娩・出産と
コーディネータ:下田 正弘 ナビゲータ:齋藤 希史 20世紀後半より急速に進展した情報通信技術革新は、知の保存、分析、交換という学問成立の根底をなす方法を変革するとともに、各国の大学・図書館・博物館等に個別に所蔵された知を、インターネットをとおした世界的地平に開き出しました。過去から継承された厖大な知を、この新地平にもたらし、次世代に向けた知創成の基盤とするため、世界の大学は、人文・社会・芸術の分野を中心に、デジタル・ヒューマニティーズ(人文情報学)という新分野を創成し、大きく変わりはじめています。文字・画像資料のアーカイブ・分析・発信・三次元モデル化、学術情報の整理・分析・構造化、マルチメディア・ヴァーチャルリアリティ・人工知能といった問題群を対象にし、領域の壁を超えた方法論的共有地として新たな大学の可能性を開きつつある最先端の研究動向を、それぞれの専門研究者がわかりやすく講義をいたしま
時間とともに変化する不確実な現象を記述し理解するには、確率過程論が重要な道具として用いられる。この講義では離散時間の確率過程に関しての講義を行う。 この講義では、数学的に厳密な議論は行わず、確率過程論(特にマルチンゲール)のアイデアを中心として直観を重視した講義を行う。特に前半では確率空間が有限集合である場合を取り扱う。測度論、積分論の知識は前提としない。
Teaching Development in Higher Education in English/UTokyo Global Future Faculty Development Program(UTokyo Global FFDP)
コーディネータ 多羽田 哲也(分生研)、上田 泰己 (医学部) ナビゲータ 道上 達男(教養学部) 私たちが考えたり、昔を思い出したり、あるいは夢を見たりすることは、いうまでもなく脳の働きです。この時、脳の中の膨大な神経ネットワークで何が起こっているのでしょう。それを知るために、ヒトのみならず、サル、マウス、ラット、さらには線虫、ショウジョウバエといった様々なモデル動物が用いられ、これらを対象として、電気生理学、シナプスにある分子の働きを調べる生化学や細胞生物学、顕微鏡やfMRIを用いたイメージング、遺伝子改変動物、数理解析など、様々な手法を駆使した研究が行われています。このような多方面からのアプローチを、それぞれの専門家がわかりやすく紹介し、最後に、脳科学の進展が私たちの存在の理解にどのように寄与するか、科学哲学の立場から講義します。 脳は脳を知るでしょうか。 本講義シリーズの終わり
本講義のメインテーマは、「もの造りの基本ロジック」の追求を通じた「競争力の維持・発展」である。製品開発や生産の諸活動が相互に連携しながら「競争 力」という一つの帰結に収斂する。そのための開発・生産の「トータル・システム」を競争力と結びつける糸として「広義の情報」と捉える。講義では一貫し て、生産活動を「工程から製品への設計情報の転写」とみなす姿勢を貫いている。 本講義ではそのような「行為の情報」概念を接着剤として「トータル・システム」と「競争力」を関連付けることをねらいとしている。
この講義は、はじめてディジタル論理回路を学ぶ人を対象とし、回路の理解と設計の基本を学ぶことを目的とする。具体的な流れは、2進数の算法、論理演算、組合せ回路の設計法と代表的な組合せ回路、フリップフロップ、順序回路の設計法と代表的な順序回路、論理回路の実現、メモリ、ディジタル回路からコンピュータへ、という具合である。この授業の特徴は、(1)回路設計などのわかりやすい実例を多数示すことで受講者の理解を容易にした点、(2)クワイン・マクラスキー法などを入れて一般性を高めた点、(3)適切なレベルの演習問題を出し、全問題の解答を示す点、(4)例示した回路を組み合わせることによってコンピュータの基本をボトムアップ的にわかるようにした点、などである。
音声分析、音声符号化、音声認識、音声合成、音響信号処理、音声対話システムなどに関連する基礎知識について講義する。これらの音声・音響技術は、日本が 世界をリードした分野であり、さまざまなキーアイディアが集積されている。応用としては、携帯電話やMDやMP3などの音声音楽情報圧縮技術などは確立し ているが、音声認識技術や音声合成システムなどは、まだまだ人間には及ばないものの、高度な情報処理技術である。これらの分野は、スペクトル解析、パター ン認識、確率モデル、統計学習、最適解探策などの基本概念とアルゴリズムの集積である。本講義では、これらの技術の基礎になる知識と概念の習得を目指す。
コーディネータ 吉見俊哉(副学長、情報学環) ナビゲータ 森本祥子(東京大学文書館、総合研究博物館) 日本近代を通じ、東京大学はこの国の「学」が生まれ、移植され、変容していく主舞台であった。英国における工業の発展がスコットランド経由で工学の形成を生み、医学はドイツ医学を基礎に発展し、和算から近代数学への転換があり、物理学では旧幕派がお雇い外国人経由でない知の形成を担った。他方、東大の公法学者は立憲制度の成立に深く関わり、軍事と学問の間にも一筋縄ではいかない関係があった。東大を主舞台に展開したドラマのすべてが、日本近代の学知の根幹をなす。ところが私たちは、過去の東大で誰が、いかにして学問を生み出してきたのかを意外に知らない。この講義では、近代の学問の結果だけを教えるのではなく、その知を創りだした人物、背景、そして「学」誕生の舞台となった東京大学の現場を再発掘する。東大を舞台に学問がいかな
日本語、英語などの自然言語の計算機処理に関する基礎的項目の概観と応用の紹介を行う。特にこの授業ではテキストとして書かれた言語の処理を扱う。 前半では言語学に立脚する自然言語処理について述べる。すなわち、意味を持つ最も小さな言語単位である形態素の解析から初めて順次より大きな言語単位の処理に進む。すなわち、句、節、文、そして文の連続である談話である。 中盤は1990年代以降盛んになった統計学に基礎を置く、いわゆる統計的自然言語処理の基礎について説明する。 後半は統計的自然言語処理の重要な応用、すなわち情報抽出、要約、機械翻訳、情報検索について紹介する。 最終回は以上で説明してきたことを総括して、その歴史的意義付けと未来の方向性を議論する。
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