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既に米国では、パブリックプレビューになっていて誰でも利用可能になっているWindows11の目玉機能の1つ「Windows Subsystem for Android」ですが、2022年8月19日、日本でもInsider PreviewからWSAが利用できるようになりました。そこで今回は、Android実行環境であるWindows Subsystem for Androidを導入し、APKファイルをサイドロードして動かしてみようと思います。 利用するには事前準備がそこそこ必要なので、面倒な人は公式が発表するまで待つ事になります。現時点では公式ではAmazon AppStoreのみが利用可能になっているようですが、今回の方法ではそれ以外の手段も利用可能になるので、発表後であっても有効だと思います。 ※2022年9月21日、Windows11 22H2より日本でも全員WSAが利用できるようにな
2022年2月に、Microsoftより現在リリースされているMicrosoft365(Build 2203)のExcel, Access, Power Point, Visio, WordおよびOffice2021、過去の版である単品版のOffice 2019, Office 2016, Office 2013, Office LTSCに対してもアプデが実行される(Windows版のみ)ことになった「VBA実行をデフォルトでブロック」する機能。既にその前よりv4.0のExcelのVBAのブロックなどが実施済みです。 この結果として、外部からダウンロードしたファイルだけでなく、社内で業務改善として配布してるVBA入りのファイルの実行が阻害されて使えなくなる恐れがあります。この問題点に関しての対策をまとめてみました。 変更される内容の詳細 今回の処置で措置が実施される内容は以下の通り。こちら
場合によっては、足りないライブラリを入れろと言われるケースがあるので、それらを導入する。メッセージ内に記述があるのでそれに従って実行しましょう。 あとは適当に進めると、isobuildフォルダ内にISOが構築されます(ファイル名は22478.1000_MULTI_ARM64_JA-JP.ISOとなります) 生成されたISOファイルを元にインストールをすれば、Windows10 ARM Insiderで仮想環境が構築可能です(但し、Windows10はx86エミュレーションは搭載していますが、x64エミュレーションは搭載していません)。また、Insider登録が必須ですがWindows Updateしてしまうと、Windows11になってしまうので要注意です(故にインストールはWindows10 Proにしておき、Windows Updateしないようサービスを停止しておく等措置が必要) 図
macOSで仮想化といえば、VMware FusionやParallels、変わり者としてはWineなどが使われてきています。しかし、これらはVirtualizationという括りになり、CPUエミュレーション等は行っていませんので、基本x86-x64の環境でなければ使う事が出来ません(最近、ようやく前者2つはM1 Macに対応した) そうなると、他のアーキテクチャで動いてるOSを動かしたいとなると、専用のエミュレータを使うのが定石でした。しかし、Windows11の項目でちょいちょい話題になっていた「UTM」を使うと、様々なCPUをエミュレーションする事が可能で、しかもmacOSだけじゃなくiOSデバイスでも動かせるとか。ということで、今回はUTMを利用して、一通り使い方をまとめてみました。 今回使用するアプリ等 UTM for macOS Ubuntu Linux 20.04(x86版
以前、古いPCをWindowsではなくオープンなChromium OSを入れることで再生する「Cloud Ready」と呼ばれる仕組みがありました。現在この仕組は、Googleに買収されて、2022年2月19日に「Chrome OS Flex」として正式にリリースされました。オリジナルのCloud Readyとは少々異なる点があるのと、古いPCを活用する手段としては最高の手段であるため、深堀りしていきたいと思います。 図:最新版からロゴが変わった 今回の作業に必要なファイル等 Chrome OS Flex USBメモリ - PC側がUSB3.0対応ならば、3.0対応のUSBメモリを使いましょう 16GB程度のUSBメモリがあれば十分です。Chrome OSの様々な設定等についての詳細は以下のエントリーを参考にしてください。 HP Chromebook 14aを徹底的に活用してみる 実際に使
Microsot Excelは、買い切り版であるExcel2019といったパッケージ製品の他に、サブスクリプションサービスであるMicrosoft365で利用可能なExcelの2種類があり、後者の場合は更にテスト利用の為のOffice Insider Programが存在します。 Excelに関して言えば、この両者はライセンスの違いだけでなく、機能にも差があり、特に利用できる関数については結構大きな差があります。その中にはGoogle Spreadsheetではもはや当たり前につかってる関数も存在し、日常でのExcel業務を推進する上で知らないと損をするものも含まれています。今回はこの当たりをまとめてみようと思います。 今回利用するアプリ Office 365 ProPlus 数式サンプルExcelファイル 他に、Office365 SoloやOffice Premiumで利用可能になって
以前、Chrome83の際には、アップデート後に、Google Apps Scriptでのボタンクリック時にPDFがダウンロードといった事ができなくなり、非常に困った事態になりました。その後、XFrameOptionsModeでの挙動で、Google Apps Scriptの場合にはtarget属性にblankを指定して、対処することが出来ました。 さて、今回、Chrome92では地味ながら、かなり大きな変更があり、Google Apps Scriptでalertやconfirmが利用できなくなりました。Salesforceなどの外部のサービスでも影響が出ているようです。 ※2021/08/03 - 今朝再度、確認したらGoogle Apps Scriptでのalert,confirmの挙動ができるようになっていました。修正されたのか?しかし、今後何があるかわからないので、alert,co
Google Apps Scriptで意外とよく利用されてるのが、ウェブページのスクレイピング。今どきのウェブサービスだとREST APIが装備されてるのが半ば当たり前になってきていますが、そうではないサイトや提供されていないサイトも非常に多いです。 そういったサイトのデータを手動で検索し値をコピー、貼り付けて整形してから処理をするのではスマートではありません。そういったケースを自動化するのがスクレイピングの主な目的です。但し、連続してスクレイピングを行うと相手方ウェブサイトに多大な負荷を掛け、また場合によってはアクセスを禁じられる恐れもあるため、利用する頻度やルールは守りましょう。 今回使用するサービス等 スクレイピングサンプル – Google Spreadsheet Google Cloud Functions Puppeteer cheerio for Google Apps Sc
Google Apps Scriptは、HTML ServiceでウェブアプリケーションやスプレッドシートのダイアログのUIを構築可能です。しかし、標準ではUIを構築する為のライブラリやフレームワークを備えていないので、ユーザ自身が好きなフレームワークを導入して、HTML上に構築する必要があります。 自分は過去に、Google Apps Scriptのアプリをスマフォ向けとしては、framework7を使ってUIを構築しました。いずれ、framework7のまとめも作ってみたいと思います。今回はPC向けサイトとしてVuetifyを使って構築してみたいと思います。随時、自分がパーツを使うシーンがあれば、ここに追記していきたい。 図:現在作成中のElectronアプリでも使ってます 今回使用するライブラリ等 Vuetify - A Material Design Framework for V
何気なく以前作成した「VBAにて2つのExcelシートの差分を取り出してみる」の記事なのですが、気がつくと随分とアクセス数が多いことに気が付きました。確かに支払調書であったり、毎月の給与計算をする上で前月との比較差分を取って、変わっているケースというのを人間の目でチェックするのは、はっきり言って不毛な上に、量が多ければ多いほどミスが発生するリスクが高まるという作業なので、これを自動化できれば楽になる上にミスもなくなる仕事の代表例かもしれません。 そこで、今回Google Apps ScriptにてGoogleスプレッドシートで同じものを作成してみました(但し、Excel版と違って基準元と比較元を並べて表示する機能は今回見送り)。配列で取得して配列で一発書きしてるので、1セル毎に書いてるExcel版よりは理論上はスピードは遥かに上ですが、GAS自体の処理速度が遅いので、果たして・・・ 今回使
2020年10月13日、Codeweavers社からChromeOS用のCrossOverがリリースされました。macOSユーザやLinuxユーザにとってはお馴染みのWineをベースにチューニングし、Windows用の実行ファイルを実行出来る環境のChromeOS版です。これまでも、Android向けにCrossOver on ChromeOS Betaなんてのを出してたりしますが、こちらは、Androidの上で動作する別物です。 現在、14日間のフリートライアルが可能で、商用製品ですがプランによって$39.95〜59.95なのは、CrossOver Macと変わらないですね。実際にインストールして試してみることにしました。 ※但し、ベースがWineであるため、Intel CPUを搭載したChromebookでなければ動作しません(CPUのエミュレーションを行わない為、ARMなChrome
自分自身の個人的意見としては、エンドユーザコンピューティングは大いに結構だと思ってるけれど、一方で日本でジリジリと熱さが消えつつある国内の有象無象のRPAについては滅んだほうが良いとも思ってる。理由は後述するとして、本日良いニュースが発表されました。Power Automate Desktopについて追加費用無し無償で利用可能になるとのこと。これは既にあるMicrosoft365のEnterpriseプランなどに標準で利用できてるPower Automateのデスクトップ版のようで、Windows10に標準でついてくるようになるとのこと。 ということで、現時点のMicrosoft365で使えてるPower Automate Desktopを使ってみて、どんな感じなのか?またリリース後にその違いなどをここに記述していこうかなと思っています。また、Seleniumベースのウェブ自動化についても
次期、macOS Bigsurより先のMacは、CPUについていよいよIntelに愛想尽かしてARM(Apple Silicon)に変更するということで、PowerPC以来の大規模な民族大移動が生じるわけなのですが、そうなると気になるのが仮想環境。すでにParallerlsはARM版を作ってるようで、VMwareもどうでるか楽しみです。 それに伴う朗報か、VMware Fusionが個人利用に限り無償化されました。macOSユーザは全員今すぐVMware Fusionを利用して仮想環境を構築することが可能です。今回は、無償化されたVMware Fusion 12を利用してみたいと思います。今回は、Macbook Pro 2016 + Catalinaでテストしています。 今回利用するアプリ VMware Fusion 12 Player 過去にVMware Fusionの活用に関しては以下
ウェブブラウザを用いたウェブアプリケーションの自動操作は、昔と違って妙に需要があります。これまでのローカルアプリケーションの操作は、VBAなどがDLLを介して行う事ができました。ウェブブラウザの場合、Selenuim Basicを使って操作することも可能です。 一方で現代の多くのウェブアプリケーションはREST APIを装備しているので、人間が操作するような操作方法を持ってして、作業を再現するような事も不要になりつつありますが、コードの記述を必要とするため、RPAなどを用いて作ってるのが現状です。 今回、GoogleのChromeチーム謹製のChromeを操作するNode.jsライブラリ「Puppeteer」を用いて、ブラウザ操作の自動化と、ついでに単独実行ファイル化をやってみたいと思います。 ※Microsoft Playwrightと呼ばれるPuppeteerフォークがあり、こちらはS
Google Apps Scriptではウェブアプリケーションを作成できますが、そのままでは何の作成支援もありません。最近は、JavaScriptの各種フレームワークでウェブアプリケーションを作成するのが当たり前になってきていて、GAS上でjQueryで頑張るというのは賢明ではありません。そこで今回利用するのが、Vue.js。 GUIフレームワークではなくバックエンドの様々な操作を行う為のユーザインターフェースフレームワークで、GUIについては別途Vuetifyと呼ばれるフレームワークが存在する。 ※今回はディレクティブと呼ばれる超基本部分だけ。 今回使用するサンプルファイル vue.jsサンプルファイル - Google Spreadsheet Vue.jsとは 概要 Vue.jsとは、React.jsやAnqularJSなどのようなフレームワークの1つで、軽量且つ高機能、おまけに学習コ
PCと言えば通常は、WindowsもしくはmacOSのPCを購入することになるでしょう。しかし、第三勢力として低価格&ネットワークコンピューティングに特化したPCとして、Chromebookがあります。2011年頃から登場し、当初はChromeブラウザ上で完結する簡素なものでした。 現在は、ウェブサービスが充実し、低価格且つGoogle Workspaceなどの充実により教育機関だけでなくビジネスの現場でも活用されはじめました。そこで今回、hpのChromebook 14aが割引販売されていたので、実際に購入してみて活用法をまとめてみました。 図:実は多彩な事が出来ます Chromebook 14a概要 M89アップデート HP Chromebook 14aにも最新のM89のChrome OSアップデートが配信されています。こちらに関しては別エントリーを作成しましたので、合わせてご覧くださ
Microsoft Teamsという最後発のチャットアプリ、無償で公開もされているので誰でも利用することが可能なのですが、一体どれだけシェアあるのか・・・コロナの影響で在宅勤務が強制的にスタートした中では、1200万人ほどユーザが増えたようです。Googleはこのジャンルは迷走しているので、ちょっと残念な結果になってると思います(MeetだChatだ、さらにはDuoやらAlloだと増やし、GMail統合から外しておいて、最近またMeetがGmailに統合されたりと)。 さて、このTeamsですがMicrosoft Graph APIからも投稿が可能ですし、Incoming WebhookやPower Automate、外部サービスからの通知や他のアプリケーションからの通知、サーバーからの通知などをチャンネルや個人宛に飛ばす事が可能です。しかし、肝心のこの機能を殺してるアレな大企業があったり
図:DNSアドレスはGoogle Public DNSを使用する 図:この設定変更を入れないと無意味 5GHz運用 昔と違い、現代は家庭に光回線が普通にあって、無線LANルーターが当たり前に存在していたりします。その結果として、2.4GHz帯が周辺住宅のAPと干渉しあってしまって、チャンネルの奪い合いが起き、SSIDは見えているのにつながらない、つながってもネットが表示されないなんて事が、都心部では頻繁に起きています。 そこで、5GHz運用。ただこの5GHzは少し運用上の注意があります。 802.11a/n以上が対応してるので、古いWiFi機器ではSSIDに出てこないケースがある 新しい格安スマフォの中には、そもそも5GHzに対応していないケースがある(Zenfone Max M2など) Fire TV StickやAirmac Extreme、Amazon Echoなどの海外機器の場合、
数あるガジェットの中でも、コスパに優れていて実用的なガジェットというものは意外と少ないです。そんなガジェットのジャンルの中でこの要件を満たすものが「セットトップボックス」と呼ばれるもの。これまでも、Chromecastのクローンのような「Ezcast」や「AppleTV」を買ったことがあります。 ただこれらは使い勝手が微妙だったり、拡張性の面でちょっと・・・しかし、FireTV StickはベースがAndroidという事だけあって、拡張性でも小型なので携帯性にも優れていて仕事でも使えそうです。ということで、使い倒してみました。 今回使用するガジェット Fire TV Stick 旧バージョン - 第二世代 Fire TV Stick 4K対応バージョン ※現在は、4K対応のニューバージョンが販売されています。Alexaにも対応してるスグレモノです。 小型でWiFiとHDMIポートがあれば使
自宅に現在あるPCは,Mac x3, Windows10 x2, Linux x1の合計6台。これで十分今回のテーマであるPython開発環境は構築できるのですが,最近発売したばかりのカードサイズPCであるRaspberry Pi 4が気になったので,早速Amazonでスターターキットを購入。以前はRaspberry Piと言えば環境構築が結構大変で,ACアダプタ購入からなにからなにまで集めないといけなかった。楽になったもんだ。 今回購入したモデルは,Raspberry Pi 4のハイエンドモデルである4GBのRAMが搭載されたもの。お値段は全部コミコミで12,800円。今はウェブサービス全盛時代なので,Chromiumが快適に動けばこれで十分PCの代わりを果たせるほどのスペックになっています。 ※2020年5月28日、驚くべきことにRAMが8GB搭載されたモデルが登場しました。ちょっとし
2020年2月6日、ついにGoogle Apps ScriptのJavaScript基盤でV8エンジンが利用可能になりました。これまでのGASの実行基盤はES2015ベースとは言え、一部が使えていただけで、最新のJavaScript環境で利用可能になっている構文は使えない状態にあったので、これでGASの書き方が一気に変わってくるかもしれない。 これまではMozillaのRhinoというエンジンで動いていたようで。現在はまだ選択式なので、V8にするためには設定が必要だけれど、いずれは現在のエンジンは廃止される見通しなので、今のうちにV8での書き方に慣れておく必要はあるかもしれない。今回はこのV8でどういう構文が使えるようになったのか?一個ずつ検証すると共に、GASの実行スピードも検証してみたい。 ※注意が必要なのが、GASはデフォルトでV8がONになってしまってます。。。新規作成時に要注意で
2018年5月にこれまでGoogleが公開していたPicasa Web Albumが終了し、Google Photosに移行しました。これに伴いAPIも変更され、Google Photos Library APIに変更されています。写真データを呼び出すだけでなく、アップロードや変更、アルバムの作成などがAPIからコントロール可能になっています。 Google Apps Scriptではそのままでは使えないAPIですが、OAuth2.0認証をすることで利用することが可能です。スプレッドシート上などに画像を挿入する場合、標準機能でGoogle Photosの写真が出せるので、こちらはどちらかというとアプリケーションとして管理や魅せ方などのガジェットで使いみちがあるんじゃないかなぁと思います。 今回使用するスプレッドシート Photo Slider公開用スプレッドシート OAuth2.0 for
G Suiteの大きな特徴の1つとして、複数名同時に同一ドキュメントに対して作業が出来るコラボレーション機能です。ですが、例えばスプレッドシート上で大きなコピペをするスクリプトを複数名が同時に使った場合、ややこしい事になってしまいます(更に言えば連番を取って付け加える場合、番号がめちゃくちゃになります)。 そこで使用するのが排他制御。排他制御とは別の誰かが実行している場合には、そのスクリプトの実行をロックさせてしまう機能で、一方が実行中はもう一方はその実行を待たせる機能です。指定した秒数以上待たされた場合には、エラーが発生するので、通常try〜catch文も合わせて使用するのが定石です。 排他制御には3種類のタイプがあります。 今回使用するスプレッドシート 排他制御サンプル1 - 3種類の排他制御コードが入っています(ライブラリ元でもある) 排他制御サンプル2 - スクリプトロックをサンプ
Googleスプレッドシートには、Excelにはない特別な関数がいくつかあります。それらはスクリプト無しでまた、特別な機能を使わずにデータの塊の中から、色々な条件でデータを塊で取り出すことが出来ます。Excelもいよいよ2019よりこの配列関数をスピルという機能としてサポートするようで、Filter関数、Unique関数、Sort関数などが導入されることになりました。 前回の記事で、Query関数の最もよく使う事例についてまとめました。今回はそこでは扱いきれなかった部分についてまとめてみたいと思います。利用頻度は高くないと思いますが、スプレッドシート上でデータベース的な扱いのできる機能ですので、ケースによっては非常に便利じゃないかなと思います。 ※正直これだけ多彩なことができる関数は多分他にはないと思います。 今回使用するスプレッドシート Query関数を活用しよう - その2 他のシート
プログラムを開発していると、一時的な情報もしくは恒久的な情報を用いて様々な処理の分岐や、パラメータを用いて処理を続行するといった処理が出てきます。例えば、ユーザ毎に「認証を実行した結果得た、Access Tokenを格納しておく」であったり、ユーザの氏名や個人情報、プログラムで使う固定的な値(施設名リストなどを格納したスプレッドシートのIDなど)などなど。 これらの情報をスクリプト内に直書きだとセキュリティ的にまずかったり、また変更が生じる場合にスクリプトを書き直す必要があったり。かといってスプレッドシートのセルに保存というのはあまりにも雑。ということでよく使うのがプロパティサービス。地味な機能なのですが、このプロパティを使う事で、プログラムのメンテナンス性やセキュリティ向上など様々な効用をもたらしてくれます。今回はこのプロパティサービスを見てゆきたいと思います。 今回使用するスプレッドシ
世はクラウド全盛時代。サーバーレスで基本企業やユーザは、利用させてもらうだけのお手軽な時代。とはいえ、様々な事情やセキュリティの観点から使わせないという企業も未だに多いのは事実。そんな時の助けになるのが、様々なオープンソース製品。 そんなものの1つにチャットシステムがあります。LINE駄目、Slack駄目と言ってもそれだけじゃ、ただシャドーITを推進しているようなもの。企業はシャドーIT撲滅したいなら、代わりになるものを提供しなければなりません。そこで使いたいのがRocket Chat。クラウドサービスもあり、またAndroidやiOS用のアプリも用意されていて、非常にオススメです。 図:病院やセキュアな環境で使える最高のシステムかも 今回使用するもの VMware Fusion や VMware Workstation Player Ubuntu Linux 16.04 LTS Rock
年度初めは忙しく、今年度こそこれまで作りためたGASアプリを全公開しようと目論んでいるのですが、GWまでは十分な時間が取れそうにない。そんな時ようの小ネタもいくつか蓄えています。 そんな中、Googleスプレッドシートの機能増強の中で地味ながら便利なものとして「セルに画像埋め込み」の機能が搭載されました(2019年3月19日より)。これはこれまであったようなimage関数のようなURLで参照して、セル内に表示するのとは違い、バイナリデータとして直接セル内に表示させるものです。両者には明確な違いがあるので、これを今回はしらべてみました。 今回使用するスプレッドシート 画像を埋め込んだスプレッドシート 特殊な関数例に含めているので、他の事例も入っています。imageシートがimage関数で、画像埋め込みがバイナリデータとして埋め込んだ事例です。 image関数の使い方 概要 この関数は非常にユ
OSXに於けるメジャーな仮想環境と言えば、VMware Fusion、VirtualBox、Parallels、Hypervisor.frameworkの4つになりますが、自分の場合、他のプラットフォームでも利用する機会があるという点と、使い慣れているという事で、VMware Fusionを利用しています。しかし、OSXでVMware Fusionを使う上で、いくつか気になる点があるのも事実。という事で、これまでVMware Fusionを利用していて不便に思った点などを解消するいくつかのテクニックをここでまとめてみたいと思います。 仮想HDD・FDDの操作テクニック NHCで仮想ディスクを変換 VMware Fusionは例えば、VirtualPCなどで制作したVHDなどの仮想HDDファイルをインポートする事が出来るようになっています。しかし、変換がうまくいかなかったり、VMDKでやはり
大企業やその子会社などに入ってしまうと、IT周りは世間の二周半遅れのシステムを使わされるだけでなく、「あれは駄目」「これはするな」という時代遅れの制限が山程あります。結果的にシャドーITを推進して別のセキュリティホールを空けることになるのですが、そこには目が行かないようです。 こういった規制は、あるポイントにだけしか着目しておらず、その規制の結果、送信ミスを招くといったことがあるのもしばしば。そこでフリーソフトが使えないのであれば、作るしかないので、以下のアプリを作ることにしました。今回は、Windows上で開発を行っています。 ※今回の一番の肝はxlsxの読み書きとSQLite3のインストールです. 今回作成するアプリケーションの概要 要件事項 タスクトレイに常駐するタイプのアプリケーションを作る メールアドレス一覧は個人単位でメンテするのではなく、ファイルサーバ上Excelファイルに対
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